
2025/02/20 - 2025/02/21
39位(同エリア1190件中)
シマリスさん
昔TVで見たマチュピチュの空中都市が衝撃的でいつか行きたいと思い続け、ようやく機会が巡ってきました。絶景がある南米への移動はN.Y.トランジット皮切りにペルー、ブラジル、アルゼンチンと渡り歩くため、空路で搭乗合計10回のハードな旅。高山病の不安を抱える往路でしたが、その先に想像以上の絶景が待ってました。アンデス山脈の断崖絶壁にあるマチュピチュは深い山奥に突然現れ、インカ帝国遺跡のスケールの大きさと幻想的な景観は圧巻で、本能が揺さぶられるような感動でした。見たい景色を求めて南米を渡り歩いた備忘録です。
マチュピチュ後編は遺跡の続き~世界遺産クスコまでを記します。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 航空会社
- ラタム航空
-
見張り小屋から少し降りてきた場所。
午後はルート(サーキット)2を見学。マチュピチュで最も人気のコースで、数週間前にはチケットが売り切れます。午前はルート3で主要なインカ遺跡と名所があるマチュピチュ歴史保護区の下層階の見学。コンドルの神殿入場は午前 10 時から午後 1 時まで、時間制限あり。 -
ルート2は、見張り小屋から遺跡全体を見渡せる定番フォトスポットを経て、マチュピチュ都市上層部と宗教地区を進み、ワイラナから下層部を歩く。
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太陽の神殿上。この神殿は世界で最も優れた有機建築の1 つで、天文観測の台形窓があります。
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段々畑
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正門からワイナピチュ
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市街地の入り口
山々と美しく調和した風景。素晴らしいインカの建造物。 -
コカの木
コカインの原料、初めて見ました。日本では麻薬として禁止されていますが、ペルーではアンデスの伝統的な治療薬で親しまれてます。コカの葉を使ったコカ茶を飲むと高山病の症状が緩和されます。ペルー滞在中はお茶を飲んで過ごしたせいか、体調良かったです。 -
マチュピチュを取り巻く6,000m級の山々。高い山とジャングルに囲まれるように存在したマチュピチュ遺跡。
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青空が見えてきました
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確か、南十字星を指す石だと思う。
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花崗岩の混沌とした場所、マチュピチュの採石場とも言われている。
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メイン広場
ワイナピチュの霧が晴れてきました。 -
マチュピチュの住人は300~1,000人は存在したらしく、広場は祭りや競技などのイベントを行う場所だったよう。
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北から南へ段々になっていて、広がるテラス状の広場。神聖な場所や王が住むエリアと居住区を分ける役割もあります。
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段々の観客席
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ワイラナ
儀式やワイナピチュに登る前の準備室として使われていた。 -
高地で心がけるのは深い呼吸でゆっくり行動して水分を摂ること。
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入浴は簡単に済ませ、飲酒や食べ過ぎに注意すると高山病予防に良いそうです。マチュピチュはそれほど心配いりませんが、再び高地のクスコに行く為、気が抜けません。
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聖なる石
インカ人によって彫られた、一枚岩で高さ3m幅7mの土台の上にあります。インカの人々にとって山々は神であり、マチュピチュが造られたのは山の神に祈りを捧げる意味があったと考えられています。 -
ワイナピチュ登山口
入場時間は午前7時~時間設定有り。午後はゲートが閉まってました。 -
丸一日、マチュピチュ遺跡で過ごしても、インカ橋やワイナピチュ登山等には行けません。全てを見学するのは難しいのだと来てみてようやく気付く。
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マチュピチュ遺跡は細かくスポット単位で見学時間が決められており、入場制限もある、そして広い。
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高地なので駆け足という訳にもいきません。
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全てを見学できなくても、遺跡をゆっくり歩けるだけでも充分です。青空が広がり気持ち良いです。
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マチュピチュはケチュア語で「老いた峰」
ワイナピチュ「若い峰」の霧がすっかり晴れました。 -
インティワタナピラミッド(日時計)入場は午前7時~午前10時まで、残念ながら見学できず。
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谷底に川が見え、太陽の光に照らされた山々は神々しい。
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【マチュピチュ遺跡・雨季の服装や持ち物】
半袖Tシャツ、長袖Tシャツ、ウインドブレーカー、長ズボン、歩きやすい靴、フード付きカッパ又はポンチョ、サングラス、帽子、日焼け止め、水
リュックもしくは斜めがけポシェットがベターです。傘は遺跡内は使えません。ダウンは必要なかったけれど寒がりの人はあると安心かな?という印象。朝が1番寒いので出発前に寒くなかったらウィンドブレーカーだけで大丈夫、ダウンは必要ないです。虫除けは必要無かった。午後は晴れて気温が上がり、半袖Tシャツ姿でした。 -
かなり降りてきました。
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修復作業中
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塀がとても高い。
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天体観測の石
水を張り、鏡のように夜空の観測をしたらしい。 -
気温18℃
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イチオシ
空が近い
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石垣に小さな石も上手く利用されてます。
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雲で隠れたり、見えたりしたインカ道
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フォトスポットの見張り小屋から降りて歩いた午後の観光
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ルート2の所要時間は2時間半~3時間でガイドの説明を聞きながらゆっくり歩いて見学。フォトスポットの見張り小屋付近では30分佇んで、雲が流れる様子や遺跡全体の景観を座って堪能しました。霧で隠れていたワイナピチュもはっきり姿を見る事ができます。
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すっかり晴れました。マチュピチュの天気は変わりやすいです。
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マチュピチュ村に戻ってきました。
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空がきれいです
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橋を渡るとお土産屋さんがたくさんあります。
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民芸品市場に来ました。
カラフルなアパレル -
迷路のようなマーケットでアルパカのお人形を購入。ふわふわのアルパカの毛で可愛いです。値段はあってないようなものなので値段交渉が必要、米ドルで支払いました。お釣りは現地通貨ソルで返ってきます。Solのコインはトイレのチップにとっておくと良いです。
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ワンコが昼寝中
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マーケットの細い道を進むとインカレール。
マチュピチュ駅に出ます。 -
村をぶらぶら
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川の流れが激しい
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マチュピチュは観光地なのでお店もたくさんあります。
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線路
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マーケットで価格交渉して購入したアルパカの人形。
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ホテルで夕飯
スープはぬるかった。 -
肉料理
ペルー料理は素朴な味付けで美味しいです。 -
デザート
フルーツが桃とバナナの中間みたいなテイストでとても美味しかった。初めて食べる味。 -
ホテルの外観です。
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朝食
コカ茶を飲んでこれから行く高地の街に備えます。行きはクスコで頭痛と吐き気で一時かなりキツかった。 -
マチュピチュ駅
ペルーレイルに乗って移動 -
ホーム
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乗車します
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車内は景色が楽しめるような仕様
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発電所だったかな?
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駅です。質素なつくり。
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別の停車駅、長閑な光景。
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列車の進行方向右手に座ると川が楽しめます。
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どの席に座っても、このように景色が楽しめます。
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列車内はだんだん日差しが強くなり、暑かった。途中から冷房が入りました。
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オリャンタイタンボに着きました。
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民族衣装を着た現地の人
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お土産店。屋根は一応あるけれど、ほぼ青空市場。地べたに直接商品を並べるモロッコよりはまだマシだと思ったりしながら眺めました。
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ウアイポ湖
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お花がきれいで動物がのんびり歩いていました。
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標高3,800mで富士山頂より更に高地。
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クスコ到着
昔、インカ帝国の首都だった場所で、クスコはケチュア語で「ヘソ」を意味します。 -
標高3,399m。マチュピチュで身体が慣れたのか、コカ茶のおかげか、高山病の症状はなく元気です。
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アルマス広場
クスコの市街地は世界遺産。
16世紀、スペイン征服によりインカは山奥へ追いやられてインカの首都クスコはスペイン人によってインカの礎石の上に教会や家を建築。この不思議なコントラストが文化的価値として評価されてます。 -
カテドラル
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美しい広場です
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インカ帝国第9代パチャクティ皇帝の噴水
マチュピチュを造った人で色んな場所に像があります。 -
ワンコがまったり。ペルーでは野良犬がたくさん。人と一緒に生活しています。
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ラ・コンパニーア・デ・ヘスス教会
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石畳を歩きます
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宗教美術博物館
この先に12角の石があります。 -
12角の石
王の一族が12人家族でその象徴で諸説あるらしい。12角の複雑なデザインに挑戦したことがインカの建築美を際立たせています。 -
インカの石組み
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精密な石組み
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民家
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石組みの上に建てられた建築物
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どこを見ても、
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石組みの上に家が建ってます。クスコの世界遺産はスペイン侵略による歴史がもたらした建築でインカとスペインの融合。
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サントドミンゴ教会
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美しい回廊
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素晴らしい絵画
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この教会、インカ帝国時代はコリカンチャ=太陽の神殿でした。
スペインに征服されるまで、金で覆われた祭壇やリャマを連れた等身大の人間の金の像もあったそう。金は全てスペイン人に略奪されましたが、今でも美しい石組みで部屋が囲まれてます。 -
きれい
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太陽、南十字星、雲、霧、山、稲妻、虹など、インカの人達が大切にしていた自然が描かれてます。
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赤茶の屋根が広がる美しい街並みのクスコ
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アルパカの赤ちゃん
撮影に1ドル支払いました。 -
なでなで。
もぅ、可愛いすぎます!
アルパカの赤ちゃんはとってもおとなしいです。写真はありませんが散策中に衣装を着てない生後1週間の小さなアルパカの赤ちゃんが民家の軒先にいて触らせて貰いました。ふわふわの毛に小さな頭は柔らかくてあったかい、感触が今でも手に残ってます。愛らしくて至福の時 -
CUZ・クスコAVA国際空港
CUSCOAVA International
パディントンがいました。 -
遅延でラタム航空からサンドイッチとドリンクの提供。
インカコーラはデカビタ?に似ていて美味しいです。南米の遅延はよくある事で、この先も更に空港で待つ羽目になります… -
ハムチーズサンド、美味しかった。
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Hanaq Cusco
遅延で待ち時間をプライオリティパス利用して空港ラウンジで休憩。空港の固い椅子よりソファだと楽チンです。 -
ドリンク類
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軽食はそれなりに種類がありました。
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コカ茶。毎日飲みました。
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小さいラウンジですが、快適でした。
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ラタム航空リマまで1時間35分。往路N.Y.~リマ間のみ、2-4-2で気楽でしたがあとはずっとシート配列3-3-3。夫とペアシートでもれなく真ん中席にあたります。
冬服は復路N.Y.まで必要なく、夏服に変身。南米大陸は季節が逆なので夏にあたります。高地クスコやマチュピチュは一年中気温がほぼ同じです。大きな違いは乾季と雨季。雨季は比較的マチュピチュのチケットが取りやすいです。
リオデジャネイロ編に続きます。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました!
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この旅行記へのコメント (6)
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- イタリア大好きさん 2025/03/22 12:32:07
- パリ市内のリオン駅で泊まって、リヨンに向かいます。
- アドバイスいただいたエアの検討したのですが、若干値段が高いのとパリのリヨン駅からはもう既にTGVは出ているので、その値段とかを勘案しながら、一旦空港からRERでパリ市内のリヨン駅に向かい、1泊してからTGVでリヨンに向かうことにしました。
RERは途中でB線からA線に乗り換えなければいけませんが、リヨン駅に直接降りられるので便利と判断しました。
せっかくアイデアを出してもらいながら申し訳ありませんでした。またよろしくお願いします。
- シマリスさん からの返信 2025/03/22 15:08:08
- Re: パリ市内のリオン駅で泊まって、リヨンに向かいます。
- イタリア大好きさん、こんにちは。
リヨン行きアクセスの方向性が決まったみたいで何よりです。ホントに良かった~!
エアは高くて変更手続きに手間がかかる、TGVなら気軽に列車変更できて便利な事から良いと思います。ホテルはホームから見えるのでTGVだと迷う心配ないです。
飛行機とTGV、ホテル予約しただけで本格的な下調べは未だ、旅スケジュールはほぼ白紙で多忙を言い訳に放置する悪いクセはなかなか直りそうにありません。それでもリヨンとパリ再訪を思うとワクワクします。お互い、初夏のフランスを楽しみましょう!イタリア大好きさんの旅行記を楽しみにしています。
シマリス
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- イタリア大好きさん 2025/03/19 20:32:53
- マチュピチュは6000メートルなんですね
- 長編の旅行記ご苦労様でした。
高山病に悩まされながら6000メートル級を歩くのは、ジムでのトレーニングではどうにもならないでしょうね。酸素の薄いところでランニングするトレーニングしかないと思いますけど、そんなジムないですもんね。
南半球へ行くのは、やはり季節が逆で、服装もたくさん持っていかざるを得ないんですね。僕も南半球と言えばオーストラリアしか知らないので、南米はちょっと計画には入ってこないです。
京都は食べてばっかりでしたが、とても楽しかったです。インターネットで評判の高いところを探しながら食べてばっかりの旅行でしたし。
フランスなんですが、まだ今日時点で空港からリヨンまでのTGV列車が売り出されません。6月の14日、15日だけが発売されないので、とりあえずパリのリヨン駅近くのホテルを仮に抑えて、パリのリヨン駅からリヨンまでは列車が出るので、最悪はそのルートで行こうかなと思っていますが、めんどうだし、時間もかかるしちょっと悩んでいます。
まだ3ヶ月あるのでもう少し列車が発表されるのを待とうかなと思っていますが、ちょっと精神的に落ち着きませんね。
最近全くイタリアに行っていない「イタリア大好き」でした。
- シマリスさん からの返信 2025/03/20 01:37:23
- Re: マチュピチュは6000メートルなんですね
- イタリア大好きさん、こんばんは。
コメントをありがとうございます。
京都の旅行記、美味しい情報が盛りだくさんで行きたいお店が増えました!たん熊はすっかりご無沙汰なのですが、今は高島屋にも入っているのですね。お買い物ついでに立ち寄れて便利で行ってみたくなりました。情報をありがとうございました。
マチュピチュは標高2450mで、周りにある山々が6,000m級の高い山に囲まれているそうです。マチュピチュに行く道中のクスコ、標高3,500m付近で高山病の症状がでました。煩雑な書き方してしまいました。
リヨンまでのチケット、発売まだですか…それは落ち着かないですね。気になってました。CDGからだと飛行機でも良いと思いますが選択肢にないでしょうか?
同じような時期にリヨン行きを予定していて、イタリア大好きさんと違うルートですが、鉄道ではなく時間短縮でリヨン行きは飛行機予約しました。リヨンは空港からも便利な印象です。パリに1泊するのも良いですが、朝せっかく空港にいるのなら飛行機が便利だと思ったので、ご参考までに。
シマリス
- イタリア大好きさん からの返信 2025/03/20 11:09:46
- 飛行機ですか?
- 飛行機は全く選択肢になかったです。
ホテルは鉄道駅近くなので鉄道しか念頭になかったですが、航空会社はどこにされたんですか?
またリヨンの空港から市街地はどうやってアクセスするのでしょうか?もしTGVが発売にならなければそのルートも選択肢に入れます。エールフランスですかね。
エールフランスは以前ニースに行った時にストライキで欠航したので、ちょっと怖いイメージがあります。
またよろしくお願いします。
- シマリスさん からの返信 2025/03/20 15:45:05
- リヨンまではエールフランス
- イタリア大好きさん、こんにちは。
CDG ~Lyon エールフランスチェックしたら所要時間は1時間5分、ParisからTGV乗車よりは時短になると思います。
リヨン空港からLyon Part-Dieu駅まではローヌエクスプレス、トラムで30分と記憶してます。空港でトラムの改札はないらしく切符はローヌエクスプレスの公式ページから事前購入、スマホでQRコードを見せれば良いだけかと…。南米の前に少し調べた程度で初めて使う経路なので悪しからず。詳しくはフォートラQ&Aで経験豊富なトラベラーさんに聞く方が良いかも?ですね。
今回リヨン行きの予約はエールフランスで、Paris行きはTGVにしました。以前、ストライキで大変で大変な思いをされたのですね。お気持ち、お察しします。
1番良いのはTGVですが、こんな方法もあるので良かったら調べてみて下さい。
ストライキ、ありませんように~
シマリス
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