2021/10/08 - 2021/10/09
780位(同エリア1429件中)
ソネッチさん
くじゅうは、私のホームグラウンド。旅行シーズンはドライブやお泊りで度々訪れます。九州には有名な観光地がたくさんありますが、一番のお勧めは、阿蘇・九重国立公園です。高原ドライブは楽しいし、何と言っても温泉の宝庫です。湯布院や黒川のような全国的に有名な温泉もありますが、個性的な一軒宿もたくさんあるのです。今回の旅は、母・主人・私のオールド3人組で、久しぶりに湯布院に宿をとりました。温泉でゆっくりして、美味しいものを食べるお宿ステイがメインの旅です。行きと帰りは花好きの私のために主人がお花目当てのドライブをしてくれました
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9時にゆっくり北九州市の自宅を出発。最初の休憩は「道の駅 しんよしとみ」です。
北九州市から大分県方面を結ぶ国道10号線は、道の駅の激戦区。道の駅が数珠つなぎに並んでいます。買い物目的なら「道の駅 なかつ」がお勧めですが、休憩はこの駅がお勧め。車が停めやすくてトイレも近い(笑) -
物産館はコンパクトです。
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大ノ瀬官衛遺跡が隣接していて、春は菜の花、秋はコスモスが綺麗です。道の駅から左右2か所にオレンジ色の花畑が見えたので、行って見ました。
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まず、道の駅から向かって右の花畑に行って見みました。最近よく見るオレンジコスモスだろう思ったら、
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マリーゴールドの花畑でした。
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ちょっと、予想外でした。でも、可愛い花です。
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見ごろでしたが、そろそろ終盤ですかね。
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奥の花畑のコスモスもちらほら。
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まだ、一分から三分咲きかな。三光のコスモス園も20日が開園というし、今年、コスモスの開花は遅れているようです。
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左のお花畑は、予想通りオレンジコスモスでした。
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海の中道海浜公園のオレンジコスモスも見ごろらしい。普通のコスモスよりもオレンジコスモスの方が、早く開花するのかな。
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こちらも、マリーゴールド同様、やや終盤。地面には花びらがいっぱい。
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「ピンクや白の方が、いいわ。コスモスという感じがしない・・」(母・談)
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私はピンクも、白も、オレンジも、コスモスは好きです。思わぬ出会いに喜びました。
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12時ごろ、本日のメインイベント会場「大分農業文化公園」に到着。県営の公園で、駐車料も入場料も無料、太っ腹の公園です。秋の目玉、コキアの紅葉がそろそろピークという情報を得て行ってみました。コキア目当てで平日なのに駐車場はたくさんの車が停まっていました。
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まず、右手にあるハーブ園に行って見ます。予想どおり訪れている人は誰もなし。ひっそりしています。
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この空間を独り占め。ゆっくり、回ります。
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千日紅が綺麗に咲いていました。
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この後、「コキアレッドフェスタ」が行われているメイン花壇に向かいました。
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大分農業文化公園は、三年ぐらい前からコキアを植栽するようになりました。コキアは箒のような形状の一年草の植物ですが、紅葉が鮮やかです。春はネモフィラ、秋はコキアが最近、流行ですね。
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ピークといってよい紅葉状態。とっても鮮やかで綺麗でした。
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たくさんの方が来られていましたが、広いので密にならずゆっくり回れました。
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紅葉が進むと、レッドからゴールドに色が変わりますが、まだしばらく楽しめそうです。
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目の前にはダム湖。
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後ろの花壇にはコキアに合わせて、真紅のベゴニアが植栽されていました。
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ベゴニアの赤も鮮やかです。
この後物産館で、きな粉を発見。最近嵌っています。スーパーで売っているものとは風味が違うので、道の駅などで見つけたら必ず購入します。1時間ほど滞在して公園を後にしました。 -
大分農業文化公園から1時間もかからずに湯布院に着くので、時間調整をかねて安心院のワイナリーに寄ってみました。ここは、各自ワイングラスを手に試飲し放題という人気スポットだったのに、コロナのために試飲中止。ワインは美味しいですが、魅力半減です。母のためにワインを一本だけお買い上げ。来月からは新酒も発売されるようです。又、来ないと。
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最後に、「道の駅 ゆふいん」に寄りました。ここでは母お気に入りのきゃらぶきの佃煮を購入。何度も訪問していると、お気に入りの品物が決まってきます。さあ、ばっちりの時間になりました。ゆふいんのお宿に出発します。
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本日のお宿は、湯布院駅や湯坪街道とは少し離れたところにある「御宿さくら亭」さんです。全10室、すべて露天風呂付きの離れ宿です。初めて利用しました。
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私たちが泊まったのは、最奥にある2階建ての「さくらん坊」という部屋でした。7月に泊まった平山温泉の2階建ての部屋が思ったよりも使い勝手が良かったので、今回も2階建ての部屋をチョイスしました。
貸し切り風呂はチェックインのときに予約するシステムで、4時30分に予約しました。 -
1階は、リビングと広々とした洗面所。
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2階へ上がる階段には手摺りがばっちり付いています。
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2階はベッドの入った洋室を想像していたら、布団が4組は敷けそうなこれまた広々した和室でした。
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2階にはトイレはもちろん、洗面所も付いていてポイント高し。膝の悪い母は、1階のリビングに布団を敷いてもらい、2階は私たちが使います。
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部屋付きのお風呂。無色透明のややおとなしいお湯ですが、優しい肌触りのお湯です。蛇口から出るお湯も温泉でした。
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貸し切り風呂の入浴時間まで少し時間があったので、宿の周りをぶらぶらしました。由布岳が綺麗です。
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道路脇には、綺麗な小川。
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大きな木に囲まれた何やら古そうな神社があったので行ってみます。
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由布院盆地をつくったウナグ姫を祭神とする宇奈岐日女神社(ウナギヒメジンジャ)でした。由緒正しい神社で、目前に辻馬車の停留所もある観光名所でした。びっくり!
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立派な神社です。いつものことですが、御朱印帳を持ってこなかったことをはげしく後悔しました。
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池の中に立っている拝殿。
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台風で御神木が倒れてしまい、幹だけ保管されています。樹齢600年を超える大木だったらしい。
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屋根を被った切株も・・・。
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愛嬌のあるお顔の狛犬だったのでパチリ。
素敵な神社でした。 -
時間になったので、宿に戻り貸し切り風呂に私だけ行ってみます。
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5~6人は楽に入れると思われる広々とした内風呂でした。右側に見える壁が変わっていて、
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色鍋島の皿が埋め込まれていました。
貸し切り時間は30分。一人だったのでゆっくり入りました。 -
お楽しみの夕食は、個室のテーブル席で6時に一斉にスタート。
胡麻豆腐、ほうれん草の卯の花和え、モロヘイヤのお浸し、蛸の酢の物の先付
この後、続々とお料理が運ばれてきます。 -
湯布院サーモン、赤海老、カボス鰤のお刺身。別府名物のカボスヒラメは知ってましたが、カボス鰤も出たのね。新鮮でした。母は赤海老が美味しいと言ってました。
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大分和牛炙り寿司。甘いたれがかかっていて美味。
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海老真丈、生姜餡かけ
少量の料理が次々と出るのは我が家の好み。真丈のまわりのアラレがいい仕事してます。 -
甘鯛塩焼き。柿大根胡麻酢和え、焼き栗、無花果の田楽、サツマイモの蜜煮が添えられています。
「九重のお宿で、山女魚や鮎の塩焼きが出ないのは珍しいね。」とみんなで話しました。川魚の塩焼きも好きだけど、甘鯛もとっても美味しかったです。 -
ちょうど、お宿の方が火を着けてくれていたお鍋が出来上がりました。イベリコ豚のすき焼きです。温泉卵を付けていただくのが珍しかったです。
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フォアグラ茶わん蒸し トリュフ餡かけ
ちょっと変わった茶わん蒸しで、もちろん、旨し。 -
大分和牛の網焼きは、焼いたお肉を運んでくれました。わさび、たれ、塩、好きなものを付けていただきます。
お肉は、ちょっと、硬かったかな。 -
最後の赤だし、香の物、白飯。
赤だし汁が、お魚の濃厚なお出しで主人が喜んでいました。 -
デザートは抹茶アイス。小豆もついています。
家族3人全員、ほぼ完食しました。量が多すぎず満足です。美味しかった。
この後は、お風呂に入りみんな部屋でゆっくり。爆睡でした。 -
朝食は、8時、8時20分から選べます。我が家は8時。夕食と同じ食事会場でいただきました。お野菜中心の朝食。味噌汁とご飯が後から運ばれ来ました。
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湯豆腐。
朝食も、多すぎることがなく量がちょうどよかったです。 -
2階の寝室からは、由布岳がよく見えました。(朝は残念ながら雲がかかってました)
御宿さくら亭さん、よい宿でした。部屋はゆっくり広々で、お料理も美味しい。サービスも行き届いていました。また、是非、再訪したいと思います。 -
9時すぎに宿を出発。やまなみハイウェイを通って長者原へ向います。飯田高原に入るとあたりは一面、ススキの海です。
くじゅうの秋の風物詩ですね。 -
長者原に来た目的は、たではら湿原の散策。ビジターセンターの駐車場に車を停めて私だけ湿原散策に出かけます。(主人と母はお留守番)
天気がよくて、高原を囲むくじゅうの山々がとても綺麗に見えました。写真は三俣山。 -
いつものように、くじゅうの登山道からたではら湿原に向かいます。一直線の登山道を進んでいると
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左横にタデハラ木道と合流するポイントがあるので、ここから木道に入り湿原に向かいます。
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「苔の学校」と名付けられた苔の綺麗なスポットがあるのですが、最近の晴天続きのためか水枯れしてい、残念な状態。でも、気持ちのよい樹間コースです。このコースを進み切ると、
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タデハラ湿原の雄大な風景が待っています。
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一面、ススキの海。
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風でススキが揺れて、何とも言えない雰囲気でした。
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木道脇もススキだらけ。ここに来たらいつも楽しむ湿原の花探しはちと、厳しい状況です。
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でも、目を凝らしていたら、可愛い紫の花を発見。嬉しくなります。ちょっと、花は傷んでいますがリンドウですよね。
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ススキに覆われているし、花背が低いし、スマホで写真を撮るのは大変でした。
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ビジターセンターの近くでは、山ラッキョウの花をたくさん見ました。
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山ラッキョウは花背があるけど、今度は風で揺れる揺れる。
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私の腕とスマホでは、これが限界でした。可愛い山ラッキョウをたくさん見られて満足しました。
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主人や母の待つ、長者原ビジターセンターが見えてきました。これにて今回の旅の観光は終了。この後は、「道の駅玖珠」「道の駅なかつ」で母とお買い物タイムです。母は、観光はしませんが、買い物はします。(笑)
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帰りは、筋湯を通って玖珠に出るいつものコースで帰宅しました。筋湯を過ぎたあたりの高原のススキも綺麗だったので、車から降りてパチリ。
元気な母も最近は、車を降りての観光はできなくなりつつあります。お宿ステイは喜んでくれるので旅に引っ張りだしていますが、「いつまで、行けるのか・・」と気弱な言葉も口にするようになってきました。今回、主人が母に「90歳までは、がんばりましょう」と声をかけていました。頑張って欲しいなあ。
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