2023年、プチ旅行を積み重ねるぞ。(5) 伊勢志摩・スペイン村で、桜満開の至福

2023/03/28 - 2023/03/28

2年前の夏に、もう、無条件に外国人観光客を受け入れていたスペインへの海外旅行を計画していて、感染状況やらを調べていたら、スペインに行くには、なんら問題がない。
なので、スーツケースをもパッキング始めていた時、帰国時の日本の入国云々を調べていたら、「自国民が、自国に帰るのに、出発72時間以内の陰性証明が取れない場合は、帰国便への搭乗を拒否される」という事実にぶち当たりました。
しかも、調べていくと、「正式な陰性証明があっても、日本のフォーマットとそぐわない場合は、陰性証明があってもなお、搭乗拒否される」という、理解不能な事例が続々と出てきて、さすがの私も、スペインへの旅を断念せざるを得なかったのでした。

その時の、怒りをおさめるために、「スペイン村に毎日通って、毎日伊勢海老食ってやる」と決めたのでした。

2年前の9月にスペイン村の年間パスを買い求めて、昨年の12月に、また年間パスを買いました。
それゆえ、少なくとも、年に2-3回は、伊勢志摩に行くつもりです。

さて、今回の新しいシチュエーションは、出発前日のテレビのニュースで、「スペイン村が、Vチューバーとコラボして、キャンペーンを組んだら、大当たりで、入場者が2倍」と聞いたのでした。
調べてみると、周央サンゴというVチューバーのファンが押し寄せて、今までとは違う、若い世代が行列を作っている、というのです。
そのキャンペーン期間は、すっぽり私の伊勢志摩滞在とかぶってました。

もう一つの、シチュエーションは、桜の開花が記録的な早さで、しかも、幸運なことに、この週は、ピッカピカの快晴が続きます。
ということは、ふつうは4月に咲く京都の桜が、帰宅した頃にはもう、終わっているという可能性さえある。

それなら、伊勢志摩で、しっかり桜見物をするしかないよなと、発想を転換して、伊勢志摩の桜の名所を、ネット検索して、ドライブの予定をいじりました。


今回は、二食つき２泊と、素泊まり２泊で、86500円。
旅行支援と、楽天トラベルの割引クーポンで、21600円をマイナスされて、64900円。8000円の旅行支援のクーポンで、鳥羽国際ホテルのランチが食べれました。

エリア 志摩スペイン村・磯部(三重)

伊勢志摩に向かうときは、最近は玉城インターを利用して、そこから、サニーロードを南東方向へと進み、のんびり一車線の田舎道を走って、志摩に入ります。
その玉城インターの近くに、桜スポット、アスピア玉城を見つけ、立ち寄りました。
あんまり規模は大きくないですが、物産店と、レストランが一つ。
駐車場やトイレはありました。

桜並木は、15分ぐらいの量でした。
うっすらの青空と満開の桜は美しかったです。

同じく、玉城インターから遠くないところに、宮リバー度会パーク、という桜スポットを見つけて、立ち寄りました。
こちらは、かなりの規模の桜並木で、宮川沿に、緑地と並木が広がっています。
駐車場もトイレも完備してました。

初日の一泊は、素泊まりにしていたので、昼過ぎに、ココスでランチです。
ココスは前菜に、メキシコのケサディージャがあり、これはハーフサイズです。グアカモレの入ったディップをつけて、食べます。
メインは、シーフードのパスタです。
今回も、ロボットが料理を持ってきてくれました。

初日の宿、奥志摩、アクアフォレストです。
食事は、バイキングしかなく、春休みのこの時期は、家族連れがたくさんで、バイキングに並んで食べる気にはなりません(笑)。

西陽がさす部屋は、窓からの景色を楽しめますが、アクアフォレストという名前の通り、景色の中心は森で、海はかなり向こうの方に見えるのみでした。
志摩の景色は、このパターンが多いかもしれません。

ここの良さは、敷地内に遊歩道があり、近くのビーチや海沿いや岬を歩けるようです。

あおさの栽培をしている海辺。

部屋から見える海をアップにしてます。

ホテルから15分ぐらい歩くと、ビーチがありました。

翌日は、ホテルを移動する必要があるので、スペイン村で、チェックインタイムまでを過ごしました。
新しいフラメンコ・チームのショーがありました。チケットを買うのに行列30分。
後ろの端っこの席ですが、午前の部10:50分のショーのチケットをギリギリで買えました。ざっと150人ぐらいがびっしり座ってのショーは、初めてかしら。
いつもは、丸テーブルでドリンクいただきながらのショーでしたが、コロナの間もドリンクはなく、今回も、シアター式に椅子を並べてありました。
ショーは、良かったです。

ピザ屋さんの前に行列だったので、食いっぱぐれるかと案じましたが、私の好きな方の店は、まだ空いてました。
ペンネ・アラビアーーたのランチです。
ピザ屋さんの方は、コラボのVチューバーのグッズがあるのか、スタンプラリーか。ファンの方々が行列してました。

気持ちのいい青空と、白い街並みの景色は、バッチリ楽しめる快晴でした。

今回は、原田マハさんの、「暗黒のゲルニカ」を読んでます。
ゲルニカの絵の詳細が出てくるのですが、ここの博物館で、ゲルニカがあったので、写メして、小説を読みながら、細部を確認できました。

2番目のホテルは、ダイワロイヤル系のホテルで、10階の部屋からは、なかなか雄大な景色が楽しめました。

この赤い橋が、アクセントになります。

伊勢海老をアオサの衣でフリットに
生魚が苦手な私のために、メニューを変更してくれてます。

本来ならスペイン村を再訪するのですが、今回は、混雑にめげて、またせっかくの桜の満開を追うことにしました。
宮川堤公園というのが、なかなか良さそうな桜スポットですが、町中にあるし、駐車場が少なそうなので、公共交通を使っていくことにしました。
ホテルから鵜方駅まで、ホテルのシャトルバスを利用して、そこから近鉄特急で、伊勢市駅へ。
そして、伊勢市からは、JR参宮線に乗り換えて、山田上口駅まで、一駅です。

ワンマンカーで、ICカードは使えず、駅でチケットを買うか、キャッシュで払います。

山田上口駅から15分ほど歩くと、宮川堤に出ました。

手前の二箇所のスポットとは段違いに、有名どころのようで、屋台の店も並んでました。

理想的な青空と、淡いピンク色とのコントラストが素晴らしい、花見日和でした。
いつものパターンで、似たような写真が続きます。

いいですね。ここは、土手の上からも眺められるし、並木の中の小道を歩くこともできて、幾重にも桜を楽しめます。

近鉄特急で鵜方まで戻り、そこからホテルまでタクシーに乗ると、3000円ぐらいしそうだったので、バスでスペイン村まで行ってから、タクシーでホテルまで。
近鉄特急の車内アナウンスの声も、コラボのVチューバーだったりして、また、バスも、Z世代の若い人々で満員でした。
3/13日以降、せっかくお上からいただいた「マスクをつけない自由」を失ってはならじと、100%マスクを外している私ですが、さすがにこのバスの中だけは、マスクをつけました(笑)。
子供連れやら、若い人たちは、ウィルス持っていても無症状で元気ですし、群れるゆえ、ウィルス持ちの確率もまた高い。年寄りは、若い人たちに囲まれた時には、マスクした方がいいかなと思います。

でも、平日の、近所のスーパーマーケットでは、シニアばっかりなので、マスクを外しているのは、私一人の時が多いです。でも、ここで、「皆がつけてるからと、自由を捨ててマスクをつけたら、負けや」と思うので、日常生活では、100%マスク無しで、自由を謳歌しています。
もう、半月が過ぎてるのに、相変わらずマスク着用率は、95%ですよね。
5月8日の「2類から5類への扱い変更」を待たないと、全日本マスク統一教会のマインドコントロールは解けなさそうだし、日本のコロナは、まだまだ終わらない、ですね。しゃあない。

連泊のフレンチ。
バイキングのレストランは、きっと大混雑でしょうけど、フレンチは、ほんの数組のみでした。やはり、フレンチの人気は、イマイチなんですよね。
コロナで、フレンチレストランが閉業に追い込まれるケースも多いようで、願わくば、フレンチレストランが維持されて欲しいです。

橋の手前にホテルの駐車場が見えますが、二日目は、観光バスが10台並んでました。シンガポールとか韓国からのツアーも、ガンガン来ているようです。
朝食のバイキングは、6時半からでしたが、ホテルの方のおすすめで、少し遅い目にしました。
部屋から見ていると、観光バスは8時や9時に出発しているようで、ツアー客の多い場合は、朝ごはんは遅い目が懸命のようです。

３泊目は、素泊まりにしてました。4回もフレンチの夕食を食べ続けると、確実に体重が増加し、なかなか落ちない。それゆえ、夕食は2回にして、最後の日は、ランチのフレンチを食べることにして、まずは朝のウォーキング。

二見浦で、海を見ながら歩きました。

桜スポットに行かずとも、もう、そこら中で桜が咲いてました。
伊勢志摩に、こんなにたくさん桜があるとは、知りませんでした。
この山の桜も、京都の嵐山より、ずっと桜の量が多い。

さらに、鳥羽城の城山公園に行ってみました。
量は多くないけど、海のすぐ近くの桜は、海の青色との対比が美しかったです。

真珠島にも、たくさん桜が咲いてました。

鳥羽国際ホテルからの、海の景色は、天下一品で、大好きですが、ホテル代がかなりお高いので、今回は、別のホテルに泊まって、ここでランチを食べました。

伊勢海老料理は、サラダとして出されました。
でっかい海老で、すこぶる美味しかったです。

旭蟹のグラタン。

珍しく、メインは、牛肉か帆立のチョイス。
大好物なので、帆立を食べました。

夕暮れ時に、橋を歩いて渡りました。
歩道がついてるので、ホテルから散歩できました。