2020/01/01 - 2020/01/01
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ディアーヌさん
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元旦のイスタンブール。異国でのお正月の散策記録です。
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年が明けました!2020年のイスタンブール、イスティクラル通りにて。賑やかで皆楽しそう。歓声が大きなうねりとなって響いたあの夜を忘れません。まだコロナなんてほとんどの人たちが認識していなかったこの時、きっと良い年になると、皆思っていたのです。
幻の様に愉快な夜でした。イスティクラール通り 散歩・街歩き
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さて、夜遊びした翌日、ホテルの朝食にて。
ここタクシム セーフ ハウス、イスティクラル通りに近く、付近には軽食スタンドや雑貨屋などがあるので便利です。部屋は少々当たり外れがあるかな。でも、トイレやシャワーなどの水回りは清潔で問題ありませんでした。
朝食はビュフェ式。チーズ、ハム、オリーブ、玉子などの典型的なトルコの朝食メニューでした。皿数は多くはないけど、満足できる内容でした。タクシム セーフ ハウス ホテル
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パンはもちろん焼きたて。その一方で、昨日のパンをリメイクしたらしい塩味のフレンチトーストが出ていました。これが美味しかった!何度もおかわりしてしまいました。また食べたいなあ。
タクシム セーフ ハウス ホテル
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しっかり朝食をいただいてから、新年の散策に出かけます。イスティクラル通りの真ん中には、トラムヴァイの路線が走っています。路線沿いにはいろいろと見所があります。これは名門・ガラタサライ高校の門。立派な門ですが、ここは普段使われていないみたいですね。
ノスタルジック トラムヴァイ 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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ガラタサライ高校の門から徒歩2~3分ほどイスティクラル通りをシシャネ方面に向かって歩いたところに、このような教会がありました。
パナギア・イソディオン教会。ギリシャ正教会です。窓から明かりが漏れていますね。新年ということで、どうやら奉神礼(礼拝のこと)があるらしい。これはチャンスです。パナギア イソディオン教会 寺院・教会
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基本的に8時半から16時まで開いていると書いてありますが、たまに閉まっている時があります。開いていても、通常入れるのは、出入口の廊下である啓蒙所まで。だから、聖所(礼拝所)を見学できるのは、まれなんです。
パナギア イソディオン教会 寺院・教会
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ここが啓蒙所。イスラム教国であるトルコとは思えないぐらいヨーロッパ的。ここだけでも見ごたえありますが、やはり中がどうなっているのか見て見たい。
パナギア イソディオン教会 寺院・教会
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ちなみに啓蒙所には、このような年季の入ったろうそくの無人スタンドがあります。お賽銭代わりに一本購入して、イコンに供えました。
それにしても、お隣のブルガリアやグルジアでは蜜蝋で出来たオレンジ色のろうそくばかりでしたが、ここトルコでは全く見かけず、白いろうそくばかりでした。トルコも養蜂は盛んなんですけどね。でも蜜蝋製より、白いろうそくの方が熱に強い印象でした。蜜蝋のって、すぐに溶けて曲がってしまうんですよ。パナギア イソディオン教会 寺院・教会
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イコン。構図などには厳密なルールがあるため、一見奇妙に見えますが、その様式美が分かると、これほど味わい深いものはありません。
パナギア イソディオン教会 寺院・教会
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出入口の天井に描かれた聖母子像。金色が何とも言えないエキゾチックさを醸し出しています。
パナギア イソディオン教会 寺院・教会
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これが礼拝をする聖所。見学出来てラッキーでした!年季が入ってやや暗い感じが、むしろ荘厳さをいや増していました。
パナギア イソディオン教会 寺院・教会
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豪華なシャンデリアと、天井の聖人像。ここ、観光客が気づかないことが多いらしく、あまり人が来ないのですが、圧倒的な存在感と美しさのある教会でした。しばし茫洋としてしまうほど。
パナギア イソディオン教会 寺院・教会
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まだ奉神礼は始まっていませんでしたが、こちらは時間の限られた旅行者の身。名残惜しいですが、旅の無事を祈ったあとにこの教会を後にしました。
これは啓蒙所にあった灯。器に満たされた油の上に芯があり、そこに炎が灯されていました。この火をもらってろうそくを灯すのです。パナギア イソディオン教会 寺院・教会
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雨に濡れたタクシム広場まで来ました。旅行者が必ず訪れる場所です。まさにイスタンブールの中心地。主な交通網は、だいたいここを起点や終着点にしていますね。
タクスィム広場 広場・公園
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タクシム・トゥネル Taksim Tunelからバスに乗りました。行先はヴェファ Vefa。35C番や46T番などのバスが通ります。アクセスは良いほうですね。
ちなみにイスタンブールのバスは近代的できれいです。落書やシート破損などもないし、きわめて快適。ただ、スリは多いので注意しましょう。 -
目的のバス停Vefaで降りました。さて、大通りの向かい側に行くのに、突っ切る手段がない…仕方なく、しばらく坂を下りて行くと、地下通路があったのでそこを通ってようやく向かい側に来ました。イスタンブールのインフラ整備、まだまだ課題が多そうです。
ヴェファ周辺って、これまた見所が多いんですよ。これはゼイレッキ貯水池。修復作業を経て、立派な姿がお目見えしました。中には入れないようでしたが…。ゼイレッキ貯水池 建造物
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ここはセブセファ・ハトゥン・モスク。1787年に建設されたモスクだそうです。現在、イスタンブールの歴史的建築物や遺跡などには、このような数か国語の解説が出ています。外国人観光客も多々訪れるんでしょうね。
セブセファハトゥンモスク 寺院・教会
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ここが出入り口。交通量の多い道路に面しているモスクですが、中は驚くほど静寂で美しいモスクでした。イスタンブールって、賑やかな大都市ですが、所々にこういったスポットがあるのが面白いんですよね。
セブセファハトゥンモスク 寺院・教会
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セブセファハトゥンモスクから徒歩三分のところにあるのが、このアユン・ビリ教会。これが教会の出入口。この日は賑やかでした。なぜなら、ここ、願掛け教会として有名だからです。毎月一日、願掛けに訪れることを三回行うと、高確率で願いが叶うと言われています。外にはそれにちなんだグッズなどを販売する出店が出ていました。
アユン ビリ教会 寺院・教会
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噂が噂を呼び、今ではかなりの人々が願掛けに訪れます。でも、ほとんどがイスラム教徒だそうな。イスラム教はそもそもキリスト教とは兄弟宗教だから、抵抗なんてないんですね。
アユン ビリ教会 寺院・教会
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ちょうど奉神礼をしていました。ここでお祈りしている人たちはギリシャ正教徒のようです。その他大勢の、願掛けの列に並んでいる人たちはイスラム教徒やユダヤ教徒のようでした。
アユン ビリ教会 寺院・教会
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列は引きも切りません。これが夕方の、閉門時間まで続くとか。よほど的中率が高いんですね。
アユン ビリ教会 寺院・教会
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外にはろうそくを捧げる場所がありました。ちゃんと空調なんかも完備されているようです。明るい炎が窓越しに見えました。
ろうそくは闇を照らす、イエズス・キリストのシンボル。みんなの願いが叶いますように。アユン ビリ教会 寺院・教会
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