2020/01/02 - 2020/01/02
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ディアーヌさん
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イスタンブールのアジア側、カドゥキョイにある、聖水の湧き出る有名な教会を訪ねた時の記録です。
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冬は天気がさえない日が多いイスタンブール。この日もちょっと雨模様でした。
アジア側カドゥキョイのフェリーターミナルを出たところの光景です。広場が広がっています。敷石がちょっと剥がれて浮いていたりするので、気を付けましょう。カドゥキョイ フェリーターミナル 船系
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広場を突っ切って、信号を渡れば、そこはもう活気ある繁華街。観光客向けのレストラン街が並んでいたり、
カドゥキョイ 旧市街・古い町並み
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庶民的な市場があったりします。
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この市場、それほど大きくないですが、トルコ庶民の雰囲気がなかなか濃密に感じられて面白い。
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いろんな物が置いてあるけど、整然とした店内。
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豊富な食材やなんかを見ると、こちらの気分もなんだか上がってきます。
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これまたブロックの様に、整然と積み上げられたトルコの菓子類。美味しそう!
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そして生鮮食料品のエリア。魚や果物、肉、思わず鮮度を見てしまいます。そしてどんな料理をしようか?と考えたくなります。
実際はホテル泊の旅行者の身、料理なんてできないのに。でもキッチン付きの施設に泊まれば、それも可能ですね。 -
魚も整然と並んでいますね。これは国民性なのかな?その割には、都市計画は雑然としているイスタンブール。
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市場を抜けて、小売店などが並ぶ商店街を歩きます。これはオーガニックコスメやハーブなどを売るお店。要するに、トルコの漢方屋さんといったところです。伝統的なハーブ屋さんも、近年はこのように、洗練された店構えや商品のお店が増えてきました。
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しばらく歩いて見つけたのがこのジャフェル アー モスク。市場や商店街で働く人たちがよくお祈りに来ているみたいです。早速中に入ってみましょう。
ジャフェル アー モスク モニュメント・記念碑
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それほど大きなモスクではありません。でも次々とお祈りに来る人々あり。皆、ちょっとした合間を見て気軽に立ち寄っているような感じでした。いいですね、お祈りとは素晴らしい精神安定をもたらすそうです。
ジャフェル アー モスク モニュメント・記念碑
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モスクの内部。1554年から1557年にかけて建設されたモスクだそうです。その後、廃墟になっていたそうですが、1900年に再び修復をしてモスクとして使えるようになったそうな。
ジャフェル アー モスク モニュメント・記念碑
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モスクを出て、テクテクあるいてモダ地区まで来ました。この辺りは洗練されていて、ヨーロッパの雰囲気が色濃いですね。オシャレなカフェなども多し。アルメニア人やギリシャ人も多く住んでいるせいか、あまりイスラムイスラムした感じがありません。
ここは手作りの焼き菓子やスナックや前菜などが味わえる、ビズィム エヴというカフェ。こぢんまりしているけどなかなか感じの良いお店です。でもアルコールはありません。ここで飲まなくても、アルコールを提供する店はモダには結構あるので、心配ご無用。ビズィム エヴ モダ 地元の料理
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モダの海が見えるエリアまでやってきました。この下は長く伸びる公園になっていて、晴れた日にはウォーキングに最適。
Moda Coastal Park and Pathway 広場・公園
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さて、なぜ私がここまで来たかというと、目的はこのレストランにありました。
コチョ メイハネ。
結構大きなレストランです。海が見える位置にあります。メイハネとはお酒も提供するところ。地元民にも観光客にも人気があるお店です。
そしてこの店の最大の特徴は、内部に聖水の湧き出る教会があるというところ。この教会を見学するべく、ここまでやって来ました。
まだ開店前ですが、従業員の方に交渉してみます。先方は見学を快諾してくれました。コチョ メイハネ シーフード
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レストランのホールを突っ切って、案内されたのがここ。手前の階段を下りた半地下に、教会の扉があります。
コチョ メイハネ シーフード
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教会の名を記したプレート。造花で飾られていますね。
正教会では聖大致命女エカテリナ、カトリックでは聖カタリナという名で呼ばれている女性の聖人に捧げられた教会です。コチョ メイハネ シーフード
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扉を開けたところ。ちゃんと電気も点いていました。
内部は狭いです。10人も入れば混雑するという感じだったと記憶しています。
でも、荘厳で美しい教会です。コチョ メイハネ シーフード
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天井まで届く棚が設置され、その中にはあらゆるイコンが飾られていました。
なんでも1924年、モダの海辺で、ギリシャ人の猟師が、岩から水が湧き出ているのを見つけたそうです。その湧き水の周辺で、古い教会の基礎と聖エカテリナのイコンが発見されたそうな。そこでこの湧き水が聖水ということになり、人々の信仰を集めるようになったそうです。コチョ メイハネ シーフード
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下に降りる階段があります。聖水はその奥にある蛇口から汲むことが出来ます。ランプの下、大理石の水道台があるのが見えます。
聖水が発見された後、ここには教会が出来たそうですが、1934年ごろに壊れてしまい、代わってレストランが建設されたそうな。レストランのオーナーはコチョさんという方で、ギリシャ人だったそうです。当然、この聖水は守られました。
その後もレストランとしての変遷はあったものの、今日までこうして存在しています。コチョ メイハネ シーフード
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階段を下りて聖水を汲みに行きます。結構急な階段です。狭いし、大人数でわっと押し寄せることは避けた方が無難ですね。
コチョ メイハネ シーフード
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手前にあるのはろうそく台。砂の入った箱があり、そこにろうそくを挿して捧げます。上部には排気ダクトが設置されていますね。
その奥に蛇口があります。ここから聖水が出てきます。コチョ メイハネ シーフード
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これ、この蛇口。ひねってみると、ちゃんと聖水が出てきました!飲んでも大丈夫だそうです。早速持参したペットボトルに汲みました。
コチョ メイハネ シーフード
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様々な銀のイコンも飾られています。これ、もしかして信者さんたちの寄贈品かな?
コチョ メイハネ シーフード
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花に囲まれた聖女のイコン。神秘的な空気が醸し出されるようです。
コチョ メイハネ シーフード
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様々な銀のプレート。こういったのって、願い事がかなったりしたときに、御礼として教会に納めると聞いたことがあります。手の形や聖人像、それぞれ意味があるみたいですね。
コチョ メイハネ シーフード
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見学を終え、従業員さんにお礼を言って、レストランを後にしました。
面白かった!また訪ねてみたいな。素敵な所だったので、今度はレストランとしても利用したい。
再びカドゥキョイの中心地に戻ってきました。レトロなトラムが走っていました。
まだまだ散策を続けるぞ!カドゥキョイ 旧市街・古い町並み
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