2022/06/09 - 2022/06/09
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naoさん
京都府綴喜郡宇治田原町奥山田川上にある慈眼山正寿院は、正治2年(1200年)に創建されたと伝えられる高野山真言宗の寺院で、則天の間と名付けられた客殿を飾る、猪目窓(いのめまど)と、多くの日本画家の協力を得て描かれた色彩鮮やかな160枚の天井画で知られています。
そんな「正寿院」では、風鈴の涼やかな音色とかわいい姿を通して涼を感じて欲しいとの気持ちを込めて、6月から9月にかけて2000個の風鈴が境内を埋めつくす「風鈴まつり」が催されています。
「風鈴まつり」の期間中、あじさい・ひまわり・コスモスの花を題材に、それぞれの開花時期に応じて造花を組み込んだ花風鈴が作られ、それを吊った「花風鈴の小径」はすっかり夏の風物詩となっています。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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正寿院へやって来ました。
正寿院の境内は道路を挟んで本堂と客殿に分かれていて、こちらは猪目窓と天井画のある客殿になります。 -
客殿の玄関へ至る通路にも風鈴が吊られています。
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整然と並ぶ風鈴。
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青モミジの姿が目に優しく入ってきます。
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では、本堂の方へ移動します。
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客殿から目と鼻の先にある本堂へ来ました。
色とりどりの風鈴が境内を埋めています。 -
ここは境内への入口にあたり、本堂の建物は門を入った左手にあります。
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これは、門に備えられている提灯掛けです。
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道路沿いにめぐらされた板塀の隙間から覗き込んだ境内の様子。
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境内には枯山水の植え込みがしつらえられ、落ち着いた風情をたたえています。
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では、拝観料を納めて境内へ入ります。
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境内へ入ると、すぐに「あじさい」の花風鈴が出迎えてくれました。
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花風鈴は「あじさい・ひまわり・コスモス」を題材に、それぞれの開花時期に応じて吊られます。
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訪れたのが6月なので、吊られているのは「あじさい」の花風鈴です。
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風鈴本体と内側の舌(ぜつ)はガラス製です。
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短冊には「京都 風鈴寺」と書かれています。
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ここが夏の風物詩になっている「花風鈴の小径」ですね。
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風鈴の中に組み込まれている「あじさい」。
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青空に映える花風鈴。
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ガラス製の風鈴なので、陽の光が当たるとキラキラ輝きます。
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この日は「あじさい」でしたが、「ひまわり」や「コスモス」の花風鈴もきれいだと思います。
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特に、「コスモス」は花の色が多彩なので映えるでしょうね~。
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モミジの風鈴も吊られています。
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モミジの中に咲く「あじさい」といった趣向なんでしょうか・・・。
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この辺りには、色とりどりのガラスの風鈴が並びます。
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花風鈴と比べると、ガラスの材質や形状が異なっています。
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風鈴の姿はなくとも、輝いている様子だけで絵になります。
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風鈴の奥に見える建物が本堂です。
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微妙に縞模様の入った赤い風鈴。
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涼やかな音色を奏でる風鈴たち。
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一斉に音を響かせても決してうるさくはありません。
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本堂前にしつらえられた蹲(つくばい)。
瓢型にくり抜かれた手水鉢は始めて見ました。 -
織部灯籠に影を落とすモミジ。
まるで鳥の足跡のように見えます。 -
境内を埋める色とりどりの風鈴たち。
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これは本物です。
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本物のモミジとモミジもどき。
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こちらは境内にある地蔵堂です。
地蔵堂に結ばれている色とりどりの紐は、表の結び目が漢字の「口」に、また裏の結び目が漢字の「十」に見え、裏表合わせると「叶」の字になるところから『叶紐』と呼ばれ、縁起物とされています。 -
正寿院では、「8」の付く日にお参りすると『叶紐』が頂けるようで、参拝された皆さんは地蔵堂に結びつけるか、お守り代わりに持ち帰られるそうです。
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地蔵堂の周りには、こんなに可愛いわらべ地蔵さんもいらっしゃいます。
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では、このあたりで正寿院をおいとまします。
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