山陰出張からの週末弾丸韓国旅行

2019/05/25 - 2019/05/26

2019年5月に山陰出張後の土曜日のフェリーで境港から韓国の東海に向かい、東海岸の風景と食事を堪能してきました。2021年9月現在境港からのフェリーの運航はなくなっていますが、再開を望む声もありコロナ後に同じルートで旅ができることを祈り、旅の記録を掲載させていただきます。　　

エリア 東海(韓国)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: ピーチ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

JR米子駅から境線に乗り国際港のある境港駅を目指します。
鳥取県境港市は漫画「ゲゲゲの鬼太郎」の作者・水木しげる先生が幼少期を過ごした街であり、境線のディーゼルカーには「ゲゲゲの鬼太郎」に登場する妖怪が描かれています。　

境港駅に到着。こじんまりした駅ですが、やはり水木先生の妖怪の銅像や意匠がありました。　

当時は駅前のロータリーから国際フェリーターミナルまでフェリー運航会社DBSクルーズフェリーによる無料送迎バスが出ていました。

国際航路用の旅客ターミナルで出国審査です。　

出国審査後乗船です。以前関釜フェリーにも乗ったこととがありましたが、下からの乗船の為船体の大きさを感じながらの乗船となりました。　

このDBSクルーズフェリーは夕刻に境港を出て翌朝に韓国・東海市に着き、その後また一晩かけてロシアのウラジオストク港へ向かいます。東海～ウラジオストクも次の機会に乗船しようと思っていたので残念です。

甲板に出ると先程通った旅客ターミナルが眼下にありました。　

旅券に押された出国印には「SAKAI」の文字が。　

まずは船内で水とビールを確保します。ビールは何故かフィリピンのサンミゲルビールでしたが、韓国でライセンス生産しているもののようです。　

船室です。１部屋に２段ベッドが４つ。ロシア人と日本人の若者２人と同室でした。　

船内には風呂もあります。意外と利用者は少なかったのでのんびりと湯舟に浸かれました。　

日本海に出ると流石に大型船でもゆっく～り揺れます。同室のロシア人は飛行機の揺れが怖くて船旅に変えたそうですが、結局船でも気持ち悪いと言っていました。　

境港から韓国・東海の港までは240マイル（444km）、15時間の旅ですが、仕事明けだった為ぐっすり寝て過ごしました。　

翌朝、朝焼けの海を見ながらコーヒーを。　

韓国・東海の街が見えてきました。　

東海港国際旅客ターミナル（Donghae International Passenger Terminal）に到着。　

韓国鉄道公社KORAILの東海駅（トンヘヨク）までのんびり歩いて15分くらい。ここから韓国で一番海に近い駅・正東津駅（チョンドンジンヨク）に向かいます。　

ムグンファ号到着。　

ムグンファ号の車内へ。　

コンビニで買った中国産っぽいビールを飲みながら正東津駅へ向かいます。　

正東津駅（チョンドンジンヨク）到着　

確かに駅舎と反対側は東海（日本海）に面した海岸です。　

　

正東津駅（チョンドンジンヨク）駅前（西口）の風景　

お昼ご飯は今回の目的の『メミルジョンビョン』
ガイドブックによっては「そば粉餃子」と書いているケースもありますが、メミルは蕎麦でジョンビョン[煎餠]は薄く焼いた餅のことなので蕎麦粉クレープ巻きのようなもので、江原道の地方料理です。　

正東津駅前には洒落たカフェもあります。ドラマで流行った為と聞いてはいますが、実は江原道は韓国内でコーヒー豆を生産している地域でもあります。　　

江陵駅（カンヌンヨク）に到着

江陵駅前を少し歩くと旧家屋の家も目につきます。　　

江陵駅前であまりの暑さにアイスコーヒーを

江陵駅からKTXでソウルへ向かい、本日は泊まらず最終の羽田行Peachで日帰りの予定。