関西科学館めぐり（２）　四日市市立博物館・四日市公害と環境未来館

2022/08/10 - 2022/08/10

近鉄四日市駅から徒歩５分ほどにある博物館。
プラネタリウムがついています。
博物館は社会科よりで、四日市の歴史の内容です。
四日市といえば四日市喘息ですが、かつての公害とその改善の記録が、環境未来館に展示されています。その他の地域の公害も紹介されています。
プラネタリウム以外は入館無料でした。

エリア 四日市(三重)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0
• 交通: 3.0

展示は３フロアで、それほど大きくありません。

実物大ジオラマがリアル。
弥生時代のようす。

室町時代の様子。
四日市は街道沿いにあって、市が立ち、発展していきました。

江戸時代の様子。

江戸時代のお茶やさん。

階段を降りると、四日市公害と環境未来館。

明治時代。港の改修。

伊藤製糸場のミニチュア

伊藤製糸場絹糸見本のレプリカ

現在の東洋紡の前身だそうです。

戦前・戦時中のジオラマもあります。

戦時中は戦前とどこが変わっているでしょう？
（金属がなくなってる！）

四日市といえばコンビナート。今は夜景スポットですが、戦前からあるんですね。

なんとも昭和レトロ感のあるジオラマ。

いかにもな団地…

生まれてないはずだけど、家電がなんだかなつかしい形。

全国の公害も紹介。

阪神も、工場や交通で空気は汚かった。

煙突を長くすると近場の被害が少なくなる、といってこの高さに…
しかし効果が薄かった。

排煙で空が煙っています。

尼崎も。

四日市の空のくもりようがすごい。

川崎市はもっとひどい。

水島コンビナートも相当な煙。

アニメで解説もあります。

宇部市が対策に成功して、全国に広まったそうです。

わかりやすい大気汚染の写真。

脱硫した結果とれた硫黄。きれいな黄色。
火薬やマッチ、医薬品に再利用されるらしい。
分ければ資源、混ぜればゴミ（近所の工事現場の標語）。

対策の話。

今はきれいな空気になっています。

四日市の自然。

特別展：四日市公害裁判50年

これも見事な写真。

社会科の教科書も展示されています。

脱硫装置が着いた。

こちらも。

海洋プラスチックを集めて、コースターなどの製品を作っています。

お皿や色々なものができるようです。

1時間程度で見終わりました。