カンボジア４日目：絶品チキンを味わう

2024/01/02 - 2024/01/02

日の出見学するつもりが少し寝坊。
それでもスラスランに向けて出発するも道に迷いました。
いつもなら観光客を乗せたトゥクトゥクや車のライトが暗闇を照らしてくれるはずが、この日はほとんど見かけず。
みんなアンコールワットの方に行ったのかな？など考えながらようやくスラスランに辿り着くもひと気なし。
もう太陽が見えていいはずなのに...起床時間を日の出の時間と間違え、1時間早かったことに気づきました。
30分ほど寝坊していたけど、結果的に30分早めに到着していました。

日の出後はアンコールワットへ。
人手の少ない時間帯に最上階へ、その後は第1回廊の浮き彫りを1日かけてゆっくり見学するつもりでした。
朝食抜きだから早めのランチに行きましたが、最高のチキンに出会うことができました。
連日のロングライドでそろそろ疲労がたまり始めたよう、食後はハンモックで昼寝。
結局アンコールワットには戻れませんでした。

夕方はアンコールワット東側へ移動し、日の入り見学に備えます。
プラサットクラヴァン→バンテアイサムレ→プレループと移動するが、遺跡スタッフに退去を言い渡され、最後はスラスランで日没を過ごすことになりました。

エリア シェムリアップ(カンボジア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 5.0
• 交通: 5.0

• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 徒歩 バイク

出遅れたなぁと思ったが誰もいない。
単に日の出時間を1時間間違えていただけだった。
後からフランス人数人がやってきただけ。

スラ スラン 史跡・遺跡

個人的にはアンコールワットよりもスラスランの日の出の方が好き。

スラ スラン 史跡・遺跡

日の出後は団体は朝食食べに行くからアンコールワット見学には最適な時間です。
昨年歩いたアンコールワットへの浮橋は通行止め。

ようやく修復工事が終了して、西参道を歩いてアンコールワット入場。
日本のODAが使われたようなので、ちょっと誇らしい。

西参道を歩いて行くとテラスがあるが、なんか色合いがヘン。
後で調べたら、日本の援助でカンボジア人主体の修復工事だったよう。
今後も人材育成や経験の蓄積を重ねていけば問題ない。
だって少なくとも今の時点で中国の修復技術より優れているから。

西塔門をくぐったら、まずはお気に入りのデバター探し。
今回はこの方、眉毛繋がってるけど花を持つ指の形が妙に魅了されます。
立派な頭飾りもそうだが、足が透けるくらいの腰布は花柄で、裾にも細かい装飾が施されています。

塔門くぐってデバター見学で1時間も費やしてしまったので、足早に第３回廊へ向かいます。
やはり急階段は怖い、なんど登っても慣れません。

アンコールワット 史跡・遺跡

前年は仏教の日で登ることができなかった第3回廊。
1996年に初めて来たときはこの縁に腰掛けて休憩できたが、現在は柵があってこれ以上進むことができません。

アンコールワット 史跡・遺跡

1996年から見続けている6人娘。
昔はみんな色白美人でしたが、現在は左上の方が黒っぽくなってます。
カビなのか、それとも大気汚染の影響なのか。
遺跡の保護といっても経年劣化は避けられないのかも。

今まであまり行ったことのなかった東側から降りていくことにしました。
彫り始めのデバターを見ると、胸の位置が重要だったのかも。

ブリーフ姿のデバター。
心なしか太ももも太めだから、男性なのかも？

アンコールワットに来たとき必ず立ち寄る乳海攪拌の浮き彫りです。
やはりまだ9時過ぎだからかなり空いています。

南大門前に乳海攪拌をモチーフにした欄干があるし、バンコク・スワンナプーム空港の出国口にもあるからよく目する題材だが、レリーフとして残っているのは意外と少ない。
かき回す点など、個人的には日本神話の国造りに似ている気がします。
もちろんふぁっコリアンのように「オリジナルは日本ニダ！」などと主張する気はありません。

このように掃除しているのか！と少し感心。

ツアーは必ず乳海攪拌で立ち寄るが、それ以外はほぼ素通りだから人がいません。
ここはビシュヌ神と阿修羅の戦いが描かれているが、作られたのが16世紀と遅めで、描写が稚拙と言われていることも原因かも。

乳海攪拌の構図や描写と比べると、明らかにゴチャゴチャして見にくい。
でも混乱した戦場の様子が表現できているようにも見えるし、ひねくれ具合が滑稽です。

ちょっと早いけど、朝食抜きだったのでランチに来ました。
10年以上前からチェックしていたお店だが、西バライの方なので来る機会がありませんでした。
ハンモックに腰掛けていると調理に30分かかると言われたので、近くの遺跡見物に出掛けることにしました。

モロッボルッサイ 地元の料理

バイクで5分ほど走るとアックヨムに到着。
アンコール地域では一番古いレンガ造りのピラミッド型寺院跡です。
寺院を見下ろす光景は初めてかも。

アック ヨム 史跡・遺跡

西バライ建設のため大半は埋められてしまったそうだが、移転とか考えなかったのかな？
掘り返せばお宝が出現して、新しい発見があるかも？！

アック ヨム 史跡・遺跡

西メボン寺院は西バライ（貯水池）の真ん中、ボートでしか行けません。
ランチ時間が迫っていたので、お店に戻りました。

西バライ 滝・河川・湖

今まで世界各国で、特にヨルダン、シリアを訪れた時は毎日チキンを食べていたが、これがダントツの世界1位のチキンでした。

食後のデザートはスイカ半玉。
お腹いっぱい食べて60,000R、まったく高いとは感じませんでした。
お客は自分だけだったので、食後も1時間以上ハンモックに揺られてました。

午後3時を回っていたので、これからの予定を検討。
今回は久しぶりにプレループでサンセットを迎えることにしたのでアンコールワット東側に移動、その途中にあるプラサットクラヴァンに立ち寄りました。
5つの祠堂が横一列に並ぶ珍しい寺院です。

プラサット クラヴァン 史跡・遺跡

中央祠堂にある三態のヴィシュヌ神は迫力満点です。
正面に「ヴィシュヌ神と礼賛者たち」、右壁面に「ガルーダに乗る四臂のヴィシュヌ神」、左側には「天地空を三跨ぎするヴィシュヌ神」がきれいに残ってました。

プラサット クラヴァン 史跡・遺跡

まだ日暮れまで時間があったので、サトウキビジュース（2,000R）を買ってからバンテアイサムレへ向かいます。

再訪したい遺跡だったが、今までずっと西バライの方にあると勘違い。
日本出発前に気づいて、東メボン方面に来た時に立ち寄ろうと考えていました。

バンテアイ サムレ 史跡・遺跡

祠堂や経蔵はテラスでつながているので、その上を歩きながらの見学。
加えて「ラーマーヤナ」や「マハーバーラタ」をテーマにした浮彫が多く、猿王ハヌマーン率いる猿軍団のレリーフなど面白い。
ゆっくり見学したかったが疲労感がひどくて夏バテのような状態、早めにプレループに行くことにしました。

バンテアイ サムレ 史跡・遺跡

行きと同じお店でサトウキビジュースを買ったときに香ばしい香り。
プレループで食べようと思い、豚焼肉（10,000R）購入。

日の入り1時間前にプレループ入り。
やはり疲れがたまっており、遺跡見学はほぼなし。
先ほど買ったポークも食べず、縁に座ってサトウキビジュース飲みながらぐったりしてました。

プレ ループ 寺院・教会

この時期の日の入りはだいたい午後５時45分頃だが、５時半になると遺跡スタッフが来て出ていくように促されました。
以前は暗黙の了解で日没まで滞在できたのに...

プレ ループ 寺院・教会

多分こういうバカが絶えないから、ルールを徹底しているのかも。
遺跡スタッフも「安全のため！」と連呼していました。

プレ ループ 寺院・教会

それでも日没までまだ時間が残されているので、別の場所を考えた時に思い浮かんだのはスラスラン。
今朝、日の出を見た対岸ならベストポジションでは？と思いつき、バイクを飛ばしてやってきました。

到着した時には、既に太陽のほとんどが沈んでました。
でも、そのあと30分くらいはマジックアワー堪能できたからよかった。

前日チェックインで揉めたのは、用意された部屋が地上階でバスタブなしだったから。
女マスターと激しい交渉の結果、2日目は2階のバスタブ付きの部屋へ$10でアップグレードすることにしました。

サム ソー ブティック ヴィラ ホテル

いつもならプラウホックサップマーケットでディナーだけど、とてつもない疲労感に襲われました。
バイク乗るのも不安になるくらいだったので、宿の近所で夕食用のパンを購入しました。

過去２回プレアヴィヒア見学に行くと困ったのは食事。
なのでカップ麺を持参したが、食堂にありつけたので杞憂でした。
この日は疲労で免疫低下の心配があったから食べ慣れたものの方がいいと考え、残してあったカップ麺とパンで夕食です。

サム ソー ブティック ヴィラ ホテル

食後は入浴！
バブは持参！
スマホで音楽聞きながら、ゆったり満喫して疲れを取り除きます。

サム ソー ブティック ヴィラ ホテル

入浴後は夕方購入したポークをつまみに、いつものように晩酌。
翌日以降はプチ旅行の予定だったので体力回復を最優先し、飲み終わったらすぐに寝てしまいました。

サム ソー ブティック ヴィラ ホテル