2021/05/12 - 2021/05/14
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緊急事態宣言下の福岡、飲食店は休業、開いているお店もアルコールの提供は無しという厳戒ぶり。これだけの対策をとっていてもいまだに感染者が多いんだからcovid-19恐るべし。空港から乗ったタクシーの運転手さんのお話だと「今回の緊急事態宣言下では走っている車の数はそんなに変わらないね。前回は道路もガラガラだったのに」とのことでした。緊急事態宣言も度重なると慣れてしまうのかしら。それにしても空港と繁華街がこれほど近い街はほかにないんじゃないかと思うくらい、あっという間に祇園にあるホテルに到着。
ところで無血騒動で知られる黒田藩のお家騒動ですが、私が住んでいる県とも因縁があって、ちょっと嬉しくなりました。旅の楽しみの一つは、自分の断片的な知識にいくつかのピースが加わることで、ちょうどパズルが組み合わさったみたいに一つのストーリーになり、突然頭の中で映像化されること。歴史上の人物と一気に距離が縮まるような快感。突然お友達申請が来ちゃったみたいな(笑)
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- JALグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ハート形の「相島」を眼下に小雨降る福岡へ。女子はハート形が好き、もちろん私だって。
島には200匹の猫が暮らす。 -
今回の宿泊は三井ガーデンホテル福岡祇園。地下鉄空港線の祇園駅から5番出口に向かい、信号待ちの時間を入れても歩いて7分ぐらい。近くにコンビニとマックスバリュー・エクスプレスがあります。
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ホテルのロビーに密を避けるために座っている人形。ユニフォームはソフトバンクホークス。
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お仕事で利用される方が多いのか、緊急事態宣言下でもそれなりの混雑。
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室内、座り心地が良かったソファ
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ツインの部屋だけど、実質シングルルームだと思います。
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冷蔵庫の中はフリー「あら、ビールが」と喜んだら水でした。
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初めましてちいちゃんです。何回もシャッターを切ってるんだけど、ぼけた写真しか撮れない。レンズが私を拒否しているのかしら。自撮りって難しいですね。
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アメニティは十分
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最上階に大浴場がありますが、人と接するのを避けたかったので、お部屋のバスルームを利用しました。
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大浴場の混み具合はお部屋のテレビで確認できます。
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部屋からの眺め。左端からキャナルシティ。
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早速キャナルシティへ
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噴水ショーが始まったけど
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観客は私一人みたい。ところで私の感染対策ですが、手洗いうがい、マスクをこまめに交換、それと「人を見たら感染者だと思え!」です。
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曲に合わせて噴水ショー。ワグナー「ワルキューレの騎行」
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映画「地獄の黙示録」で「shall we dance?」のセリフの後で流れる曲。
コロナの緊急事態宣言下での選曲にしてはちょっとハード -
雨上がりの中、お目当てのもつ鍋屋さんへ向かったら5月31日まで休業中でした。ホテルのお姉さんが他のお店を調べてくれたけど、全滅です。どうしよう。
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そんな時、ホテルにレストランが入っているとありがたいですね。「うお田」さんのおかげで夕飯難民にならずにすんでよかった。
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ご飯を少なめにお願いして、海鮮丼。もはやお刺身だけ。出されたものは残さないでいただくので、ごはんが多いとつらくなります。
少しずつでもいろいろなお料理を食べたいので「丼」は苦手。もっとシニアメニューの充実をと心の叫び。 -
三井ガーデンホテル福岡祇園の朝食もこちら「うお田」が提供しています。今はセットメニューですが、どうぞご自由にコーナーに何品かおいてあるので、フレンチトーストをいただいてみました。
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メインは焼き魚か
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海鮮丼。魚の種類は毎日変わるようです。外食が思うようにならないお客様を思ってか、小皿におきゅうとや水炊きをアレンジしたお味噌汁など、土地柄のメニューが並ぶのは嬉しい心配り。
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観光スタート、まずは博多千年門を目指して歩こう。歴史を大切にしてこれからの千年の繁栄を願う博多のシンボル。
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見返りには万年続きますようにという願いが、千年万年と規模が大きい。
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堂々としたたたずまい
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ここら辺は寺町通りとビル街。歩道が広くて緑が多く、とても歩きやすい。
ところで博多はお寺の数が多いと思いませんか。それも武家屋敷並みの立派なお寺です。
とつぜんですが少しだけ歴史などを、博多は経済的政治的な重要性から戦国時代を通じて強奪の対象となり、1586年には島津氏により焼け野原になった。 -
五重塔と、まばゆい大仏様の東長寺へ。
1587年、焼け野原になった博多に朝鮮出兵の拠点づくりと再興のため、秀吉が地元の豪商と手を組み街づくりに乗り出す。今のように一定の場所に寺院が集中していたかどうか。 -
武家屋敷のようなお寺の構えは、戦が起こればこれがそのまま要塞になるし、軍事基地の役割もあったんでしょうか。宿泊施設にもなるし。
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広いお庭にはいくらでも武器を置けるしね。
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豪商と組んだ街づくり。海外への拠点だった福岡。利益が大きいという密貿易。交易の品を一時的に保管するにも大きなお寺は便利。抜け荷の品をお寺に保管するなんて盲点でしょうね。すべて、ちいちゃんの妄想ですから気にしないでね。妄想とイケメンはおばちゃんの大好物。
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東長寺は弘法大師が最初に作った密教寺院。弘法大師は牛に乗ってやってきたと言われています。
ウオールストリートのチャージングブルは触ると富にあやかれるというので、順番が回ってこないほどの大人気でした。同じありがたい牛だし、一応頭を撫でてみました。 -
ゆったりとバランスの良い配置も、見ようによっては考え抜かれた要塞基地。五重の塔から敵を狙うとか。
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櫛田神社に向かって歩いていると懐かしいような横丁が。福岡を歩いていると突然煮物のにおいが漂ってきそうな街並みに出会う。当たり前の暮らしを営む家並みとビル街、社寺の連なりが違和感なく心地よく溶け込んでいる。
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まるでジャズの即興演奏のような街、福岡。
ドラムがリズムを刻み始め、ベースが静かに調和し、ピアノが追いかけ、管楽器が入ってくる。それぞれの音が一つになって街全体を包み込んでいるよう。 -
山笠で有名な櫛田神社。奈良時代に建立。去年も中止になった7月の博多祇園山笠。
1241年に疫病退散のために祈祷水をまいたのが起源。 -
櫛田神社の近くで突然現れるポークたまごおにぎりのお店。
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櫛田神社は博多の総鎮守で商売繁盛の神様。
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権勢を誇った博多商人の信仰を集めた神社。
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境内には山笠が展示されています。
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見返りにもう一体展示しているのですが、知らずに通り過ぎていく人も多い。山笠の数え方は一台、一本、一体?
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冷泉公園通りをまっすぐ歩いて博多川へ
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明治橋
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那珂川へ出て
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福博であい橋にリバークルーズ船が止まっていたので
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乗り込みましょう!たとえ乗客が私一人でも。
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博多湾を目指して船は進みます。ところで、乗客は私一人なのにもう一人若い女の子がいて「どんな曲が好きですか?」と聞くの。「Cry me a river, The way we were , CatsのMemoryも好きだし」と答えたら「???」されてしまいました。
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夜になると、川端に並ぶ屋台の灯りが中州の川面に映えて、リバークルーズ楽しいでしょうね。
なぜ好きな曲を聞かれたかというと、それは突然始まるライブ演奏のためにリクエストがあればということだったんです。 -
歌っているのは先ほど私に好きな曲を聞いたヒロちゃん、だったかな(?)仲間内のカラオケなら「上手ね!」というくらいのレベルですが、今日が初ステージのヒロちゃん。緊張感が伝わってきて、私思わず涙ぐんでしまいました。もちろん私の好きな曲はスルーでELTを熱唱です。
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いくつも橋の下を通るので、大丈夫とわかっていても、頭をぶつけるんじゃないかと結構スリルがあります。
福岡にはジャズが似合うと思っているので、私は頭の中で「Take five」を何度も再生。 -
無事に抜けました。
ボサノバ調にアレンジした「Fly me to the moon」もいいかも。 -
博多ポートタワー。無料で入場できますが、コロナ禍なので確認したほうがいいですよ。
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穀物を運んできた巨大な船。
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韓国への定期航路の船。長く休んだまま。
リバークルーズを降りてまた歩き始めます。 -
歩いていると川上音二郎の像に遭遇。風刺が効いたオッペケペー節で有名な方。
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川端商店街、結構長いアーケードが続く。
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業種が同じようなお店がブロックごとに並んでいる。例えば仏壇仏具専門のお店とか。真っ先に目に入ったのが仏壇仏具専門店だった私、なぜ?
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お昼は美味しいコーヒーがいただけるという「ブラジレイロ」へ。
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入店と同時に「メンチカツ終わりました」と言われたので、きっとメンチカツが売りなんでしょうね。私はバジルとトマトの煮込みハンバーグ。想像通りの味。
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水だしコーヒーを温めてお出ししているんだとか。
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薫り高く奥行きのある、美味しいコーヒーでした。焙煎もこちらで行っていて、コーヒー豆も購入できます。
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夕飯は地元の居酒屋で済まそうとホテル近くの「八千代丸」へ行ったら。
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テイクアウトだけです。そういえばホテルのお姉さんが「行く前に確認したほうがいいですよ」とアドバイスしてくれたんだけど。
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開いているお店を探す気力もないのでイカ刺し。つけていただいたお醤油も甘味とコクがある独特のお醤油。こりこりのイカ刺しとのコンビネーションといったら、テイクアウトでも満足です。
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間違いのない鶏のから揚げ、ポテトサラダもテイクアウト。鶏のから揚げってどれも微妙に味が違って奥が深いのよ。サラダはおからが入っているのかしら、ちょっと繊維質な味わい。
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突然、福岡県警博多警察署
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こちらホテルに近いので目印になって安心です。私はとんでもない方向音痴なんだけど、福岡は歩きやすい街。
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今時墨書きの看板って珍しくないですか。
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事件も事故もないのかな
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福岡県警博多警察署からなぜか急に大濠公園へ。
黒田長政が築城するとき、博多湾の入り江だったこの場所を外堀として利用したのだとか。 -
蓮と睡蓮は区別が難しい。水面より上に立ち上がって咲く蓮に対して水面上に咲く睡蓮。迷ったらモネの「睡蓮」を思い出せばいいのよ。
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潮見櫓、ここから海上を見張っていたのか。
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舞鶴公園。
福岡城は城の形が大空を舞う鳥に例えられたことから別名「舞鶴城」。明治になり武士の時代が終わるとともに廃城令が出され、福岡城も陸軍の施設に。 -
先ほど見かけた潮見櫓を通り抜け
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建築技術の高さ
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通称黒田官兵衛、孝高、隠居して黒田如水、同じ人です。
倹約家で質素な生活を好み、お金をうんとためていたとか。もちろんいざ鎌倉という時のためにでしょうが。 -
きっと質素なお屋敷だったんでしょう。
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黒田藩の規模の大きさを示す広大な敷地
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そのまま公園になっている。牡丹か芍薬か?
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福岡城天守台跡へ向かいます。
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龍発見!私は石組みや枝ぶりになんとなく龍を見つけます。
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九州大学による地震活動予測システム
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井戸の中にあるようです。どんなメカニズムなのかはわからないけど。
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天守台へ。ここでよい子は気が付くと思うけど「天守閣」ではなくて「天守台」です。福岡城に天守閣があったのかどうか、今でも謎なんです。
ところで黒田騒動は側室が生んだ子供を次期藩主にとか、悪徳商人が暗躍するお話でもない、男三人が絡む地味~なお家騒動。美女がかかわらないから絵的にも地味。 -
天守台からの眺め。天守台は天守閣の土台になった部分。土台があるなら天守閣もあるだろうと、簡単にいかないのが歴史の世界。
家光の時代、武家諸法度など幕藩体制も整ったころ、黒田藩の家老栗山大膳が藩主黒田忠之に謀反の動きアリと幕府に訴えたからさあ大変。 -
長政の長男忠之。藩主の資質に欠ける行動が多いと家老の大膳から何度もイエローカードをもらっていたのですが、懲りずに大型軍船などを作り独善的な政治体制を改めなかったとか。こんな事、幕府にばれたら即刻お家お取りつぶし。先代が立派でも三代目がね、というのはよくある話です。
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質素倹約に励んだ如水や長政と違い毎日酒宴におぼれ、あんなこと、こんなこと、そんなことに明け暮れる忠之。長く小姓として仕えていた倉八十太夫の甘言もあってついには大膳暗殺までたくらむ始末。
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黒田藩の先行きを慮かった大膳、己の死を覚悟して幕府に直訴。勝手に軍船を作るなど、謀反の動きありなどと他からチクられたら黒田藩は終わり。その前に恐れながらと訴え出たわけです。もちろん勝算はあったでしょうが。
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1633年、家光がこの黒田騒動に決着をつける。男同士のいがみ合いとか嫉妬って、女同士よりたちが悪いって言うじゃない。
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規定では主従間の紛争はお家改易の理由にもなる大事。
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だが決死の大膳の覚悟と忠義、それに代々の黒田藩主の徳川家への貢献で、忠之が素行を改めればオッケーという緩いお沙汰が下った。
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栗山大膳は南部藩へ流刑。倉八十太夫は高野山に追放というこちらも緩い結末。切腹、打ち首が当たり前の時代に誰の血も流れないというエンディング。寒い南部藩(今の岩手県北上市の上から南部藩、下が伊達藩、アバウトですが)に流されるのなんて嫌だとお思いでしょうが...。
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秋田に隠れてあまり有名じゃないけど、実は南部藩は南部美人の誉れ高いところ。浅田次郎さんは「流人道中記」で、南部美人の特徴を色が白くて目が大きいと描写しています。どうです、悪くないでしょう?
帰りは地下鉄空港線で。 -
しかも美人だけじゃなく、酒どころだし、三陸からはうまい魚も入る。
数えるほどしか人がいない福岡空港。 -
ガラ空きの空港だけど、ここから入ると
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直でラウンジへ
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この雰囲気づくりみごとだと思いませんか。
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なんだか期待しちゃいます。
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期待した先にビールサービス中止のお知らせ。そうそう緊急事態宣言下でした。アルコールの提供は無しです。
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アルコール抜きで眺める福岡空港
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枝豆のスープ
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高菜パン
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小ぶりでバターの風味がくせになりそうな三日月のクロワッサン。福岡はちょっとした食べ物でも手を抜いていなくておいしい。
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しっかりした味のとりめしのおにぎり。お醤油が違うからか、独特のコクがあります。
ところで黒田官兵衛愛用の赤兜「赤合子」が盛岡歴史文化館にあるのですが、私は長い間これはレプリカだと思っていました。ところが福岡にあるのがレプリカとのこと。黒田家の「赤合子」が盛岡にあるのは、大膳とともに旅をしてきたからなんでしょうね。 -
ラウンジ内に卵の殻のような器。オブジェ?
黒田家家宝ともいえる赤兜を大膳が断りもなく持ってきたはずはないし、以前賜ったものだとしても、忠之が返還を求めたら黒田家にあるはず。「赤合子」をめぐる、心を改めた主君と忠義の家臣とのやり取りが垣間見えるようじゃありませんか。「赤合子」は盛岡歴史文化館の常設展示ではないので今回は写真が間に合わなくて残念です。 -
南部藩に流された栗山大膳ですが、150人扶持という待遇で62歳の生涯を終えたそうです。(多分南部美人の)お妾さんには子供も生まれ「栗山さん」は盛岡に結構いらっしゃいますよ。
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これから南部藩だった花巻へのフライト。飛行時間約2時間。
福岡から盛岡まで高速道路を乗り継いでさえ、その距離1629.1キロ。海路と陸路を使ったのかもしれないけど、長い長い旅路です。
書いている私でさえ、うんざりするような旅行記に付き合ってくださってありがとうございます。
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この旅行記へのコメント (18)
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- ねんきん老人さん 2024/02/26 11:30:23
- 南部美人って、大食なんけ?
- ちいちゃんさん、こんにちは。 2021年の5月に福岡に行かれたのですね?
私が福岡に行ったのも、その2021年の5月でした。 どこかでお会いしているかも?と言いたいところですが、私は同じ福岡県でも博多ではなく北九州市でしたので、残念ながらすれ違ってもいませんでした。
博多は妻と一度、親類と一度、仲間と一度行っていますが、今回のちいちゃんさんのご旅行記とはほとんど重なっていません。 東長寺や櫛田神社は行きましたが、ちいちゃんさんの視点とはまったく違ってただの物見遊山だったせいか、ぼんやりとしか覚えていません。
東長寺でのちいちゃんさんの歴史解説には驚きました。 密貿易の「隠し倉庫」だったとか、有事の軍事拠点だったとかいう考察は初めて聞くことで、五重塔から敵を狙うとかいう発想もこれまで考えたことがありません。
そもそも私は黒田官兵衛について何も知らないので、福岡を歴史の舞台として見ることがなかったのですね。 歴史の舞台としてどころか現代のアミューズメントエリアとしての認識もなく、キャナルシティもリバークルーズも「これ、どこ?」という感じです。
今回ちいちゃんさんのご旅行記を拝読して強く思ったことは、今後自分が博多に行ったことがあるということを誰にも言うまいということです。 自分の過去の旅行が、ただ行ったというだけで実は何も見ていなかったのだということがはっきり分かったからです。
秘かにネットで棺桶の値段を調べたりしている私ですから、この先福岡に行く機会があるとはとうてい思えませんが、もしももしもそんな機会があったら、そのときは福岡についての事前学習をしっかりしていこうと思います。
ホテルも、「三井ガーデンホテル福岡祇園」にしましょうか。 でも、朝食は・・・。 ちいちゃんさんが召し上がった朝食の写真を拝見しましたが、あれって、一人分ですよねえ? 別の写真に写っている南部美人が召し上がったんですよねえ?
なにからなにまで、私の及ばないことばかりのご旅行記でした。 悔しいので、牡丹と芍薬の違いについて一言。 三ノ丸御鷹屋敷で撮られた花は葉の形からして芍薬だと思います。
私の家から車で1時間ほどの所に「茂原牡丹園」というのがあって、一面に牡丹と芍薬が植えてあります。 そこで習ったことです。 といっても、私の記憶力はアテにならないので、逆に覚えているかも知れませんが。
ねんきん老人
- ちいちゃんさん からの返信 2024/02/28 10:53:46
- Re: 南部美人って、大食なんけ?
- ねんきん老人さん、いいねとコメントをありがとうございます。いい加減な妄想にまじめに付き合ってくださるなんて、お礼の言葉も見つかりません。
コロナの真っただ中、JALが40,000フライオンポイントをくださるというので残り40,000ポイントゲットすればプレミアかと、この年はJALに乗って沖縄を中心に飛んでいました。振り返ると、旅行なんてとんでもない、引きこもってこその日本人、コロナに感染したら恥と思えという時期でしたが、この頃のJALの財政を少しでも支えていたのは私のような無駄に飛んだ人たちでした。
葉の違いから芍薬と牡丹がわかるとは、さすがにねんきんさんはただものではないですね。私は薔薇や葡萄という文字からはイメージがわくのですが、牡丹は牡丹灯篭、芍薬は何か薬効があるのかしらという印象だけです。それでも芍薬や牡丹の、はらはらと花弁が一枚づつ散っていく風情は豊満なマダムが年々色あせていくのを見るようで、ちょっとサディスティックな喜びもあります。ねんきんさんが私と同じ目線で花を鑑賞しているとは思っていませんので、ご安心ください。
南部美人ってまさか私じゃないですよね。私は産まれは京急沿線、育ちは船橋という筋金入りの東京湾人ですので、美人が入るスキはありません。大食いかしら?残すのが嫌なので、ご飯は少なめにお願いしますがしっかり完食します。戦後の高度成長期に育った者として、出されたものはしっかり頂く、欲を言えば焼き魚の骨にお湯をさして飲みたいくらいです。
ちいちゃん
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- 毛利慎太朗さん 2022/09/13 21:56:37
- 黒田もろもろ
- ちいちゃんさま、「黒田騒動」と聞きつけ、2019年に「もりおか歴史館」で栗山大膳の兜を拝見した身としてはいてもたってもいられず文をしたため候。
形状はお椀みたいで、武士の兜としてはなんだかかわいらしい。
それともう一方、盛岡に流罪となった著名人として「方長老(規伯玄方)」の展示もあり、この2名の名前は深く刻まれた心地がしました。
ご当地、花巻にはご存じかと思いますが、方長老が揮毫された時鐘(元盛岡の時鐘)があるので、親しみがあるのではないかと…
話を黒田に戻しまして、寛永の騒動は無血で済んだのですが、この前後が結構血なまぐさいですよね。
まず、九州平定の時の話、黒田長政は敵対した城井鎮房を中津城に呼び出し、合元寺にいる家臣もろともだまし討ちにするわけです。
その怨念すさまじく、合元寺の壁が白に塗れども塗れども赤くなるばかりか、長政の直系子孫は7代で途絶え、以後養子を挟みます。
時は変わり幕末、「乙丑の獄」とよばれる政争で、月形銑蔵含む尊王攘夷派が一掃されたことと、その弾圧に加わった佐幕派ものちに弾圧され、明治維新の人材を欠いたことですかね。
前に「政宗公の子孫は乱暴者の子孫に見えない」とおっしゃったことがありましたよね、黒田を思い出すと、そんなことを苦々しく思い出したりします。
武家社会は一見華やかに見えても、やってることはヤクザですね、今の大河もそうです。
しかしながら、忠義に散った士や、先見の明がある君主のことを思い出すと、その探究心はやむにやまれぬものがありますな。
=毛利慎太朗=
- 毛利慎太朗さん からの返信 2022/09/13 21:59:42
- RE: 黒田もろもろ
- 訂正、黒田の直径子孫は6代で途絶えました。
何度もすみません。
- ちいちゃんさん からの返信 2022/09/14 10:23:34
- Re: 黒田もろもろ
- 黒田騒動で血が騒いだようで、さすがに毛利慎太郎さんは歴史と電車が大好物のようですね(笑)。福岡城はかなり広くてぼんやり妄想にふけるにはとっておきの場所です。天守台に登ると360度の景色も広がって、福岡というと都会みたいな顔をしていますが、山に囲まれた田舎で街の規模以外は花巻と大した違いはなさそうに見えます。それにしても廃城令、何と勿体ことをしたんだろうと先人の無知さ加減に怒りを覚えます。半分でも残っていたら、とてつもない観光資源になっていたのに。
以前住んでいたところがその名も「城内」だったので、寺鐘のあたりで子供たちを遊ばせていました。大みそかには鐘をつけたのですが、当分は無理そうです。
私は赤格子がたどってきた旅路に心を奪われていましたが、毛利さんは黒田藩に感心がおありのようですね。好き嫌いで一言、私は関ヶ原で秀吉との縁を無視して東軍に着いた黒田藩が嫌いです。ですがその後の幕藩体制の中での生き残りを想うと家臣を路頭に迷わせずに済んだのかとも、良きリーダーであるには血を吐くようなつらい決断も必要なのかもしれませんね。友人に、規模は大きくないんですが会社を経営している方がいて「従業員一人に5人の家族がいると思え」とお子さんを教育していました。
ちいちゃん
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- 164-165さん 2021/06/14 15:32:32
- 福岡は良い印象です
- ちいちゃんさん ご無沙汰しております。
いつも優雅な旅をされており、うらやましい限りです。
夕食の割に、朝食の種類と量の多さに唖然としたのですが、完食されたのでしょうか?残さないのが性分だそうなので、完食されたのでしょうね。
「赤合子」の下りは興味深く拝見しました。思わぬところにつながりがあるのですね。
私が初めて飛行機に乗ったのが、昭和58年「羽田-福岡」便でした。真ん中の席で、感激は少なかったのですが、うれしかったです。福岡で飲んだ、芋焼酎のお湯割りがやけに美味しかったです。
【164-165】
- ちいちゃんさん からの返信 2021/06/14 19:49:17
- Re: 福岡は良い印象です
- 164-165さん、はい完食しました!
3月にJALのセールで手に入れた格安航空券で行ってきました。
羽田発着はよくお得なチケットが出ているけど、何と今回は花巻ー福岡間はもとよりほぼ全線が8,000円という破格のセールでした。優雅な旅だなんてとんでもない、こういう時じゃなければいかれません。さすがに6月分の予約はすべてキャンセルしましたが。
福岡は昔、私がアンノン族と呼ばれていたころに行ったことがあります。今回の旅で、空港と街がこんなに近かったかしらと戸惑いました。時間の感覚って年代によって変わるのかしら。若いときは過ぎ去っていく一瞬でさえもったいないような。
昭和58年ですか。727の頃かしら?あっという間に平成は過ぎてしまったけど、昭和はいまだに私たちの記憶にしっかり根付いていますね。
ところで、先週の土曜日なんですが、北上方面から打ち上げ花火のような音が聞こえたのですが。何のイベントのニュースもないので???です。
ちいちゃん
- 164-165さん からの返信 2021/07/03 19:23:02
- Re: 福岡は良い印象です
- 北上方面から打ち上げ花火のような音が聞こえたのですが。・・・・・・・・・・・・・・・・全く解りませんでした。
-
- fuzzさん 2021/06/02 14:00:15
- 最近、老眼鏡を使ってます・・・
- ちいちゃんさん、こんにちは。
まだまだ若いつもりですが、最近はスマホからフォートラの旅行記を拝見する際は老眼鏡が必要です。見えなくはないのですが、ボケた写真かどうか分からないのです。写真がピンボケなのか、私の目のピントが悪いのか(;^ω^)
ちいちゃんさんの自撮り写真、ボケてるとは分かりませんでした~
とても素敵に撮れてますよ。ちいちゃんさんいつもノーメイクですよね。それでこの美しさなのですから。スタイルもシュッとしてて♪
独り占め状態のファウンテンショー、ドバイを思い出します。
福岡でもあるんですね。ナカナカ遠方へ旅行が出来ないので羨ましいです!
fuzz
- ちいちゃんさん からの返信 2021/06/02 17:51:14
- Re: 最近、老眼鏡を使ってます・・・
- fuzzさん、老眼鏡なんて言ってはいけません。シニアおしゃれグラスならfuzzさんのイメージに会います。私は近眼なので、運転時は眼鏡がマストです。それで眼鏡をかけると今度は近い距離がいけません。何がいけないって、手元がぼやける辛さ!
緊急事態宣言下の福岡、食以外は結構楽しかったです。ただ感染に一層気を付けなければいけないので、おすすめしません。自己責任ですね。
南部美人というとfuzzさんをイメージしてしまいます。
ちいちゃん
-
- ぽぽさん 2021/05/31 20:05:38
- 黒田藩と南部藩
- ちいちゃんさん
こんばんは☆
黒田藩、日本史の授業で勉強したような記憶がありますが全然思い出せません(聞いてなかったのかも)勉強になります。
栗山大膳は南部藩に配流されたけど罪人扱いされず厚遇されたようですね。お墓は愛宕町の恩流寺。
気になって調べてました。
あっ
自撮りの写真見ました!スタイル良くてモデルさんみたい。元バレリーナだなっておもいました。
サクララウンジでの三日月クロワッサン、高菜パンetc…羨ましいです。まだまだ遠いサクララウンジです。
ぽぽ
- ちいちゃんさん からの返信 2021/06/01 09:53:07
- Re: 黒田藩と南部藩
- ぽぽさん、おはようございます。
元バレリーナ???ぽぽさん眼鏡かけよう!
緊急事態宣言下で観光客が少ない福岡でしたが、その分ゆったりと楽しめてよかったですよ。なんて言えるのも、感染者にならなかったからで、私が住む地域で発病したらそれこそパニックです。
以前グランドホテルでダンスパーティがあったとき、歴史好きのおじさまに「この近くに大膳のお墓がある」と教えていただいたことがありますが、完全にスル―していました。なんでも人のお話はしっかり聞いたほうがいいですね。どこでどうつながるかわからないのが歴史の面白さなんだから。いつも小さな後悔を重ねています。
ちいちゃん
-
- よしめさん 2021/05/30 09:51:01
- つづきです。よしめです。
- ちいちゃんさま
文の途中で送ってしまいました。いつになったら慣れるのか・・・
早くにエアチケだけは取り、毎月のように来福してます。が、5月は宣言下で、ピーチが延期してくれると言うので、パス。6月。また延びてしまい、ジェットスターが20日までは延ばしてくれるけれど、それ以降は延ばしてくれない。22日戻り予定なんだけど。行きは良いよい、帰りは怖い。で、行きは延期してもらって、帰りを捨ててしまおうか、いや、行こうかと迷っている最中です。
貸し切りのクルーズなんて贅沢ですね。私が乗船したときは、まだ片手ほどの乗客がいましたが、お姉さんの歌はいらないと、私も思いました・・
福岡は美味しい物がいっぱい。友達や従姉妹達と会って、しゃべって、食べて・・・という誘惑にうんとひきずられています。会えなくても一人で楽しもうか???
コロナ禍、十分お体にお気を付けて。
よしめ
- ちいちゃんさん からの返信 2021/05/30 11:20:10
- Re: つづきです。よしめです。
- マダムなよしめさん、コメントありがとうございます。
5月の福岡行きはキャンセルしたのですか。
私はJALのセールでありえない価格で購入した航空券でしたので、思い切って行きましたが街全体が貸し切りみたいでした。それでも空いていたからこそ、都会なのに趣のある街並みを思いっきり堪能できました。食べ物もおいしくて、居酒屋さんで出しているお刺身でさえ新鮮で驚きました。それにちょっと甘いお醤油も海鮮のおいしさを引き立てていいですね。
この時期に出かけたので、帰ってからが大変で、食料は備蓄(?)していたのですが、人と会わないのは結構ストレスでした。
ちいちゃん
- よしめさん からの返信 2021/05/30 11:59:46
- Re: よしめです。
- ちいちゃんさま
お返事ありがとうございます。そうなんです!福岡の新鮮なお刺身と、甘いお醤油、物価も安いし、うーん。食べたい(*_*)背中を押していただいた気がします。
でも、博多の従姉は、天神など人が戻って来てて、混んでて、病床はひっぱくしてるから、キャンセルしろと。逆の立場だったら、私もそう言うけど(笑)。
先月パス(9月に延期)したので、もう我慢の限界・・・コロナ怖いけど・・最低限の買い物だけして、ホテルに引きこもりレンチン?・・最悪、誰にも黙って行く??でもきっとばれて叱られそう・・・まだまだ揺れてます。
ところで、9月末に大学時代の友人3人で、関東・東北方面で、温泉旅行を計画中です。なるべく空いてて、なるべくブッフェではない、お勧めのホテル、旅館をご存知でしたら教えて下さい。利用するのは新幹線になると思います。
よしめ
- ちいちゃんさん からの返信 2021/05/30 13:40:26
- Re: つづきです。よしめです。
- よしめさん、関東東北方面でとはまたアバウトな計画ですね(笑)
さすがに千葉県人、私もあのふなっしーが出没するあたりが実家ですので、いまだに東北と北関東が一緒になっています。白河の関のあっちとこっちみたいな。
ビュッフェかお膳かは、ホテルではなく料金で決まると思いますが、盛岡の郊外つなぎ温泉の「ホテル大観」はすべてのお部屋がお食事処でお料理をいただくスタイルです。おつゆなどはお代わり自由で、9月でしたら芋の子汁でしょうね、きっと。湖に面したロケーションでお肌に優しい泉質です。
私のお気に入りの温泉は花巻にある「大沢温泉」です。山に囲まれ清流に面した一軒宿なんですが、同じ敷地に自炊部や茅葺のお宿があり独特の風情。お湯の種類も多様で、私は全部制覇したことがありません。お食事は仕切られたお食事処でいただきます。南部美人に会えるかどうかはわかりませんが。
ちいちゃん
- よしめさん からの返信 2021/05/30 14:22:46
- Re: 早速ありがとうございます。よしめです。
- ちいちゃんさま
松山、郡山、千葉と住んでいるところが、ばらばらなので。私は北海道に行きたいけれど、生憎まだ、緊急事態宣言中だし、そういったところへのツアーは催行されないので、じゃあ新幹線で、自分で手配する?と言った漠然とした感じです。
早速検索してみます。ありがとうございました。
よしめ
-
- よしめさん 2021/05/30 09:37:09
- はじめまして、よしめです
- ちいちゃんさま
緊急事態宣言下での福岡旅、いいなあと、拝見しました。
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