マカオでエッグタルト散歩

2025/01/12 - 2025/01/13

2泊3日の小旅行。
初日はマカオに夜到着、3日目は広州を午後3時出発なので、自由時間は実質2日目だけだがマカオへ日帰り観光へ向かいました。
エッグタルトの食べ歩きをしたかったが、最初の滄洲咖啡小食で躓きました。
だけどカフェナタとロードストーズでエッグタルトを堪能することができました。

今回は1/11に①マカオ入国②マカオ→珠海、1/12に③珠海→マカオ④マカオ→珠海、1/13に⑤広州出国と５回国境通過しました。
このうち1/12にいつもと違った体験をしました。
③珠海出国は問題なかったが、マカオ入国時にパスポートコントロール（中央）に案内されて、指紋採取されました。
そのときは超短期の出入りだったから運び人の疑いをかけられたのかもと思いました。
しかし日帰り観光は今までに何回も行ってきただけに、少し気になりました。
そして夕方の④珠海入国時に珍しく質問されました。
「何しに来た？」「明日、広州から日本に帰国する」「仕事か？」「観光だ」
他愛のない会話だけど、マカオの指紋採取からのつながりを考えると少し心配。
昔北京の新人審査官にパスポートの変なところにスタンプ押されて以来念入りにチェックされたり、見開きが中国の出入国スタンプで埋まっている箇所も多数あるから、年々入国時に時間がかかってました。
加えてコロナ以降、日本に帰ってくると怪しいSMSなどが送られてきていました。

唯一の安心材料はパスポートの期限が既に1年を切っていること。
パスポート更新して真っ新になれば少しは安心できるかもしれません。

エリア マカオ(マカオ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 3.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

晩酌後にシャワーを浴びようと思ったが、なぜかお湯が出ない。
仕方ないので室温30度に設定して就寝、起床後に水シャワーを浴びることにしましたが水は冷たかった。
電気ポットの熱水を薄めて頭からかぶるが震えが止まらず。
結局、お昼前までベッドインすることに。

水シャワーのおかげでちょっと風邪気味。
天気は良かったのでカーテン全開で日光を取り込み、暖房も全開で暖を取る。
ベッドはキングサイズだったので、掛け布団を半分に折り返して2枚分にして丸くなってました。

さすがに1日寝ているわけにもいかないので、11時過ぎに外出。
路地裏の市場を散策。
フルーツを探していたが、肉魚に野菜といった食材ばかりでした。

昔、なじみの店があった場所に牛肉麺屋が復活してました。
店主夫婦はコロナ前に店を引き払って田舎に帰っていたが、もしかして戻ってきたのかも！
期待を胸に店に飛び込むが、出てきたのは頑固おやじ風の店主。
それでも元店主の親戚かもしれないと思い、牛肉米粉麺を食すが残念ながら違う味でした。

澳門に行く前に、翌日の広州までのバスの予約をしに拱北口岸へ来たが、予約センターがなくなってました。
スマホで調べると、どうも珠海拱北→広州空港便はなくなったみたい。
仕方ないので中国出国審査待ちの間に高鐵の予約をスマホで済ませました。

拱北口岸 散歩・街歩き

あまり混んでいなかったから40分ほどで国境通過できました。
マカオ入国後に最初に来たのは來來超級市場。
ここでマカオパスのチャージを済ませました。

いつもはカジノホテルの無料バスで亞馬喇前地付近まで出て、そこからセナド広場方面に向かい、十月初五日街を北に進んでから關閘に時計回りで戻るコース。
でも今回は売り切れが心配だったので反時計回りで、先に滄洲咖啡小食に向かいました。
予想通りタルトは売り切れで、焼き上がり待ちの行列でした。

滄洲咖啡小食 パン屋

もう午後2時なのでタルト焼き上がりを待つ時間がもったいない。
行列すっ飛ばして、店員さんに指差しでパン購入。
肉松パンとメロンパン、表面の生地が違ったクリームパンを2つ購入（19パタカ）。

滄洲咖啡小食 パン屋

遅めのランチかアフタヌーンティーのためか、思ったよりもセナド広場は空いてました。
いつも噴水の前のデコレーションが楽しみだが、今回は月末の春節飾りの準備中でした。

セナド広場 広場・公園

セナド広場と違って、こちらは混雑気味のカフェナタ。
注文-会計-受取と流れ作業のようにスムーズに進むから、長々と待つことはない。
レジのお母さんは支払いでまごまごしているとすぐ機嫌悪くなることも回転が早い理由かも。

マーガレット カフェ ナタ カフェ

エッグタルトは7個（一箱6個入+1個）購入で75パタカ。
滄洲咖啡小食のタルトはマカオ式でクッキー生地のしっとりとした食感だが、カフェナタはポルトガル式だからパイ生地のサクサク食感。
どちらも美味しいと思うが、カフェナタは甘すぎるのでお茶がないと1個でお腹いっぱい。
あと滄洲咖啡小食の方がちょっと安い。

マーガレット カフェ ナタ カフェ

バス移動のため、亞馬喇前地のバスターミナルへ。
やはりこの辺りにはグランドリスボアの写真を撮る観光客が多いです。

亞馬喇前地 バス系

バスで1時間近くかけてコロアネまで来ました。
周辺にいる観光客がここに来る理由はロードストーズがお目当て。
結構混んでいて、なかなか行列が進まなかったのでお店の裏側に行きました。

ロード ストーズ ベーカリー (本店) パン屋

本店に比べてガーデンカフェの方は混雑してなかった。
ティータイムだけど空席あってよかった。

ロード ストーズ ガーデン カフェ 地元の料理

レイヤードカフェにエッグタルト1個でゆっくり午後の珈琲タイムを満喫。
会計時に並ぶのが嫌なのでここで6個セットも購入できましたが、セット割引なし。
この後はどこかで途中下車しようか悩んだが、ちょっと頭がモヤっと風邪っぽかったので、直帰することに。

ロード ストーズ ガーデン カフェ 地元の料理

關閘に到着、昨晩は春節向けの装飾だと思っていました。
しかしよく見ると、マカオから自由が奪われて25年経ったことを示すものでした。

關閘 (ボーダーゲート) 駅

珠海口岸の地下街でおつまみ購入。
涼菜はいつもレンコン、キュウリと落花生がメイン、後はその時の気分次第。
今回は茎わかめと豆腐皮を追加。

地下マーケット ショッピングセンター

澳門に行く前に予約した高鐵チケットを駅で受け取り。
後は遅延がないことを祈るだけ。

珠海駅 駅

宿に戻って最初に向かったのはシャワー。
熱水の出し方を教えてもらったので、早速試すことに。
無事熱いシャワーを浴びることができました。

27階からの景観、遠くにグランドリスボアが見えました。
シャワー後は体がだるかったので少し休息。
午後8時前に起きて、買い物に行くことにしました。

外出直前にスマホをチェックすると、前日の夜中に怪しいSMSが届いてました。
さすがは中国共産党の支配地域です。
旧ソ連や旧東ドイツの人たちはこんなふうに常に監視されていたのでしょう。

いつもとは違う店舗で買い物しようと思ったが、来てみたら午後7時に閉店してました。
またバスに乗って戻ることに。

結局、宿近くのウォルマートで買い物することに。
「花得少、過得好」って、やっぱりどこの世界も安い方が好きなんだなぁ。
買い物後に夕食と串焼きを買って帰りました。

疲れて早く宿に戻りたかったので、蘭州ラーメンをテイクアウト。
帰ってきたビックリしたのはスープがレトルトパックだったこと。
でも意外と美味しかった。
今度スーパーで探そうと思って裏面見たけど、バーコードがなし。
どうやら市販品ではないらしい。

前日買いそびれた羊肉などの串焼きと涼菜で晩酌。
ちょっと風邪気味だけどビールを飲んで早めに寝ることに。

高鐵は９：３５出発なので、2時間前に起床して荷造り。
前日ウォルマートで仕入れたポテチをスーツケースの半面に収納。
キュウリ味を勧められて以降は、これ一択。
でも中国以外で見かけないけど、他に入手できるところはあるのかな？

珠海駅に到着したが、時間があったのでショッピングモールを散策。
ナチスロシアのテナントを発見したが、誰もいない。
よくよく考えればナチズムと中共は思想信条が全く異なるけど、他人を貶めても利己心を満たすという共通点があるのは興味深い。

珠海駅 駅

どうせ混雑しているから改札は遅めに通過しようと思ったが、意外にガラガラでした。
9時半と早めの時間だったからかも。
車内も空いていて、途中で乗車する人もいたが広州南駅まで混雑することはなかったです。

珠海駅 駅

珠海駅と異なり、広州南駅は混雑してました。
地下鉄などつながっている交通の要所だからしかたない。
ここから地下鉄に乗り換えたが、やはり空港行きの列車には大きなスーツケースの乗客が多いから、車内はゴミゴミしてました。

広州南駅 駅

ANAのチェックインカウンターには長蛇の列。
嫌だなぁ、と思ったら事前チェックイン済だったので並ばずに搭乗券発券してもらえました。

広州白雲国際空港 (CAN) 空港

することないから荷物預けて、すぐに出国審査。
とりあえずラウンジに向かったら閉まっていたが、その先に新しいラウンジが開設されたようです。

広州白雲国際空港 (CAN) 空港

ランチは麻婆豆腐。
ただ白米がなかったのが残念。

広州白雲国際空港 (CAN) 空港

食後はカフェタイム。
まさかラテアートしてくれるとは思わなかった。

広州白雲国際空港 (CAN) 空港

離陸直前のモニターにはピカチュウなどポケモンが勢ぞろい。
日本らしさを演出しているようで、お子様も喜びそう。

中共は国内外から嫌われていることを自認しているから、あちこちで荷物検査を行うくらい、テロを怖れています。
でも滑走路真横に一般道路が通っているが、空港を占拠されることは考えていなかったのだろうか。

広州白雲国際空港 (CAN) 空港

機内食は白米だからうれしかったが、あまり温かくない。
ふたにべっとりお米が付いているし、やはりANAの器はちょっと問題。

食後のでデザートはハーゲンダッツ。
ＪＡＬではお馴染みだけど、ANAは行きの広州便に続いて2回目。
他の路線でも提供しているのかな？

ANA便は羽田空港第2ターミナルに到着。
まだフライト数が少ないから空いています。
荷物も気持ち早く出てきたような気がする。
でも今後は利用する会社が増えるので、夏以降は混雑しそう。

羽田空港(東京国際空港) 空港

中共支配地域から戻ってくると、いつものように怪しいSMSなどが続々届きます。
最初はKerryと言っておきながら、優奈と名乗るレベルの低さ。
美人局に引っかかりそうなアホな輩を見つけるため、五毛党の連中に業務委託しているのでしょうか。
さすがにこれに引っかかる日本人はいないでしょう。