
2022/05/15 - 2022/05/28
2位(同エリア1308件中)
ねんきん老人さん
- ねんきん老人さんTOP
- 旅行記90冊
- クチコミ14件
- Q&A回答2件
- 338,107アクセス
- フォロワー208人
旅行らしい旅行もしないまま1年が経ち、身体中にカビが生えてきました。
かくてはならじと、あちこちにあれこれ嘘をついて半月ほど体をあけ、車旅に出ます。
下関から富山まで、おおよそ日本海に沿って走ろうかと思いますが、なにしろ20万キロ超えの車をもうじき79のヨレヨレジジイが運転するのですから、細かな計画は却って危険です。
まあ、ちんちんたらたら見て回り、気分次第でさっさと帰ってくる。 そんな雑な考えで家をあとにしました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
【 甲南PA 】
初日は高速道路をただ走るだけ。
昼過ぎ、新名神の甲南PAに着きました。 滋賀県甲賀市甲南町、つまり甲賀流忍者の里という触れ込みで、いかにもそれらしい意匠を凝らしたPAです。 -
【 中にも忍者 】
内装もこの通り。 なまこ壁、障子、手裏剣と、時代劇ファン好みの壁紙。 いかにも印刷という安っぽいものですが、なになに、これで十分です。
なにしろ教科書は読まなくても杉浦茂さんの「猿飛佐助」はランドセルに入れていたくらいですから、もう拙者のテンションはマックスでござる。 -
【 自販機にも忍者 】
弾みで、ちぃとばかり高めの昼食をとってしまったあと、缶コーヒーでもと思って自動販売機の所に行ってみると、なんとこれまた忍者のオンパレードではござらぬか。
ちなみにこのPAでは新知識も得ましたので、いつもの老人会で語るネタができました。 毎月22日は「忍忍(ニンニン)の日」なのだそうです。 知ってましたぁ? -
【 関門海峡 】
2日目昼前、下関で高速道路を下り、関門海峡にやってきました。
岸辺に碇が据えられています。 壇ノ浦の戦いで安徳天皇が入水した際、平家の大将平知盛が天皇のお供をするため、碇を体にくくりつけて海に沈んだという話、私も子供のころ感泣した覚えがあります。
ここにある碇は、知盛と平家一門の御霊を鎮め、併せて海峡の平安を祈る趣旨で下関海洋少年団が寄贈したものだそうです。 -
【 赤間神宮 】
その碇のある場所から国道9号線を隔てた所に赤間神宮があります。 -
【 境内案内図 】
鳥居をくぐると左手に、境内案内図があります。 持参した案内図とはちょっと違うようですが、ま、いっか。 行ってみましょう。 -
【 水天門・太鼓楼・龍神池 】
4トラの皆さんの投稿写真でしっかり頭に入っている光景です。 実際に自分の目で見られる日がくるとは思っていませんでした。 つくづく身の幸せを感じます。 -
【 水天門・太鼓楼 】
楼門は、竜宮造りです。 水天門と名付けられているのは、安徳天皇と二位の尼が竜宮城に住んでいるという考えからのようですね。
竜宮造りは何となくお寺より神社に似合うような感じがしていましたが、指折り数えてみると結構あちこちのお寺でも見られますから、ただの思い込みだったようです。 -
【 外拝殿 】
水天門をくぐると、広場の先に外拝殿が見えてきます。
建物自体は昭和の再建ですが、屋根に鴟尾が配されているあたり、平安時代の建築様式が保たれているのかと思います。(私の当てずっぽうですから、信用しないでください) -
【 外拝殿・奥に内拝殿 】
外拝殿でお詣りをします。
賽銭箱には菊の御紋が。 お賽銭? 入れましたよ。 もちろんです。 -
【 内拝殿 】
外拝殿には舞台がしつらえてあり、その先は水上に渡された通路が唐破風の向拝をもった内拝殿に続いています。
その奥には本殿がありますが、屋根の一部がちらっと見えるだけで、もちろん全容は見ることができません。 -
【 八咫鏡がここに? 】
外拝殿の右下にこんな碑が建っています。 曰く、安徳天皇とともに壇ノ浦に沈んだ筈の八咫鏡が岡山で見つかり云々と。
えっ、岡山で? まあ、以前から八咫鏡は海中から引き揚げられて今は伊勢神宮にあるということになってはいますが、それがなぜ岡山に?
また、その岡山で鏡を見つけた春名義雄さんがそれを赤間神宮に奉還しようと奔走したが、地元住民の反対にあって紆余曲折、1985年に安徳天皇入水800年の節目にあたって春名さんの至誠を顕彰した、というようなことが書かれています。
つまりこの碑は春名さんの努力を伝えてはいますが、鏡が赤間神宮に奉還されたとは書かれておらず、結局、どこにあるのか分かりません。
伊勢神宮にあるものとどちらが本物でどちらが偽物なのかも分かりません。 崇神天皇から安徳天皇までの歴代天皇が継承してきた鏡だと断り書きがありますので、伊勢神宮にあるのはその後に作られた2代目だということなのでしょうか。 -
【 鎮守八幡宮 】
今から1200年余り前に日本の西門鎮守のために創建された八幡様だそうです。
第二次世界大戦で焼失し、その後再建され、八幡様の総本宮である宇佐神宮に倣って朱色に塗られているとのこと。 -
【 水天供養塔 】
安徳天皇は在位のまま入水されたことから水天宮と呼ばれますが、それにちなみ、海難水難に遭われた方々の供養のために建てられた塔だそうです。
一段目は不動明王、二段目は釈迦如来、三段目は文殊菩薩・・・と各段が仏様を意味するようですが、神社なのになぜ仏教の塔が?
赤間神宮はもともと阿弥陀寺、つまり仏寺であったのが明治維新の際に神社に改められたものですから、仏教のなごりがいろいろあるのですね。 (これは半分、私の推測です) -
【 芳一堂 】
仏教といえば、小泉八雲の耳なし芳一は身体中に般若心経を書かれたんでしたよね。
その芳一を祀る「芳一堂」。 昭和32年建立という比較的新しい、小さなお堂ですが、幽玄の趣を漂わせる、落ち着く場所です。 -
【 耳なし芳一像 】
耳なし芳一の物語を初めて聴いたのは小学生のころで、近所の公民館(?)で観た幻灯でした。 ゲントー、知ってますか?
フィルムなどを投影機で壁や白布に映し出すもので、ときおり開かれる幻灯会は私たちにとっては夢の世界にも等しい心躍る催しでした。 昔話はもとより、極楽浄土の様子から聖書の各場面など、子供たちの想像の世界を広げてくれたと思います。 -
【 耳なし芳一像 】
祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり・・・意味など分かる筈もありませんでしたが、多分公民館のおじさんが朗々と語ってくれた節々は自然と私たちの頭に沁み込んで、後年平家物語の世界に入るハードルをかなり低くしてくれたと思います。
といっても、私は平家物語を通して読んだことがないのですが、それでも芳一が平家一門の墓の前で琵琶を奏でながら語ったという話にはすっかり感情移入してしまったように思います。 -
【 平家一門の墓 】
わずか8歳(今の数え方では6歳4か月)で壇ノ浦に沈んだ安徳天皇は至近にあった阿弥陀寺に埋葬されたのですが、その後朝廷が御陵の上に御影堂を建立したとのことです。
その阿弥陀寺も明治時代に廃され、御影堂が天皇社となり、さらに赤間神宮と名を変え、今にいたるのですね。
ですから、赤間神宮には平家一門の墓が今も残っています。 -
【 七盛塚 】
「平家一門の墓」には名前に「盛」とつく武将の墓が多いということから「七盛塚」とも言われているそうです。 実際には「盛」のつく墓は6基しかないそうですが、どれも判読が困難なほど風化していて、私には読めませんでした。 -
【 平経盛? 】
「盛」は多分そうだろうと思うのですが、その上の字は何でしょう? 無理やり当てはめてみると、「経盛」と読めるような・・・。
でも経盛って? シリマセーン。 -
【 平教盛? 】
これは? 「平教」とあり、その下は墓石自体が崩れてしまって、字も失われているようです。 でも「盛」でしょう。
で、平教盛とは? シリマセーン。 -
【 壇ノ浦の合戦絵巻 】
宝物館がありました。
こじんまりとした建物で大きな期待は持てませんが、入館料はなんと100円。 お賽銭箱に10円しか入れなかったので、ポケットにはまだ100円玉の2~3枚は残っています。
入ってすぐ、壇ノ浦の合戦絵巻が目に入りました。
入水したものの、心ならずも源氏の手によって助けられてしまった建礼門院、御座船の上で泣きくれる女官たちに囲まれ、二位の尼に抱かれている安徳天皇・・・お馴染みの場面が精緻に描かれています。 -
【 安徳天皇と二位の尼 】
敗戦が決定的となり、いよいよ一族入水と決したとき、どこへ行くのかと尋ねる幼帝に二位の尼が、波の下にも都があるのですよ、と言い聞かせたという話は涙を誘いますね。
その二位の尼というのは安徳天皇のおばあちゃんで、たぶん50代の終わりごろだったと思います。
その二人の絵がありました。 悲しさをこらえる尼と、よく分からないまま浄土に向かって手を合わせる天皇の姿が伝わってきます。
尼が手に持つ御紋入りの箱には八咫鏡が入っているのでしょうか。 -
【 安徳天皇像 】
これはまた。 前の絵で幼く純真な賢帝と見えた安徳天皇ですが、この像はどこかの時代祭りに駆り出された町内のハナタレ小僧のように見えます。
まあ、作者の高い技量で像のリアリティが高まっているからではありますが。 -
【 壇ノ浦を望む水天門 】
竜宮造りの寺社は、ややもするとテーマパークのセットのように軽く見えてしまうものですが、こうして関門海峡、すなわち壇ノ浦の古戦場に向かって建っている姿はあの「波の下にも」といわれた都を彷彿とさせ、しっくりと場に溶け込んでいる気がします。 -
【 安徳天皇阿弥陀寺陵 】
入水した安徳天皇の遺体はその後、漁師の網にかかって引き揚げられ、後日阿弥陀寺(赤間神宮の前身)に埋葬されたということで、その陵が太鼓楼の左にあります。 -
【 安徳天皇と二位の尼の像 】
さて赤間神宮でたっぷり時間をとったあと、次へ向かおうと駐車場に戻ると、そのそばにこんな像があることに気付きました。
子供を抱いた女性のようで、台座に平家物語の冒頭部分が書かれています。 ということは? 女性は二位の尼、子供は安徳天皇ですね。
でも・・・でも・・・。 髪型から顔立ちから、どう見ても現代人で、デフォルメされた装束もナンダカナー。 せっかく平家物語の世界を訪ねたというのに、なんだか興ざめです。
ま、アート音痴の私ですから・・・。 -
【 道の駅・北浦街道豊北 】
国道191号線を60kmほど走り、道の駅「北浦街道豊北」にやってきました。
ここは敷地内に古墳があるという珍しい駅です。 -
【 角島大橋遠望 】
その古墳に登ってみると、遠くに角島大橋が見えていました。
今夜はここで寝るつもりですが、まだ3時ですから、角島観光に行ってみましょう。 -
【 瀬崎陽の公園 】
県道275号線を辿るといきなり角島大橋が現れ、駐車場を探す間もなくそのまま橋上に出てしまいます。
あれよあれよという間に渡り終え、とにかく車を停めようと左にハンドルを切ると、そこは瀬崎陽の公園という展望台でした。
平城京若海藻上進の地、という碑が建っています。
平城京跡から発掘された木簡の中に税の送り状があり、そこに角島のワカメというのがあったそうです。 それを伝えるために1994年に建てられたのですね。
それにしても、ここから奈良まで。 運んだ村人は大変だったですね。 今だったらシロネコヤマトがありますけど。 -
【 山上の風車群 】
その展望台から今来た方角を望むと、山上に無数の風車が並んでいるのが見えます。
昨今増えている風車ですが、今回の旅行では行く先々でおびただしい数の風車を見ました。 山陰・北陸は風が強いのでしょうか? -
【 角島大橋 】
むろん、今渡ってきた角島大橋も見えます。
角島大橋といえば海上にまっすぐ延びた橋というイメージですが、こうして見ると大きく曲がり、上下に湾曲しているのが分かります。 -
【 まっすぐな橋 】
とはいえ、目を橋の高さまで戻してみると、やっぱりまっすぐで惚れ惚れするような橋です。
観光を意識していたのかどうか分かりませんが、人口1000人に満たない島にこれだけの橋を架けた慧眼には崇敬の念を覚えますし、結果的に橋の効果で観光客が5倍になったということですから、めでたしめでたしということで。
もちろん観光客側にとっても大変良いことで、私もその恩恵を受けた一人ということになります。 ちゃんと島でお金も使いました。 -
【 しおかぜの里角島 】
数キロ走ると「しおかぜの里角島」に着きます。 道の駅のような施設で、土産物店やレストランがありますが、買い物にも食事にも興味がないので中には入らず、案内看板で島内ドライブの見当をつけます。 -
【 コバルトブルービーチ 】
しおかぜの里は県道に面していますが、それを横切ると砂浜に出ます。
きれいな浜で水はたしかにコバルトブルー、砂も白くて、なによりゴミが落ちていないのが「いいね!」です。 -
【 浜昼顔 】
浜昼顔が咲いていました。
ありふれた花ですが、日常の生活空間にはないので、旅の気分を高めてくれます。 五木ひろしさんも「ひとり旅立つ思い出に、旅行鞄につめてきた」と歌っていますね。
現役時代に「五木ひろしさんが・・・」と言いかけたら生徒から「古~い!」と言われました。 もう20年くらい前、五木さんがたぶん50代のころですよ。 ムキになった私が「古賀政男さんの曲だぜ」と言うと、「誰? 知らな~い」と。
ったくもー! バケツ持って立ってろ! -
【 角島灯台 】
細長い角島の先端には灯台公園という所があり、もちろん灯台が建っています。
仕様についての難しい説明は、私が理解できないので省略しますが、総御影石造りで無塗装というのは初めて見ました。
数少ない登れる灯台なので当然登るつもりで下まで行ったところ、上の手摺りに並んでいるのはアベックばかりです。 なんだかテレビのマッチング企画のロケでもしているような案配で、そんな所に白髪ジジイがヨタヨタと割り込んでも白い目で見られるのがオチですからやめました。
えっ? アベックって何かって? アベックはあなた・・・アベックでしょう。 -
【 鳥居? 】
で、灯台から離れて海沿いを歩いていたのですが、積まれた石の間になにやら鳥居のようなものが・・・。 -
【 夢崎明神社 】
近寄ってみると、それは鳥居の笠ではなく、小さな祠でした。 石標には「龍神」の文字が。
少し離れた所に説明板がありましたが、それによると、ここは夢崎(夢岬)明神という社で、海人たちが一日の無事と収穫を祈っていた所だそうです。 積まれた石は、海人たちが日毎に感謝の印として海底の石を持ち帰り、積んだものだといいます。 -
【 鳥居 】
鳥居は鳥居で、別にちゃんと建っていました。
石造りの立派なものですが、上に賽銭箱が載っているというのがいただけません。 どこかの神社がこのアイデアで賽銭を稼いでいるのを真似たのでしょうが、いやしくも神様たるものがよそ様の俗っぽい金稼ぎに追従するとは。 -
【 浜木綿の群落 】
明神様の背後は小高くなっていて、浜木綿が群生しています。
夏の花だとは思いますが、我が家の庭に一株だけあるものは、この旅行に出かける前にもう咲いていました。 まあ、ウチのヤツがオカシイのでしょうが。 -
【 遠浅の海岸 】
公園の先は遠浅になっているようで、かなり沖まで砂利浜が続いています。 -
【 海苔採り? 】
その遠浅の海中で、なにやら作業している人がいました。
坐って海草の類を採取しているように見えます。 遠くて性別も定かではありませんが、誰とも接せず一人で働いている様子は、観光客の目から見ると、じつにのんびりした、羨ましいような姿でした。
そしてふと、あることを思い出しました。
昔、毎日のように泳いだ遠浅の海で、泳ぎの合間にあのように坐って、素手で周りを掻くと、それだけでアサリやハマグリが際限なく獲れたこと。 その姿勢のままでオシッコをすると、生温かくてくすぐったくて、えも言われず気持ち良かったこと。
そのアサリはもちろん腰につけた網に入れて持ち帰り、その晩のおかずになりました。 -
【 角島大浜海水浴場 】
東西に細長い角島の北側にある砂浜、角島大浜海水浴場にやってきました。
ここも遠浅で、透明度も高く、子供連れで泳ぐには最適の海だと思います。
たんに「大浜」と書かれた案内書もありますが、おそらく日本全国に無数にあると思われる名前ですので、「角島大浜」と言った方が間違いがないですね。 -
【 橋中央の駐車帯 】
全長1780m の橋は渡るだけで十分爽快ですが、橋の中央部に左右数台分ずつの駐車帯があり、きれいな海をゆっくり眺めることもできます。
眼下の水は海底の藻がくっきり見えるし、近くの岩にはウミウが羽を休めていて、ちょっとキザですが口笛でも吹きたい気分になります。 -
【 下から眺める橋 】
せっかくの美しい橋ですから、下からも見たいと思い、降り口を探しました。
西長門リゾートホテルの前から細い道があり、その先に未舗装の駐車場があります。 そこからフェンスの隙間を抜けて浜に降りることができましたが、帰りに改めて見回すに、どうも道も駐車場もホテルの敷地内だったようで、いわば無断侵入ということになったのではないかと思います。
ですが橋はやっぱり見応えがあり、海も砂もきれいで、次回はこのホテルに泊まってゆっくりしたいと思いました。 (な~んて、心にもないことを・・・) -
【 角島大橋全貌 】
ではそろそろ星野リゾートへ、と思いましたが、角島大橋というと正面から撮った写真がお馴染みですので、その角度からも見てみたいと思い、高台に登ってみます。
車を停めるスペースはないと聞いていたので、かなり下の方に停め、ふうふう言いながら歩いて登りました。 確かに駐車場はないのですが、数台の車が無理な路上駐車をしており、誰もが写真を撮っていました。
なるほど、これこれこの角度、と満足・・・ん、橋の右手になにやらオブジェのようなものが。 行ってみましょう。 -
【 海士ケ瀬公園 】
橋に向かって右側は公園になっていて、そこにさっき見下ろしたオブジェがあります。 最初タコだと思ったのは、芸術オンチの私の悲しい錯覚で、作者はたぶん波と橋をイメージしたのでしょう。
-
【 ツバメへの嫌がらせ 】
公園といいましたが、敷地のほとんどは駐車場で、その一角にトイレがあります。
そこにこんなものが。 ツバメが寄らないように、これでもかというくらい黒いビニールが下げてありますが、それでもツバメは頑張って巣を造ったのでしょう。 それに対して今度は巣ごとすっぽりビニール袋をかぶせてしまった人間。
そこまでやるなら巣を撤去してしまった方がいいのではないかと思いますが。 -
【 私の星野リゾート 】
星野リゾート「道の駅・北浦街道豊北」に戻ってきました。 今晩の宿です。
広くて快適なのですが、駐車場がわずかに傾斜しており、しかも車の向きに対して横に傾いています。
運転席に坐っているぶんにはほとんど気づかない角度ですが、寝心地が悪いことは経験から明らかです。
でも、そういうときは、一番高い所に行くと水平になっていることが多いというのも、これまた経験から分かっています。
この写真で中央に停まっている白いのが私の車ですが、その列だけ水平で、右隣は右に、左隣は左にわずかずつ傾いていました。 いつも星野リゾートに泊まっている私の身についた経験則です。 -
【 展望トイレ? 】
これはいい!
男性用トイレというのは、壁に向かって並んで用を足すというのが普通で、お互い何となく気まずい気分の中で無言で過ごすことになります。
こいつ、長いな。
ずいぶん勢いがいいな。
そんなことを思いながら無粋な時を過ごすのです。
それがここでは、暮れゆく角島と大橋を眺めながら隣を意識せずに用を足すことができ、文字通り”解放感”を味わえます。 -
【
トイレからの景色を楽しんだあと、また古墳に登ってみました。
夕日は一段と赤味を増し、子供のころ友達と互いの顔の赤さを笑いながら家路についたことを思い出しました。
彼女の肩を抱いて・・・という思い出ではなく、鼻を垂らした友達の顔が浮かぶという現実に、私のこれまでの人生が反映されているようで、悲しくも寂しい茜の空でした。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (16)
-
- とらじろうさん 2022/12/15 20:42:30
- 安徳天皇像…!!
- あのかわいらしいと言っては失礼かもしれませんが絵と随分違うではないですか…
ひと昔前のそこら辺にいそうなお子ちゃんにしか見えない ←最近の子はみんなカワイイ美男美女
絵の方はプリクラみたいに美化修正機能付きなんでしょうかね…
素直でかわいい生徒さんとの会話から、ねんきん老人先生の楽しい授業風景を思い浮かべ羨ましく思いました。
まだ小さいコミュニティしかしらない子供は先生の影響はとても大きく、言われた言葉はいつまでも覚えているものです。
信頼できる大人と出会うことができた生徒たちは、大人になって他人と信頼関係を作ることができるようになるんだと身をもって感じています。
子供時代、どん底へ落ちた道も、そこに差し伸べてくれた光もきっかけは先生でした。
そうそう、五木ひろしのことを息子はゴキヒロシと読んでいました。
たしかにそう書いてある☺︎
曾祖父と仲良しで帽子はシャッポ 椅子はこしかけとまったく同世代の子と話が通じていなかった子なのですが、国民的スターは知りませんでした。
道の駅・北浦街道豊北の男性トイレの景色の素晴らしさ!開放感がいっぱいですね。
女性トイレも気になります。いつか確認しに行かなくては。
とらじろう
- ねんきん老人さん からの返信 2022/12/16 09:31:48
- シャッポ!
- とらじろうさん、おはようございます。 昨晩は書き込みをありがとうございました。
ご子息は「ゴキ・・・」と読んでいたのですか? それじゃあ私の世代とは話が通じませんね。 でもご曾祖父様のおかげでシャッポとかこしかけという言葉を使えるという点が救いです。 実は私もシャッポという言葉は忘れていました。 そうだ! そういえばシャッポって言ってたよな~。
私のパソコンファイルの中に「死語一覧」というのがあって、「写真機」とか「かつどう(活動)」というような言葉が書き留めてあるのですが、今回シャッポという言葉を書き足しました。 ありがとうございました。
4トラは、これから旅行をなさる方への情報提供というのが一番のコンセプトであると思うのですが、私の旅行記はそういう意味では有益な情報がまったくなく、トイレに窓があるなどということに字数を割いてしまっているので、そのうちどなたからかお叱りを受けるだろうと思っていました。
それなのにとらじろうさんが「いつか確認しに行かなくては」と乗ってくださったのでホッとしています。 調子にのって各地の道の駅のトイレ状況などをくどくどと書かないよう、自制が必要だとは認識しておりますのでご安心ください。
ねんきん老人
-
- yamayuri2001さん 2022/10/20 15:13:12
- 山口へ
- ねんきん老人さん、こんにちは。
毎月22日は忍者の日って、多すぎるな・・・
ずるいよね。そう思います。
記念日は、年に一度だから価値があるのでは?
そう思ってしまいました。
三種の神器である八咫鏡は、伊勢神宮にあるとばかり思っていました。
諸説あるものですね。
しかし、今となっては確認する すべがありませんね。
赤間神宮の鮮やかな色には、惹きつけられました。
話は飛びますが、アベック!
懐かしい響きですね。
私は、意味が分かります。
若者は、何のことやらでしょうね。
衣文かけなどの言葉も死語。
言葉は時代と共に変遷する の代表格でしょうか?
夢崎明神社のお賽銭は、あまりに入れにくい。
入ったら、からくり時計が動き出すなどの
仕掛けが欲しいものです。
角島大橋の眺めは、とても素敵です。
まだまだ日本には知られざる名所みたいな所が
点在しているのですね。
男性のトイレでの蘊蓄!驚愕です。
そうだったんですね?景色が見えるトイレは
終わっても長居をしそうですが・・・
ちょうど、来月 山口の旅をしようかと、ホテルを取ったところでした。
私の旅は、一般的な観光地巡りになってしまいそうです(泣)
山口県と一口に言っても、様々な見どころがあるのですね。
勉強になりました。
yamayuri2001
- ねんきん老人さん からの返信 2022/10/21 07:44:43
- 山口へのご旅行、楽しみですね!
- yamayuri2001さん、おはようございます。 いつもご丁寧な書き込みをありがとうございます。
11月に山口に行かれるのですか? いいですねえ。 一般的な観光地巡り、おおいに結構じゃありませんか。 行く、見るの価値があるからこそ観光地として成り立っているわけで、私もいつも「そんなに人が行く所なら、俺も是非見ておきたいものだ」と思って出かけ、「ああ、やっぱりいい所だな」と満足して帰ります。
yamayuri2001さんのご旅行が楽しく、充実したものになるようお祈りしております。 横浜からは遠い山口ですから、どうぞお気を付けて。
アベック、ご存知でしたか! 衣文掛け、ありましたね。 今はハンガーなどという無国籍の言葉に変わってしまいましたが、「衣文」という優雅な言葉は消えてほしくないものです。
そうそう、先日ある若者が家に来ました。 昼時になり、料理のできない私が「てんやもんでも取るか?」と聞いたところ通じませんでした。 説明すると「ああ、デリバリーですか」と言われ、がっくり。
確かに言葉は変わってゆくものですが、一人の人間が生まれてから死ぬまでの短い間に、通じないほど変わるというのは寂しいことでもありますね。
ご職業柄、言葉には敏感なyamayuri2001さんだと拝察しておりますので、これからも含蓄のある言葉をいろいろ教えていただければ嬉しい限りです。
もう一度、山口旅行のご無事と、天気その他の運をお祈りいたします。
ねんきん老人
-
- ryujiさん 2022/10/16 12:57:28
- タイトルの旅行記を拝見で~す♪
- こんにちは、ねんきん老人さん。
当旅行記を見せて頂きました。 山口の赤間神宮へ行かれんですね。 残念ながら小生は行ったことがありません。(幾分は近くを通過した・・・・・南港~門司間を遊覧船で)
壇ノ浦の戦いで平家の滅亡は余りにも悲哀です!。 特に幼帝の安徳天皇の入水場面は心を打ちます。 二位の尼・時子(清盛の後妻・天皇母方のおばあ様)の「浪の下にも都のさぶらふぞ」最期の言葉は有名です。
貴方様の旅行記で、この時代の歴史に改めて感慨深いものを得た小生です。 アリガトウ、ねんきん老人さん。
ryuji
- ねんきん老人さん からの返信 2022/10/16 15:26:38
- 実際の舞台に立って歴史を振り返りたいものですね。
- ryuji さん、書き込みをありがとうございました。
南港~門司間の遊覧船に乗られたことがあるのですね。 まさに壇ノ浦の潮の流れを体感なさったわけで、平家滅亡の悲哀をじかに感じられたことと、羨ましい気持ちです。 (私は関門海峡で船に乗ったことがありません)
おばあちゃんが幼い孫の最後を励まそうという思いから発したのであろう「浪の下にも・・・」の言葉は確かに胸を打ちます。
歴史に「もし」はないということはよく言われることで、そのとおりだと思いますが、それでも、もし平家が源氏を打ち負かしていたら、日本人の平家に対する気持ちはずいぶん違ったものになっただろうと思うことがあります。
慰めにはなりませんが、平家は敗れたことによって多くの日本人の心に残ったように思います。
ryuji さんの仰るように、私も実際にその平家滅亡の現場に行って、改めて歴史の流れに思いを致すことができました。 やっぱり旅はいいものですね。
これからもいろいろご教示いただければと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
ねんきん老人
-
- ちいちゃんさん 2022/10/16 10:33:58
- 星の下リゾート
- ねんきん老人さん、懐かしい言葉がちりばめられた旅行記ありがとうございます。アベックも幻燈も、校庭で見た映画「しいのみ学園」も覚えています。
壇ノ浦の戦い、安徳天皇をめぐる哀しいお話はどんな変人でも涙を流すところですね。二位の尼は孫の安徳天皇を抱きかかえて入水しましたが、我が子の傍らについているのは普通は母親。二位の尼は建礼門院の死への覚悟の足りなさを見切っていて、あっぱれな最期をとげるために孫の傍らに控えていたように思います。その時代の習わし、特に高貴な方々は私の感覚とはかけ離れているだろうけど、最後の瞬間に母親が幼子を自分の手から離すとは考えにくい。自分の娘の性分をよくわかっていた二位の尼の悲しさがより心にしみてくる齢になりました。
恋人の聖地撲滅運動会員番号4のちいちゃん
- ねんきん老人さん からの返信 2022/10/16 13:54:29
- 「星の下リゾート」・・・いただきます!
- ちいちゃんさん、やられました! 私の泊まったのは「星野リゾート」ではなくて「星の下リゾート」だったのですね。 この絶妙なネーミング、いただきました。
アベック、幻灯をご存知の上、映画を校庭で観るという貴重な体験を共有できて嬉しい限りです。 しかも「しいのみ学園」とは。 私も断片的とはいえ、いろいろなシーンを覚えています。 映画の途中で1台しかない映写機のフィルムを取り換えるのでときどき中断したことなど、今となっては懐かしいばかりです。
安徳天皇を抱いて入水したのが二位の尼であったことについて、私は漠然と当時の天皇家の序列によるものだと思っていましたが、ちいちゃんさんのご指摘で、建礼門院の覚悟の足りなさを見抜いていた二位の尼の深慮という視点に初めて思い至りました。
そういえば建礼門院は一応入水したものの敵である源氏の船に助けられて寂光院で30年も暮らしたんですよね。
ちいちゃんさんのおかげで、歴史の重大な場面での人の心の動きについて新しい気づきがありました。ありがとうございました。
これだから、いくつになっても勉強は楽しい・・・。
恋人の聖地撲滅委員会会長・ねんきん老人
-
- nimameさん 2022/10/06 12:24:57
- 耳なし芳一‼
- ねんきん老人さん・こんにちは(^^)
何時もながら詳しく書かれていて感心して読ませて頂きました。
耳なし芳一にひかれて・・
今回の旅・愛車が20万キロ越え!
凄い車も頑張っていますね。
頑張ると言うか普段丁寧に乗っているから車も現役なんだと思います。
下関~富山まで・・と言う事は・・どれだけ走るのでしょうか?
色々読んでいる内にゲントー懐かしい言葉・
遥か昔部落の開館へ皆で集まり、白布に映し出したチャンバラ・なぜかnimameの記憶はチャンバラになります。
上が兄で下が弟、男の子二人にnimame一人女の子・
どうゆう訳か3人で何時も見に行きました(笑)
とっても懐かしい思い出です。
後角島大橋、これも有名ですよね!
4トラの写真で何度見た事か!
でもねんきん老人さんは一味違いますね。
そこから見えた公園に降りたり・海苔取りそして面白い昔の話・読者を飽きさせませんね!
お話読んでいて感心ばかりです。
nimameも車中泊したくてウズウズしているのですが・
こちらは寒くなり、如何したものか!
悩み中・
いよいよ斜里岳も初雪が降ったと先ほどニュースで流れて・
寒くなります。
お互い体に気をつけて過ごしましょうね~
nimame
- ねんきん老人さん からの返信 2022/10/06 17:17:20
- ゲントー、ご存知でしたか!
- nimame さん、こんにちは。 いつも私の独りよがりな駄文を丁寧に読んでくださって、ありがとうございます。
幻灯をご存知だそうで。 仰るとおり、私たちも公民館やカメラ店、地元にあった小さな教会などに集まって観たものでした。 どうやってその期日と場所を知ったのか覚えていませんが、多分回覧板かなにかで告知があって、それを読んだ親から教えられたのだと思います。
教会での幻灯会はいつも聖書の中の物語についてでしたが、おかげでキリスト教についてもそこそこ知るようになったと思います。ただ、教会での幻灯会では帰りに出口に箱を持った人がいて、そこになにがしかのお金を入れるようになっていた記憶があります。 事前に親から小銭を渡されてはいたのですが、その募金については嫌だったということを覚えています。
角島の海を見ながら、海中でのオシッコを思い出した件については、お読みくださった方々から、呆れた調子で、その貝は良く洗ったのかというお叱りを受けました。
つまり皆さん、そんな話は初めて聞いたということだと思います。 私は皆やっていることだと思っていたのですが、どうやら私だけが育ちの悪い子どもだったようで、今さらながら自分の人生を恥じることになりました。
nimame さんも車中泊をしたいとお考えとか。 さすがにこれからの北海道では厳しいでしょうね。 私も現役のころは連続して休める年末年始に車中泊で出かけていましたが、暖かい千葉県周辺でもその時期は身体中にカイロを貼って寝ていました。
夏の北海道で車中泊旅行をしたいという思いは今も強いのですが、ガタガタの車がもつかどうか心配ですし、費用のことも考えると難しいと思います。
でも、せめてレンタカー利用、ホテル泊でもいいからもう一度網走・紋別あたりを拠点にオホーツク海を見ながらドライブしてみたいと、これは真剣に考えています。
そのためにも、一日の移動歩数が1000歩以下という今の生活を改めなければいけませんね。
nimame さんの仰るように、体に気をつけて過ごそうと思います。 ありがとうございました。
ねんきん老人
-
- チーママ散歩さん 2022/10/04 12:52:47
- こんにちは先生
- 先生?
そろそろ教室に戻ってよろしいでしょうか?
耳なし芳一のお話や安徳天皇と二位の尼が入水の所までは
静かに先生の語りを聞いていられました。
波の下にも都のくだりには涙も。。。
でもだんだん五木ひろしさんのくだりから
つい学生たちと同じ気持ちで….
(もちろん五木さんは知っていますよ。)
でも古賀政男さん? 「誰? 知らな~い」
思わず教養がなく学生と同じ反応でしたので、
自主的に廊下でバケツを持って立っていました。
だから遅くなってしまって申し訳ありません。
その後のアベック・・・( ´艸`)
「何ソレ~」とは言いません。
廊下にまた戻されるのも嫌ですが、普通に聞こえて
しまう自分のお年頃にも嫌気が。
そういう事は教養がなくてもしっかり身についた言葉でしたから。
海苔を採っている方。
先日大洗に行ったら海辺に打ち上げられた海藻を
朝早く拾う方がいらっしゃいました。
今思えば刻み昆布のようなものでした。
那珂湊で魚・いかなどと一緒に刻み昆布を買った時
朝に拾っているおじさんを思い出しました。
そして 先生のお話を聞いていて、しっかり
洗って食べなくてはと思いました。
角島大橋全貌 すごいですね。
有名であることも知らない私は初めて見る景色に感動しました。
私も星野リゾート系列にお世話になるのですが
やはり先生のようにお部屋の指定までは考えた
こともなく、いつもRun of the House.
今度はちょっとそういう所にも気を使って快眠を得たいと思いました。
- ねんきん老人さん からの返信 2022/10/04 16:21:50
- 古賀政男を知らない世代の女性と知り合えるなんて。
- チーママ散歩さん、こんにちは。
相変わらず独りよがりな旅日記で書いた本人が後悔しているような駄作にわざわざの書き込み、ありがとうございます。
古賀政男さんをご存知ないのですか?
古賀政男といえば「丘を越えて」。
「丘を越えて」といえばマンドリン。
マンドリンといえば明治大学。
何をかくそう、この私は明治大学マンドリン俱楽部の入部試験を受けて落ちた経歴の持ち主なのです。
その頃使っていたマンドリンは今も持っており、たまに気が向くと弾いていますが、誰一人として聴きたいと言ってくれないので、人前での演奏はもう何十年もしていません。
マンドリン愛好家にとっては神様ともいえる古賀政男さんを知らないという
「JK]に腹を立てたのは昔の話ですが、今またチーママ散歩という「古賀政男を知らない世代の女性」とこうしてお付き合いいただいているというのは、なんとも不思議な感じです。
大洗に行かれたのですね。 そこで買った刻み昆布、洗う必要はないと思いますよ。 大洗という地名が物語るようにあそこは波の荒いところですから、毎日24時間洗われているようなもので、悪がきのオシッコなど瞬時に落ちてしまうでしょうし、そもそも子供にとっては危険な海ですのでそこでは遊んでいないと思います。
木更津に潮干狩りにお出でになる機会があったとしても、さすがに70年前の海水とは入れ替わっていると思いますから、どうぞご安心を。
星野リゾートの部屋選びについて、ささやかな情報をお出しできたでしょうか? いつも4トラのコンセプトである旅の情報提供ということができずに申し訳なく思っていますので、次にチーママ散歩さんがお泊りになるときに、ちょっと気にかけていただけたら、万々歳です。
そういう、人の言から学ぶ姿勢を持った生徒を廊下に立たせるなんてことは絶対ありませんから、これまたどうぞご安心を。
昨夜、妹の連れ合いが亡くなりました。 妹はもうずっと前に逝っていますので、年上の私の方がのうのうとしていることに後ろめたさもあります。 2月には義兄も旅だっています。
あちこちから「お前はまだか?」という声が聞こえてきますが、もうちょっと、せめて旅行記をあと1~2編は書いてからと思っていますので、どうぞもう少しお付き合いをお願いいたします。
ねんきん老人
-
- ASARIさん 2022/10/03 13:07:12
- 山陰は風車が多いですよね
- こんにちは、ねんきん老人さん。
学校の先生でらしたんですね!だからお話が面白いんだ。
私は勉強はたいして覚えてないけど、先生の話しというのは今でもよく覚えていますよ。
きっと古い~と笑った生徒達も覚えてるでしょうね。 先生と生徒の何気ない会話が良い関係をあらわしてるようでホッコリします^_^
アサリ!もぉー、良い話しなのにそこでお○っ○ですか!生徒の事いえませんよぉ。
ご家族にはよく洗ってねと伝えてたであろうと願います。
男子トイレ、なるほど。
隣で人がしてるのって、どうなんだろ?と思った事があるんで、男性の心理が知れて面白かったです。
この窓をつけるデザインをされた方も同じ心理だったのでしょうね。
彼女ではなく友達の顔が浮かびあがる。
いーじゃないですか^ ^
なんの垣根もなくつき合える仲は、子供時代ならではですからね。思い浮かぶ友がいるって素敵!
- ねんきん老人さん からの返信 2022/10/04 08:26:26
- アサリを良く洗ってくれって、言ったかなぁ?
- ASARI さん、おはようございます。
いつも小生の無駄話にお付き合いくださり、ありがとうございます。
持ち帰ったアサリを良く洗ってくれって、親に言ったかどうか覚えていません。 海の中でオシッコをしたと言えば叱られるのは分かっていたでしょうから、アサリを洗うというようなことは言わなかったと思います。
それでも今まで長生きしていますから、害はなかったのでしょう。
トイレといえば、今回の旅行で車中泊した道の駅。 朝個室で用を足しているときに隣のボックスに入ってきた人が絶え間なく独り言を言っているので、おかしくてその人が出るまで私も中に入っていました。
ぶつぶつ言うのではなく、向かい合った人に話しかけるように普通の声で喋り続けているのです。 その中には「おーっ、今日は良く出るわ!」なんていうのもあって、スマホで録音しようかと思ったぐらいです。
夕日に染まって笑い合った友達もそうですが、思い出すのはバカばかり。向こうも私のことを思い出すとしたらバカな奴としてでしょうから、まあ、私の人生というのはそんなものなのでしょうね。
とにかく思い出というものは断片的なもので、ASARI さんがお住まいの広島についても、学生時代に平和公園で野宿したときのことは、蚊に刺され続けて、あまりの痒さに、刺されて腫れた部分に砂を塗ったり爪を立てて傷つけたりしたというバカなことばかりです。
というわけで、旅行記もほかのフォートラベラーさんたちのように要領よく簡潔に書くことができず、ついついバカの発想のままに進めてしまい、自分で読み返してため息をつくのが常です。
それでもお付き合いくださるご好意に甘え、また旅の続きを投稿しようかなどと考えております。 いつになるやら分かりませんが、もしお目に止まりましたら、またよろしくお願いいたします。
ありがとうございました。
ねんきん老人
-
- ふわっくまさん 2022/10/03 07:23:36
- 赤間神宮・・
- ねんきんさん、おはようございます。
下関から富山まで、気分次第で旅に出られたのですねー
まず甲南パーキングエリアは、私も今年のG.W.に立ち寄って・・
1枚だけ忍者の写真を撮ったのが、記憶に新しいです(^_-)-☆
そこからサクッと関門海峡まで、スゴイ距離を移動されたのですね。
関門海峡の碇の由来は、お陰様で初めて知りました。
・・いつの日か、機会があれば見てみたい!です。
そして道路を挟んで、赤間神宮へ行かれて・・
青空に赤い水天門が、とても映えていましたね(^^♪
岡山で八咫鏡が見つかり、春名さんという方がココに奉還すべく尽力をされた経緯も興味深かったです。
また宝物館の幼い安徳天皇と二位の尼の姿、物悲しく印象に残りました。
ところで ねんきん先生「バケツ持って立ってろ!」も、チョット古い!と突っ込まれるかも・・(笑)
など余計なことも感じながら、拝見させていただきました。
・・山口県とは ゆかりのない、ふわっくま でした。
- ねんきん老人さん からの返信 2022/10/03 09:36:34
- 滅びの美学で名を残す
- ふわっくまさん、おはようございます。
いつも丁寧な読後感をお寄せくださって、ありがとうございます。
甲南パーキングエリアにふわっくまさんも行かれたのですか。 私が行ったのが5月の15日でしたから、10日ほどずれていたらお会いしたかも知れませんね。
赤間神宮ではいろいろなことを考えました。
平家にあらずんば人にあらずと豪語した平家でしたが、源氏によって追い詰められ、ついには壇ノ浦で一族入水という悲劇的な結末を迎えました。そのこと自体は悲しいことではありましたが、そのせいで今に至るまで名を残しているのですから、歴史というのは分からないものですね。
平家に限らず、負けを承知で戦った戦国の武将や江戸時代の赤穂浪士の討ち入りなど、「どう負けるか、どう死ぬか」ということは日本人の琴線に触れる問題なのだと思います。
赤間神宮は初めて行ったのですが、行けて良かったと思いました。
バケツ持って、というのはやっぱり古かったですか? 確かに、今だったら体罰として問題になっているでしょうね。
少し新しいことを言って人に見直してもらいたいとは思うのですが、自分で新しいと思っていることが、それを口に出すとすぐに「それ、もう古いよ」と言われることが多く、とても最近の世の中の変化にはついていけません。
フォートラの皆さんは旅に出るときに「〇〇を求めて」とか「○○制覇」いうように目的を持って出かけられることが多いようですが、私の場合はいつもただそこに行ってみたいというだけの旅ですので、旅行記も散漫なものになってしまい、人様にお読みいただくのは気が引けるのですが、ふわっくまさんのように一行々々丁寧に読んでくださる方がいらっしゃるのはとても励みになります。
本当にいつも、ありがとうございます。
ねんきん老人
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ねんきん老人さんの関連旅行記
下関(山口) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
16
52