台湾 阿里山森林鉄道が15年振りに全線復旧したのに合わせて台湾一周＋B級グルメ

2024/09/26 - 2024/09/30

阿里山森林鉄道が15年振りに全線復旧したので合わせて台湾一周してきました。

ジェットスターの価格と阿里山森林鉄道の予約を見比べながら慎重に日程を決める。

阿里山鉄道の予約は登りは常に満席。阿里山11:50発の下りで9/29(日)に空席を発見。この列車に乗るためには阿里山で前泊かと思われたが、嘉義5:55発のバス便を見つける。阿里山で3時間程度は散策できそう。

一方ジェットスターは9/26(木)IN 9/30(月)OUT が￥29940 の最安値。
この日程では、台湾一周は台北から右回りで決定した。

完乗旅は食事時間も惜しんで先を急ぎがちなのだけれど台湾は駅近の屋台や駅弁が豊富。

スペインのバルも良いけれど台湾夜市のB級グルメ三昧も捨てがたい。
今回で台鐡64%完乗

エリア 阿里山周辺(台湾)

9/26(木)
空港で両替を済ませ、悠々カードの残高を確認してチャージ。
期待した台湾ラッキーランドキャンペーンは見事に外れ。
MTRで14時に台北駅着。

ジェットスターで食事は取らない主義なのでいささか空腹。
台北駅特にMTR周辺は立派すぎて付近に飲食店が無いのが問題。
南方向に歩いた路地で 魚丸麺 ￥250

台北駅から乗った東海岸方面列車は花蓮行きだった。
このまま花蓮まで行くのも良いが4時間はさすがに辛い。
今夜は基隆泊としよう。
BookingComでドミトリー ライトイン ￥3156 を予約

ドミトリーから徒歩２分の基隆廟口夜市。
美食夜市として有名らしい。

基隆夜市 (廟口夜市) 市場

行列の店①中華おこわ
行列と言うよりお姉さんが美人

行列の店②一口ソーセージ
1個40円

行列の店③栄養サンドイッチ
300円

ドミトリーに戻って夕食。
栄養サンドイッチは揚げパンに トマト きゅうり ソーセージ 卵
サーセージは生ニンニクを添えて
夜市の現場で食べたほうが美味しいかも。
昭和の屋台感は否めない。

9/27(金)
一応ランナーなので基隆市内を5kmラン。
朝食を探して基隆廟口夜市に向かうと、何店か朝食開店中。
混んでいる店を探して

拝骨湯と魯肉飯で￥400。
混んでいるだけあって美味。

基隆から八堵に戻り八堵から特急自強号に乗り換え。

台湾一周に当たり台鉄の乗車券について事前に検討した
TR-PASS 3日間乗り放題券は 1800元 65歳以上のシニア版は 900元である。
シニア版ならかなりお得なのだが、台北駅で確認したところシニア版は台湾人限定で外国人は対象でないとのこと。
悠々カードは台鉄全線で使えしかも割引になる。さらに特急自強号も空席があれば利用可とのこと。
基本的には悠々カードで乗車することにした。

東海岸の宜欄線から亀山島を臨む

宜欄駅で特急普悠瑪号に乗り換え。
悠瑪号は悠々カード対象外なので、駅で特急指定席券を購入。
花蓮まで 223元。1100円と安い。

花蓮駅到着

花蓮総站 駅

花蓮駅も再開発で飲食店が見当たらず探し当てて

鉄板麺 350円

花蓮12:56発の特急自強号で一路台東を目指す。台東着は 15:04 の予定。
悠々カードで乗車して空席を見つけビールを飲んでくつろいでいたところ、車内検札でまさかの指摘。この列車は自強号3000シリーズなので悠々カード対象外だそうだ。違反金50%を支払い、次の停車駅で降りるか目的地までで行くか選択を告げられる。

仕方ないので次の壽豐駅13:09着 の下車を選択。
それにしても自強号と自強号3000シリーズの適用の違いは注意してないと気付きにくい。

想定外の途中下車だったが、40分待って壽豐 13:47発の普通列車があった。
満席の特急に比べ空席が目立つ。
台東着は 16:37。

台東駅も再開発されたらしく駅前の通りも閑散としている。
後で調べたら、台東駅は1992年に移転して、中心地の旧駅までは6km離れたていた。

駅近くのゲストハウスを選択。NTD800　￥4000

オン マイ ウェイ台東ホステル バックパッカー (途中 台東青年旅館) ホテル

それにしても駅周辺に飲食店が少なく、
結局駅の小籠包の店でテイクアウト NTD120 ￥600 とファミマのおむすび。

9/28(土)
ドミトリーは朝食付きは嬉しいが、ゆで卵は自分で茹でる。
パンを探したら冷蔵庫にあった。

今日は台東 8:37発の自強3000号で高雄に向かうべく、8時頃駅で特急指定席を求めたらまさかの満席。次の 10:17発を勧められる。

待ち時間2時間なので、観光案内所で聞いて、旧駅の中心地へバスで向かう

旧駅は台東鐡道芸術村として残されている

台東鉄道芸術村 (旧台東駅) 広場・公園

高雄12:47着。高雄駅も再開発中で少し歩かないと飲食店が見当たらない。
鴨肉麺

台南14:08着。台南駅は再開発されてなく風情がある。

台鐵と言えば駅弁も有名。

南部地域限定の拝骨＋魚フライ弁当 120元 600円。
現代の水準から言えば格別美味しい訳ではないがボリュームはある。

嘉義のドミトリーはオレンジホテル。
2F3Fがドミトリーで4F以上は普通のホテル。
なので設備は良いのだが泊まった3Fにトイレが無く2Fまで降りなくてはならないのはいかがなものか。

写真はホテル前の公園で催されていた音楽祭。

オレンジ ホテル - ウェンホア (桔子商旅 - 文化館) ホテル

9/29(日)
嘉義駅5:55発 阿里山行バス。

バスも予約が望ましいとのことで、台北駅近くのファミマで予約登録しましたが、当日でも空席あり。

阿里山駅から沼平駅まで森林鉄道で移動。
沼平駅から神木駅まで遊歩道を散策。
日本なら森林限界であろう2000mを超える高地で巨木の森。
遊歩道は結構アップダウンがあり高地ゆえに息が切れる。

阿里山森林遊楽区 山・渓谷

神木駅から阿里山駅まで森林鉄道で戻って昼食に麺

いよいよ世界三大森林鉄道のひとつの阿里山森林鉄道本線。
嘉義駅までの71.4kmを一日一往復している。

762ミリの狭軌ゆえ車内は３列シート。

神木駅から屏遮那まで４回のスイッチバック。

沿線からカメラを向ける人が多い。特に奮起湖駅は黒山の人だかり。
そして奮起湖駅と言えば奮起湖大飯店の駅弁が有名。
しかし駅構内大混雑なので手近な売店の駅弁を購入。

そして独立山の三重ループ。

さらに渓谷沿いに高度を下げて嘉義駅へ。

台中駅の再開発中。５年前に来た時と雰囲気が違う。
ツインスターホテルに宿泊。
992元 4800円

ツインスター ホテル ホテル

9/30(月)
ビュッフェ朝食付き。
久々に生野菜が食べれるかと思ったが、キャベツ炒めともやし炒め。

ツインスター ホテル ホテル

台鐵豊富駅に接続している高鐵苗栗駅で台湾新幹線に乗り換えて高鐵桃園駅へ。
台鐵から台湾新幹線への接続乗換駅は台鐵の苗栗駅と直前まで勘違いしていた。
危ない。