エメラルドグリーンの海を求めて：石垣島一周

2020/12/28 - 2020/12/28

天気予報を見るとずっと曇り。
いつでも潜れるようにCカードを持ってきたけど、ダイビングは無理そう。
それでもいつかは晴れ間が現れると信じてバイクに乗って出発。
ランチがしっかりとれるか不安だったので、まずはおつまみを購入。
サンセットを島西端で見ようと思い、反時計回りに進むことにしました。
前日の雨で体を冷やし、少し寒気を感じるのでフリースと手袋着用、カンボジアで買ったクロマーを首に巻き付けるという南国とは思えない装い。
日中は曇っていても暖かく、スピード出さなければ快適なツーリングでした。
それでも太陽が姿を現さないのは何ともしようがない。
昔、朝９時～朝５時で日の光をほとんど浴びることがない生活を送っていたから、太陽への切望は人一倍です。
それでも時折小雨で肌が濡れる程度、天候には恵まれたのかもしれません。
石垣島北部にいると太陽も顔を出してきましたが、この時が石垣島滞在中で最高の晴れ間、あとは下り坂でした。

エリア 石垣島(沖縄)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 徒歩 バイク
• 旅行の手配内容: 個別手配

ホテルWBF PORTO石垣島は朝食が有名。
量は少なめだけど海鮮丼をおいしくいただきました。
でも朝は温かいご飯に味噌汁の方が向いているかも。

The BREAKFAST HOTEL PORTO石垣島 宿・ホテル

日中は食事をとれるか不安だったので、かまぼこを購入。
夜のおつまみによさそうなものがいっぱい、早めに戻ってきたら帰りに買っていこうと思いました。

金城かまぼこ グルメ・レストラン

オニササを買いに来ました。
朝からお客さんが絶えません。
鶏ささみと白身魚のフライで作りました。

知念商会 グルメ・レストラン

知念商会からそのまま北上するつもりだったが、次の訪問に備えてめ場所確認でとうふの比嘉に寄ってみると結構空いていました。
ホテルの朝食は1.5h前だったが少なめだったので食べていくことにしました。

とうふの比嘉 グルメ・レストラン

ゆし豆腐そばを注文。
あっさり味だけど島とうがらしなどで味変しながら完食。
この旅行の後で気づいたのだが、どうも沖縄そばは別腹のようであまりお腹いっぱいにならないみたい。

北端を目指して1時間ほどのドライブ。
途中で公民館があったので休憩することにしました。
木にサンドバッグのようなものが吊られてました。
さすがは伝説の男具志堅用高を生み出した石垣、こんなところでも未来のチャンピオンを育てているのか！と感心。

サンドバッグに一発かましてやろうと近づいてみたら全くの別物。

玉取崎展望台に到着したが、太陽は雲のオブラートに包まれた状況。
それでも雨が降らないだけ運がいいのかもしれません。

玉取崎展望台 名所・史跡

絶景とまではいかないが、こちらでおやつタイムにしました。
中身がカレーのブラックじゅーしーは淡泊なかまぼこと意外と合う。
しっとりしたささみフライが脂っぽくなくおにぎりも少し温かくていい感じでした。

北端の平久保の前に絶景スポットでもあるパラグライダーテイクオフ地点に来ました。
沖縄本島のジュゴンの見える丘に比べれば、ここまでの道は舗装されていて運転しやすかったし、駐車スペースもありました。

駐車スペースからすぐ目の前はテイクオフスポットで、芝生地のよう。
更に左手にある林の中を進んでいくと、もう少し高い場所に出れました。
しかし天気だけよくない。

平久保埼灯台を通り過ぎて平野ビーチまで来ました。
雲の切れ間から青空が見えます。
ここから浦崎の楽園海プールまで往復で1時間、そのあと平久保埼灯台を訪れれば晴れ間が見れるかもしれないと考えました。

平野ビーチ ビーチ

平久保埼灯台を背に砂地を進んでいくが、歩きにくいのでかなり疲れます。
そんな時に見つけたもの。
海洋汚染を嘆くべきか、それとも生物の環境適応性をほめるべきか悩んでしまいます。

浦崎の楽園海プールに到着。
干潮だったのでプールというより小池といった感じ。
結構な強風で、ちょっと肌寒いから飛び込むのは無理でした。

せっかくのプールだから真上から見ようと思ったが、風で海面が鱗のように波立ってしまう。
風は止みそうになかったので、また30分かけてビーチを戻ることにしました。

先に浦崎の楽園海プールを訪れた結果、平久保埼灯台ではかなり雲の切れ間が増えました。
それにしてもかなり風が強かったです。

平久保崎 自然・景勝地

時折雲の切れ間から太陽が顔を出し、海面を照らしてくれます。
狭い範囲だけど、ようやくエメラルドの海にご対面です。
それでも空には薄暗い雲が残っているのが残念です。

平久保埼灯台で晴れ間が出たので、先ほど訪れたパラグライダーテイクオフ地点でも絶景が見れるかもしれないと急いで戻りました。
やはり先ほどとは異なり、青が映えます。
ここでオニササとジューシーかまぼこでモグモグタイムにしました。

石垣島西海岸を南進する途中で野底キノコ岩を捜索。
この頃から太陽は雲に隠されてしまい、まだ午後2時前なのに薄暗かったです。

干潮の浦崎の楽園海プールはちょっと残念だったが、吹通川マングローブ群落では絶好のタイミングです。
マングローブの根元まで行けるし、砂地には小さな巣穴がいっぱいであちこちでカサカサ動いているのが分かります。

吹通川干潟 自然・景勝地

水溜まりを覗けば、迷彩模様のハゼがいっぱい。
ずっと追いかけて行きたかったが、寒さ対策で革靴履いてきており、ビーサンを持ってこなかったのは失敗。

吹通川のヒルギ群落 自然・景勝地

吹通川から２ｋｍほど進むと怪しい案内看板を発見。
怖いもの見たさで脇道に入って行って訪れたのが尖閣神社。
とにかく新しい神社なのは魚釣島から移設されたから。
先客の男女二人は特にお参りしているようではなく、怪しさ倍増でした。

次の目的地の米原のヤエヤマヤシ群落の案内を探していると、ダムの表示があったので立ち寄ることにしました。
長い於茂登トンネルをバイクで通るのはちょっと怖かったです。
潮の香りがしない水辺もなかなか気分転換になります。
石垣島には他にもダムがあるけど、寄り道している時間がなさそうなので、再度海岸線まで戻りました。

底原ダム 自然・景勝地

米原のヤエヤマヤシ群落は遊歩道が整備されているから散策しやすいがすぐ見終わってしまいます。
特に生物に強い関心があるわけではないから、なにか面白いものがないか探すけど見つからず。
でもドライブ休憩には最適でした。

米原のヤエヤマヤシ群落 自然・景勝地

ただ散策しただけで、特に興味がわかず。
散策はすぐ終わるから、掲示板をしっかり読みこんでビックリ。
ヤエヤマヤシは1属1種で現在は限られた場所にしか自生していないということは、世界でオンリーワンということ。
そう思うと、なにかとんでもなくありがたみが湧き出てきます。

川平湾を目指していると、駐車場がありました。
川平湾を一望できるが、とにかく天気が悪すぎました。

15時半過ぎに川平湾に到着して、遅めのランチは八重山そば。
そもそも観光客がいなし、時間帯も暇なのでしょう、お店のおばちゃんたちと雑談。
結局はお客がいないからだが、困ったことはお土産も（特に空港で）捌けないとのこと。
政府がGoTo止めたけど、せめてクーポンだけでも利用できれば、少ない観光客がお金を落としてくれたかもしれないと嘆いていました。

川平公園茶屋 グルメ・レストラン

食後は川平公園を散歩。
遠くに雲の切れ間が見えるが、ここ川平湾は霧雨の状態。
砂浜まで降りて散歩するけど、天候が回復する様子はない。
もうすぐ午後5時、日の入りが近づいているから御神崎に向かうことにしました。

川平公園 名所・史跡

御神崎に到着し、駐車場から坂道を登っている脇に記念碑発見。
よくよく考えれば八重山の人々にとっての隣人は台湾。
本州にいると隣人は厄介な輩、うらやましいです。

御神崎 自然・景勝地

御神崎も風が強く肌寒い。
頭上には雲の切れ間から青空が少し見えるが、水平線付近は厚い雲に覆われています。
結局は雲のオブラートに包まれたサンセットとなりました。

御神崎からホテルに戻る途中にさしみ屋がありました。
遅い時間だから残っているものが少ないが、さしみ（500円）と天ぷら（200円）を購入しました。

ホテルに戻ってシャワー浴びた後、ユーグレナモール方面に。
午後8時頃だったので閉店しているお店が多く、ショッピングはあきらめて夕食に。
ゴーヤ丼とそばを注文。
ゴーヤ丼にはミニそばがついていたが、やはり八重山そばは別腹のよう。
あっさり完食。

食後はさっぱりパインジュース。

石垣果汁屋 730コート店 グルメ・レストラン

スーパーで入浴剤とビール購入してホテルに戻りました。
今日も身体が冷えてしまったから、お風呂でしっかり温まります。
その間にビールをキンキンに冷やしておきました。

The BREAKFAST HOTEL PORTO石垣島 宿・ホテル