前略　九年庵様

2022/11/23 - 2022/11/23

前略　九年庵様

いつかあなたにお会いしたく （コロナの影響で）３年も待ち焦がれておりました。

この度 ようやく願いが叶いました。

エリア 吉野ヶ里(佐賀)

吉野ヶ里遺跡の臨時駐車場に車を停めて、九年庵行きのシャトルバスで約１０分。
バスを降りて愛逢（あいあい）橋を渡ります。

城原川

１年のうちで９日間だけ一般公開されるという、九年庵（佐賀県神埼市）

今日が公開最終日です。

入場門をくぐり、歩いて来た道を振り返ります。
（要所要所に立っておられる係の方がやけに目立ちます(-_-;)）

そもそも九年庵とは・・・

佐賀の大実業家「伊丹弥太郎」が明治２５年に建てた別荘と・・・

明治３３年から９年の歳月をかけて築いた庭園。

庭園づくりに９年費やした事から、九年庵と命名されたのだそう。

見事な紅葉です。

建物の中には入れませんが、外からのぞく事はできます。

人が並んでいたので通り過ぎようとすると「ここは写真スポットですよ～」という声に呼び止められました。

どれどれ？

皆さんがカメラを向けていたのは、この風景でした。

竹格子の小窓からも綺麗な紅葉が。

もみじの絨毯

建物の回りには美しい庭園が広がっています。

雨上がりで紅葉の色合いがなお一層引き立ち、少し霧もかかっています。

近年、紅葉は曇り（雨上がりならなお良し）の方が、自分好みの写真が撮れると学習した私は、今日の天気予報が「雨のちくもり」と知って、シメシメ・・・と思っていました。

案の定！

九年庵のテーマは
「あでやかに紅葉、しとやかに翠緑」

テーマにぴったり(*^-^*)

邸宅の広さは９７坪。

茅葺屋根の・・・

数奇屋建築です。

杉腰張りの土壁と庭木のバランスが絶妙。

どこを切り取っても絵になる(#^^#)

真竹の濡れ縁も趣があります（裸足で歩きたい）

濡れ縁からは、美しい紅葉が見渡せます。

九年庵は、毎年限られた９日間にものすごい数の観光客が押し寄せ、入園券（美化協力金）を買うための整理券まで配られ、入園も人数制限があり、中に入れば立ち止まる事も許されないと聞いていました。

ところがどっこい！

早朝、雨が降っていたせいか 皆様の出足も遅れたようです。

団体さんも来るのだけど、スケジュールが分刻みのようですぐに去って行かれます。

ある団体の添乗員さんが、ここへは毎年来ているけど こんなに空いているのは奇跡だとおっしゃっていました。

人が多い時は、写真は歩きながらしか撮れないのだとか。

９７坪ほどの邸宅の周りを一周するのに、さほど時間はかかりません。

普段なら人が多くて一方通行らしいのですが・・・

空いていて自由に行き来できたので、１時間以上ここで費やしました。

語彙力無くて安っぽい表現だけど、まるで京都！

色んな色を付けたモミジが誇らしげ(*^-^*)

もみじ類が１３０本、つつじはその倍の２６０本植栽されていて・・・

つつじの咲く春にも、２日間ほど一般公開されているようです。

建物の周りを一周すれば、その先はすぐに出口です。

九年庵の裏口を出ると・・・

すぐ目の前には『仁比山（にいやま）神社』の入口があります。

紅葉した大木のトンネルを抜け、参道を進みます。

鳥居越しに見える紅葉に期待がふくらみます。

この仁比山神社も紅葉の名所です。

今が一番の見頃のようです。

階段をのぼったところに本殿があります。

この神社、「農業の神」「山の神」として崇敬されています。

私の場合は、「見たい、聞きたい、言いたい」( ´艸｀)

まるで絵画(*^-^*)

もみじの絨毯

紅いじゅうたんに埋もれる碑が映える。

九年庵周辺のみどころは仁比山神社だけではありません。

福徳地蔵尊
見所がコンパクトに収まっていて、すべて歩いて回れます。

見所のすべてが一斉に紅葉していて、ラッキーでした。

紅いもみじに押しつぶされそうな恵比寿天

左手に赤ちゃんが居るのを帰って来て写真を見てから気づきました。

やさしいお顔(*^_^*)

行きには九年庵まっしぐらだったので気づかなかったけれど、伊東玄朴邸

伊東玄朴＝幕末のお医者さん　近代医学の祖と言われている。

閉園中で、中の見学はできませんでした。

帰りのサービスエリアで熊本とんこつラーメンをいただきます。

佐賀へは３日前に来たばかりでした（往復５００Km）
その帰りに九年庵へ行きたかったのですが、天気が良くて噂に聞く「激混み」である事が予想されたため、おとなしく帰りました。
今日は私の理想の天気で、人も少なく良かったです(*^-^*)

コメント欄はお休みさせていただいています。
申し訳ございませんm(__)m

この旅行記へのコメント （1）

• さつまおごじょさん 2022/12/04 13:39:04

  お休み中。

  コメント欄はお休みさせていただいています。
  申し訳ありませんm(__)m