
2023/08/14 - 2023/08/14
151位(同エリア953件中)
やまたまさん
この旅行記のスケジュール
2023/08/14
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宇都宮にはかつて、関東七名城の一つにも数えられた宇都宮城がありました。
江戸時代になると日光街道と奥州街道の追分に位置した交通の要所にあたり、徳川将軍も宿泊した城だった。
そんな宇都宮城は幕末・明治の戊辰戦争で焼失しましたが、宇都宮城址公園ができていたのを最近知った(平成19年に開園)。
へえ~、知らなかったなあ、ということで、宇都宮城址公園を中心に宇都宮の街の散策に出かけてきました。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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今回は電車での訪問。JR宇都宮駅西口からのんびりと歩き始めました。
宇都宮駅 駅
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大通り沿いには江戸時代の城下町絵図の案内板などもあり、宇都宮が城下町であったことを感じさせる。
宇都宮には何度も来ていますが、意識しないとこういう看板に気付かないものですね(苦笑)。
城周囲は水堀で囲まれた城だった。 -
そして「宇都宮城址公園」に到着。駅からは約2km弱で、そぞろ歩くには良い距離だった。
土塁の上に建つ白漆喰塗りの復元櫓が、青空をバックに映える景観が目に入ってくる。なかなか、お城然とした景観が楽しめそうなスポットのようだ。
宇都宮城は平安時代末期の築城とされ、その後約500年にわたり宇都宮氏の統治が続く。戦国時代には関東七名城の一城にも数えられました。
徳川家康が関東に入ると、徳川家配下の城となります。宇都宮城址公園 公園・植物園
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で、公園の入口に目を向けると、実はこの巨大な土塁はコンクリート製だった。これだけ大掛かりなコンクリートの土塁の城跡って、見るのは初めてだなあ。
宇都宮城は幕末・明治の戊辰戦争の戦火により、残念ながら焼失しています。遺構もほとんど残っていない中、再び宇都宮城を蘇らせたのはなかなかのものだ。
一方、かなり大掛かりに本丸を再現させた公園としては、入口正面がポッカリと無防備に空いており史実が反映されていない、歴史情緒を感じさせない無機質な造りの部分、などには正直歴史好きとしては残念な部分を感じる。 -
土塁とともに、本丸周囲の水堀が再現されています。
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江戸時代になると、宇都宮城は徳川将軍が日光社参をする際に宿泊する城としての重要な役割を持ちます。本丸には将軍が宿泊するための御殿があった。
徳川家康の側近として知られた本多正純が入封した際、宇都宮城や城下町の改修・整備をおこないましたが、これが現在の宇都宮市の町割りの基礎となっています。 -
かつて本丸を囲む土塁上には5つの櫓があったが、その内の2つの櫓が木造で復元されています。こちらはその復元櫓の一つである南側の「富士見櫓」。
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屋根にはシャチホコがのっていました。
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櫓は内部の見学もできます。
毎月第3日曜日には、櫓の2階も特別開放されるそうだ。 -
土塁にはエレベーター完備。
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イチオシ
こちらは北側の「清明台」。
本丸正面入口側にあった櫓で、天守の役割を持っていたと考えられています。 -
清明台側からの公園の全景。
毎週金・土・日には櫓・土塀のライトアップが実施されます(日没から21時迄)。
夕方に歩くとムードがありそうですね。 -
城址公園の一角には、「清明館」と呼ばれる施設があります。
宇都宮城址公園 清明館 名所・史跡
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清明館には宇都宮の歴史に関する資料展示室と、有料で使用できる和室がある。
資料展示室は無料で見学できトイレも完備されているので、休憩がてら立ち寄るのも良さそうです。
こちらでは宇都宮城の御城印が販売されていたので、記念に購入しました。1枚300円ナリ。 -
そしてコンクリート製の土塁の中には、「宇都宮城 ものしり館」という展示施設もあった。
本丸のジオラマ模型のほか、城下町から発展した宇都宮市の歴史に関するパネル展示などがあり興味深く見学できました。宇都宮城 ものしり館 美術館・博物館
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もう一つ「まちあるき情報館」というスペースもあり、こちらには明治時代に製作された桃太郎山車が展示されていた。
無料で色々見学できる城跡公園は、市民の憩いの場としては良いスポットになっていると思いました。 -
宇都宮城址公園見学を終えた後、公園に比較的近い場所に「松が峰教会」という一際目を引く立派な教会を発見。
松が峰教会 寺・神社・教会
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イチオシ
宇都宮市が産地として知られる大谷石で造られた聖堂で、昭和7年に竣工された建築物とのこと。日本では双塔を持った教会建築は数少なく、貴重なんだそうだ。
この辺りまで来ることも今まで無かったので、このような建物があることも知らなかったですね。 -
イチオシ
そして、鳥居は何度も見ていたが入ったことがなかった「宇都宮二荒山(ふたらやま)神社」を参拝してみた。
日光にも同じ表記の二荒山(ふたらさん)神社があるが、読みも違うし両社の直接の関係はないようですね。宇都宮二荒山神社 寺・神社・教会
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この急階段からも分かるように、境内はちょっとした小高い場所にある。
街中なのにここだけポコっと小高い山になっているのは、なんだか不思議な感じだ。
しかし、この石段は運動不足の身にはなかなか堪えるわ(苦笑)。 -
下野国一宮である宇都宮二荒山神社は、起源は約1600年前といわれる古社です。平安時代の延喜式神名帳にも記載がある神社。
主祭神の豊城入彦命(とよきいりひこのみこと)は毛野国(現栃木県・群馬県)を開拓になられ、宇都宮の始祖として崇敬されているとのことです。 -
境内は稲荷神社ほか、多くの境内社や石碑があり色々と見どころが多い。
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社務所には、宇都宮藩主により奉納された太刀などの社宝が飾られていた。
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二荒山神社参拝の後は、やはり宇都宮に来たら餃子が食べたい!
宇都宮餃子の好みの店は人それぞれが分かれると思いますが、私が好きなのは老舗の「みんみん」。ということで本店に行ってみた。
あっ、結構空いているじゃんと一瞬思ったが、知らぬ間に整理券制になっているじゃないか。そしてなんと待ち時間3時間~3時間半とあるぞ!おお。。。
お腹空いているので、そんなに待てませ~ん。宇都宮みんみん 本店 グルメ・レストラン
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今日はそんなこともあろうかと、「みんみん」の別店舗をチェックしておいた。
それはJR宇都宮駅東側にある、ウツノミヤテラスという商業施設の中にある店舗だ。
しかし駅前にこんな洒落た施設ができていたのも、知らなかったなあ。ウツノミヤ テラス ショッピングモール
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この2階にある「宇都宮みんみん 宮みらい店」は、2022年8月にできた比較的新しい店舗。知名度はまだ低いだろ、という読みの通り並ばずに入れた。よっしゃ!
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店内は結構なキャパがあり、オーダーもタブレットによる現代的な店舗だった。
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そして、お待ちかねの餃子定食ダブルと生ビールで極楽だ。
みんみんの餃子を取り寄せで自宅で焼いたこともあるんだけど、このカリカリっとした焼き具合が再現できないんだよね。美味かった。
御馳走様でした。 -
駅に戻る途中、宇都宮ライトレールという路面電車が走っているのを見かけた。この時はまだ試運転中でした。
カッコいい車両ですね、いつか乗ってみたいな。
以上、最後までご覧頂きありがとうございました。
■宇都宮城址公園に関する参考記事
https://tokitabi.blog/remains/tochigi2501-utsunomiyajo/
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