2008/12/29 - 2009/01/01
3717位(同エリア9051件中)
まさとしさん
12/24 東京・羽田(1950)→EK6257→大阪(2110/2315)→EK317→ 機内
12/25 →ドバイ(555/1010)→EK516→ニュー・デリー(1445) Rajdhani Palece
12/26 ニュー・デリー(1630)~ 列車内
12/27 ~ムンバイ(835) YMCA
12/28 ムンバイ(1900)~ バス車中泊
12/29 ~パナジ(オールドゴア) ORAV'S G.H.
12/30 パナジ(アンジュナ・ビーチ) パナジ(2000)~ バス車中泊
12/31 ~ハンピ 民宿
1/1 ハンピ~ホスペット(2230)~ バス車中泊
1/2 ~バンガロール~チェンナイ JMJ G.H.
1/3 チェンナイ(1700)~ 列車内
1/4 ~ラーメシュワラム Sri Ramanatha Swamy Tourist Home
1/5 ラーメシュワラム(815)~マドゥライ Hotel Gangai
1/6 マドゥライ(920)~コーチン(1930) Hotel Bharat
1/7 コーチン(アーバンライフ) Southern Residency
1/8 コーチン(550)~バルカラ(ビーチライフ) 民宿
1/9 バルカラ(1720)~トゥリヴァンドラム MANJALIKULAM T.H.
1/10 トゥリバンドラム(1100)→EK521→ドバイ(1335) Gulf Star Hotel
1/11 ドバイ滞在 空港待機
1/12 ドバイ(350)→EK316→大阪 大阪(1915)→EK6252→東京・羽田(2025)
PR
-
(12月29日)
翌朝ゴアに着く頃には通勤用のバスに利用され、通勤通学の立っている人もいるくらい混雑しはじめた。
ビーチの拠点になる町マプサに経由した。
いろいろな方向へ行くバスでバスターミナルは活気がある。 -
そのままムンバイを出て14時間半後の午前9時過ぎにゴアの州都パナジに到着した。パナジのバスターミナルもたくさんのバスが停まっていてにぎわっている。
写真はここまで利用したバス。
とりあえず心当たりのある宿にバイクタクシーで向かってみた。
でも目的の宿は思ったより倍くらいの値段と高くとても手が出ない。
周辺の宿にも当たってみたが狭くて汚い宿で600ルピー(1170円)とか言われ怖じ気づいてきた。 -
途方に暮れかけていたら一軒のホテルを見つけた。でもここも高そうだなと思ったら500ルピー(975円)で見晴らしのいい広い部屋に案内された。
宿の名前は「ORAV’S ゲストハウス」 -
部屋からパナジの旧市街を一望できる。
快適なのでこのまま年を越してもいい気分になってきた。 -
午前中はパナジのポルトガル時代の町並みが残る旧市街を散策した。
カラフルな家々はブラジルなど他のポルトガル植民地だった場所でも見られる。 -
-
-
パナジ旧市街にあるサン・セバスチャン礼拝堂。
-
ポルトガルの影響でゴアにはカトリック教徒が多いが、裏山にはヒンドゥー教の寺院もあったりする。
-
ヒンドゥー教徒の聖職者。
-
ヒンドゥー寺院の礼拝堂。ここは教会の影響を強く受けている感じがする。
-
ヒンドゥー寺院からの眺め。
-
再びパナジの町へ。
-
白壁のパナジ教会はゴアを代表する観光名所だ。
-
ポルトガル様式の建物の前を行き交うリキシャは案外マッチしている。
-
旧市街の丘へ登る階段。
-
パナジの旧市街。
-
パナジの町歩きはこのくらいにしておき、夕方、バスで15分ほど走ったオールドゴアという町に行ってみた。
-
オールドゴアにやってきた。
オールドゴアといっても入り組んだ古い町並みが残る場所ではなく、だだっ広い広場に何カ所かの教会があるだけだ。
でもこれらの教会は重要な名所となっている。 -
オールドゴアの町はずれにあるオーガスチン教会。
-
オーガスチン教会の遺跡も近くにある。名前は同じだが関連はわからない。
-
かなり大規模な遺跡だ。
-
-
こちらは聖フランシスコ教会。
-
聖フランシスコ教会の礼拝堂。
-
すぐ隣のス・カテドラル。
-
ス・カテドラルの礼拝堂。
-
そして最後にボム・ジェズ教会。
-
教会にはフランシスコ・ザビエルのミイラ化した遺体が安置されている。
-
十年に一度一般公開されるそうだが次回は2014年らしい。棺だけ見学することができた。
写真がその棺桶。 -
ボム・ジェズ教会の礼拝堂。
-
この日の夕食はエッグビリヤニ。チャイを付けて65ルピー(127円)だ。
-
足りなかったので夜食としてカレーを食べることにした。これも60ルピーほど。
基本的に1日3食カレーでも飽きない自分に気が付いた。
でもパナジの町には少し飽きてきた。 -
(12月30日)
今夜移動することになり、泊らないのにもう一泊分払うことにした。写真はパナジの街並み。
まず今夜のハンピ行き(またはホスペット)のバスの切符を買いに行った。旅行代理店でパウロツアーというまともそうなバス会社を紹介された。しかし寝台バスは満席で座席車になってしまった。寝台は空いているにはあいているが隣が女性で僕には売ることができないらしい。そういうことならしかたない。
でも夕方バスに乗るとき交渉してやるようなことを言われた。今回インド人が人に気を使ってくれる印象を受けることが多い。でも寝台バスでなくても今回のバスはそれほど長時間ではないので問題ない。せっかくなのでインドの寝台バスというものにも乗ってみたい気もしたが。 -
その後所持金が寂しくなってきたのでATMで現金を下ろすことにした。USドルの現金はまだたくさんあるが小額紙幣が多くレートの面で損している気になるのでATMが確実だ。10年前はATMなど大都市の外資系銀行しかなかった。ところが今ではATMはどこに行っても見かけるので便利になった。とりあえずまとまったルピーを手にした。これでインド出国まで持ちそうな気がしないでもないがゆとりのある旅行を続けよう。
とりあえず朝食を食べることにした。 -
せっかくゴアに来たのだから今日はビーチへ行くことにした。数あるビーチの中でも有名なアンジュナビーチへ行くことにした。アンジュナビーチはかつてヒッピーの聖地だった場所でバックパッカーにとって伝説の地でもある。
バスはビーチへの分岐点へさしかかり、ここで降ろされた。 -
海が見えた。ずいぶん岩場が多い印象だ。
-
アンジュナビーチのマーケットではおみやげ物が売られている。
-
-
アンジュナビーチは牛が行き交う。
-
-
アンジュナビーチはインド人旅行者の家族連れが多くずいぶんローカルな雰囲気のビーチになっている。常に欧米人旅行者で混雑するタイのリゾート地になれているから無理もない。
でもパナジの町中に比べると欧米人旅行者の数は半端なく多い。
全体的にレストランやビーチは空いている印象だ。物価が跳ね上がるこの時期にあえて外国人は集まってこないのだろうか。 -
-
砂浜もとりわけきれいというわけではなく、水も汚くあまり泳ごうという気にはならない。
せっかく来たのでベンチを借りて日光浴することにした。 -
マンゴが売られていたので買うことにした。40ルピー(78円)
-
午後3時頃ビーチを離れることにした。
途中経由したマプサでの昼食。ミールスでチャイを付けて40ルピー(78円)。 -
パナジのバスターミナルに戻った。ここでスイーツを買うことにした。1つ5ルピーほどだが、甘すぎて癖になる味だ。
-
パナジを出発するのは19時半で、それまでにバス会社に行けばいい。それまで宿に戻りシャワーを浴びたりできるので一泊分のレイトチェックアウトには意味がある。
日が暮れ、19時半にバス会社に向かった。ハンピ行きのバスはバス会社の事務所の脇に横付けされるのではなく、ずいぶん離れた道路の路肩に停まっているらしい。
暗闇の中、路上の空き地で目的のバスを探すのは至難の業かと思ったがすぐに見つかった。バスの客は全員欧米人旅行者だ。 -
ハンピ行きのバスは同じ車両に寝台と座席に分かれていた。僕の席は座席だ。寝台バスといえば中国だが、インドの寝台バスは少しスペースに余裕があるように思う。
しかしすきま風が入ってくるのが難点だ。 -
-
このバスはマプサなどにも経由し、外国人旅行者を集めてダイレクトでハンピへ向かいました。
ローカルバスだとハンピではなく、ホスペットという町で乗り継ぐことになるのですが、直行するので楽でした。
(12月31日)
翌朝ハンピに到着したのは9時前だ。ハンピには早朝5時過ぎに着くと言われていたのに結局12時間以上かかってしまった。でも寒い早朝にバスから放り出されるのはかなわないし、ホスペットで乗り換えずに済んだのもありがたい。
大半のバスはホスペットで乗り換える必要がある。
ハンピに到着したらバスに宿の客引きがたくさんよってきた。この時期でも宿の心配はなさそうだ。とはいえいい宿は早く埋まるのでこの中からいい宿を見極めるのか重要だ。
結局一番賑やかなヴィルーパークシャ寺院北側エリアのこじんまりした宿に泊ることにした。宿の名前はわからないが民家の空いた部屋を旅行者に提供して民宿だ。1泊300ルピーと他の町と比べてかなり高いが年末だからしかたない。それに民宿とはいえ、きれいなトイレとシャワーが付いているので納得の値段だ。宿のおばさんもいい感じだ。 -
ヴィルーパークシャ寺院はハンピのランドマークだ。
-
牛も参道を通る。
-
宿周辺の集落はレストランや旅行代理店など軒を連ね、なんでもそろう便利な雰囲気で快適に過ごせそうだ。
おそらくハンピは一泊すれば十分な感じなので近くの旅行代理店でバンガロールまでのバスとバンガロールからチェンナイまでの電車の予約を入れることにした。インドの鉄道はオンライン化され、インターネットでも予約ができる。ネットカフェで自分で予約することも可能だが、代理店に任せれば手数料を取られたとしても利用価値は高い。オンライン化が進み鉄道の直前予約はかなり難しくなっている。 -
朝御飯を食べた食堂の子供。かなり外国人慣れしている。
-
-
とりあえず今日は観光だ。
ハンピの町を一望できるマータンガ山に登った。初日の出はこの山から見ようと思ったが、起きられなかった。 -
アチュタラーヤ寺院。
-
アチュタラーヤ寺院の塔門。入場料も取られず、修復もされておらず、保存状態は良くないが手つかずでレリーフが残っている。
-
-
川沿いのヴィッタラ寺院に行ってみた。ハンピでもっとも有名な寺院遺跡だ。
修復されている部分は多く入場料も高い。外国人は250ルピー(488円)。 -
-
-
-
ヴィッタラ寺院の塔門。
-
-
どこへ行ってもインド人の小学生で大混雑だ。そして当然のように僕に群がってきて名前を聞かれ握手を求められる。でもそれ以上の英語は通じないようで会話は成り立たない。
-
-
その後村に戻り、昼食を食べた。ハンピにはヴェジタリアンしかなく、食におもしろみはない。
卵はあるのでエッグカレーを頼んだ。これはうまかった。 -
あと南のカマーラプラム村の遺跡に自転車を借りて行ってみた。しかし整備されていまいち味気ない。公園みたいな感じだ。
-
-
-
帰り道に寄った地下宮殿。
-
内部は水没していた。こういうのがおもしろい。
-
クリシュナ寺院近くのナラシィンハ像。
-
シヴァ寺院のリンガ。
-
ここも地元の子供たちがたくさんいる。
-
そんな感じで夕方までに軽くハンピを見て回り、その後は村でのんびりすることにした。
村の南には寺院を見下ろす奇岩が目につく。 -
日が暮れ、路上に砂絵を描いている人が多く目に付く。
ほとんどのゲストハウスの玄関前には色とりどりの絵が描かれている。そして通りには「2009」や「A HAPPY NEW YEAR」などの文字が多く目に付く。はたしてハンピで年越しの催しはあるのだろうか気になっていたがこのような形で新年を実感できるとは思わなかった。 -
-
(2009年元旦)
カウントダウンとともに花火が上がった。
ひっそりとした村だと思ったが意外に騒がしい年明けとなった。でも僕の宿周辺がひっそりしているので外出は控えることにした。
花火はどこで上がったのかわからないが一部の旅行者が騒いでいるのだろう。 -
翌朝インド人が新年おめでとうと挨拶してくる。ハンピはいつも通りと思われる静かな朝を迎えているが、路面には至る所で砂絵が描かれている。
-
神社ではないが、ハンピの寺院に入ることにした。
-
-
寺院の境内
-
この日の朝はプリー・マサラを食べることにした。インドの朝食はいつもこれだ。チャイを付けても20ルピー(38円)ほどで安い。
昨日知り合った日本人など結構ハンピには日本人が多い。
この日は彼らと一緒に昼食を食べたり、うだうだしながら日中を過ごした。それにしても場所がハンピだからかみんなインドに対する意気込みが違う。話題の内容も濃すぎてついていけない。こんな僕でもデリーあたりだとベテラン扱いだったが、インドにハマっている人には相変わらず距離を感じてしまう。みんな本当にインドが好きなんだなあと思う。そんな日本人たちも大半は今日か明日にハンピを離れるようだ。
ハンピが秘境であるいわれは最寄りの空港がないことかもしれない。最寄りの空港はゴアかバンガロールかハイダラバードになるが、いずれもバスで一晩かかる。気軽に来ることができず、またここから速やかに移動することもできない。
それなのにずいぶん外国人観光客でにぎわっている。海もなければ山もない(小さな山はあるが)。はっきり言って遺跡は全然たいしたことない。
食事もバラエティーが乏しい。本当に時間があってのんびりしたい人だけがくればいい。そういう場所だ。
夕方宿の向かいのマッサージ屋でマッサージを受けることにした。ココナッツハーブオイルのローションでもみほぐされ、なかなか気持ちいい。
日が暮れ、夜7時に宿をチェックアウトした。レイトチェックアウトで300ルピーを200ルピーに負けてもらった感じだ。まずハンピからホスペットへ向かうのだが、ホスペットへ行くバスが全く来ない。正月だから運休しているのだろうか。結局ハンピからバンガロール行きのバスがあり、これでホスペットまで乗せてもらった。このまま乗っていってしまいたい。でもホスペットから寝台バスを予約してしまっている。 -
ホスペットでバスを降り、予約してあるバス会社の事務所へ向かった。事務所はすぐにみつかり周辺にはバスを待つ欧米人旅行者が多く目につく。
待つこと1時間。その間に夕食をすますことにした。肉が恋しいがホスペットでもベジタリアンミールスしか見つけられなかった。
夜10時前ホスペットからバンガロールへ向かうバスが到着したがどうも様子がおかしい。寝台バスではない座席バスだ。バス会社の人は寝台バスは壊れたとか言っている。今日は急遽このバスがバンガロールへ行くことになったらしい。こんな事ならさっきのハンピ発のバンガロール行きバスで良かったんじゃないかと思うが、いまさらあとの祭りだ。
でも座席車になるなら差額を返金してもらいたいが。
そんな中、僕とハンピから一緒のバスで来たカナダ人二人が「話が違うじゃないか」と怒りだした。そしてバスを降りていった。クレームを出すと寝台バスに変更されるのだろうか。僕も彼らに加勢して寝台バスに変更してくれと言うべきだったのかもしれない。昔ならそうしていただろう。でも今回はバンガロールに予定通りの時間に到着することを優先したい。座席バスでも定刻通りに出発してくれれば文句はない。そんな中、他の客が差額について文句を言ったようで僕にもダウングレード分の差額金額が返金された。とはいえたった50ルピー(98円)だけだ。誠意だけは認めてやろう。壊れたものは仕方ない。
バスは定刻より11時間遅れでバンガロールへ向け走り出した。 -
(1月2日)
バンガロールには定刻通り早朝6時半に到着した。バスを下ろされたのはちょうどバンガロール・シティー駅の前で都合がいい。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
2008年~2009年 ドバイ経由でインド縦断の旅へ
-
前の旅行記
2008年~2009年 ドバイ経由でインド縦断の旅へ-B(ムンバイ編)
2008/12/27~
ムンバイ
-
次の旅行記
2008年~2009年 ドバイ経由でインド縦断の旅へ-D(タミル・ナードゥ編)
2009/01/02~
インド
-
2008年~2009年 ドバイ経由でインド縦断の旅へ-A(デリー編)
2008/12/24~
インド
-
2008年~2009年 ドバイ経由でインド縦断の旅へ-B(ムンバイ編)
2008/12/27~
ムンバイ
-
2008年~2009年 ドバイ経由でインド縦断の旅へ-C(ゴア・ハンピ編)
2008/12/29~
インド
-
2008年~2009年 ドバイ経由でインド縦断の旅へ-D(タミル・ナードゥ編)
2009/01/02~
インド
-
2008年~2009年 ドバイ経由でインド縦断の旅へ-E(ケララ州編)
2009/01/06~
インド
-
2008年~2009年 ドバイ経由でインド縦断の旅へ-F(アラブ首長国連邦編)/ドバイ経由
2009/01/10~
ドバイ
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
インド の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 2008年~2009年 ドバイ経由でインド縦断の旅へ
0
88