2021/10/01 - 2021/10/23
664位(同エリア16377件中)
ばねおさん
月初は雨が続いたものの、あとは概ね晴れの多い天気となり、外歩きには格好の良い日和に恵まれた10月のパリ。
公園や街路の並木は黄葉が多くなり、枯葉の吹き溜まりが目立つようになってきた。新緑のキラキラした美しさも良いが、秋の風情は味わいが深く、一段と魅力的だ。
秋といえば芸術の秋、食欲の秋が決まり文句。
美術館の展示や展覧会などの催しも、いつも以上に活発になり、あれも観たいこれも見たいとなると、それだけで時間が足りなくなってしまう。
果物、野菜、チーズも季節ならではの種類も多く出回り、とりわけキノコ類の豊富さには圧倒される。ブローニュの森や周辺ではキノコ狩も結構盛んなようで、お誘いを受けたりもする。
10月はまだ残されているけれど、すでにトゥッサンのヴァカンスに入っていて、何となく10月と11月に挟まれた別あつらえの期間のような気もする。
自分も時間限定のパスサニテールを手に目白押しのスケジュールとなり、このあたりでいったん区切りをつけることにした。
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
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10月に滞在許可の期限を迎えるため、2ヶ月以上前に更新予約を申し込んだのだが、結局、予約が取れたのは滞在期限が切れた後になってしまった。
万事が大まかな国に暮らしていると、こうしたことにも慣れてしまって慌てなくなったが、滞在許可の更新はいつも厄介だ。 -
さて、予約当日、パリ警視庁へ出頭。
シテ島まで行くはずのバスが、警察の通行止めということで大きく迂回してしまい、だいぶ離れた停留所から歩く羽目に。
理由は不明だが、シテ島は警察車両が道路を封鎖していて、車両の乗り入れはできなくなっていた。 -
警視庁へ着くと、いつもの入り口が閉まっている ? !
場所が変わったのかと思い、付近で自動小銃を構えて警備している2人組の警察官に聞いたら、今日はセレモニーがあって、警視庁は閉鎖しているという。
指定日時の記されている「召喚状」を見せたら、明日の同時刻に来ればよい、といとも簡単に言う。
これで決して安心してはいけない、というのはすでにフランス生活で学んだ教訓だ。
さらに別のところにいた警察官に同様のことを聞いてみた。
すると、そこは閉まっているのであちらへ行けと裏手を教えてくれた。
やっぱりね。 必ず重ねて確認すべきだよ~♪
で、教えられた通り行ってみると構内に通じる門が僅かだけ開いていて、5、6人の警察官が談笑中。
「召喚状」を示すと、明日の同時刻に出直せという。
は、?
思わず別の警察官の顔をみたら、その通りだ、という。
こうなると信じるほかない。
やむなく退散。
それにしても何で事前に連絡を寄越さないのだ !! -
この日は申請手続きの後にオペラ通りまで行く予定を組んでいたのだが、見込んでいた時刻が大幅に狂ってしまい、どこかで時間を潰す必要が出てきた。
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観光客で人出が多いかも知れない、と思いながら
とりあえず、オペラ通り近くのパレロワイヤルまでやってきた。 -
意外にも見物客らしき姿はほとんどなく、こちらではどうやら新郎新婦の記念撮影中。
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久々にやって来たパレ・ロワイヤル庭園。
こんな穏やかな日和には、時間をつぶすに格好の場所だ。 -
噴水の周りはのんびりと時間を過ごす人たちが思い思いにくつろいでいた。
街の喧騒もここでは無縁である。 -
どこの街路樹も色が変化して、落葉も多くなっているのに、なぜかここの並木はまだ青々としている。
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コクトーの道も
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コレットの道も
行き交う人はほとんどなく
パリの中心にいることを忘れてしまう。 -
少しだけ賑わっていたのはこの野外カフェの一角だけ。
カフェ・キツネのテラス席 -
カフェ・キツネ Café Kitsune
自分では利用したことがないので、何がそんなに良いのかよく分からないが、とても人気が高いそうな -
さて、その翌日。
始めの出だしでつまづいた。
シテ島方面へ行くバスがマニフェスタシオンで運行していない!
歩くと指定時間に間に合わない可能性があり、やむなく、メトロへ。
最後に地下鉄に乗ったのはいつだったろう。
2019年12月に歴史的な長期ストがあり、次いでコロナのコンフェヌマンがあり、自由に外出ができるようになったら、感染が怖いのでずっとメトロは回避。
ホームは自動ゲートになっていたが、以前からそうだったか思い出せないほどだ。 -
幸いメトロの車内も空いていて、あっという間にシテに到着。
やはりメトロは早くて便利だ。
バスのように途中で運行打ち切り、ということもない。 -
振り返ってみても乗降客は少なく、昼過ぎという時刻のせいかホームはがらんとしている。
-
今日も車両の乗り入れは禁止されていて、至る所に自動小銃の警察官だらけ。
まずは、第一関門である門前のチェック。
いつも必ずいる20人ほどのアフリカ系の入構希望者と警察官のせめぎあいの間隙を縫って召喚状を提示。
別の召喚状は? これしかありません。
とりあえず、通過を許される。
第二関門は、荷物検査のあとの仕分け窓口。
別の召喚状は? これしかありません。
じゃあ、4番窓口に行って。
構内にずらりと並んだ、アラブ、アフリカ系の列をしり目に奥の奥の4番窓口へ。
4番窓口というのはアジア、オセアニア担当。
ついに4番窓口のある重い扉を開けて第三関門に到達。
ここを通過すれば、あとは担当者との直接窓口だ。
受付嬢に召喚状を示すと、ほかの召喚状は?ときた。
いやいや昨日出頭したんですよ、そしたら閉鎖されていたでしょ
そうね、昨日はセレモニーだったから。
何やら分厚いノートを出して調べ始めた。
どうやら、本日の出頭者分との時間調整を考えているらしい、と勝手に推測。
しばらくすると、はいどうぞ、と持参してきた召喚状が戻された。
見ると召喚状の余白に何やら数字が書き込んである。
えーと、これはどういう意味ですか?
この日に予約を入れたので、指定時刻にきてね。
はあ?
そこで、昨日の一件を説明したのだが、
それはこちらの関知しないことで、私は知らない。
いやいや、おかしいでしょ
そもそも、そちらの都合で昨日はキャンセルになったのだから
まあ、ここまで来るとほぼ絶望的な状況であることは、自分の僅かなフランス体験でも分かってはいるのだが... ここはダメ元で - これもフランス体験の知恵 - ねじ込んでみる。
結局、世界に名だたるフランスの公務員との無駄な駆け引きは徒労に終わり、これ以上やると滞在許可に影響しかねないとも考え、腹立たしくもやむなく撤退。 -
2日間を無駄に振り回されたことを罵りながらノートルダムの前に来たら大型のテントが張られていて、何やら催しがある様子
-
「パン祭り」とある。
バゲットコンクールが終わったばかりなので、もしかしたら入賞店が出店しているのかとも思ったがそうではなかった。
フランスのパン屋とあって、地方からの選抜のようだ。
今年のバゲットコンクールは例年にない話題を生んだ。
1位になったのは12区に店を持つチュニジア出身のパン職人で、すでに入賞の常連でもあったというので、実力は十分にあるのだろう。
ところが、入賞後に問題が明らかとなった.。
受賞者がイスラム過激派に賛同し、SNSで反仏の立場を支持していたことが指摘され、非難が急激に高まったのだ。
1位の栄誉を取り消されることはなかったが、エリゼ宮(大統領府)へ一年間パンを納入するという伝統は今回は失われた。
彼の店のパンは美味しいに違いない。それを毎日買いに行く街の人はどういう気持ちだろうか。もしかしたら、もう二度とあの店へは行かないということにしてしまっただろうか。本人は自分の軽率さを深く反省しているという。
「その後」も気になる話である。 -
さて、特設テントの中では大型オーブンも何台か据えられ、材料の仕込から成形、焼成までの作業の流れが見学できる。
職人も大勢いて、何組かのチームに分かれて、それぞれ動き回っている。 -
その内にTV中継が始まってしまった。
カメラがこちらを向かないうちに退散。
その前に、バゲット、クロワッサンそしてパンオレザンを買い求めた。
価格はやや高め。味はというと、期待値が大きかったためか、それほどではないと思えた。 -
今月はパンにまつわる問題が自分の身辺にも起きた。
かねてより、一番贔屓にしていた「メゾン・ピシャール」が閉店となってしまったのだ。ここの美味しいパンとケーキは良心的な値段もあって大人気で、バゲットコンクールでも1位に輝いた経歴を持っている。 -
閉店の理由は、何ともスキャンダルな出来事が明るみに出て、司法の御用となったためだが、クロワッサンコンクールの優勝歴があるサンジェルマン大通りの息子も同様となり、こちらも閉店になったという。
それにしても何とも呆れた話で、前代未聞の出来事である。
写真は、もう二度と見られない「ピシャール」に並ぶ買い物客。 -
「メゾンピシャール」の後には、すでに新たなパン屋が居抜きで開業し、さらには近くにも別のパン屋が生まれた。こちらは従前の客を吸収するかのような繁盛ぶりを見せている。
-
さて、パン大好き人間としては、メインの調達先を失ったショックは大きく、「ピシャール」に代わるパン屋を見つけようと、パン屋探訪の旅を決意した。
といっても、散歩の途中に新たなパン屋を見つけては買ってみるだけの話だが...
住まいからすぐのところには、「Des Gâteaux et du Pain (ケーキとパン)」という、まるで工夫のない名の店があり、ピシャールに行かれない時の予備としていたのだが、ここを自分のパン生活の主柱にするつもりはあまりない。
何でもこの店はパリに千軒あるパン屋の中で5指に入るというランキングもあるそうで、遠来の客も多く、土日には行列ができるのだが、へそ曲がりの自分には向いていない。 -
美味しいパン屋はあちらこちらにあるが、日常的に行くのは限られている。
今までも出先でこれはと思うパン屋があると買って帰るのだが、近隣では田舎パン専門店以外にはまだ見出せていない。
モンスーリ公園横のラ・ファブリーク・オー・グルマンディーズ La Fabrique aux Gourmandises や LAURENT DUCHÊNE もお気に入りだが、ちょと買ってくるというにはやや遠い。 -
さて、問題の滞在許可の更新だが、再指定を受けた日に更新申請終了。
といっても、実際の滞在許可証を得るのはいつになるやら。
現在の期限切れ許可証は手にするまで8か月かかった。
今回の担当者はまあまあと言っておこう。
日本と異なり、担当者によって天地の差があるフランスの役所。
運悪くハズレ担当者に泣かされた話は巷にあふれている。 -
どこの国の人であったか、フランスの役所サービスは世界最悪だ、と怒りを込めた文章を読んだことがある。よほどの担当者に当たったのだろう。
ワーストナンバーワンかどうかは、まだ世界一周をしていない自分には断定できないが、仮に、世界最悪というビラを電柱に貼る人がいたら、側で糊の入ったバケツを持ち、そっと刷毛を差し出すくらいのことはしても良い気がする。 -
今月はフランスの役所だけでなく、日本の役所すなわち日本大使館へ行く用事も何度かあって、フランスのお役所仕事とつい比べてしまう。
担当者が代わっても、同じ基準、揺るぎない均一さ、「正確をもって尊しとせよ」が隅々にまで行き渡っている。
いずれはユネスコの無形文化遺産に登録されるのではないか、と思っている。
大使館へ往復する途中にある凱旋門のラッピング後の様子。
すでに養生部材以外は完全に取り払われていた。 -
大使館からの帰途、シャンゼリゼ大通り沿いを歩いてみたら、人通りもかなり多く、飛び交う言葉から色々な国からやって来ていることがうかがえる。
-
ラデュレ (Ladurée) も入店待ちの様子
人気店は、やはり混んでいる。 -
15日、ブローニュへ行く予定で家を出たが、マニフェスタシオンでバスが運行しておらず取りやめ。
昼頃、家にいたところ大きな破裂音が続け様に聞こえてきた。
それも次第に近づいてくるようで、一体何が起きているのか確かめようとパスツール通りまで出てみたら、煙幕のような状態でまるで視界がきかない。 -
薄くなった煙の間からは大勢の人影と炎のような光が見える。
少し異様な光景だが、どうやらデモ行進のようだ。 -
その間に起きる破裂音の凄まじいこと。
おそらく爆竹だろうが、半端ない音だ。自分と一緒に眺めている人の何人かは耳を押さえている。
横浜では新年の祝いに中華街で爆竹が鳴らされるが、それよりもはるかに大きい音のような気がする。 -
警官隊が列を作っているのが影絵のように見える。
これではいずれ消防車も出動してくるのでは、と思ったが
まったく杞憂だった -
ヴォジラール通りとパスツール通りの交わるロータリーはまるで見通せない。
もちろん人も車両も通行ができる状態ではない。 -
この光景で50年近く前の10.21新宿騒乱事件の記憶が甦ってきた。
あの時と違うのは催涙弾の刺激がないことかな。
警官隊もデモ隊を規制したり制圧するわけでもなく見守っているような様子だ。 -
次第に分かってきたのは、発煙筒をたき、爆竹を鳴らして行進しているのは消防士たちらしい。
消防士の制服を着てヘルメット姿も多くいる。 -
行進を離れて帰路に就く消防士たちも出てきた。
そして、この消防士たちをつかまえて、マニフェスタシオンのやり方について論議を挑む人も現れてきた。
何もこんな大きな音や発煙筒を使うことはあるまい、とでも言っているようだ。 -
出動服姿の警察官も消防士も遠目では似たようなユニフォームで見分けがつきにくい。どこまでが消防士で、どこからが警察なのか。
やがてパスツール通りをカタローニュ広場の方へと坂を上がっていった。 -
その後からは、多数の警察車両がノロノロと進んでいく。
何だか先月と似たような光景にまた遭遇してしまった。 -
今月は、ヴァンブー Vinveau の「蚤の市」にも足を運んできた。
自分の散歩の定番コースの一つであるブラッサンス公園行きにオプションを加える感じだ。
さて、こちらの店主はどこへ行ったのやら
得体の知れない品を並べている店では、忠犬が店番していた。
これいくら? ワン -
気に入った大きさと柄のスープ皿を見つけ出してゲット。
セット商品なのだが、傷や欠けがあって4枚だけが無傷だった。
1枚3ユーロ×4で購入。 -
ひっくり返してみたら
どうやら英国製のようだ。 -
「蚤の市」はガラクタばかり、と嫌う人もいるが、98~99%のガラクタの中から残りの1、2%を探し出す楽しみもある。
手間と時間がかかるので、手っ取り早く良い品を得たい人には向いていない。
あまり気が長いとは言えない自分だが、食器類は11区やこちらの蚤の市で結構入手している。 -
秋はジロール茸やセップ茸をはじめ、種類豊富なキノコが店頭に並ぶ。
シンプルにオリーブオイルにニンニクを入れてソテーしたり、バターとクリームで仕立てたり、オムレツに入れたりで大活躍だ。
中には未知のキノコもあって、どうやって食べるのか見当がつかないものもある。 -
形が松茸に似ていなくもない、今が旬のセップ茸。
日本の松茸にはとても手が出ないが、これなら一山買える。 -
秋晴れが続くので、乾燥野菜、果物作りにも精が出る。
オレンジやレモンピール、干し魚に代わってシイタケ、干し芋、干し柿、干しイチジクを作る時期になった。
干すスペースが多くある訳でもないので、窓辺に張り出したプランターを利用して網を敷いて並べているだけ。シイタケも密になりすぎだが、しばらくのご辛抱。
本当は日当たりの良い西側の窓に吊るしたいところなのだが、最上階とはいえ向かいのアパルトマンからの奇異な視線も考慮して、平置きで我慢している。
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この旅行記へのコメント (6)
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- ノーーウォリーズさん 2021/11/07 22:33:24
- パリの現状、参考になりました
- ばねおさん、こんにちは
私の住む国からフランスへ隔離無しで往復可能になり、パリの様子が知りたくて読ませてもらいました。現状ではまだ気軽に観光旅行という感じではなさそうですね。
パリは美食の都と言われるだけあって食にはいろいろ競争がある様ですね。こちらではベストカフェといって美味しいコーヒーの店の競争は激しいのですがパリはどうでしょう?私が昔フランスへ行った時はエスプレッソが薄めで少し物足りなかった印象です。薄いので毎日何回もカフェに行きました(こちらのエスプレッソは濃くて1日に1杯で十分です)。パリのパンは絶妙な固めで噛むと口の中で味わいが広がるのが良かったです。
滞在許可書の更新のトラブルは海外在住の日本人にはつきものですね。オンラインで対応する国ならAIが一瞬で決めますが、担当者の一存で決める国は大変でしょう。日本大使館の仕事の正確さも良し悪しで、PCR陰性証明が日本独自のフォーマットに合わずに入国拒否されたという話はよく聞きます。全く交渉の余地がないとか。これらの例でも、どちらの国が利用者にとって良いのかは分かりませんが。
- ばねおさん からの返信 2021/11/08 02:26:00
- RE: パリの現状、参考になりました
- ノーーウオリーズさん こんにちは
すでに、豪仏間の渡航規制はないのですね。
パリ市内を見ると、EU諸国からの観光客はもちろんですが、米国あたりからの渡航客もかなりいるのでは?と思えます。
コロナ前と比べるとまだまだですが、徐々に増えている感があります。
> パリは美食の都と言われるだけあって食にはいろいろ競争がある様ですね。こちらではベストカフェといって美味しいコーヒーの店の競争は激しいのですがパリはどうでしょう?私が昔フランスへ行った時はエスプレッソが薄めで少し物足りなかった印象です。薄いので毎日何回もカフェに行きました(こちらのエスプレッソは濃くて1日に1杯で十分です)。パリのパンは絶妙な固めで噛むと口の中で味わいが広がるのが良かったです。
フランスでは食材には認証シールがあり、レストランにはミシュランの☆があり、パンやチョコレートにはコンクールがあり、シェフにもランク付があり、こと食に関しての質的管理や競争はずいぶんとあって、ちょっと覚えきれないほどです。
ただ、そうした中でコーヒーに関しては意外と無頓着のような気がします。
最近ではコーヒー専門店のような店も出来て、マルシェでもコーヒー豆だけ扱う店がありますが、あまり一般的ではないですね。この点、日本のほうが、はるかにこだわりのある人や店が多いと思います。
フランスのエスプレッソが薄いという話は、どなたかの旅行記でも読んだ覚えがありますが、それは確かイタリアと比較してことで、豪州の場合と比べてもそうなんですか?
もっとも、日に何度かカフェに立ち寄る習慣のあるフランス人からすれば、1日に1杯だけのコーヒーではやりきれないと
という思いになるでしょうが。
パンも総じて美味しいとはいえ、店による違いもかなりあるのが事実で、せっかくの観光であればやはり評判の店を選びたいという気持ちになると思います。
> 滞在許可書の更新のトラブルは海外在住の日本人にはつきものですね。オンラインで対応する国ならAIが一瞬で決めますが、担当者の一存で決める国は大変でしょう。日本大使館の仕事の正確さも良し悪しで、PCR陰性証明が日本独自のフォーマットに合わずに入国拒否されたという話はよく聞きます。全く交渉の余地がないとか。これらの例でも、どちらの国が利用者にとって良いのかは分かりませんが。
日本の役所の正確さは、同時に少しの誤記も認めないという金太郎飴のような一律主義です。
誤字があると訂正印、あるいは初めから書き直し。少しでも記入見本と異なると受付を留保して、上へのお伺い。
つまり担当の個人レベルでものを考えるということはタブーで、全ては先例やら詳細な規定に当てはめる作業が仕事なので、ちょっとしたズレも認められないということになりますね。
役所とのトラブルといっても、中身はずいぶんと異なりますね。
ばねお
-
- パルファンさん 2021/11/07 11:46:01
- パリらしい、と言えば言えるけど・・
- ばねおさん、こんにちは~
パリのお役所仕事、とっぷり読ませて頂きました~
さもありなんと思える事が続いて起こり・・
生活されていてフランス風に慣れ、一々腹を立てても・・
と思うでしょうがやってられませんね。
これからも、こちらでしっかり実態と愚痴を紹介して下さいね。
パリ行も季節の良い頃には行けるようになるかと
胸を躍らせています。
ただ、今まで平気だったけど個人旅行でトラブルが
起きたらどうしよう? という懸念が強くなってきました。
ま、半年じっくり考え、練ってみます。
ジロール茸やセップ茸、オムレツの香り!
想い出のページ開いて下さってありがとうございました。
パルファン
- ばねおさん からの返信 2021/11/08 01:37:01
- RE: パリらしい、と言えば言えるけど・・
- パルファンさん こんにちは
コメントお寄せいただきありがとうございます。
フランスの役所仕事のこと、少し悪く言いすぎましたかねえ。
でも、実際のことなので、ついつい不平不満が多くなりました。
周囲の例を聞くと、もっともっとひどい例があるようで、そうした話を知っていると
自分などはまだまだ良いほうだ、と腹は立っても怒り心頭の手前で収まっています。
> パリ行も季節の良い頃には行けるようになるかと
> 胸を躍らせています。
感染状況をみると日本はほぼ収束感がありますが、フランスはここのところやや増加傾向にあって、パリでは学校のマスク着用義務が再開となりました。
とにかく先行きのことは、まったく見通せませんが、季節が来て計画が実現するといいですね。
> ただ、今まで平気だったけど個人旅行でトラブルが
> 起きたらどうしよう? という懸念が強くなってきました。
パルファンさんらしからぬご懸念かと思いますが、ただ従前以上に綿密な計画と
慎重な行動は必要かと考えます。
いずれにせよ、今後の推移をみていかないと分からない状況であることは皆同じですね。
ばねお
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- norio2boさん 2021/10/30 08:55:25
- 旅行記拝見
- ばねおさん
旅行記拝見しました。
パリ滞在生活の様子
興味深く拝読しました。
オリンピックまでには
高齢者でも
パリ訪問できそうに思いました。
「パリ滞在家計簿」のような旅行記を拝見できればと思いました。
- ばねおさん からの返信 2021/11/01 05:52:04
- RE: 旅行記拝見
- norio2boさん こんにちは
日本は劇的にウイルス感染が収まりましたね。
> オリンピックまでには
> 高齢者でも
> パリ訪問できそうに思いました。
オリンピックと言わず、今でも訪問可能だと思いますが
やはり帰国時の隔離期間等がネックになっているのでしょうか?
> 「パリ滞在家計簿」のような旅行記を拝見できればと思いました。
まあ、身辺雑記を旅行記に仕立てているようなものですから
自ずと生活感が滲み出てしまっているかも知れませんね。
ただ、物価というのは大切なので、できるだけ具体的な数字を織り込んでいった方が
理解の助けになるかとは思いますので、念頭に置いておきます。
ばねお
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