2024/08/24 - 2024/08/24
1043位(同エリア1503件中)
錫さん
この旅行記スケジュールを元に
タリン二日目の今日は、郊外にあるエストニア野外博物館へ向かいます。
エストニアの各地から伝統的な建築物を移築し、生活様式を再現しながら見せてくれるという博物館です。
週末にはダンスと歌のショーもあるというので楽しみにしていました。
夕方には旧市街へ戻り、オルガンコンサートに行く予定です。
さて、今日は予定を無事こなしていくことができるのでしょうか。
【この旅行記までの旅の行程】
□8月21日 名古屋駅→【新幹線】→羽田空港→
□8月22日 →【飛行機】→イスタンブール(トルコ)
□8月23日 イスタンブール(トルコ)→【飛行機】→タリン(エストニア)
■8月24日 タリン(エストニア)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ホテルで気持ちのいい朝を迎えました。
旅を快適に進めていくために大切なのは、朝ごはんをちゃんと摂ること。
ホテルの2階にある食堂で朝ごはんを楽しみます。
このセントオラフホテルの朝ごはんは評判が良かったので楽しみにしていましたが、期待に違わず美味しかったです。
海外だとハズレがちな魚(これはニシンの酢漬けかな)も取り敢えずチャレンジ。
ここで一番気に入ったのはじゃがいも。大きさが大小様々であるにも拘らず、火の通り具合もちょうどよく、型崩れなし。味がうすーくついており、他の料理の邪魔をしない。お芋さんばっかり食べていたかったです(笑)
さて、腹ごしらえも済んだので出かけましょう。St.Olav Hotel ホテル
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タリン駅Baltijaam前のバス停からバスに乗ります。
エストニア野外博物館最寄りのバス停Rocca al Mareへは21番か21番Bが利用できるので、9:06の21番に乗ることにしました。
因みに帰りに乗るのは41番か41番Bのバスになります。行きと帰りでなぜ番号が変わるんだろう・・・?
乗車するとなにやら怪しげな掲示が・・・
どうやら通行止めにより迂回ルートを通るようです。
バス停には何も表示されていなかったと思うんですが。 -
下車するバス停Rocca al Mareとそのひとつ手前Rocca al Mare Kool、繋がってないじゃん・・・。
Rocca al Mareには行くようではありますが。 -
遠回りをしましたが、なんとかRocca al Mareで下車できました。
バス路線図の広域図。赤丸〇の箇所がRocca al Mare付近です。
本当は海沿いの道を行くはずだったんですけどねぇ。
帰りのバス停で時刻表を確認したのですが、特に「ここは通りません」みないな掲示はなし。しかしちょっと不安。トラブルなく帰れるんでしょうか…。 -
と、なんだかんだありましたがオープン前の時刻に、エストニア野外博物館Eesti Vabaõhumuuseumに無事到着しました。
入場料は大人16ユーロ。『地球の歩き方』には10ユーロとありましたので1.6倍ですか。まぁこんなもんでしょう。
公式ホームページはこちら→ https://evm.ee/エストニア野外博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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入ってすぐの場所にある掲示板。
そういえば入口には「ダニ注意」の看板がありました。自然あふれるところですからね。対策をしましょう。私たちは虫よけウェットティッシュを持参しました。 -
入口から真っすぐ進むとあるのがサッシヤーニ農場Sassi-Jaani talu。
エストニア西部Kullamaa教区の19世紀の建物だそうです。
建物の中も覗き、当時の農機具など見ることができます。
ここは広場になっており、週末はここで11時からダンスショーを見ることができます。
それが目的で土曜を選んでここに来たのです。楽しみ♪ -
Suveköök夏の台所だそうです。
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こちらも西エストニアのコストリアセメ農場Köstriaseme talu。
当時の衣装を着たキャストさんが手仕事をしています。 -
庭に植えられたリンゴの木。日本のものと比べると小ぶりですが、たわわに実っています。
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19世紀後半の風車Nätsi pukktuulik。
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ストレパ礼拝堂Sutlepa kabelはエストニア最古の木造教会のひとつなんだとか。
これも西エストニアのもの。
木造教会には興味があったので、ここで出会えるとは嬉しいです。 -
とても素朴でシンプルな教会内部。
小さいながらもオルガンもありました。 -
馬車が普通に行き交っています。
11時が近づいてきたのでサッシヤーニ農場に戻りましょう。 -
色とりどりの衣装に身を包んだキャストさんと観光客が集まっています。
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おじいちゃんからおじさん、お兄ちゃん、おばちゃん、姉さん、お嬢ちゃんと色々な年代のキャストさんがいらっしゃいます。
東西南北色々な地方の衣装なのでしょう、形や色、帽子の有無など衣装は異なっています。 -
アコーディオンとギターのように中が空洞となっている木に弦が張られた楽器、そして打楽器が使われていました。
左のお兄さんは独唱も。 -
男性だけのダンスあり、女性だけのダンスあり。ひたすら続きます。
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見物客をキャストさんが誘いに来ます。一緒に踊りましょう、ってことらしいです。
夫がさらわれていったので(笑)これはシャッターチャンス!!と思っていたら、撮る間もなく私もさらわれて踊る羽目になりました。
一緒に踊っている写真、撮りたかった~ -
小さい女の子たち。かわいいです。
ダンスショーは45分くらいありました。
踊り子さんたちは入れ替わりで踊っているとは言え、かなりの運動量。
ショーが週末のみ開催なのも納得です。 -
ショーの後は、園内の散歩に戻ります。
これはヤギ注意の看板? -
エストニア南部の漁師さんのお宅、ペイプシ ロシアン ハウスPeipsivene maja。
風雨に強そうな外観です。 -
ここではヤギが2頭飼われてます。
冬にはウサギもいるとか。 -
これもエストニア南部のセトマー農場Setomaa põlistalu。
ロシアのプスコフ地方にあったものだそうです。 -
19世紀に建てられた、裕福なご家庭のおうち。
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台所からは食事の用意をするいい匂いが。
生活している様子を見せてくれ、質問にも答えてくれるのがこの博物館のスタイルです。 -
そして、ここまで見てきたものとは異なる雰囲気の建物が見えてきました。
コルホーズKolhoosi korterelamu。そう、世界史の授業で取り上げられるあの集団農場のマンションです。
1964年に建てられたこの建物はエストニア南部から約200kmの道を輸送されてきたもの。
建物内では1960年代、1970年代、1990年代、2010年代の人々の暮らしが再現されています。 -
1967年の居間。豊かではなさそうですが、地に足のついた落ち着いた感じの部屋です。
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1978年の居間。豊かになってきました。
公式ホームページによると「集団農業経済の全盛期における、経済的に安全で野心的な 3 人の子供を持つ家族」の家だそうです。 -
子供部屋もきちんと整理整頓されています。
壁にはビートルズのブロマイドが飾られていたり。 -
台所は簡素ですが、整えられています。
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1993年、急に雰囲気が変わります。問題を抱えた南エストニア人家族のモンタージュだそうです。
公式ホームページには「1993 年、人生の歯車に挟まれた家族の暮らし」と書かれています。
ここは子供部屋ですが、急に乱雑になった印象です。ほかの部屋もまたしかり。
ロシアのペレストロイカ、1989年独立運動(デモ行進)のバルトの道、1991年のエストニア独立宣言と、時代が目まぐるしく変わる時期、生きるのはとても大変だったのでしょう。 -
こちらは台所。シンクには汚れた皿が積まれ、服が干されたままで荒れています。
問題を抱えると整頓ができなくなるのは、洋の東西を問わないのですね。 -
そして2019年、一気に現代になりました。
ソビエト時代のアパートの多くが今日改装され、使われているようです。 -
台所、うちよりきれい。
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外にはロシアっぽいバスが。
旧市街に訪れたいところがあるため、野外博物館の散策はここまで。
飛行機遅延がなければもう一日余裕があったので、野外博物館だけを堪能する日が作れた筈なのですが・・・返す返すも残念です。 -
バス停でバスを待っていたのですが、通行止め&迂回ルート使用のため、野外博物館前のバス停からは帰れませんでした。
ひとつ先のバス停まで歩き、乗車したものの乗り間違え、現地の若いお母さんに道を尋ね、なんとか旧市街まで帰りました。
慣れないところはひとつひとつクリアしていくのが大変ですね。
これはバスを待っている間に食べたりんご。 -
無事、旧市街に戻ってきました。
戻ってきてすぐに向かったのは聖ニコラス教会Niguliste kirikです。
お目当ては16時から開催されるオルガンコンサート。
ここは教会ではあるのですが、今はほぼ美術館です。
入場料はオルガンコンサート込みで一人14ユーロ也。聖ニコラス教会 寺院・教会
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13世紀前半に建てられた教会ですが、1944年の空襲で破壊され、オリジナルの内装ではないとのことです。
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ヘルメン・ローデHermen Rodeによる木製の主祭壇。
Wikipediaさんによると、ドイツ北部の都市リューベック出身のローデは、後述する同国のベルント・ノトケと共に、バルト海周辺の国々に芸術品を輸出した最も重要な人物だったそうです。 -
コンサート中は主祭壇に背中を向けて座ります。
20分程度のコンサートでした。 -
この教会の有名な絵といえばこちら、ベルント・ノトケBernt Notkeの「死のダンス」です。
つまんなさそうに(嫌々)踊る皇女の表情がいい味を出しています。
ベルント・ノトケの「死のダンス」はドイツのリューベックの聖母マリア教会にもあったらしいのですが、戦争で失われてしまったそうです。 -
塔にはエレベーターで上がることができるので、登ってみましょう。
アレクサンドル・ネフスキー教会と大聖堂が見えています。 -
北方向にはフィンランド湾が見えています。
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今日は早めの夕食を摂ることにしましょう。
ソラリスの中にあるリドLIDO、ここはエストニア料理も食べられるセルフレストランです。
沢山食べられないときは、セルフレストランが使いやすいですね。リド 地元の料理
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ボルシチと肉団子(名称不明)、そして黒パンです。
ソラリス ショッピングセンター
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ビーツやケフィールで作られる冷製スープ、シャルティ・バルシチャイŠartibarščai。これはリトアニア料理なのですが、バルト三国ではよく見かけました。
冷たくてさっぱりしているので、暑く食欲がないときにうってつけ。
これと黒パンだけで、十分な気がしてきます。 -
ソラリスからホテルへ戻る道すがらにある煙突掃除夫の像です。
煙突掃除夫は幸運のシンボルなので、いろんな人が撫でていったのでしょう。ピカピカです。
煙突掃除夫を撫でたのだから、私たちにも幸運が訪れる・・・かな?
明日にはラトヴィアのリガに向けて移動しなくてはなりません。
時間が足りない!煙突掃除夫の像 モニュメント・記念碑
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