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 歩く歩く歩く2016 ポルトガル人の道5<br /><br /> 地図はポルトを出発してから6日目の Tui からゴールのサンチャゴまでの道のりです。今日はポンテベドラを出発して Caldas de Reis を目指します。サンチャゴへはあと3日で到着です。<br /><br /> 日本出発から57日目  ポンテベドラ - Caldas de Reis<br /><br />  7月2日(土)ポンテベドラのアルベルゲ。インスタントの玉ねぎスープを作りチーズを挟んだボカディージョとヨーグルトで朝飯にする。と、そこへ「おはようございます」と日本語で挨拶してくれる人がいたのでびっくり。この人は昨年、日本へ行ったそうだ。有名どころの東京、京都なら分かるが飛騨高山にも行ったとか。スペインに居て日本に行ったことがあると言う話を聞くと驚いてしまうが、ここにいる人たちは世界のあちこちに行っている可能性があることを考えれば無さそうで意外と有ることかも。

歩く歩く歩く2016 ポルトガル人の道5

5いいね!

2016/05/09 - 2016/07/29

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旅行記グループ 歩く歩く歩く2016

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おく

おくさん

 歩く歩く歩く2016 ポルトガル人の道5

 地図はポルトを出発してから6日目の Tui からゴールのサンチャゴまでの道のりです。今日はポンテベドラを出発して Caldas de Reis を目指します。サンチャゴへはあと3日で到着です。

 日本出発から57日目  ポンテベドラ - Caldas de Reis

7月2日(土)ポンテベドラのアルベルゲ。インスタントの玉ねぎスープを作りチーズを挟んだボカディージョとヨーグルトで朝飯にする。と、そこへ「おはようございます」と日本語で挨拶してくれる人がいたのでびっくり。この人は昨年、日本へ行ったそうだ。有名どころの東京、京都なら分かるが飛騨高山にも行ったとか。スペインに居て日本に行ったことがあると言う話を聞くと驚いてしまうが、ここにいる人たちは世界のあちこちに行っている可能性があることを考えれば無さそうで意外と有ることかも。

旅行の満足度
5.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
30万円 - 50万円
交通手段
徒歩
航空会社
カタール航空
旅行の手配内容
個別手配

PR

  •  アルベルゲを7:20に出発する。ここは駅と隣り合った大きな施設で、一か月前にも北の道のデバでそういうアルベルゲがあったのを思い出す。駅の隣なんだから、やたらな建物は建設できないと思うのだが、アルベルゲも公共の施設らしいのでこういう立地が可能なんだろうか。良く分からないが、我々にしてみれば見つけ易い場所なので有難いことだ。高台から巡礼路に戻る坂道には色々な落書きがしてあるが、そこそこ芸術的だ。巡礼路上にはこういった落書き(か?)がそこかしこに見られるが、日本みたいなくだらない内容ではなくて、「良い巡礼を」とか「がんばれ」といった内容が多いので落書きする者の意識は根本から違うようだ。

     アルベルゲを7:20に出発する。ここは駅と隣り合った大きな施設で、一か月前にも北の道のデバでそういうアルベルゲがあったのを思い出す。駅の隣なんだから、やたらな建物は建設できないと思うのだが、アルベルゲも公共の施設らしいのでこういう立地が可能なんだろうか。良く分からないが、我々にしてみれば見つけ易い場所なので有難いことだ。高台から巡礼路に戻る坂道には色々な落書きがしてあるが、そこそこ芸術的だ。巡礼路上にはこういった落書き(か?)がそこかしこに見られるが、日本みたいなくだらない内容ではなくて、「良い巡礼を」とか「がんばれ」といった内容が多いので落書きする者の意識は根本から違うようだ。

  •  やはり大きな町だけあって、出るには時間がかかりそうだ。途中には大きな噴水広場があって、子供のブロンズ像が幾つも置いてあった。この広いサークルには無数の穴が開いているので時間によってはこの穴から盛大に水が噴き出るのが分かる。暑い昼間にはここから子どもたちの歓声が聞こえるようだ。こういうのが置けるこの町にゆとりを感じる。

     やはり大きな町だけあって、出るには時間がかかりそうだ。途中には大きな噴水広場があって、子供のブロンズ像が幾つも置いてあった。この広いサークルには無数の穴が開いているので時間によってはこの穴から盛大に水が噴き出るのが分かる。暑い昼間にはここから子どもたちの歓声が聞こえるようだ。こういうのが置けるこの町にゆとりを感じる。

  •  前を行く巡礼がいるので、その人を町を出るまでのペースメーカーに決めて着いて行く。必ずしも前を行く人が道を間違えない保証はないが、ガイドブックを持っている人が多いので少なくとも自分よりは信用できるだろう。それにもし迷ったとしても複数で迷うのと一人で迷うのとでは心持ちにも余裕がある。みんなで渡れば的な。

     前を行く巡礼がいるので、その人を町を出るまでのペースメーカーに決めて着いて行く。必ずしも前を行く人が道を間違えない保証はないが、ガイドブックを持っている人が多いので少なくとも自分よりは信用できるだろう。それにもし迷ったとしても複数で迷うのと一人で迷うのとでは心持ちにも余裕がある。みんなで渡れば的な。

  •  この辺りが町の境目なのか、大きな橋が現れた。ポンテベドラのポンテは橋のことらしいので、この辺りの橋が街の名前の由来なのかも知れない。そのくらい立派な橋。調度朝日が上がる時間らしく、東の空が明るくなってきて雰囲気のある風景になった。こういう景色が見られると無性に嬉しい。

     この辺りが町の境目なのか、大きな橋が現れた。ポンテベドラのポンテは橋のことらしいので、この辺りの橋が街の名前の由来なのかも知れない。そのくらい立派な橋。調度朝日が上がる時間らしく、東の空が明るくなってきて雰囲気のある風景になった。こういう景色が見られると無性に嬉しい。

  •  町から離れて暫く歩くと完全な田舎道になった。土の道は足に優しいし、こういうのんびりした景色の中を歩くのが大好きだ。私の知る限り、日本ではどんな田舎でも全て舗装路にしてしまい、こういう道には山に入らない限り出会えないような気がする。生活するのには便利なんだろうけど、ちょっと寂しい。<br /><br /> 次の村の中には開いているバルがあったので多くの巡礼がここで休んで行く。調度小腹が空いてきた時間なので誰にとってもタイミングのいいバルだろう。ここにはWi-Fiがあったので、タブレットを出して自分のフェイスブックを更新する。フェイスブックを見て応援してくれる人が何人もいるので、Wi-Fiのある所では時々こうして生存情報(?)をアップしないと心配されてしまいます。実際、数日ぶりにフェイスブックを更新すると「良かった―、無事だった」なんてコメントが付きます。<br /><br /> カフェコンレチェだけ頼んで手持ちのチーズサンドを店の中で食べてのんびりゆっくりして行く。コーヒーには小さなお菓子がサービスで付いてきた。隣のテーブルには面目丸潰れの若者も休憩していたので挨拶する。この若者とは行程が似ているらしく何かと縁があるようだ。<br />

     町から離れて暫く歩くと完全な田舎道になった。土の道は足に優しいし、こういうのんびりした景色の中を歩くのが大好きだ。私の知る限り、日本ではどんな田舎でも全て舗装路にしてしまい、こういう道には山に入らない限り出会えないような気がする。生活するのには便利なんだろうけど、ちょっと寂しい。

     次の村の中には開いているバルがあったので多くの巡礼がここで休んで行く。調度小腹が空いてきた時間なので誰にとってもタイミングのいいバルだろう。ここにはWi-Fiがあったので、タブレットを出して自分のフェイスブックを更新する。フェイスブックを見て応援してくれる人が何人もいるので、Wi-Fiのある所では時々こうして生存情報(?)をアップしないと心配されてしまいます。実際、数日ぶりにフェイスブックを更新すると「良かった―、無事だった」なんてコメントが付きます。

     カフェコンレチェだけ頼んで手持ちのチーズサンドを店の中で食べてのんびりゆっくりして行く。コーヒーには小さなお菓子がサービスで付いてきた。隣のテーブルには面目丸潰れの若者も休憩していたので挨拶する。この若者とは行程が似ているらしく何かと縁があるようだ。

  •  店内も外のテラス席も巡礼でいっぱいになっている。朝早く店を開けてくれるとこうして巡礼が沢山寄ってくれるし、我々にしても朝早く開いてくれるバルは有難いので両者にとってありがたいことだ。バルの店先を写真に撮ろうとしたら、その前に立って記念写真を撮っている人がいたので後ろからパチリ。この人も腕や背中にいっぱいタトゥーを入れていたが、この子のタトゥーは上品だった。背中に羽を入れるというのは天使の羽の積りなんだろか?<br /><br /> 面目が潰れた若者と仲のいい専門学校生がやってきたので、トレドのお兄ちゃんが中にいるよと教えてあげると嬉しそうに入っていった。やっぱり若者は若者同士だよね。

     店内も外のテラス席も巡礼でいっぱいになっている。朝早く店を開けてくれるとこうして巡礼が沢山寄ってくれるし、我々にしても朝早く開いてくれるバルは有難いので両者にとってありがたいことだ。バルの店先を写真に撮ろうとしたら、その前に立って記念写真を撮っている人がいたので後ろからパチリ。この人も腕や背中にいっぱいタトゥーを入れていたが、この子のタトゥーは上品だった。背中に羽を入れるというのは天使の羽の積りなんだろか?

     面目が潰れた若者と仲のいい専門学校生がやってきたので、トレドのお兄ちゃんが中にいるよと教えてあげると嬉しそうに入っていった。やっぱり若者は若者同士だよね。

  •  広い舗装道路を歩くことになった。いいのか悪いのか、時々こういう巡礼路になる。先の方を見ると道路の反対側でチョコンと首を出している人たちが見えるので、なんだろうなぁと思いながら近づいて行くと巡礼の女性3人組だった。広い道路の反対側が一段低くなっていて、そこの溝に3人して腰を下しているのでこっち側から見ると上半身だけ見えるので何とも滑稽な絵だ。昨日のアルベルゲでも一緒になった女性3人組だったので手を振って挨拶したら3人とも手を振ってくれる。面白い光景だったので、写真を撮れば良かったなぁと通り越してから気が付く。わざわざ戻って撮るのも何なので諦めるが、チャンスにはいつも後ろ髪がない。

     広い舗装道路を歩くことになった。いいのか悪いのか、時々こういう巡礼路になる。先の方を見ると道路の反対側でチョコンと首を出している人たちが見えるので、なんだろうなぁと思いながら近づいて行くと巡礼の女性3人組だった。広い道路の反対側が一段低くなっていて、そこの溝に3人して腰を下しているのでこっち側から見ると上半身だけ見えるので何とも滑稽な絵だ。昨日のアルベルゲでも一緒になった女性3人組だったので手を振って挨拶したら3人とも手を振ってくれる。面白い光景だったので、写真を撮れば良かったなぁと通り越してから気が付く。わざわざ戻って撮るのも何なので諦めるが、チャンスにはいつも後ろ髪がない。

  •  いつものように舗装道路から細い泥道に巡礼路は伸びていたので、どうせ回り道させてからまたこの舗装路に戻すんだろうと思ったが、素直にはいはいと従って歩いて行く。こっちは両側がブドウ畑の道がずっと続いていたので、まぁ悪くはないかな。

     いつものように舗装道路から細い泥道に巡礼路は伸びていたので、どうせ回り道させてからまたこの舗装路に戻すんだろうと思ったが、素直にはいはいと従って歩いて行く。こっちは両側がブドウ畑の道がずっと続いていたので、まぁ悪くはないかな。

  •  面目丸潰れのあんちゃんとまた一緒になる。このお兄ちゃんはスペインの専門学校生2人組の女の子と仲良くなっていた筈だが一緒には歩いてはいなかった。女の子とはよっぽどスピードが違うのかな。一緒に歩いて行くとアルベルゲの立て看板があったので、お兄ちゃんが不思議がっているので自分のへっぽこ地図を見せてやり、道を外れた所にあるアルベルゲだよと教えたら納得したようだった。でも、二人ともここには泊まらないのでそのまま歩き続ける。

     面目丸潰れのあんちゃんとまた一緒になる。このお兄ちゃんはスペインの専門学校生2人組の女の子と仲良くなっていた筈だが一緒には歩いてはいなかった。女の子とはよっぽどスピードが違うのかな。一緒に歩いて行くとアルベルゲの立て看板があったので、お兄ちゃんが不思議がっているので自分のへっぽこ地図を見せてやり、道を外れた所にあるアルベルゲだよと教えたら納得したようだった。でも、二人ともここには泊まらないのでそのまま歩き続ける。

  •  1時過ぎに目的の Caldas de Reis に到着する。少し大きな町なのでいつものように迷う。こういう時はタブレットの GPS が頼りだ。おおよその方向が分かったので、GPS に従い歩いて行くとほどなく今晩の公営アルベルゲに到着する。既に何人もがチェックインしていたが、私もまだ早い方なのでベッドは好きなのが選べた。もちろんトイレに割と近めの下段ベッドをゲットする。値段はいつも通りの6ユーロ。だがこのベッド選びは失敗だった。暗くなったらトイレ前のライトが人が通るたびに点灯するセンサー付きだったのだ。普通、夜になると寝ている人に遠慮して廊下の電気は点けないものなのだが、自動点灯だとそうは行かない。誰か通るたびに目の前がピカーッと光って迷惑この上ない。これが一晩中続くのは困るな。そこで苦肉の策を思いついた。私の上段ベッドには誰もいなくて、そこに置いてあった毛布をライト側に垂らす作戦だ。完全には覆えないから毛布の隙間から光が漏れてくるが、何もしないよりは遥かに違うので、まぁ満足かな。<br /><br /> 話は前後して恐縮だが、2時のシエスタが近いので、シャワーは後回しにしてまずはスーパーへ買いだしに行く。少し回り道しながらも無事にスーパーを見つけて今日も定番の1リットルビールに生ハム、バケツサラダ、OIKOSヨーグルト2、たまには変わった物を食べてみるかとムール貝の缶詰も買ってみる。それと次ぐ日用に1リットルオレンジジュースと大きめのエンパナダ2に干しブドウも買って9.89ユーロと大量買いする。パンパンに膨れ上がったレジ袋を提げて意気揚々とアルベルゲに帰る。食料を沢山手に入れられると何とはなしに嬉しい。

     1時過ぎに目的の Caldas de Reis に到着する。少し大きな町なのでいつものように迷う。こういう時はタブレットの GPS が頼りだ。おおよその方向が分かったので、GPS に従い歩いて行くとほどなく今晩の公営アルベルゲに到着する。既に何人もがチェックインしていたが、私もまだ早い方なのでベッドは好きなのが選べた。もちろんトイレに割と近めの下段ベッドをゲットする。値段はいつも通りの6ユーロ。だがこのベッド選びは失敗だった。暗くなったらトイレ前のライトが人が通るたびに点灯するセンサー付きだったのだ。普通、夜になると寝ている人に遠慮して廊下の電気は点けないものなのだが、自動点灯だとそうは行かない。誰か通るたびに目の前がピカーッと光って迷惑この上ない。これが一晩中続くのは困るな。そこで苦肉の策を思いついた。私の上段ベッドには誰もいなくて、そこに置いてあった毛布をライト側に垂らす作戦だ。完全には覆えないから毛布の隙間から光が漏れてくるが、何もしないよりは遥かに違うので、まぁ満足かな。

     話は前後して恐縮だが、2時のシエスタが近いので、シャワーは後回しにしてまずはスーパーへ買いだしに行く。少し回り道しながらも無事にスーパーを見つけて今日も定番の1リットルビールに生ハム、バケツサラダ、OIKOSヨーグルト2、たまには変わった物を食べてみるかとムール貝の缶詰も買ってみる。それと次ぐ日用に1リットルオレンジジュースと大きめのエンパナダ2に干しブドウも買って9.89ユーロと大量買いする。パンパンに膨れ上がったレジ袋を提げて意気揚々とアルベルゲに帰る。食料を沢山手に入れられると何とはなしに嬉しい。

  •  エンパナダとは見た目は餃子の大きいもので中に色んな物が入っている。しばらく前にチリで落盤事故があったとき、地下に閉じ込められた炭鉱夫達を長い日数を掛けて助け出した時にお祝いで供されたのがこのエンパナダと言うことです。スペインや南米ではポピュラーな食べ物だそうです。写真は私のスペイン語の先生と一緒に作ったエンパナダです。かなりボリュームがあります。<br /><br /> パンパンに膨らんだレジ袋を提げてアルベルゲに戻って行く。こんだけの荷物を全てバックパックに詰めたら4kgは重くなりそうだが、半分以上は今日中に飲み食いしてしまうので大丈夫。シャワーを浴びてから一人宴会の準備を始める。このアルベルゲはずっと前に誰かから古くてギシギシ音がすると聞いていたのだが、古いことは古いが問題はまったくなかった。キッチンらしいのがあるにはあるが、ひとくちコンロが1つあるだけで流しがないのはどういう訳だ!?でも、調理器具と食器があるのでガリシア洲としたら上等だ。

     エンパナダとは見た目は餃子の大きいもので中に色んな物が入っている。しばらく前にチリで落盤事故があったとき、地下に閉じ込められた炭鉱夫達を長い日数を掛けて助け出した時にお祝いで供されたのがこのエンパナダと言うことです。スペインや南米ではポピュラーな食べ物だそうです。写真は私のスペイン語の先生と一緒に作ったエンパナダです。かなりボリュームがあります。

     パンパンに膨らんだレジ袋を提げてアルベルゲに戻って行く。こんだけの荷物を全てバックパックに詰めたら4kgは重くなりそうだが、半分以上は今日中に飲み食いしてしまうので大丈夫。シャワーを浴びてから一人宴会の準備を始める。このアルベルゲはずっと前に誰かから古くてギシギシ音がすると聞いていたのだが、古いことは古いが問題はまったくなかった。キッチンらしいのがあるにはあるが、ひとくちコンロが1つあるだけで流しがないのはどういう訳だ!?でも、調理器具と食器があるのでガリシア洲としたら上等だ。

  •  さて、ムール貝の缶詰というのは初体験なのだが、食べてみると大したことはなかった。旨くも不味くもないという所だ。新鮮なムール貝だと違うのだろうが、元もと魚介類は得意分野ではないので。高いレストランで食べて外れたのじゃなくて良かった。缶詰なら1ユーロちょっとだから。<br /><br /> 隣のテーブルで顔見知りのスペイン青年3人が食事を始めたので、サンチャゴのパラドールで食べたタダ飯の写真を見せながら、タダ飯のあり付き方を教えてやる。金のなさそうな青年なので食べに行ってくれるといいなぁ。<br /><br /> 飛騨高山に行ったことのある人が、コリアンの女の子と一緒にチェックインして来たので、「パンモゴッソヨ(ごはん食べた)?」と声を掛ける。そしたらまたハングルでペラペラと喋り出したので慌てて日本人だよと伝える。日本人が喋るハングルは発音が良いらしく、こういう経験は何度もしている。同じようにスペイン人に片言のスペイン語で話しかけると、こちらがスペイン語ペラペラと思われて機関銃のように喋り出されることがある。日本人が喋るスペイン語もばっちり伝わるようだ。これは勿論、私に語学の才能がある訳でなく、この二つの国は日本語と同様に母音がはっきりとくっつく発音だからだ。他の外国語のように子音だらけだと発音が悪くて通じないこと多し。<br /><br /> 道端の側溝の中に座って休んでいた3人娘も少し遅れてチェックインしてきたので挨拶する。その中の1人は髪の毛が真っ赤っかで、こんなに赤い髪をした人を初めて見た。これ染めてるのかな?それとも自然の色でこんなに赤い髪ってあるんだろうか。赤毛のアンという本があるけど、漠然とあの話の中の女の子は明るい茶色と思っていた。赤毛のアンもこの位、髪が真っ赤なのか本当の所を知りたい。実際の女の子に赤く染めてるのかなんて失礼なことは勿論聞くことができないが、これも本当の所を知りたい。<br /><br /> アルベルゲの自販機でコーラを飲む。1.5ユーロ。スーパーで買う1リットルビールの一番安いのが0.75ユーロなので、コーラ1缶と同じ金額でビールが2リットル飲めるって、信じられますか?<br /><br /><br /> 日本出発から58日目  Caldas de Reis - Padron

     さて、ムール貝の缶詰というのは初体験なのだが、食べてみると大したことはなかった。旨くも不味くもないという所だ。新鮮なムール貝だと違うのだろうが、元もと魚介類は得意分野ではないので。高いレストランで食べて外れたのじゃなくて良かった。缶詰なら1ユーロちょっとだから。

     隣のテーブルで顔見知りのスペイン青年3人が食事を始めたので、サンチャゴのパラドールで食べたタダ飯の写真を見せながら、タダ飯のあり付き方を教えてやる。金のなさそうな青年なので食べに行ってくれるといいなぁ。

     飛騨高山に行ったことのある人が、コリアンの女の子と一緒にチェックインして来たので、「パンモゴッソヨ(ごはん食べた)?」と声を掛ける。そしたらまたハングルでペラペラと喋り出したので慌てて日本人だよと伝える。日本人が喋るハングルは発音が良いらしく、こういう経験は何度もしている。同じようにスペイン人に片言のスペイン語で話しかけると、こちらがスペイン語ペラペラと思われて機関銃のように喋り出されることがある。日本人が喋るスペイン語もばっちり伝わるようだ。これは勿論、私に語学の才能がある訳でなく、この二つの国は日本語と同様に母音がはっきりとくっつく発音だからだ。他の外国語のように子音だらけだと発音が悪くて通じないこと多し。

     道端の側溝の中に座って休んでいた3人娘も少し遅れてチェックインしてきたので挨拶する。その中の1人は髪の毛が真っ赤っかで、こんなに赤い髪をした人を初めて見た。これ染めてるのかな?それとも自然の色でこんなに赤い髪ってあるんだろうか。赤毛のアンという本があるけど、漠然とあの話の中の女の子は明るい茶色と思っていた。赤毛のアンもこの位、髪が真っ赤なのか本当の所を知りたい。実際の女の子に赤く染めてるのかなんて失礼なことは勿論聞くことができないが、これも本当の所を知りたい。

     アルベルゲの自販機でコーラを飲む。1.5ユーロ。スーパーで買う1リットルビールの一番安いのが0.75ユーロなので、コーラ1缶と同じ金額でビールが2リットル飲めるって、信じられますか?


     日本出発から58日目  Caldas de Reis - Padron

  •  7月3日(日)Caldas de Reisのアルベルゲ。昨日買っておいたエンパナダふたつとヨーグルト、インスタントコーヒーで朝飯とする。ここからの巡礼路が複雑そうで分からなかったので、前日に教えて貰っていたので良かった。それでも町を脱出するときはいつも迷うので注意深く歩みを進める。

     7月3日(日)Caldas de Reisのアルベルゲ。昨日買っておいたエンパナダふたつとヨーグルト、インスタントコーヒーで朝飯とする。ここからの巡礼路が複雑そうで分からなかったので、前日に教えて貰っていたので良かった。それでも町を脱出するときはいつも迷うので注意深く歩みを進める。

  •  家が途切れ途切れになって来たが、黄色い矢印はそこかしこにあるので安心して歩いていられる。でもなかった。歩き続けているとその先に歩行者進入禁止の立て看板があったのだ。え、どういうこと、こんな看板初めて見た。どっかで曲がるべき所を見落としたか。でも、多くの場合はこのまま舗装道路を進めばいずれ巡礼路と出会うことがあるので地図とタブレットで確認したところ、ここを行ってはいけないのが分かった。その前に歩行禁止だし。こっから先は自動車専用道路になってしまうらしいので戻るしかない。同じ道を戻るのはすっごく無駄なことをしている気になって気が進まないのだが、今回ばかりは致し方ない。

     家が途切れ途切れになって来たが、黄色い矢印はそこかしこにあるので安心して歩いていられる。でもなかった。歩き続けているとその先に歩行者進入禁止の立て看板があったのだ。え、どういうこと、こんな看板初めて見た。どっかで曲がるべき所を見落としたか。でも、多くの場合はこのまま舗装道路を進めばいずれ巡礼路と出会うことがあるので地図とタブレットで確認したところ、ここを行ってはいけないのが分かった。その前に歩行禁止だし。こっから先は自動車専用道路になってしまうらしいので戻るしかない。同じ道を戻るのはすっごく無駄なことをしている気になって気が進まないのだが、今回ばかりは致し方ない。

  •  どこで見落としたのか、道路の両側にくまなく目を走らせてサインを探しながら戻ること十数分。良かった、とんでもなく戻ることはなかった。そのサインは道路の白線に沿って歩いていたのでは見落としてしまう、道を外れた端っこに立っていた(青い看板)。見つけてみればとても目立つ標識だったが、余り考えずに歩いていると必ず見落とすような場所だった。これまでもそうだったが、田舎の細い巡礼路を行く時は見落とさなくても広い道路で見落とすことが多いので注意しよう。

     どこで見落としたのか、道路の両側にくまなく目を走らせてサインを探しながら戻ること十数分。良かった、とんでもなく戻ることはなかった。そのサインは道路の白線に沿って歩いていたのでは見落としてしまう、道を外れた端っこに立っていた(青い看板)。見つけてみればとても目立つ標識だったが、余り考えずに歩いていると必ず見落とすような場所だった。これまでもそうだったが、田舎の細い巡礼路を行く時は見落とさなくても広い道路で見落とすことが多いので注意しよう。

  •  そこから道は田舎の山道に変わっていったので、これだとほぼ間違えないので安心して歩いていられる。分岐も滅多に表れないし、そこにはほぼ必ず矢印が描かれているから。

     そこから道は田舎の山道に変わっていったので、これだとほぼ間違えないので安心して歩いていられる。分岐も滅多に表れないし、そこにはほぼ必ず矢印が描かれているから。

  •  山から下りてきた所にパトカーらしき車が停まっていて、警官みたいな人が話しかけてきた。車には「何とかプロテクション」と書かれているのでパトカーとは違うのかな?よく分からない。どこの国からやって来た巡礼か調査しているらしく、スタンプも押してくれた。ポリス?と聞くとプロテクションと答えるだけなので、だから何だよプロテクションて。ガードマンでもないらしいし、訳が分からないがスタンプが貰えたからいいや。

     山から下りてきた所にパトカーらしき車が停まっていて、警官みたいな人が話しかけてきた。車には「何とかプロテクション」と書かれているのでパトカーとは違うのかな?よく分からない。どこの国からやって来た巡礼か調査しているらしく、スタンプも押してくれた。ポリス?と聞くとプロテクションと答えるだけなので、だから何だよプロテクションて。ガードマンでもないらしいし、訳が分からないがスタンプが貰えたからいいや。

  •  次の村外れにあったバルでジャガイモのトルティージャとビールでエネルギー補給しておく。3.7ユーロ。トルティージャはいつも高い。買った物を両手に持って外のテラス席に移動して、やってくる巡礼を見ながら休憩タイム。

     次の村外れにあったバルでジャガイモのトルティージャとビールでエネルギー補給しておく。3.7ユーロ。トルティージャはいつも高い。買った物を両手に持って外のテラス席に移動して、やってくる巡礼を見ながら休憩タイム。

  •  少し遅れて近くのテーブルに側溝の中で猫鍋みたいに並んで座っていた女の子3人組がやって来たので、いい機会だから写真を撮ってみよう。「スマ~イル!?」とカメラを向けたらこちらが驚くほどの好反応で女の子達のテンションが急上昇した。自分たちのスマホでも一緒に撮りたいと全員がドタドタと走り寄って来た。思ってもいなかった反応にビックリする。

     少し遅れて近くのテーブルに側溝の中で猫鍋みたいに並んで座っていた女の子3人組がやって来たので、いい機会だから写真を撮ってみよう。「スマ~イル!?」とカメラを向けたらこちらが驚くほどの好反応で女の子達のテンションが急上昇した。自分たちのスマホでも一緒に撮りたいと全員がドタドタと走り寄って来た。思ってもいなかった反応にビックリする。

  •  クールな外見とは違って、とても人懐っこい女の子達だった。じゃぁと、調子に乗ってこちらでも自撮りカメラで一緒に撮らせてもらう。この子達とも何日も一緒になった顔見知りなので、もしかしたら初めて見た東洋人と交流したかったが、その機会が無かったのかなと都合の良いように想像する。この子達はポルトガル人だった。やっぱりポルトガル人の道なのでポルトガルの人が歩いているようだ当たり前だけど。唯一知っているポルトガル語のオブリガードを連発する。<br /><br /> ところで、この「スマイル!」と言いながらカメラを向けるテクニックはマツコ似のフランシスカに教わったものだ。教わったと言うか、フランシスカがそう言いながら私を撮ったことがあるので覚えただけで、今回初めて使ってみた。無言でカメラを向ける訳にはいかないし、「写真を撮ってもいいですか?」と聞くのも大袈裟なので、この方法はとても気に入っている。<br /><br /> 私のユーロ調達法はキャッシングなのでWi-Fiのある所では時々ユーロのレートをチェックしているが、イギリスがEUを抜けるというニュースが流れたので一気にユーロが110円に下がっていた。次にキャッシングする時には幾らになっているか楽しみだ。昨年キャッシングしていたときは毎回1ユーロが140円と円安だったので辛かったが、今年は120円前後に下がっていたので大喜びしていた。更に110円とは嬉し泣きレベルだ。キャッシングするときはポルトガルでは200、スペインでは300ユーロを借りているので、30円下がれば同じ300ユーロで9000円も余計に使えると言うことだ。私は一日の経費を20ユーロに設定しているので円高の差額で4日間も賄えるということになる。大儲け。これって人生初の不労所得ってやつかな。

     クールな外見とは違って、とても人懐っこい女の子達だった。じゃぁと、調子に乗ってこちらでも自撮りカメラで一緒に撮らせてもらう。この子達とも何日も一緒になった顔見知りなので、もしかしたら初めて見た東洋人と交流したかったが、その機会が無かったのかなと都合の良いように想像する。この子達はポルトガル人だった。やっぱりポルトガル人の道なのでポルトガルの人が歩いているようだ当たり前だけど。唯一知っているポルトガル語のオブリガードを連発する。

     ところで、この「スマイル!」と言いながらカメラを向けるテクニックはマツコ似のフランシスカに教わったものだ。教わったと言うか、フランシスカがそう言いながら私を撮ったことがあるので覚えただけで、今回初めて使ってみた。無言でカメラを向ける訳にはいかないし、「写真を撮ってもいいですか?」と聞くのも大袈裟なので、この方法はとても気に入っている。

     私のユーロ調達法はキャッシングなのでWi-Fiのある所では時々ユーロのレートをチェックしているが、イギリスがEUを抜けるというニュースが流れたので一気にユーロが110円に下がっていた。次にキャッシングする時には幾らになっているか楽しみだ。昨年キャッシングしていたときは毎回1ユーロが140円と円安だったので辛かったが、今年は120円前後に下がっていたので大喜びしていた。更に110円とは嬉し泣きレベルだ。キャッシングするときはポルトガルでは200、スペインでは300ユーロを借りているので、30円下がれば同じ300ユーロで9000円も余計に使えると言うことだ。私は一日の経費を20ユーロに設定しているので円高の差額で4日間も賄えるということになる。大儲け。これって人生初の不労所得ってやつかな。

  •  今日の目的の町パドロンに入って来たら急に道が混み始めてきた。日曜日なので教会のミサがハネタための人出かと思ったが、奥に行くに従って尋常でない混みようなので何かあるようだ。その内、手に手に大きな荷物を持っている人が現れて来て、道の両側には露店も現れ出したので、どうやら市が立っているらしいのが分かる。パドロン名物のピニエント(小さいピーマン)の屋台もそこかしこに見えるので、懐かしいピニエントの素揚げが食べたくなった。

     今日の目的の町パドロンに入って来たら急に道が混み始めてきた。日曜日なので教会のミサがハネタための人出かと思ったが、奥に行くに従って尋常でない混みようなので何かあるようだ。その内、手に手に大きな荷物を持っている人が現れて来て、道の両側には露店も現れ出したので、どうやら市が立っているらしいのが分かる。パドロン名物のピニエント(小さいピーマン)の屋台もそこかしこに見えるので、懐かしいピニエントの素揚げが食べたくなった。

  •  すっごい人出になって、もうこれは真っすぐ進めないレベルになって来る。パドロンの地図はざっと頭に入れてあったので、アルベルゲはこの河の反対側にあるのが分かっている。そんなことを考えていたら、丁度そこに歩行者しか渡れない細い橋が出て来たので、これ幸いと橋を渡ってGPSで位置を確認する。少し先に行った所で左に曲がり、石作りの急階段を上って行くと、丁度そこがアルベルゲの入口だった。建物の日陰でコリアンの女の子が一人オープンを待っていた。あー、この子は両足に湿布を貼って歩いていた子だと気づく。隣にバックパックを置いて、近くの高台にある教会を探検に行ってみるも扉は閉まっていた。

     すっごい人出になって、もうこれは真っすぐ進めないレベルになって来る。パドロンの地図はざっと頭に入れてあったので、アルベルゲはこの河の反対側にあるのが分かっている。そんなことを考えていたら、丁度そこに歩行者しか渡れない細い橋が出て来たので、これ幸いと橋を渡ってGPSで位置を確認する。少し先に行った所で左に曲がり、石作りの急階段を上って行くと、丁度そこがアルベルゲの入口だった。建物の日陰でコリアンの女の子が一人オープンを待っていた。あー、この子は両足に湿布を貼って歩いていた子だと気づく。隣にバックパックを置いて、近くの高台にある教会を探検に行ってみるも扉は閉まっていた。

  •  教会の前は広いベランダになっていて、柵越しに遠くまで見ることができる。20mほど下にあるバルではワインをご馳走したカップルが昼飯を食べていて、フランシスカも一緒にいるのが見えた。

     教会の前は広いベランダになっていて、柵越しに遠くまで見ることができる。20mほど下にあるバルではワインをご馳走したカップルが昼飯を食べていて、フランシスカも一緒にいるのが見えた。

  •  昨日のアルベルゲでお喋りしたイタリア娘二人が橋を渡ってこちら側にやって来た。真下でキョロキョロしているのでアルベルゲを探しているのかと思って、上から「あっちあっち」と教えてやったが、探しているのはカミーノだった。カミーノは橋の向こうだよと教えて上げる。二人はもっと先まで進むそうだ。<br /><br /><br /> 30分ほどで受付を開始してくれる。今日も6ユーロ。コリアの子に続いて2番目のチェックインだ。北の道のあと奇跡的な再会を果たしたN夫妻が教えてくれた通り、このアルベルゲは良さそうだ。建て物はすこぶる古いがベッドは木造りで頑丈なので申し分ない。2段のパイプベッドで寝たことがある人なら分かるだろうが、華奢な2段ベッドと言うのは上下どちらかの人が寝がえりを打つだけでその揺れがもれなく伝わって来るのでベッドが頑丈な作りと言うのはとても重要だ。<br /><br /> キッチンの流しは自然石で時代ものだが調理器具も食器も揃っているので満点。ベッドを確保したら早いチェックインのアドバンテージを逃すことなくシャワー、洗濯して陽の良く当たっている物干しに掛け終わると、あとは自由時間だ。町に行こう。<br /><br /> オスピタレラにスーパーの場所を教えて貰い橋を渡って賑やかな町方面に歩いて行く。ここがこの町のメイン通りかと思われる人通りの多いところにやって来た。もう観光客でいっぱいだ。道端にホタテ貝を付けたバックパックを脇に置いた巡礼もどきが物乞いをしていた。前にもこういうスタイルの物乞いを見たが、本物の巡礼じゃないのは先刻承知だ。路銀が尽きた巡礼者を装っているのだろうが、毎日見ている地元の人には知られてるんじゃないのかね?まぁ観光客目当てなんだろう。<br /><br /> この通りに馴染みの専門学校生の女の子二人組がいて、トレドのお兄さんを見なかったかと尋ねられる。うーん、今のところはアルベルゲに来ていないので、次の町に行ったんじゃないのかなぁと変な英語で言ってみる。彼は若者なので、私よりずっと先に行ってるかと思ったからだ。それを聞いた後で二人して何やら相談している。自分たちもお兄さんの後を追おうとしてるのだろうか?<br /><br /> 通りにスーパー発見。バケツサラダは無かったのでビニール袋に入ったカット野菜、1ユーロの生ハム。1リットルビールもなかったので缶ビールを3本、ヨーグルト4、焼き立てで暖かいバゲット1本、ゴルゴンゾーラ・チーズ、カットフルーツの缶詰(大)に持ち歩き食糧用のビスケットで8.54ユーロ。このでっかいフルーツ缶詰が予想外のことで役に立った。

     昨日のアルベルゲでお喋りしたイタリア娘二人が橋を渡ってこちら側にやって来た。真下でキョロキョロしているのでアルベルゲを探しているのかと思って、上から「あっちあっち」と教えてやったが、探しているのはカミーノだった。カミーノは橋の向こうだよと教えて上げる。二人はもっと先まで進むそうだ。


     30分ほどで受付を開始してくれる。今日も6ユーロ。コリアの子に続いて2番目のチェックインだ。北の道のあと奇跡的な再会を果たしたN夫妻が教えてくれた通り、このアルベルゲは良さそうだ。建て物はすこぶる古いがベッドは木造りで頑丈なので申し分ない。2段のパイプベッドで寝たことがある人なら分かるだろうが、華奢な2段ベッドと言うのは上下どちらかの人が寝がえりを打つだけでその揺れがもれなく伝わって来るのでベッドが頑丈な作りと言うのはとても重要だ。

     キッチンの流しは自然石で時代ものだが調理器具も食器も揃っているので満点。ベッドを確保したら早いチェックインのアドバンテージを逃すことなくシャワー、洗濯して陽の良く当たっている物干しに掛け終わると、あとは自由時間だ。町に行こう。

     オスピタレラにスーパーの場所を教えて貰い橋を渡って賑やかな町方面に歩いて行く。ここがこの町のメイン通りかと思われる人通りの多いところにやって来た。もう観光客でいっぱいだ。道端にホタテ貝を付けたバックパックを脇に置いた巡礼もどきが物乞いをしていた。前にもこういうスタイルの物乞いを見たが、本物の巡礼じゃないのは先刻承知だ。路銀が尽きた巡礼者を装っているのだろうが、毎日見ている地元の人には知られてるんじゃないのかね?まぁ観光客目当てなんだろう。

     この通りに馴染みの専門学校生の女の子二人組がいて、トレドのお兄さんを見なかったかと尋ねられる。うーん、今のところはアルベルゲに来ていないので、次の町に行ったんじゃないのかなぁと変な英語で言ってみる。彼は若者なので、私よりずっと先に行ってるかと思ったからだ。それを聞いた後で二人して何やら相談している。自分たちもお兄さんの後を追おうとしてるのだろうか?

     通りにスーパー発見。バケツサラダは無かったのでビニール袋に入ったカット野菜、1ユーロの生ハム。1リットルビールもなかったので缶ビールを3本、ヨーグルト4、焼き立てで暖かいバゲット1本、ゴルゴンゾーラ・チーズ、カットフルーツの缶詰(大)に持ち歩き食糧用のビスケットで8.54ユーロ。このでっかいフルーツ缶詰が予想外のことで役に立った。

  •  アルベルゲのキッチンで一人宴会の始まり。キッチンにはビネガーと胡椒はあったが塩が無かったので持ち歩いているインスタント・玉ねぎスープの素を味付けに掛ける。このスープの素は便利なので切らさないように、いつもストックしてある。こうして野菜の味付け用の他に、本来のスープとしても勿論使える。何も食べ物がないときでもお湯さえ沸かせれば一時しのぎにはなるので私には必需品だ。

     アルベルゲのキッチンで一人宴会の始まり。キッチンにはビネガーと胡椒はあったが塩が無かったので持ち歩いているインスタント・玉ねぎスープの素を味付けに掛ける。このスープの素は便利なので切らさないように、いつもストックしてある。こうして野菜の味付け用の他に、本来のスープとしても勿論使える。何も食べ物がないときでもお湯さえ沸かせれば一時しのぎにはなるので私には必需品だ。

  •  パドロンに来たら絶対に見ておきたい教会に行ってみる。ヤコブの亡骸を乗せた船を繋いだという杭がこの教会には祀ってあるのだ。入って行くと私みたいなのがしょっちゅう来るのだろう、係りのおばちゃんは嬉しそうに迎えてくれる。

     パドロンに来たら絶対に見ておきたい教会に行ってみる。ヤコブの亡骸を乗せた船を繋いだという杭がこの教会には祀ってあるのだ。入って行くと私みたいなのがしょっちゅう来るのだろう、係りのおばちゃんは嬉しそうに迎えてくれる。

  •  件の舟繋ぎ石は祭壇から一段下がった所にあった。ちょっとおかしなセッティングだなと思ったが、本来この舟繋ぎ石は川の高さのこの位置にあったのかも知れない。それを包み込むように教会を建てたので、こうなったんだろうと想像する。でなきゃこの異様な高さは説明できないだろう。

     件の舟繋ぎ石は祭壇から一段下がった所にあった。ちょっとおかしなセッティングだなと思ったが、本来この舟繋ぎ石は川の高さのこの位置にあったのかも知れない。それを包み込むように教会を建てたので、こうなったんだろうと想像する。でなきゃこの異様な高さは説明できないだろう。

  •  祭壇に上がるのは畏れ多いので離れた所から写真を撮っていたら、おばちゃんが「あがれあがれ」と言うので至近距離から撮らせてもらう。親切なおばちゃんに和風マリアカードを進呈する。壁にはヤコブの遺骸と付き添った二人の弟子が乗った船のレリーフが掲げられていた。今日はええもんが見られた。サンチャゴ関連のモノが聖堂内にいっぱいあったので、写真をいっぱい撮る。

     祭壇に上がるのは畏れ多いので離れた所から写真を撮っていたら、おばちゃんが「あがれあがれ」と言うので至近距離から撮らせてもらう。親切なおばちゃんに和風マリアカードを進呈する。壁にはヤコブの遺骸と付き添った二人の弟子が乗った船のレリーフが掲げられていた。今日はええもんが見られた。サンチャゴ関連のモノが聖堂内にいっぱいあったので、写真をいっぱい撮る。

  •  既に先に行ってしまったと思い込んでいた面目が潰れたお兄ちゃんがチェックインしていた。あちゃー、「君と仲良しの専門学校生にあんたは先に行ったと思うと伝えてしまったよ」と言ってみるも、このお兄ちゃんは英語を話さない。話せたとしても私の英語力ではまともには伝えられないので、女の子が私の助言を信じて先に進んだら申し訳ないなと思った。でも、その後、専門学校生二人も運良くここにやって来たので何となく肩の荷が下りた気がして嬉しかった。みんなで一緒に記念写真を撮っておく。<br /><br /> ベッドで昼寝をしていたら、ポルトガルのネコ鍋の子が起こしにくる。この子は英語がほとんど話せないが手に持っているのは花火なので、花火をして一緒に遊ぼうと言うのかなと付いて行くと、マイシスターバースデーと言っているので、今日が誕生日の子がいるらしい。キッチンの大きなテーブルには他の二人の女の子もいて、すぐ誕生日のお祝いが始まった。

     既に先に行ってしまったと思い込んでいた面目が潰れたお兄ちゃんがチェックインしていた。あちゃー、「君と仲良しの専門学校生にあんたは先に行ったと思うと伝えてしまったよ」と言ってみるも、このお兄ちゃんは英語を話さない。話せたとしても私の英語力ではまともには伝えられないので、女の子が私の助言を信じて先に進んだら申し訳ないなと思った。でも、その後、専門学校生二人も運良くここにやって来たので何となく肩の荷が下りた気がして嬉しかった。みんなで一緒に記念写真を撮っておく。

     ベッドで昼寝をしていたら、ポルトガルのネコ鍋の子が起こしにくる。この子は英語がほとんど話せないが手に持っているのは花火なので、花火をして一緒に遊ぼうと言うのかなと付いて行くと、マイシスターバースデーと言っているので、今日が誕生日の子がいるらしい。キッチンの大きなテーブルには他の二人の女の子もいて、すぐ誕生日のお祝いが始まった。

  •  細長いカステラにパチパチと弾ける花火を3本挿して、1本は本人が持っているのが何ともほほ笑ましい。周りに数人いるみんなでハッピーバースデーの歌を合唱する。そしたら其々のお国の言葉で歌ってくれと言うことになったらしく、順番に歌い出した。私にも日本語で歌ってくれと言われるが、日本でもハッピーバースデーの歌は英語なのでなーと断ったが、思い直して「誕生日おめでとー」を繰り返せばいいのだと思いつく。ハッピーバースデーの曲に乗せて歌ってあげたら喜んでくれたので良かった。各国の人たちに外国の歌で祝ってもらったので、きっとこの子には忘れ得ぬ誕生日の思い出になったことだろう。

     細長いカステラにパチパチと弾ける花火を3本挿して、1本は本人が持っているのが何ともほほ笑ましい。周りに数人いるみんなでハッピーバースデーの歌を合唱する。そしたら其々のお国の言葉で歌ってくれと言うことになったらしく、順番に歌い出した。私にも日本語で歌ってくれと言われるが、日本でもハッピーバースデーの歌は英語なのでなーと断ったが、思い直して「誕生日おめでとー」を繰り返せばいいのだと思いつく。ハッピーバースデーの曲に乗せて歌ってあげたら喜んでくれたので良かった。各国の人たちに外国の歌で祝ってもらったので、きっとこの子には忘れ得ぬ誕生日の思い出になったことだろう。

  •  一通り歌い終わったところでカステラを一口サイズに切ってくれて、その場にいた全員に配ってくれた。折角の誕生日なので何かできないかなと考えてたら、デザート用に大きなフルーツ缶詰を買っていたことを思い出す。すぐ自分のベッドに戻って缶詰を持ってきて、3人が座っているテーブルにドンと置き「ハッピーバースデー」と言ってプレゼントしてあげる。どうやって食べたらいいか分からないけど、キッチンの大皿に広げてスプーンを3本載せてあげたら、そこから楽しそうに食べてくれたので嬉しかった。背の高い二人が姉妹で、小さくて赤髪の子は友達らしいのが分かった。改めて見ると姉妹はとても顔が良く似ていて体格も同じように大きかった。<br /><br /> 簡単なポルトガル語を教えてもらうが、いつものようにすぐ忘れる。唯一、「おはよう」だけは「ボンディア」と言うのを覚えられた。ポルトガル語とスペイン語は同じ単語が幾つもあるので、知っているスペイン語でお喋りする。通じても通じなくても楽しい。

     一通り歌い終わったところでカステラを一口サイズに切ってくれて、その場にいた全員に配ってくれた。折角の誕生日なので何かできないかなと考えてたら、デザート用に大きなフルーツ缶詰を買っていたことを思い出す。すぐ自分のベッドに戻って缶詰を持ってきて、3人が座っているテーブルにドンと置き「ハッピーバースデー」と言ってプレゼントしてあげる。どうやって食べたらいいか分からないけど、キッチンの大皿に広げてスプーンを3本載せてあげたら、そこから楽しそうに食べてくれたので嬉しかった。背の高い二人が姉妹で、小さくて赤髪の子は友達らしいのが分かった。改めて見ると姉妹はとても顔が良く似ていて体格も同じように大きかった。

     簡単なポルトガル語を教えてもらうが、いつものようにすぐ忘れる。唯一、「おはよう」だけは「ボンディア」と言うのを覚えられた。ポルトガル語とスペイン語は同じ単語が幾つもあるので、知っているスペイン語でお喋りする。通じても通じなくても楽しい。

  •  夕方、隣の教会に写真を撮りに行ったら、偶然その時間にミサが始まった。ミサは与りたいと思っても中々チャンスがなかったので、これはラッキーだった。献金袋が回って来たので1ユーロを入れる。アルベルゲに居た高校生達も十人位が参加しに来たので、彼らはミサの時間を知っていたようだ。

     夕方、隣の教会に写真を撮りに行ったら、偶然その時間にミサが始まった。ミサは与りたいと思っても中々チャンスがなかったので、これはラッキーだった。献金袋が回って来たので1ユーロを入れる。アルベルゲに居た高校生達も十人位が参加しに来たので、彼らはミサの時間を知っていたようだ。

  •  ミサの後、聖堂の隅っこにあるマリア像の前で神父さんが何か始めるようなので、みんなでゾロゾロと付いて行く。地元の人が何か頼んだらしいのが想像できた。その様子から、日本で言う法事みたいなものかな?最後にこの教会のマリア像のカードを貰った。マリア様の顔はどこのでもみんな柔和ないい顔をしている。<br /><br /> 今日は予期せぬ誕生パーティーがあったりして中々楽しい一日だった。アルベルゲも知っている人がいっぱいいたので楽しかった。<br /><br /><br /> 日本出発から59日目 Padron - Santiago de Compostera

     ミサの後、聖堂の隅っこにあるマリア像の前で神父さんが何か始めるようなので、みんなでゾロゾロと付いて行く。地元の人が何か頼んだらしいのが想像できた。その様子から、日本で言う法事みたいなものかな?最後にこの教会のマリア像のカードを貰った。マリア様の顔はどこのでもみんな柔和ないい顔をしている。

     今日は予期せぬ誕生パーティーがあったりして中々楽しい一日だった。アルベルゲも知っている人がいっぱいいたので楽しかった。


     日本出発から59日目 Padron - Santiago de Compostera

  •  7月4日(月)パドロンのアルベルゲ。コーヒーとハム・チーズを挟んだサンドイッチに乾燥プラムで朝飯にする。ちょっと早めの6時50に出発。まだ薄暗い町の中をかすかに見える矢印を追ってひたすら歩く。

     7月4日(月)パドロンのアルベルゲ。コーヒーとハム・チーズを挟んだサンドイッチに乾燥プラムで朝飯にする。ちょっと早めの6時50に出発。まだ薄暗い町の中をかすかに見える矢印を追ってひたすら歩く。

  •  初めて見る顔のおじさんが一人で歩いていた。パドロンのアルベルゲにも居なかったから、私営にでも泊まったんだろうか?年齢的には私より少し上か、しょぼくれ感が漂うおじさんにブエン・カミーノと挨拶して抜かしていく。このおじさんとは迷って立ち止まったりしている時などに数回顔を合わせるが、暫くしたらまったく会うことはなくなった。

     初めて見る顔のおじさんが一人で歩いていた。パドロンのアルベルゲにも居なかったから、私営にでも泊まったんだろうか?年齢的には私より少し上か、しょぼくれ感が漂うおじさんにブエン・カミーノと挨拶して抜かしていく。このおじさんとは迷って立ち止まったりしている時などに数回顔を合わせるが、暫くしたらまったく会うことはなくなった。

  •  サンチャゴが近くなったので建て物が増えたのか、それとも自分の気持ちが高揚してそう見えるのか、今日のコースは今までと違う雰囲気が感じられた。淋しい道を歩いていても何となく「サンチャゴ近くの淋しい道」と言うかんむりが付くのでいつもの淋しい道とは違う感じがするのだ。村の中をくねくねと狭い巡礼路が通っていたり、線路沿いを歩いたり、教会に付属している巨大なお墓の横を通ったり変化に富んだ道を歩き続ける。

     サンチャゴが近くなったので建て物が増えたのか、それとも自分の気持ちが高揚してそう見えるのか、今日のコースは今までと違う雰囲気が感じられた。淋しい道を歩いていても何となく「サンチャゴ近くの淋しい道」と言うかんむりが付くのでいつもの淋しい道とは違う感じがするのだ。村の中をくねくねと狭い巡礼路が通っていたり、線路沿いを歩いたり、教会に付属している巨大なお墓の横を通ったり変化に富んだ道を歩き続ける。

  •  途中のバルで一息入れた時に、ポルトガルの3人娘もやって来る。それを過ぎると山道に変わってしまった。3人娘から少し離れた後ろを歩いて行くが、二人の姉妹は背が高く体力もありそうだが赤髪の子は身長が姉妹の肩ほどしかなく、小柄なだけに体力もなさそうだ。おまけに靴づれなのかトレッキングシューズは脱いでしまって小石の道をゴムサンダルで歩いている。バックパックにポルトガル国旗を括りつけているのが微笑ましい。<br /><br /> 登り坂になったら赤髪の子は姉妹からは見る見る離されて行って、とうとう先行する姉妹は影も形も見えなくなってしまった。ひとりトボトボと力なく坂を上って行く子が気の毒になり、追い抜く時に何も言わずにスティックの柄の方を差し出したら素直に握ってくれたので、残ったもう1本のスティックを突き立てながら馬力を出してぐいぐい登って行く。赤髪の子もそれに合わせて力を振り絞りながら付いてくるようだ。でも、引っ張るスティックには余り重さを感じないので、赤髪の子は自力で一生懸命に上っているのが伝わって来る。姉妹は想像よりずっと先に行ってしまったようで、中々追いつくことができなかった。この状態で数百メートル上っただろうか、ようやく木陰のベンチに座っている二人を発見する。そしてそこがこの山越えの頂点のようだ。「いたよ!」と日本語で言ったら伝わったらしく、握っていたスティックを放したので、立ち止まることなくそこで3人とはお別れする。<br /><br /> そろそろサンチャゴ・コンポステラが近づいて来て、町は見えるけど直線で町には行かないらしく、ぐっと左に回り込んで行くようだ。二人のおばちゃん巡礼が居たのでちょっとお喋りしながら暫く一緒に歩く。この人たちの顔は一度も見たことがないので、どこからスタートした人たちなんだろう?二人ともアメリカ人でナップザック程度の軽装備なので、その巡礼手段に興味を持った。<br /><br /> やがてビルが立ち並ぶ本格的な街中に入って来た。やっぱり「都会あるある」で巡礼路を見失ってしまった。おばちゃん達はスペイン語はゼロらしいので、私が道端にいた紳士にカテドラルへの道を教えて貰い、こっちだよと言う感じで先導する。見た記憶がありそうな通りまでやって来たら、おばちゃん二人は当てがあるのかどっかに行ってしまったので一人でカテドラルを目指す。

     途中のバルで一息入れた時に、ポルトガルの3人娘もやって来る。それを過ぎると山道に変わってしまった。3人娘から少し離れた後ろを歩いて行くが、二人の姉妹は背が高く体力もありそうだが赤髪の子は身長が姉妹の肩ほどしかなく、小柄なだけに体力もなさそうだ。おまけに靴づれなのかトレッキングシューズは脱いでしまって小石の道をゴムサンダルで歩いている。バックパックにポルトガル国旗を括りつけているのが微笑ましい。

     登り坂になったら赤髪の子は姉妹からは見る見る離されて行って、とうとう先行する姉妹は影も形も見えなくなってしまった。ひとりトボトボと力なく坂を上って行く子が気の毒になり、追い抜く時に何も言わずにスティックの柄の方を差し出したら素直に握ってくれたので、残ったもう1本のスティックを突き立てながら馬力を出してぐいぐい登って行く。赤髪の子もそれに合わせて力を振り絞りながら付いてくるようだ。でも、引っ張るスティックには余り重さを感じないので、赤髪の子は自力で一生懸命に上っているのが伝わって来る。姉妹は想像よりずっと先に行ってしまったようで、中々追いつくことができなかった。この状態で数百メートル上っただろうか、ようやく木陰のベンチに座っている二人を発見する。そしてそこがこの山越えの頂点のようだ。「いたよ!」と日本語で言ったら伝わったらしく、握っていたスティックを放したので、立ち止まることなくそこで3人とはお別れする。

     そろそろサンチャゴ・コンポステラが近づいて来て、町は見えるけど直線で町には行かないらしく、ぐっと左に回り込んで行くようだ。二人のおばちゃん巡礼が居たのでちょっとお喋りしながら暫く一緒に歩く。この人たちの顔は一度も見たことがないので、どこからスタートした人たちなんだろう?二人ともアメリカ人でナップザック程度の軽装備なので、その巡礼手段に興味を持った。

     やがてビルが立ち並ぶ本格的な街中に入って来た。やっぱり「都会あるある」で巡礼路を見失ってしまった。おばちゃん達はスペイン語はゼロらしいので、私が道端にいた紳士にカテドラルへの道を教えて貰い、こっちだよと言う感じで先導する。見た記憶がありそうな通りまでやって来たら、おばちゃん二人は当てがあるのかどっかに行ってしまったので一人でカテドラルを目指す。

  •  大分大回りをしたようだが、やっと知っている所に出た。あー、このパン屋は何度か買いに来た店だったよなと言う所までやって来た。このまま進んでいけばカテドラル前のオブラドイロ広場に出る筈だ。案の定、そこから10分も歩かないうちに広場に到着する。昨年初めてサンチャゴに到着したときも淡々と到着してしまったので、今更感激のカの字もない。サンチャゴ巡礼とは歩いている途中こそが全てだとここに宣言しよう。何ちゃって。<br /><br /> 早速、巡礼証明書をゲットすべく事務所に向かう。差し出したクレデンシャルにサンチャゴのスタンプをポンと押して難なく証明書をゲットする。この同じクレデンシャルで次のイギリス人の道を歩きたいので、クレデンシャルの空きスペースを指さしながら「カミノデ・イングレス、セジョ(スタンプ)、OK?」とスペイン単語を適当に繋げて聞いてみたところ問題ないそうだ。これで安心して同じクレデンシャルを使い続けることができる。確認せずに使い続けて最終的にこの事務所で駄目だしされたんじゃ叶わんから。<br /><br /> さてお次は同じ館内にあるスペイン国鉄RENFEの窓口に行って列車チケットを購入しなければならない。取りあえず明日のフェロール行きが必要だ。フェロール(Ferrol)はサンチャゴから北へ122㎞行った港町だ。私が乗りたい早朝の直通列車はなく、あるのは午後の3時のみだったので困ったなぁ。これだとすぐ歩きだしても15㎞先のネダのアルベルゲには夜の9時頃に到着だろう。かと言って、フェロールで一泊余分に日数を消費すると、その後に一日の余裕もなくなり厳しいことになる。困った顔をしていたら親切な係りのお姉さんが、その手前にあるア・コルーニャ(A Coruna)で乗り換えれば7時半の早い電車があると教えてくれたので、それをお願いする。<br /><br /> ア・コルーニャを出発点とするイギリス人の道もあるが、そちらはサンチャゴまで百キロに満たないので証明書は発行されない。なので、イギリス人の道を歩く多くの人はフェロールを出発地に選ぶらしい。もちろん私もそうする。<br /><br /> ついでに全ての巡礼が終わった後に移動するマドリッド行きと、マドリッドからトレド往復、更にマドリッドからバルセロナ行きのチケットも購入する。これらは行き先は元より乗車日時のどれを間違ってもまずいので、事前に紙に書いて行った。係りのお姉さんはそれらをひとつずつ丁寧にチェックしてくれて、サンチャゴからマドリッドに到着する駅はチャマルティン駅だが、バルセロナに行くための駅はマドリッド・アトーチャ駅だとか、時間はどれにしたい?とパソコン画面を見せて選ばせてくれる。その他のチケット購入でも同様に親切に応対してくれたお陰で無事に6枚ものチケットを購入することができた。<br /><br /> 最後に乗るバルセロナ行きチケットは2種類の価格を示してくれて、1つはキャンセル可能、もう1つは不可というもので、値段は数十ユーロも違った。私には予定の変更はないので勿論、安い変更不可のチケットを購入する。

     大分大回りをしたようだが、やっと知っている所に出た。あー、このパン屋は何度か買いに来た店だったよなと言う所までやって来た。このまま進んでいけばカテドラル前のオブラドイロ広場に出る筈だ。案の定、そこから10分も歩かないうちに広場に到着する。昨年初めてサンチャゴに到着したときも淡々と到着してしまったので、今更感激のカの字もない。サンチャゴ巡礼とは歩いている途中こそが全てだとここに宣言しよう。何ちゃって。

     早速、巡礼証明書をゲットすべく事務所に向かう。差し出したクレデンシャルにサンチャゴのスタンプをポンと押して難なく証明書をゲットする。この同じクレデンシャルで次のイギリス人の道を歩きたいので、クレデンシャルの空きスペースを指さしながら「カミノデ・イングレス、セジョ(スタンプ)、OK?」とスペイン単語を適当に繋げて聞いてみたところ問題ないそうだ。これで安心して同じクレデンシャルを使い続けることができる。確認せずに使い続けて最終的にこの事務所で駄目だしされたんじゃ叶わんから。

     さてお次は同じ館内にあるスペイン国鉄RENFEの窓口に行って列車チケットを購入しなければならない。取りあえず明日のフェロール行きが必要だ。フェロール(Ferrol)はサンチャゴから北へ122㎞行った港町だ。私が乗りたい早朝の直通列車はなく、あるのは午後の3時のみだったので困ったなぁ。これだとすぐ歩きだしても15㎞先のネダのアルベルゲには夜の9時頃に到着だろう。かと言って、フェロールで一泊余分に日数を消費すると、その後に一日の余裕もなくなり厳しいことになる。困った顔をしていたら親切な係りのお姉さんが、その手前にあるア・コルーニャ(A Coruna)で乗り換えれば7時半の早い電車があると教えてくれたので、それをお願いする。

     ア・コルーニャを出発点とするイギリス人の道もあるが、そちらはサンチャゴまで百キロに満たないので証明書は発行されない。なので、イギリス人の道を歩く多くの人はフェロールを出発地に選ぶらしい。もちろん私もそうする。

     ついでに全ての巡礼が終わった後に移動するマドリッド行きと、マドリッドからトレド往復、更にマドリッドからバルセロナ行きのチケットも購入する。これらは行き先は元より乗車日時のどれを間違ってもまずいので、事前に紙に書いて行った。係りのお姉さんはそれらをひとつずつ丁寧にチェックしてくれて、サンチャゴからマドリッドに到着する駅はチャマルティン駅だが、バルセロナに行くための駅はマドリッド・アトーチャ駅だとか、時間はどれにしたい?とパソコン画面を見せて選ばせてくれる。その他のチケット購入でも同様に親切に応対してくれたお陰で無事に6枚ものチケットを購入することができた。

     最後に乗るバルセロナ行きチケットは2種類の価格を示してくれて、1つはキャンセル可能、もう1つは不可というもので、値段は数十ユーロも違った。私には予定の変更はないので勿論、安い変更不可のチケットを購入する。

  •  よかったー、このチケット購入がかなりのストレスだったのだ。混雑する駅の窓口だとこう親切には応対して貰えないし、こちらも慌てるだろうから心配していたのだ。1対1で時間をたっぷり掛けて親切に応対して貰えたことに感謝だ。複雑なチケット購入の時に懇切丁寧なお姉さんが担当で助かった。親切なお姉さんを写真に撮らせてもらう。

     よかったー、このチケット購入がかなりのストレスだったのだ。混雑する駅の窓口だとこう親切には応対して貰えないし、こちらも慌てるだろうから心配していたのだ。1対1で時間をたっぷり掛けて親切に応対して貰えたことに感謝だ。複雑なチケット購入の時に懇切丁寧なお姉さんが担当で助かった。親切なお姉さんを写真に撮らせてもらう。

  •  広場に戻ってうだうだしているとポルトガルの3人娘がゴールしてきた。良かったぁ最後に会うことができて。こんなに人懐こくていい子達と分かっていたらもっと早い時点で仲良くなっていれば、数日間が更に楽しかったと悔やまれるが、人の縁とはこう言うものだ。私は自分からはハグをしないので、今回は握手をして別れる。それがマナーらしいので。<br /><br /> メノールのアルベルゲに行く途中の道端で、あのアメリカおばちゃん二人に遭遇する。向こうも私に気が付いて道路の反対側から「あーっ」という声を上げている。な、なんとこの二人はまだカテドラルに辿りついてなくて、迷い狂っている最中だった。じゃぁ何であの時、自信ありげにスタスタと行ってしまったんだよ。私がカテドラルに着いてから、かれこれ2時間は経っているだろう。よくもまぁ念入りに迷ったもんだ。ここからカテドラルへの行き方を教えてやって別れる。<br /><br /> メノールにチェックインしてからパラドールのタダ飯に有り付こうと5時半に行ってみたら誰も待っている人がいないので、暫く後に来ても大丈夫だろうと予想し、カテドラルの聖年の門に行ってみるべく歩いていると日本人のグループに話しかけられる。ツアーでやって来たそうだ。男性がこのツアーでは全てパラドールに泊まっていると鼻の穴をふくらませている。贅沢には興味がないので羨ましくないが、凄いですねと褒めてやる。<br /><br /> そこで暫く立ち話したのが悪かったのか、再度パラドールのタダ飯待合所に行ってみたら5人が順番待ちをしていた。じゃぁ自分は6番目だと言ったら、先頭の人が仲間が他に5人いるのでコンプリートだと抜かしやがる。じゃぁ他の5人は一体どこにいるんだと言ってやりたかったが、水かけ論なので諦める。<br /><br /> 癪に障るので1リットルビールでも飲んで気を紛らわそうと歩いていたら、今朝から数回会ったしょぼくれタイプのおじさんと再会する。こちらが戸惑うほどの感激を表してくれて汗臭い体でハグされる。大した接点もないのにこれだけ感激するということは、この人は他の巡礼との交流が余りない人なんだろうなと想像する。それともコンポステラに到着して気分が高揚していたのか。いずれにしても、おじさんの数少ない巡礼の友として私がいたことになるのだろう。<br /><br /> そのすぐあと、ウィンドーショッピングをしているドイツのマリアを発見!!おー、マリアどこに行ってたんだTuiで別れて以来6日振りの再会だ。マリアも予期せぬ再会に大喜びしてくれた。この後はアルベルゲに戻ってビールを飲むんだと告げたら、どこのアルベルゲで何時から飲むんだと聞いてくるのでマリアも一緒に飲みたいようだ。マリアは私がチェックインしているメノールのアルベルゲを知っていたので前にも巡礼しことがあるらしい。パラドールのタダ飯にあぶれたお陰でマリアに再会できたので、こっちの方が百倍も価値があった。あのままタダ飯の時間まで待っていたらマリアとは永遠に会えなかっただろう。世の中、何が幸運で何が不運なのか分からない。こんな格言があったな。

     広場に戻ってうだうだしているとポルトガルの3人娘がゴールしてきた。良かったぁ最後に会うことができて。こんなに人懐こくていい子達と分かっていたらもっと早い時点で仲良くなっていれば、数日間が更に楽しかったと悔やまれるが、人の縁とはこう言うものだ。私は自分からはハグをしないので、今回は握手をして別れる。それがマナーらしいので。

     メノールのアルベルゲに行く途中の道端で、あのアメリカおばちゃん二人に遭遇する。向こうも私に気が付いて道路の反対側から「あーっ」という声を上げている。な、なんとこの二人はまだカテドラルに辿りついてなくて、迷い狂っている最中だった。じゃぁ何であの時、自信ありげにスタスタと行ってしまったんだよ。私がカテドラルに着いてから、かれこれ2時間は経っているだろう。よくもまぁ念入りに迷ったもんだ。ここからカテドラルへの行き方を教えてやって別れる。

     メノールにチェックインしてからパラドールのタダ飯に有り付こうと5時半に行ってみたら誰も待っている人がいないので、暫く後に来ても大丈夫だろうと予想し、カテドラルの聖年の門に行ってみるべく歩いていると日本人のグループに話しかけられる。ツアーでやって来たそうだ。男性がこのツアーでは全てパラドールに泊まっていると鼻の穴をふくらませている。贅沢には興味がないので羨ましくないが、凄いですねと褒めてやる。

     そこで暫く立ち話したのが悪かったのか、再度パラドールのタダ飯待合所に行ってみたら5人が順番待ちをしていた。じゃぁ自分は6番目だと言ったら、先頭の人が仲間が他に5人いるのでコンプリートだと抜かしやがる。じゃぁ他の5人は一体どこにいるんだと言ってやりたかったが、水かけ論なので諦める。

     癪に障るので1リットルビールでも飲んで気を紛らわそうと歩いていたら、今朝から数回会ったしょぼくれタイプのおじさんと再会する。こちらが戸惑うほどの感激を表してくれて汗臭い体でハグされる。大した接点もないのにこれだけ感激するということは、この人は他の巡礼との交流が余りない人なんだろうなと想像する。それともコンポステラに到着して気分が高揚していたのか。いずれにしても、おじさんの数少ない巡礼の友として私がいたことになるのだろう。

     そのすぐあと、ウィンドーショッピングをしているドイツのマリアを発見!!おー、マリアどこに行ってたんだTuiで別れて以来6日振りの再会だ。マリアも予期せぬ再会に大喜びしてくれた。この後はアルベルゲに戻ってビールを飲むんだと告げたら、どこのアルベルゲで何時から飲むんだと聞いてくるのでマリアも一緒に飲みたいようだ。マリアは私がチェックインしているメノールのアルベルゲを知っていたので前にも巡礼しことがあるらしい。パラドールのタダ飯にあぶれたお陰でマリアに再会できたので、こっちの方が百倍も価値があった。あのままタダ飯の時間まで待っていたらマリアとは永遠に会えなかっただろう。世の中、何が幸運で何が不運なのか分からない。こんな格言があったな。

  •  マリアと再会を約して何度も通っているパン屋でビールその他を買っていたら、なんとまたマリアがやって来た。店員と話す様子を見ていると、マリアもこの店を贔屓にしているらしいのが分かった。この店はシエスタもしないし、日曜日だって開いているので私は昨年から何度も足を運んでいる。「日曜日も開けてくれてありがとう」と訳の分からないスペイン語で店員さんに伝えると笑っている。マリアは缶ビールを2本買っている。私はいつものように1リットルビール(ここんちは冷やして売っているのが嬉しい)、ヨーグルト4、ポテチで5.50ユーロと少し。その内の端数をマリアが出してくれた。

     マリアと再会を約して何度も通っているパン屋でビールその他を買っていたら、なんとまたマリアがやって来た。店員と話す様子を見ていると、マリアもこの店を贔屓にしているらしいのが分かった。この店はシエスタもしないし、日曜日だって開いているので私は昨年から何度も足を運んでいる。「日曜日も開けてくれてありがとう」と訳の分からないスペイン語で店員さんに伝えると笑っている。マリアは缶ビールを2本買っている。私はいつものように1リットルビール(ここんちは冷やして売っているのが嬉しい)、ヨーグルト4、ポテチで5.50ユーロと少し。その内の端数をマリアが出してくれた。

  •  買い物袋を提げてメノールの玄関までやって来たら、マツコ似のフランシスカと背中全面入れ墨の女性が外のテーブルに座っていた。二人とは3日振りの再会だ。やぁやぁと近づいて行ったら二人ともいきなりハグしてきた。この二人とは何度も何度も一緒になったがハグされたのは初めてだったので、やっぱり到着の感激は別モノらしい。入れ墨の子はターニャは歩いてフィステラに行ったことを知っていたので、ちったぁ連絡を取り合っているらしい。<br /><br /> シャワーを浴びて地下の食堂で飲みはじめようとしていたら、マリアがやって来た。パン屋で買った缶ビールもちゃんと持っている。時間も正確だし自分の飲む分も持ってくるし、ドイツ人らしくきちんとしている。やっぱり国民性ってあるんだなと実感する。マリアは英語が堪能なのでやっぱり聞き取りづらい。私にはターニャくらいが調度いいなと再確認した。お互いにメールアドレスを交換したので、それぞれ国に帰っても付き合いは続けられそうだ。最後にハグしてお別れする。<br /><br /> ターニャは今頃フィステラの道を歩いているだろう。明日か明後日にはコンポステラに戻って来るかも知れないが、私は明日の早朝にはフェロールに移動してイギリス人の道を歩きはじめるので会うことはないだろう。ベッドに戻ってから明日の朝の行動予定を細かく記しておく。<br /><br /> これで「2016 ポルトガル人の道」はおしまいです。<br /> 明日からは「歩く歩く歩く2016 イギリス人の道」が始まります。引続きよろしくお願いします。おく<br />

     買い物袋を提げてメノールの玄関までやって来たら、マツコ似のフランシスカと背中全面入れ墨の女性が外のテーブルに座っていた。二人とは3日振りの再会だ。やぁやぁと近づいて行ったら二人ともいきなりハグしてきた。この二人とは何度も何度も一緒になったがハグされたのは初めてだったので、やっぱり到着の感激は別モノらしい。入れ墨の子はターニャは歩いてフィステラに行ったことを知っていたので、ちったぁ連絡を取り合っているらしい。

     シャワーを浴びて地下の食堂で飲みはじめようとしていたら、マリアがやって来た。パン屋で買った缶ビールもちゃんと持っている。時間も正確だし自分の飲む分も持ってくるし、ドイツ人らしくきちんとしている。やっぱり国民性ってあるんだなと実感する。マリアは英語が堪能なのでやっぱり聞き取りづらい。私にはターニャくらいが調度いいなと再確認した。お互いにメールアドレスを交換したので、それぞれ国に帰っても付き合いは続けられそうだ。最後にハグしてお別れする。

     ターニャは今頃フィステラの道を歩いているだろう。明日か明後日にはコンポステラに戻って来るかも知れないが、私は明日の早朝にはフェロールに移動してイギリス人の道を歩きはじめるので会うことはないだろう。ベッドに戻ってから明日の朝の行動予定を細かく記しておく。

     これで「2016 ポルトガル人の道」はおしまいです。
     明日からは「歩く歩く歩く2016 イギリス人の道」が始まります。引続きよろしくお願いします。おく

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