チェコ（＋ブラティスラヴァ、ウィーン、ボレスワヴィエツ）④ ブラチスラヴァ

2022/07/21 - 2022/07/29

どうしても夏のヨーロッパに行ってみたくて、夏休み前ですが職場に無理言ってチェコ（＋スロバキア、オーストリア、ポーランド）へ行ってきました。
タイミング悪く国内でコロナ感染第7波の真っ只中になってしまいましたが、例によって帰国時の手続きなども含めてご案内できればと思います。
現地はほぼノーマスク、ヨーロッパは熱波のニュースが伝えられていましたが、内陸部のチェコは日本より涼しく快適な気候でした。

エリア ブラチスラバ(スロバキア)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 レンタカー タクシー 徒歩
• 航空会社: カタール航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

チェスキー・クルムロフから帰ってきて、40分後にまた駅に戻ってきました。
今度はプラハ22:34発、ブラチスラヴァ5:54着の寝台列車IC575に乗るためです。

プラハ本駅 (プラハ中央駅) 駅

寝台列車は1等車両と2等車両の２種類あり、2等は半個室4人用（2段ベッド×2）か6人用（3段ベッド×2）となり、1等は個室3段を1～3人で使うことができます。今回は当然1等1部屋を個人で使おうというわけです。
プラハ本駅～ブラチスラヴァ本駅まで約6時間、398kmで2,142czk＝約12,000円。日本の半額以下でしょうか。

廊下です。すれ違い厳しいです。

品のあるおじいさんの車掌さんが、
「ミスターノリスケさん、あなたは2番の部屋になりますねー」と案内してくれます。ちなみに隣の1番は韓国人の20代くらいのお姉さん。めっちゃテンション上がってました。わかります。カードキー付き

車内こんな感じです。ベッドの幅は狭いですね。長さは2メートルないくらいでしょうか？
身長180cnとかある人はちょっと窮屈かもしれません。ペットボトルの水、スリッパ、歯磨きセット、石鹸はサービスでついてきます。

洗面台もあります。タオルもふわふわ。
色々いじくっていたら、車掌さんが、
「電気のスイッチはココね。エアコンはココ。カードキーはコレ。到着の40分前に朝食持って起こしにくるね。コーヒーにする？それとも紅茶にする？」
とか優雅なことを聞いてきてくれます。コーヒーでお願いします。

テンション上がっていましたが、疲れていたのですぐウトウト。とはいえ途中揺れでちょいちょい目が覚めます。でも横になれるから飛行機（エコノミー）と違って快適。
途中の駅（多分ブルノ（Brno）あたり）で、乗ってきた客数人と車掌さんが、
「俺達の部屋はどこだ？」
「ここは1等のコンパートメントだ。あなた達の車両ではない。」
「そんなことない。予約したはずだ。乗せないなら警察呼ぶぞ」
「知るか。ここはお前達の車両じゃない！出ていけ！」
みたいなやりとりをしてました。酔っ払いかな？大変だなぁ。

そして明け方、国境のターミナル駅ブルジェツラフ（Breclav）で長時間停車。予定時間的には5時くらいには出発するはずなのに、なぜか出発は7時半くらいに。昨日の事があったから、またおいてけぼりをされたのかとドキドキしちゃいます。

昨晩は怒鳴っていましたが、今朝はいつもの優しい車掌さんで、
「本当に遅くなってすいません。朝ご飯とコーヒーを持ってきたよ。あと40分くらいでブラチスラヴァに着きます。」
素敵な朝食ごちそうさまでした。

まさかの2時間半遅れで8:30ブラチスラヴァ本駅着です。
でもラッキーでした。予定通りだと朝6時着だったので。
正直早朝ここに放り出されてもどうしようか、と思っていました。
早速散歩に行きましょう

ブラチスラヴァ中央駅 駅

まずはお城を目指します。バスで5駅ほど。通貨はユーロになります。1ユーロだったかな。てくてく登ります。

城壁をくぐっていきます。

ブラチスラヴァ城に来ました。高台で風が気持ちいいです。

ブラチスラヴァ城 城・宮殿

周囲は公園になっています。

城からは旧市街が見下ろせます。

下に降りて聖マルティン大聖堂によります。

聖マルティン大聖堂 寺院・教会

荘厳で美しいです。

旧市街に歩いていきます。

チュミル、有名な銅像です。

マンホールおじさん モニュメント・記念碑

旧市街広場です。小規模ですが、素敵な雰囲気です。

周囲に各国の大使館が目立ちます。あれ、日本の国旗も。

日本大使館、いい場所にありますね。1階はお土産屋さん。
なんかちょっと嬉しくなりました。

日本大使館(ブラチスラヴァ) 散歩・街歩き

一歩裏に入ると静かなヨーロッパの街並み。ブラティスラヴァ、半日じゃもったいなかったな。

カフェにも人が増えてきました。

最後にここ行かないと。旧市街からてくてく15分。

青の教会 (聖アルジュベタ教会) 寺院・教会

まさにアールヌーボー様式。
教会自体は朝晩の短い時間以外空いておりませんので、隙間からコソッと失礼して。

名残惜しいですが、もう行かないと。午後の部は鉄道で1時間移動してウィーンです。