シニアのせせらぎ街道、平湯、上高地、白川郷、金沢の旅［２］　白川郷から白山ホワイトロードへ

2021/11/04 - 2021/11/06

岐阜県の郡上八幡から高山に抜けるせせらぎ街道の紅葉が盛りだとの情報でドライブに出かけました。その後子供のころから何度も訪れている高山は今回はスルーして、コロナ禍でなかなか入れなかった温泉を平湯でつかり、上高地の散策と３年ぶりの上高地帝国ホテルの滞在を楽しみました。
翌日は白川郷から白山ホワイトロードの紅葉を楽しみ、金沢では美味しいお寿司を堪能する旅行となりました。

旅程
　11/4　京滋バイパス→名神→東海北陸道→郡上八幡IC→せせらぎ街道→
　　　　 高山→平湯温泉→あかんだな駐車場→上高地
　11/5　上高地→白川郷→白山ホワイトロード→金沢
　11/6　金沢散策→帰宅

エリア 白川郷(岐阜)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

旅行二日目、チェックアウト後白川郷へ直行しました。
村営駐車場（入る時は料金明示がなく、出るときに１０００円も取られました。結構高額ですが仕方ないのかなー？）に車を入れ、写真の橋を渡って村の中に入っていきます。

ずいぶん昔、この白川郷や五箇山合掌集落で宿泊したことがあります。白川の記憶はあまりないのですが、五箇山で記憶にあるのは、随分と立派な仏壇が祀られていたことと、食事の時の御飯のてんこ盛りです。今でもそうなのかなー。

まず有名なフォトスポット、城山天守閣 展望台から白川郷の眺望を見るためにシャトルバス乗り場を探しました。後で分かったのですが、この展望台へは自分の車で登ることができました。まぁー下りは歩いて景色を見ながらの散策でしたから、これはこれで良かったかもしれません。かなり急な坂道で、とても老人の僕たちでは歩いて登るのは無理ですね。

訪れた数日後にはよくニュースになる一斉放水が行われるそうです。

江戸時代の中期、現金収入として養蚕業が盛んになり、養蚕スペースを設けるために民家が大型化して合掌造り民家が誕生したそうです。

村内には綺麗な水が流れる水路が整備されています。泳いでいる大きな魚を見ていると、外国人が話しかけてきました。ポルトガル人だとのことで、２年前に僕たちも訪問し想い出深いことを伝えました。コインブラの大学生だったというので、学生のかっこの良い黒マントや綺麗な図書館のことを話しました。今は高岡に住んでいるそうです。

京都には美山の茅葺集落がありますが、どこも茅葺屋根を維持するのは大変だと思います。先日美山を訪れた時は丁度萱の葺き替えをしていました。
合掌造りの屋根葺き替えには、村人総出で行う「結」の共同作業の助けを借りながら現在の金額で３千万円以上の金額がかかるそうです。
　

この最大の萩町集落は、ダムの補償金の対象外地域となったため奇跡的に今の姿が残され、そのおかげで現在の観光化が進んだそうです。

「明善寺」は浄土真宗大谷派の寺院です。境内の鐘楼門は上層に梵鐘を吊るし、下層に板庇（ひさし）があるのが特徴です。

明善寺の庫裡が「明善寺庫裡郷土館 」としてオープンしています。村内最大の合掌造りの建物です。

やはり紅葉に染まる山を背景とした村は絵になりますね。

白川郷を後にして、白山白川郷ホワイトロードをドライブして金沢に向かいます。馬狩料金所で片道1700円を払います。
写真はとがの木台展望所です。白山を望みます。

この道路、かなりのくねくねで、しかもぐんぐんと高さを稼ぎますので運転に注意が必要です。紅葉は、特に標高が高い所（三方岩駐車場付近）では少し盛りを過ぎていたような感じでした。

ふくべの大滝です。

蛇谷園地駐車場から下に降りると姥ヶ滝や天然の温泉　親谷の湯があり、露天風呂や足湯に入りながら自然を堪能することができます。でもいったん降りるととてもじゃないが僕の体力では上まで上がってくるのは無理なので諦めました。
元気な若い人でもフーフー言っていました。

中宮料金所、中宮温泉を通過して一路金沢に向かいました。

今日の宿泊ホテル「ホテル日航金沢」です。

フロントロビーです。

コロナの緊急事態宣言が解除され、かなりの観光客が戻ってきているようです。

アサインされた部屋です。60歳以上の割引プランがあり、それを利用しました。

夕食はやはりお寿司がいいかなと思い、事前にかなり調べましたが有名な所は早くから予約で埋まっています。ホテル近くで地元の人たちが使う「富久寿司」という店をを予約しておきました。ネットで見るとここの店のお刺身が一番おいしそうだったからです。地元の女性三人組や、金沢が故郷であるカップルなどがお客さんとしていらしていました。
お刺身はカワハギ、烏賊、バイ貝etcと大変に美味しかったです。

のどぐろの焼き物です。

まだ解禁数日前なので食べれないと思っていた松葉ガニの雌、セコ蟹（金沢では香箱蟹）が出てきてラッキーでした。なんでも解禁前でも網にかかるのが出回るそうです？

握りは一貫づつ出してほしかったのですが、こんな形で一度に出てきました。
最後にこの店でしか食べれないと大将が自慢するサラサラのいくらとウニを追加してお腹いっぱいになりました。まぁーお勘定もそれなり・・・でした！！