シニアのハンガリー、クロアチア、イタリアの旅［２］　ブダペスト(2)

2014/08/18 - 2014/09/11

今年は何処に行こうかと考えていた時、最近やたらとテレビでクロアチア関連の放送が多いことに気が付いた。プリトゥヴィツェなど自然が綺麗なところが多く、よし今回はここにしようと計画を立て始めた。計画を立て始めて気づいたのだが、クロアチアからハンガリーのブダペストはとても近いし、ドゥブロヴニクからイタリアまでもすぐ行ける。じゃー一緒に行ってしまえと今回の旅程が決定した。今年は講義が少し増え、いつものように４月から５月にかけての良い時期には旅行に行けなくなり、結局仕方なく航空券も高い８月の旅行ということになった。
本編は旅行第三日目（8/20）の記録です。

旅程
　8/18（月）　KIX→ISL→BUD
　8/19（火）　ブダペスト散策
　8/20（水）　　　　〃 ・・・本編
　8/21（木）　　　　〃
　8/22（金）　　　　〃
　8/23（土）　ブダペスト→ザグレブ
　8/24（日）　ザグレブ散策
　8/25（月）　ザグレブ→プリトゥヴィツエ
　8/26（火）　プリトゥヴィツエ散策
　8/27（水）　プリトゥヴィツエ→シベニク→トロギール
　8/28（木）　トロギール→スプリト
　8/29（金）　ヴィス島
　8/30（土）　フヴァール島
　8/31（日）　スプリト→モスタル→マリストン
　9/01（月）　マリストン→ドゥブロヴニク
　9/02（火）　ドゥブロヴニク散策
　9/03（水）　　　　〃
　9/04（木）　ドゥブロヴニク→ローマ
　9/05（金）　ローマ→ナポリ→サレルノ
　9/06（土）　サレルニ→アマルフィー→ラベッロ→ソレント
　9/07（日）　カプリ島→ナポリ
　9/08（月）　ナポリ
　9/09（火）　ナポリ→プロチーダ島→ローマ
　9/10（水）　FCO→ISL
　9/11（木）　ISL→KIX

エリア ブダペスト(ハンガリー)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス レンタカー
• 航空会社: ターキッシュ エアラインズ
• 旅行の手配内容: 個別手配

旅行三日目です。今日はハンガリーの初代国王聖イシュトヴァーンの日（建国記念日）なので、まず聖イシュトヴァーン教会の見学に出かけました。教会前はすでに様々な準備が進んでいました。今日は有名な「聖なる右手」の行進があるそうです。

教会内部正面祭壇にはキリストではなく聖イシュトバーンの像が安置されています。アジア系の血を持ちながら、キリスト教を受け入れハンガリーを建国した人物で、やはり尊敬されているのですね。

ヨーロッパで二番目に古いという地下鉄M1線で英雄広場まで行きました。この地下鉄面白く、地下と言っても地表すれすれを走っています。

残念ながら雨が降り出しました。中央の塔の上には、王冠と十字架を手にした大天使ガブリエルの像が建ち、その塔の周りにはハンガリー人の起源となるマジャール人7部族の長の像が取り囲んでいます。後方の円柱の間にはイシュトヴァーン1世をはじめとして14体の英雄像が配置されています。

7人の「マシャール人 部族長」の像が記念柱を取り囲みます。

英雄広場横のブダペスト国立西洋美術館（Szépművészeti Múzeum）。

雨が上がらないので中心部に戻り、ヴルシュマルティ広場の有名なカフェ「ジェルボー（Gerbeaud）」で朝食をとりました。

店内の様子です。

観光客は多いですがここの朝食、とっても美味しいですよ。

次に観光用でない庶民の市場見学をと考えレヘル市場に行くが休日で休みでした。
仕方がないので「世界で一番美しい」と言われる西駅のマクドナルドを見学しました。この世界で一番・・・のマクドナルドは各地にあるようですが、ここのマクドナルドは確かにクラシックな建物の中にうまく溶け合っているようです。

ブダペスト西駅。

西駅の内部は相当くたびれた感じです。でも切符売り場の窓口には木枠が設けられ、高い天井を持つ空間が何ともレトロで一昔前の映画のワンシーンのような趣があり何とも素敵です。

トラムに乗りフランツ リスト広場まで来ました。広場の端にはリスト音楽院と立派なコンサート ホールがあります。この周辺はたくさんのカフェが店を開いています。

歩いてハンガリー国立歌劇場まで来ました。3時からのツアーまで間が少しあるので向いのカラス・カフェ & レストラン（CALLAS Café & Restaurant）でビールを飲みながら時間をつぶしました。内装もシックでかつゴージャスです。

歌劇場正面入り口。

正面のリスト像。

内部の装飾も非常に豪華です。

このシャンデリアが有名で、2.1トンもあるそうです。

確かに「世界で最も美しい劇場」と言われるだけのことはありました。

見学ツアー後別料金でオペラ歌手による歌が数曲披露されます。面白いことに伴奏は歌手本人が持参するカセットデッキでした。別料金を取るならもう少し考えればなー！まぁーこれもご愛敬か。

歌劇場を出ると多くの人々がこのような衣装を着ています。初代国王聖イシュトヴァーンの日（建国記念日）のお祝いと「聖なる右手」の行進に参列するためでしょうか。

女性たちも同様です。

花火大会があるのでその前にオクトゴン近くのイタリア料理店で夕食にしました。
マンガリッツア豚やワインをオーダーしましたが結構高かったです。店名は失念しました。

花火大会を見るためにドナウ河岸に行くと、鎖橋は閉鎖され、市電も止まり、両岸はすでに見物客で一杯で座る場所もないほどであった。何とか少し場所は悪いが撮影できる空間を確保し、花火に備えました。

次々と打ち上げられる花火は大変に綺麗で豪華、王宮と鎖橋を背景として絵になります。丁度良い日にブダペストを訪れることができラッキーでした。

終了後夜景撮影のため川岸をぶらぶらしました。王宮のライトアップです。

鎖橋がライトアップされて大変に綺麗です。

聖イシュトヴァーン教会ライトアップ。

マーチャーシュ教会ライトアップ遠望。