ぷらっと東京さんぽ《Scene.12》～隅田川クルーズからのグランドニッコー東京台場ホテルステイ～

2022/01/28 - 2022/01/29

2022年最初の旅は、東京・お台場へ優雅にホテルステイ。
この年末年始は仕事が忙しく、１月末になりやっと落ち着いてきたのでどこか遠出しようかと思ってたものの、１月21日から東京都に例のまん防が発令されたこともあり、結局、都内で大人しくしていることに。。。

そこでここ最近定番となっているホテルステイを楽しむこととし、今回は、お台場にある「グランドニッコー東京台場」のエグゼクティブフロアをチョイス♪
併せて、普通に移動しても面白味がないので、浅草から隅田川を航行するクルーズ船（水上バス）に乗り、いつもと違う船からの景色を眺めながら向かうことにしてみました。


〔2022.1 ぷらっと東京散歩〕
●Part.12（１日目）：グランドニッコー東京台場ホテルステイ【この旅行記】
●Part.13（２日目）：品川台場（続日本100名城）／レインボープロムナード
　https://4travel.jp/travelogue/11739559

〔ホテル宿泊記〕
●東京ステーションホテル（東京都千代田区）
　https://4travel.jp/travelogue/11646100
●山の上ホテル（東京都千代田区）
　https://4travel.jp/travelogue/11690674
●ホテルニューオータニ東京（東京都千代田区）
　https://4travel.jp/travelogue/11700895
●ザ・プリンスパークタワー東京（東京都港区）
　https://4travel.jp/travelogue/11708664
●ザ・プリンスさくらタワー東京（東京都港区）
　https://4travel.jp/travelogue/11713483
●ホテルニューグランド（神奈川県横浜市）
　https://4travel.jp/travelogue/11682009
●ザ・プリンス箱根芦ノ湖（神奈川県箱根町）
　https://4travel.jp/travelogue/11727800

エリア お台場(東京)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 4.0

• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 船 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

●東京都観光汽船（東京クルーズ）

１月末の金曜日（プレミアムフライデーでしたっけ？）、１日休暇を取り、14時前に「浅草駅」そばの「吾妻橋」のたもとへ。
すでに何度も訪れたここ浅草、隅田川の向こう側にはランドマークである「東京スカイツリー」と某有名ビルがど～んと建っていますが、今回のお目当てはその手前側に係留されている船のほうです。

★高さ450メートルの天空散歩・東京スカイツリーへ★
　https://4travel.jp/travelogue/11649736
★隅田川を彩る墨堤の桜★
　https://4travel.jp/travelogue/11683954

東京都観光汽船 - TOKYO CRUISE (隅田川ライン) 乗り物

別の角度から見てみると、なんでこんなところに停泊しているのかが不思議なくらい前衛的なデザインの船！
ここから「東京都観光汽船（東京クルーズ）」の水上バスに乗って、隅田川をクルージングしていこうという趣向です。

ターミナルビル内にあった水上バスの路線図がこちら。
ここ「浅草」を起点に各スポットへと向かう航路があり、今回は14時10分発の「お台場海浜公園」へ直行する便（@1,760円）に乗船します。

◇東京都観光汽船（東京クルーズ）ホームページ◇
　https://www.suijobus.co.jp/

で、乗船するのが2018年に就航した「エメラルダス」号。
デザインは銀河鉄道999でお馴染みの巨匠・松本零士氏によるもので、そう聞くとコンセプト（宇宙船）のイメージが湧きますな。

船内は白を基調とした空間で、遊覧船にありがちな席が一列に並ぶ配置とは一線を画しており、また天井も含め窓も大きく取られてます。

そこまで大きな船ではなく、事前に座席の指定ができるコンパートメント席が３か所設けられており、それ以外はすべて自由席です。

そして定刻となり、お台場を目指していざ出航！

「隅田川」には数多くの橋が架けられており、船はその直下を通り抜けていくので、迫力のある景色が連続していきます。

ただ、いざ船内から外の写真を撮ろうとすると、席が窓から微妙に離れていることや、そのデザイン性に起因するフレーム（窓枠）のおかげで、かなり苦戦するはず（苦笑）

お、このあたりのタワマンが林立するあたりはすごいですね。。。

航行ルートを半分ほど過ぎたくらいに、「これから屋上のデッキを開放します」との船内放送が流れたのでさっそくデッキへ出てみると、360度の眺望が広がります！

●勝鬨橋

船はやがて1940年に架けられた可動橋で、国の重要文化財にも指定されている「勝鬨橋」を通っていきます。

勝鬨橋 名所・史跡

再び跳開することのない橋桁の下を抜け、下流側からもう１枚。

進行方向右側には「浜離宮恩賜庭園」の木々の緑とともに、さらに奥には「東京タワー」も見えますね～。

お、ちょうどお台場方向からきた姉妹船「ホタルナ」とすれ違い。

また反対側の「竹芝桟橋」には、東京と伊豆諸島を結ぶ東海汽船の新造船「さるびあ丸」の姿も。
と、あっちを見たりこっちを見たりとけっこう忙しい（汗）

●レインボーブリッジ

そして船の前方に、このクルーズの大トリとなる「レインボーブリッジ」が見えてきました！

レインボーブリッジ 名所・史跡

「レインボーブリッジ」は都心側の芝浦地区と臨海副都心の台場地区を結ぶ橋として1993年に開通し、いまや東京湾のシンボルになっています。

橋の吊橋部分の長さは798メートル、主塔の高さは126メートルあり、近づくにつれてその大きさがひしひしと感じられますな。

おおっ、橋の真下から見上げるとスゴイ迫力！
こんなアングルは普段体験できないですからねぇ。

船は吊橋へのアプローチ部にあたる高架橋下を通り抜け、終点のお台場を目指して軽快に進んでいきます。

この日は晴れているものの、ところどころ雲が広がる微妙なお天気で、ちょうど雲の合間から光芒が差し込んで。。。

あの石造りの一角は、江戸時代末期に黒船に対抗するために幕府によって設置された「品川台場」になります。

そして有名な球体の展望室があるフジテレビの本社屋が見えてきました。
ということで、終点も近いのでそろそろ船内に戻りましょうか。

●お台場海浜公園

エメラルダス号は「お台場海浜公園」の桟橋に到着。

約55分間のクルージングでしたが、普段見慣れている東京の街並みも、水上から眺めてみるとまた違った印象となり、単に移動手段としてだけではなく観光的にも面白かったです。
また、乗船時間も長くもなく短くもないちょうど良いくらいかと。

●グランドニッコー東京台場

水上バスの桟橋からデッキを歩き、ゆりかもめ「台場駅」に直結している「グランドニッコー東京台場」へと向かいます。
まぁこういうご時世なので早々にチェックインし、まったりとホテルステイを楽しむことにしましょう。

グランドニッコー東京 台場 宿・ホテル

ということで「台場駅」を抜け、こんなエントランスのアトリウム棟からホテルの館内へ。

◇グランドニッコー東京台場ホームページ◇
　https://www.tokyo.grandnikko.com/

ホテル２階のフロントデスクでチェックインの旨を伝えると、今回はエグゼクティブフロアの宿泊だったので、そのまま同じ階にある「エグゼクティブラウンジ」に通され、こちらでの手続きとなりました。

で、終わり次第、荷物は部屋に入れておいていただき、もうしばらくラウンジでゆっくりしていくことに♪

ラウンジはいくつかのゾーンに分かれており、かなりの広さがありゆったり過ごせる雰囲気に。

この時間帯はティータイム（10：00 ～ 16：30）で、さっそくコーヒーとともに提供されてたスイーツを物色。。。

ラウンジには30分ほど滞在し、ぼちぼち部屋へと行くことに。
エレベーターは８基あるので、渋滞することは１度もありませんでした。

そして本日アサインされたのが、客室階では１番高層になる28階の「スーペリアダブル（レインボーブリッジサイド）」です。

広さは約33平米ほどで、落ち着いた雰囲気のオーセンティックスタイルの部屋となっています。

ベッドの反対側にはテレビとワークデスクが。

ドリンクコーナーには、ネスプレッソマシン（カプセル×４）とティーバッグ（緑茶、紅茶）に、無料のミネラルウォーターがあり、また、ウェルカムサービスとして焼き菓子も。

バスルームはこんな感じで、バスタブの奥にシャワーブースがあり、洗面台、トイレとコンパクトな配置に。
アメニティ系はビックリするほど箱にピッチリ入っていて、シャンプー類は籠の中にまとめて置かれてました。

そして部屋のカーテンを開けてみると、お台場と「レインボーブリッジ」を一望の下に！
ただ、（写真中央下の）「台場駅」を挟んで向かいに建つ「ヒルトン東京お台場」がど～んと入り込んでしまいますが。。。

吊橋にフォーカスしてみると、ちょうどいい感じのところにヒルトンの換気口（？）が邪魔を・・・まぁしゃーないか（苦笑）

その右隣りには水上バスですぐそばを航行した「品川台場」があり、背景のビル群とは異質の建造物で、あそこだけ時間が止まったまま。

お、ビルの合間を６両編成の「ゆりかもめ」が走ってますね。

そして17時過ぎ、カクテルタイムの時間（17：00～20：00）に合わせ、再びエグゼクティブラウンジへ。

まだスタート直後なので空いており、取りあえず窓側の席を確保。
その後時間が進むにつれてだんだんと席が埋まっていったので、早めに来ておいてよかったです。

こちらでは、セルフサービスで冷製オードブル等のフードと各種アルコール類が提供され、フードは常時４種類くらいでした。

また、アルコール類はかなり種類もあり、本格的なビールサーバーも置かれてました（使い方はスタッフの方が教えてくれます）。

最初は例のビール、途中でシャンパンに切り替えて、しばしアルコールをお供に優雅なひとときを♪
それにしても、最近は会社の飲み会も完全に無くなり、アルコールを口にする機会がめっきり減ったよなぁ。。。

で、小１時間ほどで切り上げて、部屋へと戻ることに。

今回は10,000円分のホテルクレジット付きプランだったので、これを使い切るべくルームサービスをお願いしました。

まずは期間限定の全米No.１（らしい）クラフトビール「ブルームーン ベルジャンホワイト」のマリアージュセット（オードヴル三種盛り／@3,000円）で、部屋で直接ビアサーバーから注いでもらえました。

そしてメインは、メニューにあればいつも選ぶ握り寿司 （味噌汁、香の物付／@6,300円）をチョイス。
微妙に端数が出たけど、まぁ許容範囲ということで（笑）

そしてカーテンを開ければ、光り輝くお台場からの東京の夜景が！
（あのヒルトンがなぁというのはありますが・・・）

ちょっと向きを変えるとヒルトンは目立たなくなるものの、「レインボーブリッジ」の吊橋部分がフレームアウトされるというジレンマ（苦笑）
まぁ、これはこれで美しい夜景ですけれども♪

最後は（ちょっと強引に）「レインボーブリッジ」と「東京タワー」のコラボで。
こんな感じで優雅な夜も更けていき、また明日はお台場周辺をぷらっと散策していこうかと思ってますが、その模様はまた別の旅行記で。

今回も最後までご覧いただき、どうもありがとうございました。