知多半島の先っちょの島にフグとタコを食べに行ってみた。

2025/02/11 - 2025/02/12

友人の提案で愛知県の知多半島の先にある日間賀島「ひまかじま」と篠島「しのじま」を巡った。
目的は冬が旬のふぐ＆たこです。知多半島は全国的にもフグの漁場として有名で、以前下関の唐戸市場を訪れた際、市場の人に、現在並んでいるトラフグはほとんど愛知県産だと聞いたことがある。
そして日間賀島といえばタコ。島を挙げて名産品として推してる。
わざわざ島に渡り旅情を感じつつ食べる旬の海の幸・・・これは、たまりません♪

エリア 内海・南知多(愛知)

• 旅行の満足度: 4.0

知多半島最先端、師崎。空も海も真っ青でした。
今のところ、師崎フェリーターミナルは改装中で、平面駐車場を潰して、第２立体駐車場を建設中のため実際の駐車スペースは限られてます。土日祝ならかなり離れたところに臨時駐車場が確保され、無料バスを走らせているらしい。

我々はタイムスのｂというサイトであらかじめ予約してた。徒歩１５分ほど離れていたが、問題なく駐車できた

こんな感じです。この奥に第１立体駐車場があるが、島の住人の月極でほぼ埋まってしまってる。
切符売り場はこの先のプレハブ小屋です

購入した切符は、日間賀島と篠島を各１回下船できる周遊バスで２日間有効です。
お昼前の便とあって多くの乗客で賑わってた。
この高速船はわりと新しく感じたが、半島と島の間は潮の流れが急で多少揺れた。アトラクション気分で楽しめた

ほんの１５分くらいで篠島に入港し、すぐさま日間賀島へ約５分。船はこの後伊良湖岬まで行くらしいので、我々は島の裏側の東港に降ろされた。
港の隣は海水浴場。心なしか海水も澄んでる。
日間賀島の中心地は半島に面した西港なので島の反対側ってことになる。島を半周する感じに歩けば散歩にちょうどよさそうだ

穏やかな東港に対して西港側に出ると島の洗礼とばかりに北風が吹き付けていてなかなか歩みが進まなかった(;'∀')

これはタコツボ？西港の近くには無数に積まれていた日間賀島ならではの風景

あのツボの中身がこれかな？西港には多くの食堂があって、そこでこのタコの干物を焼いてくれる。食感はスルメのように固いわけではなく、プリップリ❤味わい深い逸品だった

この後の宿泊は篠島なので、船の運航の関係で再び東港へ向かった。

日間賀島から篠島へ向かう船は東港と西港からそれぞれ違う時刻に出ていて、わりと間隔が広いので注意が必要。
島の外周は風が強かったので真ん中を突っ切っていった。

途中で見かけたコンビニで補給。
島唯一のコンビニかな？ああ、田舎特有のYショップね・・・と思ったけど中身は街のデイリー並みに充実していて助かった

東港の海水浴場沿いにはカフェテラス風の飲食店がちらほら。
港に一番近いとこでタコ足スティックをかじりながら船を待った。
これも美味い❤

篠島到着。
篠島は日間賀島に比べると山がちで、その斜面に細い回廊を張り巡らして家々が集まっている。
細長く島自体も小さいので歩くのは楽そうだ。

篠島には港の反対側の海岸に大きな海水浴場がある。赤っぽい粒子の荒い砂浜が弓なりに伸びていてとてもきれいだ。
海の向こうには渥美半島の火力発電所の煙突が日間賀島より近く見える

今回は民宿岬でお世話になった。普段は１階の食堂がメインのようだ。
この日は平日を控えた飛び石の祝日泊とあって客は我々だけだった。
上階の部屋に通され、海も見えるきれいな部屋だった。
注意点はコンセントなどの接触がちょっと悪かったっことと、シャワートイレの電源が入ってなかったこと（このスイッチが照明のスイッチの下に接続されていてON/OFできる構造に。少し困惑した(;'∀')

ふぐ刺しは厚手で食べ応えのある逸品だった

ほかにも丸々とした焼き魚、フグの皮のサラダ等々サービス満点

ふぐ鍋もボリューム満点(`･ω･´)b

〆に雑炊もいただいた

刺身の船盛もついたプランでしたが、これも豪華で皮目を炙った鯛はとてもおいしかった。この日の夜は忘れられない超豪華な宴となりました。
お心遣いしてくださった宿のご家族に感謝したい

帰りの船は少し小型のものでしたが、風もやんで揺れもなかった。
この旅は親しい友人とひたすら食って飲んでの慰安旅行だった。
南知多の島への泊まり旅行は初めてだったが、島の空気感を存分に味わえた。楽しい旅になり満足して帰路につきました。

おわり