2024/08/11 - 2024/08/11
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kintaさん
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大学学部が(部活も)私と一緒の娘。
なので現在の仕事も同業者。
お盆休みを二人で
どこか出かけようと言われたのが1週間前。
こっちはどこ行っても混んでいそうだしと
別宅でのんびりを決め込んでいたけど
今からでも予約出来そうなところを探し名古屋へ行ってきました。
覚悟はしていたけど、暑いところ。
2週間以上連続猛暑日というニュースの通り
移動が特に大変でした。
そんな一日目の『前編』
※表紙写真は
「山 ワンランク上の世界の山ちゃん」名古屋駅前店の看板
現在愛知で3店舗、大阪で1店舗展開中だそうです。
- 旅行の満足度
- 5.0
-
田舎の自宅の駅でもこんな5分刻みの出発がある
-
ホームには先発の列車
-
次発の乗務員さんにそれぞれの車両形式を確認。
次発は旧式ですと教えてもらったけど
両方とも新しいE235系でした。 -
別に住んでいる娘には
数日前にチケット渡してあるので東京駅で待ち合わせ
それまで軽く、プシュ~。 -
無事待ち合わせできて新幹線ホーム
-
娘と二人だからグリーン車を奮発!
じゃなくて
もうグリーン車しか取れなかった -
待ち合わせ前にグランスタでいつもの仕込みは済ませてあります
-
毎度お気に入りのグランスタ「TOUBEI」
ごはんやおかずのミニカップが9種類あって
ちょうどいいサイズ感 -
東海道新幹線は久しぶり
そうでしたね、グリーン車のサービスはこれになったんだ。 -
おしぼりのサービスはずっと前になくなったと思っていましたが
うれしい -
名古屋駅到着。
この時は南海トラフ地震臨時情報で「巨大地震注意」が発表されていて
三島と三河安城の間で通常の最高時速285キロを230キロに減速し、
10分程度の遅れが一週間続いていた時でした。
それほどの影響なく東海道本線に乗り換えます。 -
まあ遅れはともかく
名古屋駅でいきなり暑さの洗礼を。
これは帰宅してみたTVニュース -
名古屋駅からの新快速ではお隣の駅の金山駅から徒歩数分。
「一鳳」 -
開店時間ちょっと前に到着
数組の待ちの方々と入店 -
予約していたので玄関近くの個室へ
-
「お昼のお品書き」
ランチとは言わないんだ・・ -
美味しいかしわの店
朝挽き地鶏で純系名古屋コーチンが自慢という事です
まずは前菜 -
よ~くみると、鶏の形
-
私は八丁味噌を使用した一鳳特製だしの味噌鶏鍋
個人的に名古屋グルメで一番おいしくて好きな鶏鍋をチョイス -
娘は名古屋コーチンから魚まで選りすぐりの食材を使った一鳳膳
-
歯ごたえがちょうど良く、旨み抜群の
名古屋コーチンの鍋の〆はもちろんきしめん。
個室なので冷房ガンガンにしての鍋を堪能できました。
幸先良し! -
お店のHPでは駅まで徒歩3分とあるけど
灼熱の時間は外の数分も大変。
なんとか金山駅まで戻ります。
そして金山駅からは名古屋市営地下鉄に乗って
終点の名古屋港駅まで10分ちょっとの乗車 -
名古屋港駅近くには
「税関広報展示室」
税関もののTVがだいすきですが
しかし休館日で・・・ -
ここに来た本来の目的は
「南極観測船ふじ」
我が国初の砕氷船として18年間日本と南極を行き来したものです。
またあとで書きますが父娘にとっても実は関係ある人が・・・ -
実は船の前のここのところは
見下ろすと南極大陸の形をしていることがわかる「ふじの広場」というそうですが
雪上車も展示されています -
違う角度からの雪上車
「中型雪上車SM50S」
耐寒温度-50度。最大速度40km/h。
昭和基地から内陸観測拠点への物資輸送や調査旅行に活躍しました -
また、実際に使用していたプロペラや主軸の展示も。
ちなみにこの一帯は「名古屋港ガーデンふ頭」といい
高さ63メートルの「名古屋港ポートビル」や
「名古屋海洋博物館」「名古屋港水族館」もある
お楽しみ満載の場所です。 -
ちなみに向こうにみえるのが
「名古屋海洋博物館」や「名古屋港水族館」ですね。 -
さあ、ではここでチケット購入。一人300円
-
そして通路をわたり「南極観測船ふじ」へ
-
まず目に入ったところは、食堂
実際は約100人を収容でき、映画の上映もなされたとか -
そして調理室
本当、そのまんまみたいにリアルに再現されているようです。 -
その調理室の配置図なども
-
こちらは庶務室
-
この部屋は何でしょう
-
「第13士官寝室」とありますね。
-
長い航海ですから生活感もありますね
-
先任海曹寝室
専用のトイレに浴室とあるので偉い方 -
船内にはいろいろなタイプのベットがみられます。
-
またこういうタイプも
そもそも自衛隊員と観測隊員の方が乗船していて
観測隊員は、船を運航している海上自衛隊からすれば「お客さん」にあたります。
その観測隊員の部屋は2人部屋と4人部屋で士官室とほぼ同じ作りだそうです。 -
そしてこういうタイプも。
最近TVで現在運用されている「南極観測船しらせ」の
密着取材番組をみて理解できましたが
運行している自衛隊の幹部や先任海曹
そして南極での観測員らはいいお部屋。
その他の一般乗組員は次からの大部屋の三段ベットみたいです。 -
その三段ベット、105名分
ここは第2居住区、
「居室」じゃなくて「居住区」というそうです。
プライバシーの欠片もない大部屋。
3段ベッドが27台に2段ベッドが14台。
しかもベッドとはいえ、スプリングどころか、網じゃないですか。 -
説明書きがあります
-
最大45度かたむく船体にも耐えるベットだそうです
そもそも観測船の船底の形状はすり鉢状になっています。
これは氷海上を航海しやすくするため、
揺れを抑えるための装置が付属していないからです。
左に53度、右に41度といった動揺を記録しているそうです。
ちなみにこの記録は今でも海上自衛隊の最大動揺記録として
残っているそうです。 -
それでは廊下を先に進んでいきましょう
-
おや、これは何をする部屋でしょう
-
「医務室」ですね。
実は私ども父娘の大学の先輩はこの部屋の隣で実務にあたっていました。
その話は大学で語り継がれているものです。
なので一緒に「ふじ」をみれてそれだけでも良かった。 -
長い航海ですからこれも大事ですね。
でも専属の理髪師がいたわけではありません。
乗組員の器用な人が務めて互いに髪を切って、
身だしなみを整えていたのだそうです。
いちおう出航前に「特別訓練」があったのだとか。
「予約制、洗髪なし、料金は無料」だったとのこと。
現在の「しらせ」には女性も沢山乗船しているのでまた違っているのでしょう。 -
リアルな船内のいろいろな部屋見学の最後は
「南極の博物館」がありました。 -
さっきも揺れの大きいことを書きましたが砕氷艦の特殊な構造
船体前部の形が独特なのです。
氷の海では氷の上に乗って砕いて進むというもの。
客船が付ける「フィンスタビライザー」という揺れ止めが付いていません。
海氷を割って進む際に妨げになったり、壊れたりするためだそうです。
なので、揺れに対してはほぼ無防備状態で
最大45度の揺れにもなってしまうという事になります。
南緯55度を越え、暴風圏のまっただなか
南緯40~60度の海は波やうねりが高く、
「ほえる40度、狂う50度、叫ぶ60度」と
言われる暴風圏を通らなければいけない関門もありますね。 -
これは色々なオーロラ
-
実際の日本最初の雪上車 KC20-3S
-
もうボロボロですね
-
計器類も過酷な条件で使われていたのでしょう
-
こちらは南極の動物たち
-
「リストロサウルス」
恐竜の名前ですね。
中生代前期三畳紀に生息していたとされて南極大陸でも発見されたものだそうです。 -
こちらは南極の氷
-
南極観測船
初代: 宗谷 (1957年 - 1962年)
東京の「船の科学館」の係留
https://funenokagakukan.or.jp/soya -
2代: ふじ (1965年 - 1983年)
この船ですね。
https://nagoyaaqua.jp/garden-pier/fuji/# -
3代: しらせ(初代) (1983年 - 2008年)
船橋港に係留
https://shirase.info/tour/ -
4代: しらせ(2代目) (2009年 - )
初代「しらせ」後継艦として
当初20,000トンの排水量を構想していたけど、
予算問題の関係から初代「しらせ」の11,500トンより
一回り大きな12,500トンとなっているそうです。 -
強力な推進力で連続的に砕氷して前進しく様子。
ちなみに文部科学省では「しらせ」を「南極観測船」と呼んでいますが、
防衛省では「砕氷艦」と呼んでいますね。 -
基地で調査に使用した、ハンマー・コンパス・ルーペに
採取した岩など -
甲板には装備されていたヘリコプター。
向こうに見えるのは、名古屋港ポートビル。 -
これで見学終わり。
それからは地下鉄名港線「名古屋港」駅 から「榮」駅で下車
涼みます。 -
次の目的地へはタクシーで行こうと
地上にでると、名古屋タワー。
世界初の免震装置を採用した登録有形文化財です。 -
目の前の久屋大通公園
-
向こうには何かいますね。
そう、名古屋タワーの別名中部電力 MIRAI TOWERは
開業 70 周年を迎えるにあたり、
同じく70 周年を迎えるゴジラと、
期間限定でタイアップイベントを開催していました。 -
水中から襲来?
ゴジラの巨大頭部!でした。 -
次の目的地は「トヨタ産業技術博物館」
-
トヨタは自動車のイメージですが
近代日本の発展を支えた繊維機械からなのです。
なので最初は綿花から。
そして現代を開拓し続けるトヨタの自動車技術はご存知の通りですね。 -
という事で繊維のコーナーから
-
糸紡ぎや機織りを目の当たりにできました
「糸を紡ぐ技術」 -
「日本の独創的な技術」
-
「日本の独創的な技術」
-
「豊田式汽力織機」
-
「梳綿機(ローラーカード)」
-
「G型自動織機の組立ライン」
-
「生活を豊かにする繊維製品」
-
「産業を下支えする機能性繊維」
-
豊田佐吉の志のコーナーでした
-
エンジンというものを学ぶため、
手に入れたスミス・モーター・ホイールという
自転車に取り付けるエンジンです。
豊田自動織機自動車部門の原点ですね。 -
「ロックウェル硬度計」
-
1934年にトヨタ最初の試作車の作られる様子
-
金属板をトントン叩いて木枠にはめて作ったそうです。
-
丸っこい外観です
-
鋳造方法は「土間鋳造」と呼ばれるもので、
鋳型にクレーンで吊った取鍋から手作業で溶湯を注ぎ、
鋳物をつくっていたそうです。 -
大変な手作業です。
-
それからは「クルマづくり」のコーナー
懐かしい車もみることができました。 -
さて夕方になり
名古屋駅前新幹線口の東横インへチェックイン -
すこし涼んで夕食へ
娘のリクエストで、あつた蓬莱軒 松坂屋店。
タクシーで6時過ぎに向かったけど残念なお知らせの看板 -
仕方ない、私のお気に入りの店で。
「宮鍵」
以前、鶏鍋に感動した店。
でも今回は娘のリクエストはひつまぶしだったから・・ -
まずは名古屋コーチン
-
つまみながら
-
う巻
-
ひつまぶし定食をいただきました
-
2次会はこちら
「ワンランク上の世界の山ちゃん」
「幻の手羽先」を落ち着いた空間でいただきます。 -
ちなみにこの店舗の隣は普通の「世界の山ちゃん」
やっぱりそちらは行列すごかった。 -
でも落ちついた空間がいいなあ
-
半個室に通してもらえました
-
さあ幻の手羽先はどんなものでしょう
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お通しとともに待ちます
-
地鶏の前菜3種盛り合わせ
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幻の手羽先も揃いました
-
いつもの世界の山ちゃんとはやはり違う
-
カニみそも頼んでいたようです
-
さあ、名古屋の〆はTVでみたけどカレーうどんだ!
と店を探しましたが駅前ではみつからず
かといって榮に出る元気もなく部屋飲みで一日目終了
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