2022/09/22 - 2022/09/22
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Siniさん
この旅行記のスケジュール
2022/09/22
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アロンゴツアーキャンプ
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モンゴルの旅3日目は 朝陽を見てから朝食。
その後ウランバートルへ戻り、ザイサン丘、スフバートル広場、国立歴史民族博物館の見学の後、ランチ。
ランチの後はノミンデパートでお土産を買いに。一旦ホテルへ戻り少し休憩した後、夕食へ。
最後の夜は大急ぎでしたが大浴場での入浴を楽しみました。
写真は第二次大戦で実際に使用したソ連の戦車です。ザイサンの丘への駐車場にデーン!と展示してあります。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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テレルジ国立公園のツーリストキャンプ場。
朝明るくなって外を見たら真っ白。雪も風も止んでいました。 -
モンゴルの朝陽を外で震えながら待つ。
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雪の日のモンゴルの朝陽です!
高原の朝陽。次、どこかで見ることがあるだろうか?これまでに見た事があったろうか?
記憶にないわ。高原に泊まった記憶もないわ。 -
朝、ゲルから出たら一面真っ白。
昨日(上)と今朝(下)のツーリストキャンプのメインビル。 -
昨日のツーリストキャンプ(上)と、今朝のツーリストキャンプ(下)。
雪を降らせた雲が去ったみたいです。 -
朝食。お粥のような物。一睡も出来なかった体に優しく染み込む。
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羊肉がなくて助かったー。
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テレルジ国立公園を出発。
たった一泊だけどインパクトのある夜を過ごしました~。
橋から一般道になるらしい。国立公園の出口です。 -
モンゴルの平均寿命は70歳を切っていて、日本と比較するととても短い。(世界平均は71歳)
このツアー参加者15名のうちは2名以外は、50代以上で、D君から老人のグループが市内を歩くととても異様なんだ(そしてとても危険)、というようなことを言われます。 -
ザイサン・トルゴイの駐車場に到着。
ザイサン トルゴイ 自然・景勝地
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まだオープンしていないレストラン。飾りが素敵!
ここは人気のショッピングモール、「ザイサン・スクエア・モール」。ここから「ザイサン・トルゴイ」への階段の途中へと出られます。 -
この旅で初めてのコンビニ。大人数で入るのは憚られたので外から見るだけ。品物は豊富です。
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どうやらあそこまで登るようです。
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建物が大きいのは国土が広いかららしい。下を見ると、、、、
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下に恐竜のオブジェ。
モンゴルは北米、中国と並ぶ恐竜化石産地なんだそう。 -
ここから階段で300段だったかな?
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日章旗を踏みつけるソ連軍とモンゴル軍。
ノモンハン事件ー1939年5月~9月、満州国とモンゴル人民共和国(外蒙古)の国境、ノモンハンで起こった日ソの国境紛争事件。
これは旧日本軍(関東軍)1万5千人が国境を超えてモンゴルに侵攻した事件。モンゴルに駐留していたソ連軍によって日本軍は壊滅的打撃を受けた。
歴史で習わない日本によるモンゴル侵略の黒歴史。 -
こちらが当時のモンゴル軍らしい。
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ウランバートル市内一望。
建築中の建物が多く、往路の飛行機で会った、「トビ」の実習生は帰国してからもまだまだ仕事がたくさんありそう。 -
黒い煙を吐いている煙突が発電所らしい。ウランバートル市内には3つの発電所があるとか。
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土地私有化法により自由に居住地を選べるようになった結果、空気の良い山の方へと建物はどんどん増えている。
雪害のため遊牧を辞めた人々はウランバートルの近郊に上下水道のないゲルで住み始める。地中に穴を掘ったトイレによる地下水汚染、石炭ストーブによる空気汚染ほか、貧富の格差は広がる一方。 -
急増する人口に対してインフラ整備が全く追いつきません。交通渋滞に対する対策は、難しいらしい。
地下鉄は冬季凍ってしまうので不可能とのこと。 -
金ピカの仏像のある寺院を見ながら中心街へと戻る。
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どこに行くにも渋滞。
バスは午前6時から午後10時まで走っているが、時刻表がないと。渋滞で時間通りに来られないから。
バス停には屋根付きのバス待合室などはなく寒空でじっと待つかあるいは歩ける距離なら歩くしかない。 -
そんな訳でお金持ちは夏用と冬用の車を持つことになり渋滞は益々ひどくなる。
中古のプリウスを輸入して来ると、まず車体を高くするそうです。そうしないと道なき高原を走れないから。
それで価格は一台600~800万円くらいに跳ね上がる。実勢価格が日本の1/10(私見です)くらいのモンゴルでそれがどれほど高価なことか!
広場到着。 -
スフバートル広場(チンギスハーン広場)。
1989年12月、モンゴルの民主化が始まった広場です。武力衝突なしに体制転換が行われてまだ32年です。 -
広い広場の中心にはスフバートルの像。
スフバートルは1921年、中国からの独立を宣言した人民革命の英雄。
この辺りで「物売り」の女性達がいました。切手とか絵葉書、Tシャツ、ワッペンみたいな物を売ってたような。小額紙幣でなければお釣りはもらえないとか。チンギスハーン広場 広場・公園
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政府宮殿(政府庁舎)の中央の像はチンギスハーン。
ソ連時代はチンギスハーンは日の目を見てなかったそうですよ。(ロシアを征服した歴史をロシアは見逃せない) -
手前の方の低い建物は日本人捕虜によって設計、建築された建物だそうです。
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1945年当時モンゴルでは、このような建物を建てる技術がなかったとか。
そこでソ連によって捕虜にされシベリアへ送られた日本人から約17,000人がモンゴルに連れてこられて労役に着いたそうです。
モンゴルへ送られた捕虜のほとんどは生きて帰国したといいます。(亡くなったのは既に病気か衰弱して到着した捕虜達との弁) -
国立民族博物館へむかって、スフバートル通りを横断!歩いて歩道を渡ったのはこの旅で初めてです。
モンゴル国立博物館(国立民族歴史博物館) 博物館・美術館・ギャラリー
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モンゴル民族博物館
ここでたっぷり1時間半、D君の熱弁を聞き、モンゴルの歴史を学びました。
モンゴルは少数民族の集まる国であり、モンゴル民族の国ではないと。(え?まさか?そうなん?)ロシアからの独立の際は、チベット仏教の高僧を指導者として招いたそうです。 -
ランチはこちら、モダンノマーズで。
ほんの少しの距離ですがバスで移動です。車が多すぎて信号を守らない車もいるようで「15名を1人で守りきれないから」とD君。モダン ノマズ (ブランチ 5) 地元の料理
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さすが流行っているお店。おしゃれな空間に美男美女がサーブしてくれます。
後ろの方から個人旅行客らしい日本語も聞こえて来ます。 -
ここでもビール。
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中華風の味付けで完食。
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モンゴル人が大好きな「塩茹で骨付き肉料理」に中華風の味付け。残念ながら肉料理はほとんど入らず。
私は魚より肉が好きなんですが、毎食のように羊肉。やはり日本人は魚だよね、って気になるから不思議。 -
うわ、アイスクリームだー!と喜ぶ。
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ノミンデパートまでまたバス。エンフタイワン(平和)大通りに面しています。
流石にデパートの前にバスを着けられず、少しだけ歩きました。
ここがウランバートルのリアル中心街のようです。デパートからサーカス場まで。ノミンデパート (旧国営デパート) 百貨店・デパート
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ここが有名なビートルズスクエア。ビートルズ全盛期の頃はソ連の一部で社会主義国だったモンゴル。
このオブジェは自由に憧れて密かにビートルズの曲を口ぶさんでいた過去を忘れないように、という意味深なオブジェらしいです。
この辺り、髪を今風にした若者で溢れていました。軽め、控えめなロック調、パンク調の若者がうようよ。へええ。
写真撮ってあげようか?と声をかけられるも、足早なD君!ちょっと待っておくれよ~。 -
道端では、松の実をローストして売ってましたよ。生の松の実は欲しかったなぁ。
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ノミンデパートの中です。ウランバートル唯一のデパート。
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フードコートらしきスペースがあります。
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エレベーターでどんどん登りましたが結局一階にあったスーパーでお土産買い。
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品物はほとんどロシア産かキリル文字のみの表示でどれが何だかなかなか判別できません。バーコードを見てモンゴル産の品だけお土産調達。
後はD君がこれはモンゴル産と言ったものを手当たり次第購入。
残念ながらカシミア製品は見る時間もなかったわ。 -
一旦ホテルへ戻り、少し休憩して、夕食に出ます。
これは大型バスを通すためD君がバスを降りて、交通整理をしているところです。 -
車を左に寄せてもらうように、ずっと先の大きな通りまで交通整理をして、通してもらいました。
随分と陽が高いうちにホテルを出たのは、渋滞を予測してのことです。 -
D君のおかげで無事目的地に到着。
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止まっている車が綺麗なプリウス。
高原用にランドクルーザーも人気なんだとか。
お金持ちが来るレストランへ行くようです。 -
エレベーターで3階へ。中はおしゃれなレストラン。早く着いたのであまり客の姿は見えず。帰りには満席になっていました。
ヘルシーなモンゴル料理しゃぶしゃぶ(hot pot)で有名な「ブル」です。日本のツアーには人気らしい。市内に4店舗あり。 -
街の景色が見えるレストラン。窓辺の席へ。夕陽が少し見えました。
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コロナ対策ではなく、一人鍋が出来るようにセットされているのがこの店の趣向らしい。
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生ビールで最後の乾杯!この旅の間、楽しく過ごせたのは「大人(老人とも言う)」な旅人達のお陰です。
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麺、野菜はみなさん手が出ます。
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チャーハンはおいしそうなんだけど、お肉は見たくない、、
牛肉も出してくれたけれど箸が、箸が、、、肉を避ける。 -
とてもおしゃれな空間でした。
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ホテル着。やっと今夜は大浴場が使えそうです。この先の受付で名前と部屋番号を記入して、鍵をもらいます。
ここでモンゴル初の一悶着。
女係員「◯◯◯?」
私 「お風呂お願いします」
女係員「◯◯◯?」
私 「お風呂お願いします」
5、6回やりとりの後面倒になってついyesと言った途端に、マッサージ係のおねーさんに別室へ拉致されそうになりました。
うーん、これがモンゴルなのか?
「マッサージはいらない、お風呂」とこちらも負けてはいられない。早く荷造りして寝なくちゃ!なんだから。
こうしてやっと利用したお風呂は広くはなかったのですが、もちろん日本式。モンゴル人と日本人が利用していたので写真は撮れませんでした。 -
お風呂の帰りの北斎。
既に10時。さぁて、なるべく手早く荷物を詰めて寝ましょう。明朝は4時起きです。ハード!な旅です。
つづく
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この旅行記へのコメント (7)
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- エヌエヌさん 2022/11/22 14:51:25
- 一睡もしてなくても生ビール
- さっすがー
でもその後睡魔の誘惑無かったですか?
老人グループが市内を歩くと危ないのは物盗りか何かでしょうか?
確かに関東軍のモンゴル侵攻は教科書には出てなかったです。少しびっくり!
シベリア抑留の一部の人がモンゴルに連れて来られたと言うのも初耳です。
でも生存者率で考えるとシベリアよりもまだマシだったんですね。
肉にほんと飽き飽きしてたのですね。( ´ ▽ ` )
- Siniさん からの返信 2022/11/22 17:31:32
- Re: 一睡もしてなくても生ビール
- エヌエヌさん、コメントありがとうございます。
睡魔を感じる間がない旅程でした。何せ渋滞がひどいので移動に時間がかかり、車中で休息、みたいな感じだったのと、最後の日と思うと寝ている暇もなく。
しかし歩いて移動しなかったのは、後で考えると、スリ、置き引きなどの可能性、それと泥酔などによる暴力沙汰などの恐れ、からではないかと思います。
はい、連日慣れない羊肉だったのと、寝不足や疲労でしょうか、なかなか肉には手がでませんでした。
しかし海外へ行くと日常にはないさまざまな刺激をうけますね。
Sini
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- マプトさん 2022/11/21 11:31:27
- 羊肉
- モンゴルの料理、読みました。
私ら道産子は、羊肉はジンギスカンで慣れているし、羊肉のラムしゃぶもよく食べるので臭みは気にならないけど…。内地の方だったら、羊肉の臭みが嫌で、羊肉を敬遠しちゃんでしょうね。ウランバートルでボーズを食べた時は、やけに脂っぽいと感じましたが。
そうそう、モンゴル人の相撲取りを日本に最初に連れてきた人が、元大関・旭国の大島親方(旭天鵬とかの師匠)なんです。で、旭国は私と同郷で、大関になった時、昇進パレードで家の前で旗を振ったんですよ。そんなんで、モンゴルとかモンゴル人力士に対し、親しみを感じています。
- Siniさん からの返信 2022/11/21 22:54:02
- Re: 羊肉
- マプトさま
コメントありがとうございます。
通常ならラムステーキとか、美味しくいただけるんですが、、、、今回はほとんどダメでした。
多分、モンゴルの羊が新鮮で、栄養状態の良い(汚染されていない草を食べている)羊肉のせいかと思ってます。
北海道は関取が多い時期もありましたものね。私の贔屓もモンゴル人力士ですが、相撲界のことには詳しくないので、、、今回も間違った表記があったらごめんなさい、です。
Sini
- Siniさん からの返信 2022/11/21 22:54:03
- Re: 羊肉
- マプトさま
コメントありがとうございます。
通常ならラムステーキとか、美味しくいただけるんですが、、、、今回はほとんどダメでした。
多分、モンゴルの羊が新鮮で、栄養状態の良い(汚染されていない草を食べている)羊肉のせいかと思ってます。
北海道は関取が多い時期もありましたものね。私の贔屓もモンゴル人力士ですが、相撲界のことには詳しくないので、、、今回も間違った表記があったらごめんなさい、です。
Sini
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- ASARIさん 2022/11/21 11:04:30
- モンゴル面白い!
- こんにちは、Siniさん。
いつもいいねをありがとうございます。
モンゴル、知ってるようで知らない事だらけで毎度へぇ~を連発しながら読ませていただいてます。
ゲルでの宿泊は想像では広大な自然の中で一体化して非日常の中で眠れる~でしたが、実際はそんな甘いものではなかったんですね。
こういうのは実際に行って体験しないと分からない事なのでとても興味深かったです。
平均寿命の短さも驚き!
しかしD君は気の利く仕事のできる人ですね。異国でこんな人と出会ったら惚れてしまうわぁ。
これからも拝見させていただきたいので、フォローさせて下さい。
続き、楽しみにしています^ ^
ASARI
- Siniさん からの返信 2022/11/21 22:45:45
- Re: モンゴル面白い!
- ASARIさん、楽しんで読んでいただけて嬉しいです。
私にとってのゲル体験は、、悲惨でした。一泊だけで良かったです。
しかしもちろん、自然の中で素敵な体験になることもあると思います。
停電の時はスマホに助けられました!
短期間の訪問だったので何が起きても楽しめました。
D君は良い子でした。日本の引きこもりの子たちをモンゴルに滞在させるというプロジェクトをやっているようで、恵まれた日本からモンゴルに行くと子供達も目覚めるようですよ。
私もフォローさせていただきました。
今後ともよろしくお願いします。
Sini
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