2022/10/08 - 2022/10/10
4位(同エリア6件中)
のまどさん
滞在3日目は銅山があった郊外のシュパニア・ドリナに遠足に行きます。11キロほどの距離でバスも出ていますが、ホテルでタクシーを手配してもらいました。
風光明媚な村との宣伝通り、200人ほどの小さな村は紅葉の中輝くような美しさでした。スロヴァキア国内やチェコからの滞在者が多数いると思われますが、観光客とすれ違うことなく湧き水の出る山道や採掘場跡や鉱夫の生活が偲ばれる場所を訪れるところができました。村の銅採掘の歴史はかなり長く、ヨーロッパ全土に名が知れました。
バンスカ・ビストリツァ、未踏の見所が数あり機会があれば再訪したいところです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 乳幼児連れ家族旅行
- 交通手段
- タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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SNP博物館を後にしてヨハネ・パウロ2世記念館が気になりながらも素通りしました。
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温泉に入りたいというウワバミの願望に応えられるかわからないが、郊外の市民運動公園にサウナがあることが判明したのでいちかばちかで行ってみることにしました。まずはプール。50メートルレーンでした。横にはかなり高温のミストサウナがありました。
で、肝心のサウナ自体は入り口に鍵が掛かっていました。仕方がないので中年二人して2度ほど滑り台に乗りお暇します。 -
すぐ近くのサッカー場はすごい熱気。インドネシアのサッカー場で暴動があった直後だったので警戒してかものすごい数の警察官がいました。
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今宵も来ました、ショッピングモール。
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生ジュース。安いです。
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夕飯はホテル隣接の近くのレストランにしました。
炭鉱を模した内装。もともと何だったのか。 -
スロヴァキアのビール、ズワティ・ぺザント。チェコのビールに適わないけど、甘くないのがいいです。お決まりのシチューに蒸しパン。味は市民食堂と言った感じです。食事2人前、ビール4杯でたったの27ユーロと激安だったので、気の毒になって5ユーロもチップを弾みました。
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翌朝、結局ホテルでタクシーを呼んでもらいました。運転手のお兄さんは陽気に挨拶してきたので英語に自信があるのかと思いきや、その後は終始だんまり。やっぱり。
目的地のシュパニア・ドリナは街から11キロ。シュパニアは主という意味のラテン語由来だそうです。ドリナは谷。この地では紀元前1700年から銅が産出され、ヨーロッパに広く流通しました。 -
現在の人口は200人ほど。村の中心のカトリック教会は玉ねぎ屋根を戴いています。
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村の最古の記録は1254年。15世紀末にはバンスカ・ビストリツァの富豪フッガー家とトゥルソ家が運営する組合によって銅が採掘されました。
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村にはわずかにチェコ人が住んでいるようです。大半の家が最近リフォームされたようで都会から来たような人たちがたくさんいたので、宿泊施設として使われているのでしょう。それなりに財政が潤っていると思います。
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村には地質学の研究を目的に国外から著名人が訪問し、その中でもニュートンの勧めでモンテスキューが訪れたことは特筆すべきだと思います。
秋の山道を歩きましょう。 -
と言っても道がぬかるんでいたり、標識を見逃して全く方向違いの場所に行ったりと不安になってきたので、村の方向に戻ります。
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湧き水発見。
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湧き水その2。屋根が付いています。
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我々はわりと胃が強いのでここで飲み水をもらいます。おいしかったです。お腹も壊さず。
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村に戻ってきました。
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鉱夫のシンボルは村の至る所で見られます。
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伝統的な造りの鉱夫の家。
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鉱夫のお祈りの場所。
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祠がありました。
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村にあるレストランは2軒。そのうちのペンションを兼ねた1軒で昼食。スロヴァキア名物のニンニクのクリームスープ。クリームというよりパセリの入ったバターで、エスカルゴのソースと同じです。クセになる味わい。
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ビールはブレスニャク。泡の割合とグラスが気に入りました。
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中央広場には大きなからくり時計が設置されていて決まった時刻に人形が動いて銅を掘るようですが、オフシーズンのため動く気配はなし。
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皆上っていた砂利の丘から村が見渡せる素晴しい景色が見えるのですが、入り口には立ち入り禁止の看板がありました。ウワバミ以外守る人あらず。私も写真だけ撮って引き返します。
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再び村に帰ってきました。
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バスを待つ間にもう一服。ウルピナー。10月に外で飲めるのが嬉しい。
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イチオシ
紅葉が始まった秋のシュパニア・ドリナ。去り際に風景を目に焼き付けておきます。
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バスは定刻に来ました。
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この日は日曜日で開いているレストランは限られていたので、イタリアンにしました。リゾットとピザ、存外美味しかったです。
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食後は広場に面した小洒落たカクテルバー。経営者は20代後半と思われる若いカップル。小さな街でも一等地に店を持つとは。若い人は勢いがあります。
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オリジナルカクテルで、最初は華やかなピンクで。2杯目をきかれたのでウィスキーベースのを頼んだところ、ガン攻めのが出てきました。
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食後は部屋で赤ワイン。セパージュはドゥナイ。
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翌朝、3泊したバンスカ・ビストリツァを立ちます。市街地駅から1駅、
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中央駅で次の電車を待つ間にカフェでコーヒー。スロヴァキアのコーヒーにはがっかりすることが多かったですが、ここの味は本物でした。
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