プチ滞在記～カラチ編～

2009/07/18 - 2009/07/21

物騒なパキスタンの最大の港町カラチ。
パキスタン建国から1960年まで首都だったこともあり現在も経済・産業の中心地です。
しかしイスラム過激派の爆弾テロや強盗・誘拐で治安は悪化の一途...。
滞在前に市内のホテルで爆弾テロが発生し滞在中もほぼ自由な時間なし。
現地エージェントの方と唯一安全が確保されている海軍の博物館へ2時間程の観光に連れて行ってもらいました。

エリア カラチ(パキスタン)

• 旅行の満足度: 2.5
• 観光: 2.5

• 同行者: その他
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 観光バス

パキスタン通貨ルピー

カラチ港に停泊する沿岸警備隊の旗艦NAZIM
元は1945年に就役したアメリカの駆逐艦Wiltsie (DD-716)で1977年にパキスタン海軍に売却されTariq (D165)の名で活動し1990年に沿岸警備隊に移籍。
2009年で64年の超老朽艦ですが、いつまで現役？

港には木造船がたくさん停泊しています。

車両を搭載した木造船が港内を行き交います。

市内はボロバスがたくさん！

カラチ名物キンキラバス。
現地ではマツダと呼ばれています。

パキスタン海洋博物館ミュージアムホールからの眺め
左は掃海艇Mujahid (M164)、右がフランス製の哨戒機アトランティックで奥に潜水艦Hangor (S-131) が見えます。

パキスタン海洋博物館ホールの水兵のモニュメント。

こちらは観艦式の様子でしょうか？

ムガール皇帝バブールの名を冠した3隻の写真が展示されています。

屋外に展示されているアトランティック哨戒機。
2012年にパキスタン海軍から退役。

1970年から2006年まで活躍したフランス製の潜水艦 Hangor (S 131)
1971年のインドとの戦争で魚雷攻撃を行いインド艦艇1隻を撃沈

Hangor (S 131) の艦橋部分。
残念ながら内部見学は不可でした。

保存状態がイマイチな英国製対空ミサイルシーキャット。
なお博物館の敷地内は治安が確保されているのでパキスタンカップルが多くデートを楽しんでいました。

物騒なカラチおさらば！
パキスタン北部は行きたいと思いますがカラチはもう行くことないな...。