2013　ヨーロッパ周遊1ヶ月の旅　（1５）カマルグ＆アルル　海外で初めての運転！してでも見たいピンク色の世界

2013/07/14 - 2013/07/14

ご訪問ありがとうございます！
まったく更新してなくて、旅行時からかなり時間が経ってしまってます。
情報が古くなっているかもしれませんが、少しづつアップしていきますので、よかったら最後までお付き合い下さい。

★★今回の旅行記はカマルグ＆アルル★★
海外で車を運転したことないのに、カマルグのピンクの塩田が見たいためだけに国際免許を取得。
マルセイユ空港で借りたまではよかったけど、初めての海外仕様の車に四苦八苦。ガイドブックもない状態で今思えばよく辿り着いたなぁって思いますが、なんとかなるもんです。
アルルの町は、マルセイユ同様観光することが出来ず、夜の街歩きをちょこっとしただけになっちゃいましたが、覚えていることはとにかく蚊に刺されまくって痒かったということ。
心残りはゴッホの描いた「アルルの跳ね橋」を見れなかったことかな。

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≪スペイン≫
【7/ 3】□ 成田⇒マドリード
【7/ 4】□ マドリード（泊）
【7/ 5】□ マドリード⇒セゴビア⇒マドリード（泊）
【7/ 6】□ マドリード（泊）
【7/ 7】□ マドリード⇒ビルバオ⇒プエンテ・ラ・レイナ（泊）
【7/ 8】□ パンプローナ⇒プエンテ・ラ・レイナ⇒サン・セバスチャン（泊）
【7/ 9】□ サン・セバ⇒（フランス）サン・ジャン・ド・リュズ⇒バルセロナ（泊）
【7/10】□ バルセロナ（泊）
【7/11】□ バルセロナ（泊）
【7/12】□バルセロナ⇒フィゲラス⇒バルセロナ（泊）

≪フランス≫
【7/13】□バルセロナ⇒マルセイユ（泊）
【7/14】■カマルグ⇒アルル（泊）
【7/15】□ レヴォー・ド・プロヴァンス⇒キャプリエール・ダヴィニヨン（泊）
【7/16】□ ゴルド⇒エクサン・プロヴァンス（泊）
【7/17】□ ニース（泊）
【7/18】□ ニース⇒アントルヴォー⇒ディーニュ・レヴァン（泊）
【7/19】□ マントン⇒ニース（泊）
【7/20】□ ニース（泊）

≪コルシカ島≫
【7/21】□ ニース⇒アジャクシオ（泊）
【7/22】□ アジャクシオ⇒コルテ（泊）
【7/23】□ コルテ（泊）
【7/24】□ ポルト（泊）
【7/25】□ カルヴィ（泊）

≪イタリア≫
【7/26】□ カルヴィ⇒バスティア⇒リヴォルノ（泊）
【7/27】□ ピサ⇒フィレンツェ（泊）
【7/28】□ フィレンツェ（泊）
【7/29】□ パルマ⇒ミラノ（泊）
【7/30】□ ミラノ（泊）

≪スイス≫
【7/31】□ ミラノ⇒ティラーノ⇒サン・モリッツ（泊）
【8/ 1】□ グアルダ⇒クール⇒マイエンフェルト（泊）
【8/ 2】□ マイエンフェルト⇒ザルガンス（泊）

≪ドイツ≫
【8/ 3】□ リヒテンシュタイン⇒カールスルーエ（泊）
【8/ 4】□ マンハイム⇒ハイデルベルク⇒カールスルーエ（泊）
【8/ 5】□ バーデンバーデン⇒シュトュットガルト（泊）

≪スペイン≫
【8/ 6】□ シュトュットガルト⇒マドリード（泊）
【8/ 7】□ マドリード⇒成田（泊）

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エリア アルル(フランス)

マルセイユ空港で車を借りて出発！

ネットで予約しておいたオートマ車をゲットして、余裕ぶっこいてマルセイユ空港を出たまではよかったけど、自分のメーター見たら130㎞で走ってるにもかかわらず、すごい煽られてどんどん抜かされてく。
たぶん最後のほうは150㎞オーバーで走っていたけど、もっとスピード出てる車も沢山いて、カマルグ行きたくて車を借りたものの「借りなきゃよかった」って一瞬思ったほど怖かった。

カマルグってどこ？

南仏のアルルから南下した場所にあり、ローヌ川と地中海に囲まれたフランス最大の湿地帯です。
ただ、とーっても交通の便が悪く、調べたら現地ツアーもあるんだけど、それだと1日かかってしまうということで、ここに行きたいがためだけにレンタカーを借りてしまいました。

カマルグまでの道のり、ガイドブックにも載ってないのでナビしか頼りがなかったんだけど、信じて運転してたら渋滞に巻き込まれ、「こんな田舎なのに、なんでこんなに混んでるんだろうね？」なんて悠長なこと言ってたら、これがなんと対岸まで渡るフェリー乗り場の渋滞！

戻るに戻れず、とりあえず５ユーロを渡してフェリーへ乗船。
有無を言わさず対岸へ連れて来られました。

出発前にネットで、”D36ルート”　”Salin de Giraud サランドジロー”っていう村を通って、とざっくりの情報だけで来てしまったけど、そんなうまくいくはずもなく・・・

って思ったけど、適当に運転してたら着いちゃいましたぁ。

感動！！！

”ピンクの塩田”　なんてナビには載ってないので、カマルグまで来てしまったら野生の感を頼りに適当に運転するしかなかったけど、なんとかなるもんです。。

カマルグって全部がピンクでもなく、こんな普通の白い塩田もあるんだ。

塩の山もあちらこちらに。

ピンクの塩田で取れた塩がピンクかと思いきや、ここで売っている塩はどれも白。
乾燥するとピンクの色は抜けて、すべて白になるらしいです。

フラミンゴを求めて適当に走っていたらまさかの行き止まり。

空港で借りた時は新車のようだった今回の相棒VOLVO。
カマルグの乾いた道路を走ったら、3時間足らずでこんな汚くなっちゃいました。

カマルグといえばフラミンゴ。
野生のフラミンゴ初めて見ました。

もっとピンク色してるのかなぁって思ったけど、思ったより白かったな。
もっと近くで見たらピンクだったのかも。

ピンクの塩田は「カマルグ湿原地帯」の一部で、ローヌ川の河口付近に位置しているので、こんな水辺も沢山あります。

無事にホテルに到着。
本日のホテルは幹線道路からすぐの「キリヤード・アルル」。
車だったので旧市街のホテルではなく、移動しやすい場所にしました。

ホテルのおじちゃんにバケツと雑巾を借りて洗車し、本日の働きを労った。
大変だったね、ありがとね。

洗濯をしてちょっと休んでからアルルの旧市街まで。

途中マックがあったのでお茶しようと入ってみたら、イージーオーダーなる機械を発見。メニューを選んでクレジットで会計を済ませるとレシートが発行され、イージーオ－ダー専用カウンターから渡してもらうシステムです。

これ、もう日本にもあるのかなぁ？

今日泊まるホテルは幹線道路からは近くてよかったんだけど、アルル旧市街までは2kmくらいあるのが難点。
しかも7月のヨーロッパってカラっとしているはずなのに、ここアルルはなぜか湿気があり、私の敵である蚊がブンブン飛んでて、この道を歩いている間に20カ所くらいは刺されたんじゃないかな。

町はホント素敵なんですよー。
でもね、ちょっとでも立ち止まると蚊の餌食になるんで、ゆっくり見ることが出来ないんです。

ホテルに着いてから地図を見て気が付いたんですが、アルルの町の北側にローヌ川という大きな川が流れていて、たぶん時期的にその川が蚊の原因じゃないかと。
蚊に刺されやすい人は、この時期のアルルには要注意です。

夕食を食べる店を探しながら街歩きしてたんですが、この時点でご飯を食べておくべきだったんですよね。
アルルってめちゃくちゃ店閉まるのが早いんです。

このお店に決めとかなかったから、結局アルルでの夕食は私が持参したレトルトカレーとご飯になってしまったのです。
ラッキーだったのは、ホテルに自由に使える電子レンジがあったこと！

大好きなブルーモーメントの時間がやってまいりました！

闘技場は旧市街の中心、歩いていたらドーんと目の前に現れました。

1世紀頃に造られた当時は3層だったようですが、今は2層だけが残ってます。
コロッセオに比べるとコンパクトな印象。

教会越しの月。

この円形闘技場は、アルルにある遺跡群のひとつで、「アルルのローマ遺跡とロマネスク様式建造物群」として世界遺産に登録されています。
もちろんアルルの街全体も世界遺産です。

ちょっと路地に入ったら、こんなアートは壁を発見。観光名所を巡るのもいいけれど、最近はこういう一期一会の出会いのほうがテンション上がるのです。

ゴッホの描いた ”夜のカフェテラス” の構図通りに写真を撮りたかったけど、お店が混んでてお客さんの食事の邪魔をしちゃうので、この場所から。
傍にはパネルがあって、ゴッホがここの場所から見たカフェを描いたというのがわかります。

街をぐるっと回ってもう一度来てみたら、もう閉店の準備。
さっきまであんなにお客さんいたのに。

広場からカフェ全体を撮ってみる。
なんかこのお店をゴッホが描いたと思うと、そのお店がまだ残っていることに感動してしまった。

名残惜しくて広場から離れられなかった。
ゴッホが描いた「夜のカフェテラス」は、オランダのクレラーミュラー美術館にあるのですが、アムステルダムから一日掛かりになってしまうので、いつか行こうと思いながらまだ行けてないのです。

海外旅行に行けなくなるなんて思ったこともないから、次に行けばいいやなんていつも思ってたけど、こんなことになるなら無理してでも行っとけばよかった！

この旅行記へのコメント （2）

• おくさん 2021/09/20 17:24:09

  右側通行

  凄いですねー、右側通行の外国を運転するなんて。
  私は怖くてできません。
  交差点を曲がったら、左側を走っちゃいそうです。
  事実、アメリカに３ヶ月里帰りしてきた友達に乗せて貰ったとき、交差点を曲がったら逆走始めたので慌てて｢反対反対ーっ｣と大騒ぎした覚えがあります。
  dreyfusさんは事故がなくて何よりでした。

  dreyfusさん からの返信 2021/09/21 00:24:57

  Re: 右側通行

  こんばんは。
  ホントに今考えると、よく運転したなあって我ながら思います。ラウンドアバウト（フランス語だとロンポワンという呼び名みたいです）が慣れないので難しくて、何度もレンタカー借りたことを後悔してました。
  結果的には行きたかったカマルグへ行くことが出来たので結果オーライですが、たぶん海外で運転することはないと思います(*^^*)