2010/09/23 - 2010/09/30
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cg3338さん
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毎年恒例となった台湾一人旅。2010年9月に行ったときの写真です。今回の台湾一人旅は台北に3泊、高雄に2泊、台北に戻って2泊の8日間の旅。今回の旅では初めての台南街歩きが楽しみ。台湾への出発の日はあいにくの雨の天気。定刻どおりに飛行機に搭乗したものの土砂降りのために滑走路が一時閉鎖になってしまいました。成田を飛び立ったのは定刻の一時間半遅れ。大雨の中での離陸はジェットコースターにでも乗っているような感じで大変でした。一年ぶりの台北の街では暑くて濃厚な台湾の空気がお出迎え。台湾に来たーと感じる瞬間です。
撮影:PENTAX LX, PENTAX-A 28mm F2.8, PENTAX-M 35mm F2.8, PENTAX FA 77mm F1.8 Limited, Kodak EB-3
EXIMUS Wide & Slim, Kodak SUPER GOLD 400
RICOH GR1, Kodak 400TX
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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今日は初めて訪れる台南の街歩きです。
台南は高雄から普通電車で50分程度のところにある台湾第4の都市。台湾の中でも古い建物や文化が数多く残っている都市。オランダに統治されていた時代に鄭成功によってオランダ人を排除、その後は清の時代、日本統治時代、現代と様々な歴史を変遷してきて、その影響は古い建築物に現れている。また台南は台湾料理の本場。ガイドブックに印を付けた気になるお店や建物を探しながら台南の街を歩きます。
写真は。。ホテルから眺めた高雄の街並み。今日も良い天気でヨカッタヨカッタ。 -
中央公園の朝の風景。これからMRTに乗って高雄駅に向かいます。
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台鉄高雄駅です。台南方面の電車を待ちます。
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電車がやってきました。ペンギンのくちばしの顔した可愛い電車。
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午前11時過ぎ台南駅に到着。南国ムードあふれる駅舎。2階は鉄道ホテルがあったそうですが今は閉鎖されている。
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まず最初は駅から歩いて15分程度のところにある台湾府城皇廟から。
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右脇の入口から入ってみます。
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廟の裏庭に咲いていた花。
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ここは鄭成功の息子の鄭経のために建てられた最も歴史が古い廟。お供えの量が凄いねー。
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廟にある陳列室には人の善悪を算定するという巨大なそろばんが展示されている。
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次は5分くらい歩いて大きなロータリーのある交差点にやってきました。
写真は台南市消防局。中央の高い塔は当時台南で最も高い建築物の1つだったそう。1938年建設。。。 -
古い建物なので消防車がギリギリ。大きな梯子車入れるのは無理だな。
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ここは国家台湾文学館。消防局の対面にあります。
日本統治時代の1916年台南州庁として建てられ、戦後は軍施設や市役所庁舎として使われ現在では国家指定古蹟となっている。日本統治時代の建物は立派なものが多いなー。 -
台北で行った台湾料理の名店「度小月擔仔麺」の台南本店。場所は消防局のすぐ近く。この素朴さがいい感じ。
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さらに進むと土地銀行台南支店がある。この建物は戦前は日本勧業銀行台南支店でした。1937年建設。 右奥に先程の消防局が小さく見えますね。
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銀行の対面にあるのが旧林百貨店。この百貨店は戦前は台湾最大のデパートでした。これから建物の工事が始まるみたいです。
その後。。。2014年にデパートとして復活。エレベーターの階数表示は当時のままのレトロな針式、 屋上には神社もあるそう。壁にはアメリカ軍の爆撃跡も残されているみたい。 今度台南に行ったときには是非寄ってみたいな。 -
次はすぐ近くにある山林事務所。日本統治時代の1925年に建てられた2階建ての洋館。現在は台南市の古蹟に指定されておりツーリストセンターとなっている。
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道路の反対側は台南武徳殿。日本統治時代は武道場として使われていた。
現在は隣接する小学校の講堂になっている。これから建物脇を通って孔廟へ向かいます。 -
孔廟にやってきました。明永暦年間の1665年創建の台湾最古の孔子廟。
孔子を祀る本殿をはじめ、さまざまな文化財が国家一級古蹟に指定されている。 -
孔廟は清朝末期には最高学府として認められたため「全台首學」の額が掲げられている。 なるほどねー。
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孔廟は静かで落ち着いた雰囲気の空間。
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孔廟に咲いていた花。
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孔廟のすぐ近くにある莉莉水果店。もともとは果物の販売のみをおこなっていたが、いまはガイドブックでも有名なフルーツデザートのお店となっている。
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蜜豆冰(蜜豆かき氷)を頼んでみました。あまり写真写りは良くないけど。。。中には12種類もの果物類が詰まっていました。冷たくてとっても美味しかったー。
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お店のマスコット。。
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歩いている途中見かけた立派な建物。修復予定なのか大きな屋根で覆われていました。
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次も食べ物屋さんへ。店の名前は忘れました。。
ソーセージとかを特製たれに付けて食べるスタイル。味の方はイマイチでした。お酒のおつまみにはよかったかも? -
次は神農老街を目指して少し歩きます。
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立派な緑で覆われた壁を点検中のおじさん。。
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神農街という老街にやってきました。
この街は台南で最も重要な商業地区で台湾初の貿易専門街だったところ。古いものは築200年以上経っている建物もある。家屋は全部2階建てで1階はお店、2階は倉庫として使われてきた。かつてはこの通りは海から続く水路になっていて船への荷下ろしや荷積みを2階から行っていたためだそう。 -
建物の中をひとつひとつ覗きながら歩きます。
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ノスタルジックな雰囲気がとっても素敵な感じ。。
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台南街歩きの後半は安平地区を歩きます。
安平地区は台南の西部のエリアで大昔は海岸だったところ。それを干拓して今日の安平地区ができたそう。神農街から乗ったタクシーは台南運河に沿った道を飛ばして10分程度で安平地区に到着。料金は130元。台湾のタクシーは安くて便利。
最初にやってきたのは安平古堡。現存する台湾最古の城。ガイドブックによると。。オランダ人によって1624年に創建。当初は「奧倫治城」、「熱蘭遮城」、清の時代は「紅毛城」と呼ばれていた。300年以上の時を経て現在は城壁と半円形の二段内城半円堡の一部が残るだけ。 -
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創建当時の建物の様子。。
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安平古堡の展望タワーに上る階段の壁。色使いが素敵。
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展望タワー眺める安平地区の景色。。
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城内に咲いていた花。
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途中見かけた3輪のレンタサイクル。買物とか普段使いにも良さそうな感じ。
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安平古堡の近くにある徳記洋行。この洋館は元イギリス人経営の貿易商のお店だった。館内は蝋人形や写真などで猟をしたり塩を作って暮らしていた歴史が展示されていました。
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徳記洋行のすぐ脇にあるのが安平樹屋。なんとなく怪しい感じ。。ちょっと中に入ってみます。
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安平樹屋は元々イギリス商の倉庫だったところ。現在はガジュマルの木が絡み合った廃墟になっている。台湾人はガジュマルの木は「陰」だと信じているため近寄ることもなくこのような光景になったのだそう。
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安平樹屋の全景。
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廃墟マニアにはお勧めのスポットですよー。
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街と反対側の海側を見たのどかな景色。。
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展望所からみた安平樹屋。
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安平樹屋に咲いていた花。
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午後5時になり日が傾いてきました。これから地図を見ながら海に向かって歩いて安平港に行ってみます。
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随分と歩いて安平港にやってきました。30分近く歩いたかなー。
台湾名物の牡蠣を積み上げた船が泊まっています。夕暮れ時の港で静かに日が傾いてゆきます。 -
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さて、港からタクシーをつかまえて安平古堡の前にある牡蠣料理で評判のお店 陳家蚵捲にやってきました。
港から歩いて戻るのは大変だなと思ったけど、偶然にもタクシーをつかまえることが出来てラッキーでした。タクシーの助手席にはなぜか女の人が乗っていて、港のふ頭でこっそりとデート中?だったのかな。そこにドアの窓をたたいて乗り込んだ僕。邪魔してゴメンナサイ。 -
蚵捲(カキの巻き揚げ)が一皿100元。量が多いのでおかみさんに交渉して50元で半分の量にしてもらいました。新鮮でアツアツの牡蠣がとっても美味しかった。
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さて、タクシーで台南中心部に戻って次にやってきたのが友誠蝦仁肉圓。蝦仁肉圓はその日に作ったものしか出さないので売り切れたら閉店だそう。開いててヨカッタ。
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肉圓と魚丸湯を食べてみました。肉圓にはこのお店でしか食べられないという甘みと香りが良い火燒蝦というのが入っています。味の方はまあまあ。
高雄の六合夜市で食べた肉圓湯の方が美味しかったなー。あれは絶品だった。 -
これが魚丸湯。具沢山な感じ。
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お腹もいっぱいになったので台南駅に戻ります。カメラ屋さんのショーウインドウには新品と中古が並んで置いてあります。フイルムは日本で買うより随分とお得な値段。
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夜の台鉄台南駅の構内。これから高雄に戻ります。
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高雄の中央公園です。この日は野外の学童コンサートが開かれていました。
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ホテルに到着。
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台南街歩きの一日の終了です。おやすみなさい~。
続きは後日アップします。
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