アメリカ南部 戦艦アラバマ探訪とB級シーフード堪能

2023/11/30 - 2023/12/03

現在居住するアメリカ合衆国シアトルからゴルフ観戦を主目的に南部アラバマ州モービルを小旅行。
雷雨によってトーナメントが延期になった日に小都市の港町モービルに停泊・公開されている戦艦アラバマを見に行きました。

エリア モービル(アメリカ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.5
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー 飛行機
• 航空会社: アラスカ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

自宅最寄りのシアトルタコマ国際空港から、まずルイジアナ州ニューオーリンズに飛びます。

シアトルからニューオーリンズは片道4時間半。アラスカ航空の深夜便はほぼ満席。

定刻40分遅れの朝6時20分にニューオーリンズ国際空港へ到着。着陸ゲートから見る朝焼けが綺麗でした。

目的地のアラバマ州モービルまでは250キロメートルほど離れているため、レンタカーを事前予約。
空港から無料シャトルバスで移動したレンタカーセンターでチェックアウトします。

車種はトヨタのカローラ。

まあ走ってくれれば車種はなんでもいいんですけどね。

深夜便の飛行機ではまったく眠れなかったので、まっすぐ一本道の運転は眠気との闘い・・

2時間半のノンストップ長距離ドライブののち、無事にトーナメント会場に到着。

すぐに女子ゴルフを2日間観戦。

参加日本人3選手のサインもいただきました。

宿泊は大会会場から車で10分弱の安チェーンホテルに宿泊。3泊税込205ドルはとてもリーズナブルでした。

冷蔵庫、電子レンジがついていて部屋も広く、1日しか利用しませんでしたが部屋代に含まれる朝食もワッフル、スクランブルエッグなど典型的なアメリカンコンチネンタルブレークファーストでとても満足いきました。

何度も言いますがこれで一泊70ドル弱は今のアメリカではとても安いです

しかしゴルフトーナメント3日目は雷雨によって残念ながら中止に。

部屋にこもっていても仕方ないので、スーパーで購入したカップヌードルで空腹を満たしてから外出することにします。

ホテルの無料駐車場を出発。

しばらく運転していると大雨が降ってきました。

降り続く雨のなか、モービルの市街地を通過。

美術館や博物館などの見所もあるようですが、今回は素通りして港町モービルの海底トンネルを通過します。

ホテル出発から約20分。目的地の入口へ到着し、駐車料金5ドルをクレジットカードで支払います。

入場するとすぐに戦闘機がお出迎え。

米国海軍 戦艦アラバマ記念公園にやってまいりました。

第二次大戦時から活躍したアメリカの軍艦が退役後にモービルの港に停泊しており、船内外が一般公開されています。

大雨が続く中、駐車場にレンタカーを停めて記念館へゴー！

入場料は大人1人18ドル。

入国ブースにてクレジットカードで支払います。
オンラインでの事前購入も可能。

受付の方からレシートと腕に巻くリストバンドをいただきます。

今日はセルフツアー、つまり自分で勝手にまわるツアーのみ利用可能とのこと。

入場してすぐの記念館には戦争で稼働した飛行機、自動車、ジープなどが展示。

戦艦アラバマの前に、まず潜水艦ドラム（USS DRUM）を鑑賞。入場口はこちら

港を指している船首

潜水艦船内ツアーにゴー！

甲板から潜水艦内部に潜ります

入口は狭くて急なので足元には十分にご注意を

潜水艦なので船内も狭いです

エンジンルームなのでしょうが、何がどうなっているのでしょうか

船内クルーの生活空間ものぞき見れます

船外に出よう

10分ほどの潜水艦セルフツアーを終えて、いよいよ戦艦アラバマへ

記念館を左に出ると、ドーンと戦艦が現れます

コンコースを伝って甲板へ

戦艦入口ではガイドさんが船内の歩き方を簡単にレクチャーしてくれます

雨が小降りになった今のうちに船外を見ておこう

ドーンと外洋メキシコ湾まで見渡せそう

しかし雨が強くなってきたので船首まで歩くのは断念

壁に貼られた番号を頼りに船内巡りしよう

太平洋戦争時には輸送船等として活動したため深い日本との関係にあるだけでなく、1947年の退役から62年の除籍まで我がシアトルのワシントン州の港に停泊していたそうです

真珠湾攻撃を立案・指揮した山本五十六海軍大将

すべてウィキペディア調べのにわか知識ですが、太平洋戦争日本降伏直後には沖縄、東京、横須賀から米軍兵士の米国本土輸送に使われたそう

小さな船内シアターで戦艦アラバマの歴史を学習。

もちろん日本もたくさん出てきます。

船内のスペースではガチのローカルイベントが開かれていました

番号を頼りになるさらに進んでいきます

当時のクルー用売店ですね。

この戦艦は約2,500人が収容可能なのだそうです。

狭い階段をさらに降りていくと

エンジンルーム。

もう何が何だかです。

レプリカでしょうがミサイル満載ですね

病人・怪我人用ベッド。隔離用の部屋もありました。

歯科治療用の設備まで。

教会まであります。

こうなるともう小さい町ですね。

クルー用のキッチン。

そして椅子＆テーブル。

船内には見るものが多すぎてとてもまわりきれません！

いい加減切り上げて最後のお土産屋へ。

ムスコへのお土産用に帽子だけ買いました。22ドル。

時間は午後4時過ぎ。

ちょっと早めですが、テイクアウトの夕飯を買いに行きます。

モービルはシーフードが美味しいらしいのですが、レストランに入る気もしないので、ホテルの部屋で食べよう。

グーグルマップでなんとなく見つけたお店、ジョン・シーフード（John Seafood）。
看板もなければ店内もガラーン。

メニューは壁に。

アラカルト的に色んな海鮮物を食べられるシーフード・プラター（19.99ドル）を注文。

番号札を受け取り、呼ばれるまで店内でしばし待ちます。

従業員から察するに中華系のお店のようですが、お客さんはローカルの黒人の方々が多いです

約10分後に番号が呼ばれてテイクアウトのランチボックスを受け取りました

レンタカーでホテルに帰ります。

雨も上がったようです。

ボックスの中身は見事なまでの茶色。

白身魚、エビ、牡蠣、蟹の揚げ物に、ポテトフライとポテトサラダ。

タルタルソースとカクテルソースにお好みでディップして

先日スーパーで購入したトマトジュース風味のモデロビールで流し込みます。

なかなかのボリュームで胸焼けと胃もたれがしそうですが、なんとかフライドポテトを除いて食べ切りました。臭みもまったくなく美味しかったです。

ちょっと早いけどおやすみなさい。

翌朝はまたゴルフ場へ。

日本女子選手を中心にプレーを見て

その日の夕方には2時間半かけてニューオーリンズ空港へ。

レンタカーを返却し、

無料シャトルバスでレンタカーセンターから空港ターミナルまで移動し

無事に経由便でその日の深夜に自宅のあるシアトルに帰りました。

旅は以上。

ここまでご覧いただきありがとうございました。