
2022/08/11 - 2022/08/12
28位(同エリア983件中)
トゥーバーズさん
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この旅行記のスケジュール
2022/08/11
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クバヨラン・ラマ伝統市場
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ラーマヤナデパートメントストア パサールケバヨラン・ラマ店
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シドムンクルケーキショップ クバヨラン・ラマ店
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この旅行記スケジュールを元に
急遽、夏休みはインドネシアに綺麗な海とお買い物を楽しみににいくことに。アフターコロナ最初の行先に選んだのは、ジャワ海に浮かぶ白磁の島”ブリトゥン島”(Belitung Island)。
ジャカルタの1日観光からスタートです。
ここまでの旅程
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
出発
11日羽田空港~BKK経由~CGK ジャカルタ市内 ←イマココ
12日
13日
14日
15日
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- タクシー 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
旅の始まりは、いつもの深夜の羽田空港。お仕事終わりにスーツケース担いで飛び乗ります。
最初に、日本ではあまり知られていない島なので今回の旅行先。ブリトゥン島(Belitung Island)に少し触れておきます。
この島は2008年に映画にもなった「ラスカルプランギ」(laskar pelangi)という小説の舞台になっています。そのため名前をいうとインドネシア人なら観光地と認識するくらいの観光の島で、インドネシア政府観光局が10NEXTBALISとして育てようとしている「これからの観光地」という位置づけです。
それはそうと…久しぶりの羽田空港第三ターミナル…
「人がぜんっぜんいない?!」
お盆の時期だというのにガラガラです。羽田空港第3ターミナル駅 (京浜急行電鉄空港線) 駅
-
出発ロビーもほとんど無人です。
いくらネガティブ情報が今増えているとはいえ…思った以上に人が少ないです。 -
どこにいてもかかる時はかかりますし、沖縄いくのも群馬いくのもインドネシアいくのも、やれる対策は一緒なので、やることやっていけば一緒だと思うんですが?
JALのカウンターも、ご覧の通りのガラガラ。 -
本当に違うエアラインでもCGKまで通しでバゲッジ扱ってくれるのか…カウンターでドキドキしながら待っていましたが、ちゃんとCGKまでで預かってくれました。
「おお~」
「本当にバゲッジはCGKで受け取れるんですね」
「はい、大丈夫ですよ。こちらボーディングパスです」
「あれ?BKKから先のぶんもJALで発券できるんですね」
「そうですよ」
「ということは、スワンナプームでタイ航空のカウンターに行く必要もない?」
「そうです」
「え~、それは助かります。ありがとうございます!」
ほかのエアラインでも提携しているのかは知りませんが、これができるならタイ経由でどこに行くにしてもめちゃくちゃ便利な気がします。 -
デパーチャーもすっかりこの通り。
「こんな何もやってなかったかしら…」
「真っ暗だねえ」
夜中のこともあってお店も全然開いていません。羽田空港 第3旅客ターミナル 空港
-
さよなら~、羽田空港。行ってきます~
-
バンコクスワンナプーム国際空港の到着予定は約5時。必死に寝ようとしていたところ,離陸してしばらくして機内アナウンスが入りました。台風の影響が考えられるので本来なら朝にお出しする機内食を早めに提供すると、サラッと大変なことを言ってくれます。
「ええ?!」
「そういえばバンコクの天気なんて全く気にしてなかったけど、台風来てるの?」
「JALがいうんだから、そうなのかも」
「え~…」
「心配しても仕方ないし、バタバタで晩ごはんも食べてなかったからむしろご飯早まってラッキーじゃない?」
「そうね。これ、サラダとか美味しい」
「ほんとだ」 -
台風という感じでもなく、予定通りバンコクはスワンナプーム国際空港に到着しました。
アライバルを歩いていても、死んだような羽田と違って朝方でも人がたくさん。活気があります。スワンナプーム国際空港 (BKK) 空港
-
マップで確認すると、アライバルの2階からトランジットエリアを抜けて4階のデパーチャーフロアに移動します。
-
「どうやらこっちみたい」
「あんまりお店とかないじゃない」
「アライバルエリアだし、デパーチャー側には沢山あるよ」 -
廊下の壁に、スワンナプーム国際空港建設時の日本のJICAによる資金援助に対するお礼の碑が架けられているのを見つけました。
へぇ~!なかなか興味深いです。 -
アライバルにも免税店が少し。
覗いてみてはじめて気がつきました。
「THB(タイバーツ)のレートがわかんないから感覚が掴めない(汗)」
「そうね…そこまで考えてなかったわ」
「チョコが2つで1000THB…高いのか安いのか…うーん」 -
歩いていると外貨両替のお店が。
ボードで確認すると、ざっくり3円から4円の間くらいで計算すればいいみたい。 -
まーっすぐ歩いて、デパーチャーに向かうエスカレーターまで到着しました。シンプルな動線でわかりやすく好感が持てます。
目的のジャカルタに行くTG433便の搭乗ゲートを探すと、どうやらC10ゲートのようです。 -
エスカレーターに乗って4階に。
-
あがるとセキュリティチェックです。
ここで一つトラブルが。荷物に入れてきた短いハサミが、検査でひっかかりました。いままで刃渡り6㎝以下でひっかかったことが無かったペンシルタイプのもので、海外用に愛用してきたのですが…開いてみせて尺で計って見せてアピールしますが、ダメと判断。
泣く泣くダストボックスに置いていくことに。
思いっきり恨めしい顔でにらみつけてやりました。 -
プンスカしながら移動したデパーチャーの上の層にはお店がいっぱい!
気持ちも上がって、元気が出てきました。
時間もあるのでじっくり見て回ります。 -
薬局が2軒くらい入ってて、ファーマシー人気でした。さすがわかってる~!って感じです。
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ガルニエとかポンズとか、スーパーにあるようなコスメやスキンケアも色々あります。
-
薬局のお隣にはお土産屋さん。ミントのお土産「鼻スースー」とか、塗り薬とかで良さそうなもの探してます。
-
熱冷まシートのタイ版!
-
何かかわいいものはないかしら~
お店をフラフラ回るうちに一軒のお店が目に留まります。 -
DOITUNG?
ドイトゥンっていうお店みたいです。シンプルで素材感があってかわいいデザイン。名前は聞いてみたところチェンライ近くの山の名前なんだとか。
「といっても何処かさっぱりわかんないけど」
「名前はともかくカワイイ。ここのお洋服」
なんでも皇太后が立ち上げたデザイナーズブランドなんだそうです。タイは詳しくないのですが、このブランドにはカワイイものがいっぱいありました。アンテナにビビッてくるお店になっています。
ちょうどお洋服を買うと、コットントートバッグが貰えるキャンペーンもやっていてラッキーでした。 -
「なんかお腹すいてきたね、マクドナルドとかあるよ」
「朝ごはんにしちゃう?」
「マクドナルドもいいけど、さっき行列してたお店があったんだ」
「へー、行ってみよう」 -
「ここ、ここ。さっきからずーっと誰かしら並んでてさ。向かいのお店より繁盛してるんだよね」
「ほんとね。美味しいのかしら?」
「どうだろ」
「UPPER CRUST?バゲットのサンドウィッチとか美味しそうよ」 -
うーん、何にしようかしら?目移りします。
-
サンドウィッチは、チキンアボガド。
ほのかにエイジャンなフレーバーでちょっとスパイシー。美味しかったです! -
それとシナモンロールをチョイス。二人でシェアして食べました。
こちらも温めてくれてホカホカで美味しかったです。 -
お買い物もして、そろそろゲートに移動です。
-
雰囲気が外国に来たぞーって感じますね。
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ゲートのフロアにも仏塔っぽいモニュメント。
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タイも素敵ですね~
旦那はこれが初タイ。嫁は昔むかし、まだドンムアンの頃に一度来ています。いつか2人でゆっくり行けたらな~ -
C10ゲートは一番先っぽでした。
-
仲良く並んでオモチャの飛行機みたい。
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しばらく待つうちにボーディングが始まりました!さあ、ジャカルタに向かってフライトです。
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タイの観光VTRが機内に流れます。クート島?ここは綺麗な島ですね。
行ってみたい島がたくさん紹介されていました。 -
出発は朝の8時。ジャカルタ到着は11時30分。バンコクとジャカルタは時差が無いので正味3時間30分のフライトです。
「結局ジャカルタで一泊なんでしょ」
「急ぐ必要がなくなったからPCR検査は確実にできる日系クリニックにしたんだよね」
「予約2時半。まあ大丈夫だと思うけど」
「気になるお洋服のブランドを見つけたのよ。お店がガンダリア・シティ・モールにあるから、同じポンドイックインダーのタケノコクリニックにしたの」
「前きた時は時間の都合でポンドイックインダーモールまでは行けなかったんだよね」
「今回がジャカルタの滞在時間的には一番長いんじゃない?」
「いつも夕方きて、近目のモール寄ってだけだったしね」
「そういう意味ではジャカルタ楽しみなんだよね~」 -
ネックピローしてうつらうつらしていたら、CAさんにご飯だよーと起こされました。
「オムレツなんだけどイタリアンとアメリカンとどっちがいいって」
「後ろの方の席だからもうオムレツしか無くなったんじゃないの、それ」
「そうかもしれないけど、どうする?」
結局、嫁がイタリアン、旦那がアメリカンにしてみました。写真は嫁のイタリアンです。 -
「旦那はツイてる。本当ならアメリカンはエコノミーじゃ出ないんだぞ」
CAさんはそう言って置いて行きましたが、お皿の大きさは大きいんですけど、これ、中身一緒じゃないですか?どっちも美味しかったんで別にいいんですけど。 -
一眠りしてアナウンスで起きるとジャカルタ近くまで来ていました。
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到着したCGKには、G20の広告がいっぱい。前に来た時はスポーツのアジア大会開催して盛り上げていましたっけ。今度はG20みたい。
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まずは最初の関門。入国です。コロナ後の入国は初めてなので緊張します。イミグレは大混雑していて、まずはワクチン証明の確認と、プドゥリリンドゥンギに空港の到着を読み込ませます。
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準備するもの、ワクチン証明書。ボーディングパス、パスポートです。
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続いてはVOAを取るための手数料支払いカウンターに行列です。
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インドネシアルピアで500000ルピア払ってくださいとのこと。日本円を出すと、電卓叩いて計算見せてくれてそのままレシートをくれました。事前の情報通り、ちゃんと円支払いができますね。
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イミグレのフロアの隅っこにATMがあるので、バンキッシュカードがあればインドネシアルピアを引き出すこともできます。
うちはいつも海外旅行の時に使うお金を予め別口座に入れてあって、現地ではレートだけ把握したら、後は口座から直接ATMで引き出してます。 -
そこまで終わったら次はVOAの発行カウンター。ここが行列の元になっていました。
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最後にイミグレーションの列に並んで無事入国です。
「思ったより時間かかってる」
「これでバゲッジやったり色々してたら少し遅れるかも」
「荷物もホテルに置いて行きたい」
「タケノコさんに遅れるかもって連絡入れておこう」 -
ようやく第三ターミナルの出口に到着。バゲッジクレームの引き取りも含めて2時間程かかり、いつもより1時間余計にかかりました。ここから携帯のSIMを差して、一度エアポートホテルに荷物を置いて、真っ先にPCR検査に向かいます。
ジャカルタ スカルノ ハッタ国際空港 (CGK) 空港
-
時間もないので手近なSIM屋さんでお願いします。
なんでもブリトゥン島でも通じるプランとなると25GBのやつでないとダメとか。
「350,000ルピアって高くない?」
「料金表見るとバリ島とかの限定のやつだと18GBで少し安い設定があるんだね」
「どうせそんなに使わないのに。値段的にローミングと変わらない気がしない?前にングラライでやった時はこんなにしなかったわよ、どうする?」
「まあ時間もあるし、アクティベートもしてくれるし、確実に行こうよ」
ちょっと不本意でしたが、やっぱり携帯は使えた方がいいので、ササッとやって貰います。 -
携帯も動くようになって、急いでスカイトレイン駅に。ターミナル2に向かいます。
「なんでタミ2にホテルとったの?あそこ崖ホテルでしょ?3にも新しいのあったじゃない」
「実は明日朝のブリトゥン島行きのスリヴィジャヤエアの飛行機がどこのターミナルか、ナムエアのカウンターなのかスリヴィジャヤのカウンター行けばいいのかもよくわかってない」
「そうなんだ」
「しかもフライトチェンジで朝の6時の3時間前に来いと無茶苦茶言ってきた」
「えー、めんどくさいわね、それ。なんでドメスティック乗るのにインターネイショナルより時間かかるのよ」
「だよね。しかもCGKの発着レポート見るとタミ2から飛んでると出てくるんだ」
「じゃあ2じゃないの?」
「タミ2はライオンとバティック専用。スリヴィジャヤはタミ1という話もあるんだ」
「1なのかしら…わかんないわね」
「だろ?だから一回タミ2の発着見て確認して、1なら1に行って今日のうちに見ておきたいんだよね」 -
そんな話をするうちにターミナル2が近づいてきます。何度も泊まったエアポートホテルはちょうどターミナルの真ん中くらいの2階です。
駆け上がってチェックインを済ませて、荷物を置いて、急いでブルーバードタクシーを捕まえます。 -
CGKからジャカルタ市内に向かう途中って、北部の高速に出るんですが、海沿い走るんですよね。いつも海だ~!とか思って嬉しくなります。
規模はともかく、高松みたいな感じの海と街のレベルが一緒の街なんですよね。 -
そして街中に向かうと混み始めるのもいつものジャカルタ。この町で私は絶対運転できないと来るたびに思います。ドライバーさん尊敬します!
-
日系クリニックのタケノコ診療所は、Palma TowerというビルのMZ階にあります。
-
少し予約の2時30分には遅れてしまいましたが、思っていたよりは早く到着できて、ほぼオンタイム。受付を済ませて、検体を採って全部終わったのが15時でした。
唾液の検査でしたが、採取する唾液の量が日本の検査より多くて溜めるのにちょっと苦労しましたが、日系クリニックだけにスムーズでした。
タケノコ診療所ポンドイックインダーさんでのPCR検査の場合、
・費用は375,000RP
・24時間後に結果と日本書式の証明書
・事前予約
・メールまたはWhatsappで返事可能
になります。日本書式の証明がPDFでいただけるのは日系ならではの安心感です。 -
ビルを出たところで、幸運にもブルーバードタクシーを捕まえられました。近くのガンダリア・シティ・モールまでお願いします。
「あー、終わった!」
「これで後は気にしないでいいね!」
「さー!いよいよお買い物ね!」
モールまではおよそ20分で到着しました。 -
タクシーはモールの入り口の車止めに停車してくれるので、すぐにセキュリティチェックです。
ここでプドゥリリンドゥンギのワクチン証明とQRコードのチェックインを求められます。
嫁のはうまく動いたのですが、旦那の携帯が接続がうまくいかず、携帯していた紙の証明を見せて乗り切りました。ガンダリアシティ ショッピングセンター
-
ガンダリア・シティ・モール。とても大きいモールです。
立地が日本人街に近いこともあって、日系のショップも多くて、駐在さんにはありがたいと思うのですが、うちとしては、ジャカルタに来てラーメン食べたり丸亀製麺でうどん食べたりしたいかと言われれば…微妙。
大手のデザイナーブランドにも興味があまりないので、モールにきても狙いは限られます。今回はシンガポールとインドネシアで展開するMETROという地場百貨店を覗きにきています。 -
とはいっても少しはプラプラしたいので、一階をぐるーっと。なんと草間彌生さんの南瓜が置いてありました。あとは小さい店舗で面白いムスリムっぽいブランドがあったので、それをみて回ります。
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エスカレーターを上がって、お目当てのMETROデパートを見つけました。
-
デパートの入り口に日本のキャラクターみたいなのが?傍に案内看板も立っていて、アートなのかなあ?
えーと、かりん、あみー、みき、ひろみ、ひかり…
なんだか色々いるみたいです。 -
色んなお洋服は売っているんですが、あまりピンときません。ちょっと違うかな~?
バティックのモチーフのお洋服もあるんですが、ちゃんとしてるというかトラディショナルというか、松坂屋っぽいっていうか。 -
一階と二階で結構なスペースは持ってるので、グルーっとみて回ります。ウロウロするの楽しいです。
-
二つのフロアをウロウロしましたが結局お目当てのものは見つからず。店舗の前で地団駄です。
「なんか少し欲しいのと違うのよね」
「まあまあ、こんなこともあるよ」
「うーん、貴方のものも何も買ってないし」
「もう一軒、面白そうなデパートがあるから、そこ行こう」
「前に言ってたムスリムファッションのとこ?」
「そう。それにこれまでジャカルタで歩けるようなとこ行ってないじゃない」
「そうね。この街は歩きにくいわ」
「ここから15分歩くけどクバヨラン・ラマ駅の近くがムスリム系の伝統市場になってるんだ」
「へー面白そう」
「その市場抜けたところがラーマヤーナデパートになってる」
「危険じゃないの?」
「それはなんとも。治安が悪いという情報は無かった。伝統市場で比較的裕福でない層のマーケット、あとは洪水のニュースはあったかな」
「でも近いのよね」
「北の出口から出たら1キロ無いよ」
「じゃあ、そこね!いってみよう!」
次はクバヨラン市場のラーマヤーナデパートを目指します。 -
モールの外の道に出ると、歩道に猫ちゃんがのーんびり。
-
目の前の道路はビュンビュン車が行き交ううえ、反対車線もあるのでとても渡れません。少し北に上がったところに歩道橋があるのでそこで道を渡ります。
-
歩道橋の上からだと道路の感じが伝わるでしょうか?
安全情報に観光地の歩道橋での歩道橋強盗のことがあったので緊張して渡りましたが、何事もなく。
もっとも治安の悪いとされる旧市街の観光地でなければ、いつ人が渡るかわからない歩道橋を見張ってるわけにもいかないでしょうけど。 -
歩道橋の手前で怖かったのはむしろこの人たち。GRABのバイクタクシーだと思うのですが、ワルンの前にたむろしていて客待ち中。その中をテクテク歩くので、なんだか気分は集会に紛れ込んだ一般人。悪い人じゃないはずと思ってもドキドキしました。
-
歩道橋を渡ってから大通りから折れて細い路地に入ります。
-
「ここからのルートはちょっと注意して。携帯とかも出さないで行くね」
「でも、大丈夫そうよ」
「ここ路地になってて抜けたら市場に行く目抜き通りになるんだけど、ここだけ狭いから一応」
「確かに道は狭いけど、思ったより危険な感じはしないわよ。結構バイクとか通るし」
「そうだね。実際、来てみないとわからないもんだね。実は一切携帯とか見ずに行けるようにルート覚えておいたんだけど全然大丈夫だ」 -
「ほら。みて。裏通りだけど、こんな立派なお家があるのよ。ここ高級住宅街よ、むしろ」
「確かにね。お宅がみんなしっかりしてるし、治安の悪いとこって感じじゃないよね」 -
しばらくすると市場に向かう大通りに出ます。線路を渡っていく踏切の様子。といってもハイウェイと違い、車よりバイクがすごい数です。こんな状況で、すごい活気です。道の脇には屋台も時々出ています。
-
イチオシ
こんなレトロなバジャイ(BAJAJ)も未だ現役で走ってます。旦那は、この辺にバジャイがいることは予想してたみたいで、危険なようならコレに乗って行こうと考えていたみたいなんですが、これに乗る方が危なそうで怖いと嫁が却下。
眺めるだけで終わりましたが、写真は撮っておきました。
「ああ~、今観光地や空港じゃ新型が導入されてて、もう下手したら乗れなくなるかもしれないのに~」
「嫌よ。あんなので事故になったら怖いし。この通り両脇にお店もいっぱい出ててのんびり歩けるわよ」
「わかってないなー」
「ブーブー言わないで行くわよ」 -
「そういえば、お腹すいたね」
「お昼ご飯食べてないものね」
「何か食べてく?でも今食べたら晩御飯いらないかも」
「本当はお買い物の後に、近くにあるガルーダレストランでパダン料理を食べようかと思ってたんだけど。屋台も美味しそうだよね」
道端にある暖簾のかかった屋台を覗いてみたところ、中のお母さんと目があったので、なんとなくこちらで食べることにしました。 -
内側はこんな感じ。おすすめをお母さんに聞いてみると、ソトアヤム(SOTO AYAM)がオススメと仰るのでいただいて、ライスを貰って旦那と嫁でシェアしました。最初、旦那が英語で話してみたのですが、お母さん、英語さっぱり。嫁が今回の旅の前に練習してきたインドネシア語会話と数字が役に立ちました。
「インドネシア何回きたの」
「4回目ですよ。ウンパ」
「どこからきたの?」
「日本からですよ」
「うう、何言ってるかさっぱりわからない状況が久しぶりすぎてちょっとショックだ」
「逆になんとなくでも通じて嬉しいわよ」
「何にするの?」
「オススメはあります?」
「ソトアヤムだね~、それ2つ?」
「そうね、2つ」
「アヤムは鶏だよな?確か」
「ソトアヤムは鶏のスープね」
「ライスはいるかい?2つ?」
「あ、ライスは一つで、サトゥ~!」 -
イチオシ
ちょっと待つと、暖かいジャスミン茶とソトアヤムとジャスミンライスがやってきました。
ずずず…
「うまっ!」
「美味しいね」
「うーん、コレだよ。コレ。期待と何も違わず何も足さず。ちょうどコレを食べたかったって味」
「なんか来てよかった~って思う美味しさよね」
「インドネシア語で美味しいは?」
「エナッよ、エナッ!」
「エナッー!」
お会計は2人で25,000ルピア。ソトアヤム、美味しかったです!ごちそうさまでした! -
イチオシ
道沿いに野菜やバナナがたくさん露天で並んでいます。さすが伝統市場です。生姜が美味しそうです。
-
芋とかメロンとかココナッツとか、農産物がたくさん。
-
インドネシアのフライドチキン屋台も幾つも見つけました。鳥の唐揚げ、インドネシア語でアヤムゴレンはみんな大好きみたい。結構お客さんが買っていきます。ワンピース10,000ルピア、ざっくり100円。ファミチキより美味しいです。
-
スイカも美味しそう。
市場を抜けてしばらく歩くと、ラーマヤーナデパートの入り口です。チャチャっと道を渡って、デパートの中にエスカレーターで上がっていきます。 -
外の喧騒の中でカメラを出すのは出来るだけ控えていたので、まずは中に入ってお洋服売り場に向かいます。名前からしてムスリム系のお店ですが、インドネシアに展開している地場デパートです。
-
普通のジーンズファッションもたくさん。
-
ちょっとそれっぽいワンピースがいっぱいかかっています。
-
旦那のシャツにいい感じのがあって、試着。
サイズとかこっちがいいんじゃないか、あれはどうだと次から次へと店員さんたちがシャツを持ってきてくれて、2枚だとセールになるから!と色々トライしました。
結局、気に入ったのは一つで、一枚だけのお買い上げ。 -
イチオシ
お店のフロアの中で涼んでる猫ちゃん。
どこから入ってきたのかしら?ビックリしました。 -
このへんなんて、涼しげでパジャマにちょうどいいかも!
お客さんも結構いて、置いてあるものも雰囲気のあるものが多くてラーマヤーナデパート楽しめます。ムスリム系のお洋服も着てみたのですが、丈や袖が長めの傾向があって、そこが難しいところでした。 -
ラーマヤーナの中に、ロビンソンスーパーマーケットが入っていたので、こっちも覗いてみます。
-
こういう雰囲気,海外のスーパーに来た!って感じでテンション上がります。
-
お菓子棚に見たことあるお菓子が。あの日系お菓子、HELLOPANDA。コストコで逆輸入になって話題になったりしたアレですね。
-
Covid-19の影響で海外に行けなくなって、うちの歯磨き粉がちょうど備蓄も底をついてきていたので調達します。
-
それとお手軽調味料たち。コレも必要です。他にもサンバルももう切れていましたし、BANGOのケチャップマニスも切れていて、欲しかったのです。
たっぷり補充して、お買い物堪能しました!
ラーマヤーナデパート、いいです!ここ!
ガンダリアより全然観光客向きのラインナップでオススメです。 -
ラーマヤーナの外に出たらあたりはすっかり暗くなっていました。
「もう真っ暗だね」
「7時近くになってるし、どうする?ご飯食べてく?」
「さっきソトアヤム食べたしね。ホテル戻らない?」
「じゃあ、ガンダリアまで歩いてもどって、そこでタクシー拾おうか」
「そうね。帰りながら夜食べるものとか少し買っていきましょ。さっきのアヤムゴレン屋さんとか、食べたいでしょ?」
「まあね」
夜歩くのは緊張しますが、市場はまだまだ人がたくさん。乱雑ですが、この街はあまり危険な雰囲気は感じません。 -
屋台の奥まったところに、ケーキ屋さんを見つけました。
「へー、ケーキだって。Sidomuncul CakeShopだって」
「繁盛してるわよ。人気あるのかしら」
「今日は入国やPCR検査とか、いっぱいミッション達成したから、ご褒美のケーキでもいいんじゃない?」
「久しぶりインドネシアのお祝いね」
興味本位でケーキ屋さんを覗いてみます。 -
カウンターに色とりどりのケーキが…
見たことのあるキャラクターのフィギュアが載っかったり結構カオスです。 -
アベンジャーズに、隣のはアナ雪。
これはもしや話題にしたらダメなんでは… -
ちゃんとしたの?もあるんですよ。ほら。
-
「どうする?大きいのは食べられないし」
「小さいのもあるよ。あの真ん中の辺のやつは?」
「あの青とか黄色とか、美味しいのかしら」
「原色すごいね。多分バタークリーム」
「真ん中のはチョコレートでしょ」
「店員さん曰く、チョコレートとアーモンドの~、あとは良くわからなかった」
「まあバターケーキよね。手前のにしよう」
あれ一つ!と頼むと、店員さんが箱に入れてくれました。
「え?なにしてるの?」
嫁が何やら頼んでいるのに気付いた旦那。
「名前入れてくれるっていうから、ハッピーバースデー旦那って入れてもらったの」
「はあ?誕生日じゃないし」
「知ってるわよ、そんなの。でも書いてくれるんだから書いてもらった方がいいでしょ」
「はあ…貴方には敵わないよ」
そんなわけで、誕生日でもないのにハッピーバースデーなバースデーケーキを抱えてお店を出ます。 -
イチオシ
帰り道も暗い中、八百屋さんがいっぱい。果物気になります。
-
しばらく歩くと高速の下まで戻りました。道端に積んであるバナナも売り物なんでしょうね。買ってみても良かったかなあ。でも沢山買っても食べ切れないし。
昔の「バナナの叩き売り」って、きっとこんな感じだったんではないかと道端のバナナを見て思いました。
ちなみにこの高速の下にずっと古物の市場が続いていて、駅前までセカンドハンドや古着の小屋が続いています。クバヨラン市場の蚤の市といえば、ちょっとジャカルタじゃあ有名なようです。
そっちも少し覗いてみたんですが、仕入れに来たのならともかく、時間もかかるし個人の趣味で掘って帰るなら、もう少し高くても良いもの取り揃えてくれてる所のほうがいいかなあというのが率直なところです。 -
イチオシ
市場に続く通りも夜になって灯りが灯ります。手前の古着屋さんに、隣のワルン。そんな伝統市場の向こうには、巨大なタワーのネオンが見えて。
どちらもジャカルタなんでしょうけど、遠い世界に見えますね。 -
道端のワルン、どれも同じような幕が下がっているんですが、微妙に絵が違ってたりして。扱ってるお品をどこまで反映してるのかわかりませんが、謎のナマズっぽい魚とか謎のハトっぽい鳥を食べたいとも思わないのでパスです。そのかわり、行きに見つけておいたフライドチキンの屋台で少しフライドチキンを購入しました。ホテルでケーキのお供にします。
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このお宅は屋根で鳥さんを飼っていました。顔の白いハトですかね。まさか非常食ってわけじゃ無いと思いますが。どうなんでしょう。
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裏路地を緊張して抜けてきて、歩道橋。
表通りに出ると、振り向けばそこにはポルシェの販売店。
モールの真向かいですし、日本人街の近くでもあり、ポンドイックインダーは高級マンションの建つエリアなんです。なんかちょっと複雑な気持ちです。 -
ガンダリア・シティ・モールに行くとすぐにタクシーが捕まりました。一路ターミナル2のエアポートホテルに向かいます。
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お買い物の荷物を一旦部屋に置いて、今日の最後の予定。明日の朝の発着を確認しにまた外に出ます。
ジャカルタ スカルノ ハッタ国際空港 (CGK) 空港
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まずターミナル2の発着を見ると、確かにライオンエアとバティックエアだけ。しかもターミナル2の一部は使用していないみたい。
そうなるとやはりターミナル1に明日の朝向かうことになりそうです。 -
時間はおよそ20時50分。ターミナル1に向かうのにスカイトレイン駅に向かいます。
-
スカイトレイン駅は電気が消えて真っ暗。駅員さんが「もうクローズしたよ」と教えてくれました。
「ターミナル1に行きたいんだけど、どうすればいいの?」
「エアポートバスが二階から出てるから、それで行けるよ」
「そうなんだ。ありがと」
夜の9時には、スカイトレイン閉まっちゃうとは。時刻表すっかり忘れてました。 -
迷って何回か場所を聞いて、ようやく走ってきたエアポートバスに乗り込みました。途中駐車場に寄り、ターミナル3によりして、なかなかターミナル1につきません。
「ちょっと、もう40分よ」
「こんなんじゃ朝使えないわよ。どうするの」
「昨日からずっとだから疲れてきたね。早くホテル戻りたいよ」
「ようやくタミ1みたい。タミ1Aって言ってる」
「降りようか」
「スリヴィジャヤエアがBだったらどうする?」
「ターミナルのA、Bはそんな遠くないから大丈夫」 -
ターミナル1は閉まっていて、外にスリヴィジャヤエアとナムエアの窓口を見つけたので、明日のフライトを確認します。
「明日の予約なんだけど、ここにこればいいの?」
「そこの入り口から入ったカウンターでチェックインできるけど、3時までは閉まってる」
「何時間くらい前に着けばいい?」
「1時間前までにはチェックインしてくれよ」
「OK」
どうもやはりスリヴィジャヤグループはターミナル1からの発着のようです。 -
ターミナル1のボードを見ると、ターミナル1Aだけを今は使用しているみたい。BやCは閉鎖していて、そこあったお店とかは、今はターミナル2に引っ越してきていました。前食べたチキン唐揚げ屋さんのSOLARIAも今はターミナル2に引っ越してます。
-
念のためボードも確認。間違いなく明日の6時15分にスリヴィジャヤエアのタンジュンバンタン行きが予定されています。
-
「疲れたよ、ちょっと座ろう」
「だねえ。一応間違いなくタミ1にこればいいみたいだけど。さて、どうやって帰る?」
「またシャトルバス乗るのめんどくさい」
「もうさ。タクシーで帰ろ。早く帰ってケーキ食べたい」
「チキンもね」
「さんせーい!」
夜も10時になり、前の日の夜中から動きっぱなしでヘロヘロになっていて、最後の力を振り絞ってタクシー乗り場に向かう途中にタクシーの客引きに声をかけられました。
ボッタクリタクシーだろうなと思ったんですが、疲れ切っていてもう歩きたくないし、あまり考えたくもないのでボッタクリでもターミナル移動でそんな馬鹿みたいに高く吹っかけないだろうとタカを括って乗ったのです。
そしたら250,000ルピア!空港戻ってくる時より取られました。やっぱり、どんな疲れててもブルーバード以外はダメです。この空港。 -
2人とも、さんざブーたれながらようやくエアポートホテルに帰ってきました。
ジャカルタ エアポート ホテル ホテル
-
改めてカウンターに、明日の6時にスリヴィジャヤ航空のフライトがあることを告げます。
「スリヴィジャヤならターミナル1だな」
「やっぱりそうなの?6時の便だと何時にここを出ればいい?」
「うーん、だったら4時にチェックアウトしたら、送迎バスが出るよ」
「なにー?!そうなの?モーニングコールお願いできます?」
「うん、いいよ。じゃあ、4時にココですよ」
「うう、なんか今にして思えば、目視にこだわらずに最初から聞けばよかった…」
「無駄に疲れたね」
「お部屋いってのんびりしよう」
ホテルのレセプションからお部屋まで、いつものように崖が立ちふさがります。
「この造り、ほんとどうにかならないもんかな…」
「疲れるよねー、いつも」 -
でもご覧のとおり。お部屋自体は悪くないんですよね~
古いけど綺麗で安いです。
荷物を置いて、明日の準備をして、チキンを食べて、帰りに購入した飲み物開けて、ケーキを並べます。 -
イチオシ
「タイもかわいかったし」
「久しぶりの海外旅行で無事に入国もできたし」
「PCR検査もしたし」
「かわいいお洋服も買えたし」
「楽しかった1日のお祝いのケーキ!」
「たべよーう、いただきます!」
「ハッピーバースデー!」
「いやだから違うって」
お味の方は、こってりバタークリームとチョコのケーキ。甘ーいけど、なかなか日本では食べられないお味でした。
忙しい初日は終わり、明日はいよいよブリトゥン島へ。
リゾートステイが待っています。
の、のんびりするぞ~!と気合も新たに、その3の島めぐり編に続きます。
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