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和歌山県の高野山へ行った旅の記録。<br /><br />高野山へは今回が初訪問。そして、妻のリクエストから宿坊に宿泊してみることに。滞在日数は、高野山をじっくりと見て回りたかったことから、連休中の2泊3日で計画。現地までの移動はマイカー。<br /><br />ホテル予約サイトで高野山エリアを調べてみると、多くの宿坊が検索結果にヒット。何処にしようかと、その中から幾つかの候補が上がるも、今回は「金剛三昧院」の宿坊を選んだ。理由は、妻が希望していた「阿字観(瞑想)」などをセットにした宿泊プランがあったこと、金剛三昧院自体が世界遺産に登録されている物件であったこと、主にこの2点から。今回はこの金剛三昧院で「朝のお勤め」、「阿字観」、朝夕の精進料理を体験。ご住職の法話などで真言密教や弘法大師に対する知見も得られたし、なかなか濃密な体験ができた。<br /><br />高野山での観光と言うと、金剛峯寺、壇上伽藍、奥の院の辺りが人気。特に奥の院や壇上伽藍は広くて見所も沢山あるので、この3箇所を見学しているだけでも結構時間が経つのが早い。日帰り観光だったらこの金剛三昧院に立ち寄る時間的な余裕は無かったかもしれない。この点を入れても、こちらの宿坊に宿泊させていただき、お寺の中をじっくりと見学してきたのは良い選択だったと思う。<br /><br />(参考)<br /><宿坊での食事と時間><br />   夕食 お部屋食(精進料理) 配膳 17:30、下げ膳 18:30<br />   朝食 お部屋食(精進料理) 配膳 07:00、下げ膳 08:00<br />    ※ 宿坊のスタッフも人数が限られてるので、時間は凡その目安<br /><br /><お寺で体験したイベントと開始時間><br />   AM 06:30- 朝のお勤め(宿坊宿泊者は任意参加が可能)<br />   AM 08:00- 阿字観(参加は予約プランに含まれていなければ要交渉)<br /><br /><お風呂><br />   入浴時間 16:30-21:00<br />   男湯はMAX.大人4~5人ってところ(女湯はそれよりも小さいという話)<br /><br /><高野山別格本山 金剛三昧院 公式サイト><br />http://www.kongosanmaiin.or.jp<br /><br />表紙写真:<br /> 金剛三昧院宿坊、お夕食に出た胡麻豆腐・抹茶味。<br />

2020初秋 二泊三日で高野山 その1 世界遺産・金剛三昧院で宿坊体験

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2020/09/19 - 2020/09/21

600位(同エリア1091件中)

旅行記グループ 2020初秋 高野山の宿坊に宿泊

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じん

じんさん

この旅行記のスケジュール

2020/09/19

この旅行記スケジュールを元に

和歌山県の高野山へ行った旅の記録。

高野山へは今回が初訪問。そして、妻のリクエストから宿坊に宿泊してみることに。滞在日数は、高野山をじっくりと見て回りたかったことから、連休中の2泊3日で計画。現地までの移動はマイカー。

ホテル予約サイトで高野山エリアを調べてみると、多くの宿坊が検索結果にヒット。何処にしようかと、その中から幾つかの候補が上がるも、今回は「金剛三昧院」の宿坊を選んだ。理由は、妻が希望していた「阿字観(瞑想)」などをセットにした宿泊プランがあったこと、金剛三昧院自体が世界遺産に登録されている物件であったこと、主にこの2点から。今回はこの金剛三昧院で「朝のお勤め」、「阿字観」、朝夕の精進料理を体験。ご住職の法話などで真言密教や弘法大師に対する知見も得られたし、なかなか濃密な体験ができた。

高野山での観光と言うと、金剛峯寺、壇上伽藍、奥の院の辺りが人気。特に奥の院や壇上伽藍は広くて見所も沢山あるので、この3箇所を見学しているだけでも結構時間が経つのが早い。日帰り観光だったらこの金剛三昧院に立ち寄る時間的な余裕は無かったかもしれない。この点を入れても、こちらの宿坊に宿泊させていただき、お寺の中をじっくりと見学してきたのは良い選択だったと思う。

(参考)
<宿坊での食事と時間>
夕食 お部屋食(精進料理) 配膳 17:30、下げ膳 18:30
朝食 お部屋食(精進料理) 配膳 07:00、下げ膳 08:00
※ 宿坊のスタッフも人数が限られてるので、時間は凡その目安

<お寺で体験したイベントと開始時間>
AM 06:30- 朝のお勤め(宿坊宿泊者は任意参加が可能)
AM 08:00- 阿字観(参加は予約プランに含まれていなければ要交渉)

<お風呂>
入浴時間 16:30-21:00
男湯はMAX.大人4~5人ってところ(女湯はそれよりも小さいという話)

<高野山別格本山 金剛三昧院 公式サイト>
http://www.kongosanmaiin.or.jp

表紙写真:
金剛三昧院宿坊、お夕食に出た胡麻豆腐・抹茶味。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
4.5
グルメ
5.0
ショッピング
5.0
交通
4.5
同行者
カップル・夫婦
交通手段
自家用車 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • マイカーでうねうねの峠道を登って高野山へ。目指す金剛三昧院は、高野山市街のメインストリートから少し奥に入ったところにある。で、写真のところがその入り口。車が一台通るのがせいいっぱいな道が奥へと続く。前方から車が来たらすれ違いはまずできない。このまま車で突き進んでも良いのかと一瞬躊躇するも、ここ以外に正当な道はなさそうなのでそのまま行ってみた。

    マイカーでうねうねの峠道を登って高野山へ。目指す金剛三昧院は、高野山市街のメインストリートから少し奥に入ったところにある。で、写真のところがその入り口。車が一台通るのがせいいっぱいな道が奥へと続く。前方から車が来たらすれ違いはまずできない。このまま車で突き進んでも良いのかと一瞬躊躇するも、ここ以外に正当な道はなさそうなのでそのまま行ってみた。

  • 金剛三昧院の表門(山門)に到着。そして道もここで行き止まり。<br />目指す宿坊がどこかも分からなかったので、とりあえず表門から入ってお寺の方に尋ねてみたところ、車はこの周辺に停めてOK、チェックインもお寺の方で良かった。けれど、まだ時間が早かったので、車を置かせてもらってしばらく出歩くことに。観光の途中、お寺から電話がかかって来て呼び戻される。名前を告げておいたので安心していたのだけれど、チェックインは予約時に指定した到着時間通りにしないとマズいらしい。<br />

    金剛三昧院の表門(山門)に到着。そして道もここで行き止まり。
    目指す宿坊がどこかも分からなかったので、とりあえず表門から入ってお寺の方に尋ねてみたところ、車はこの周辺に停めてOK、チェックインもお寺の方で良かった。けれど、まだ時間が早かったので、車を置かせてもらってしばらく出歩くことに。観光の途中、お寺から電話がかかって来て呼び戻される。名前を告げておいたので安心していたのだけれど、チェックインは予約時に指定した到着時間通りにしないとマズいらしい。

  • 表門の左側に立てかけられてる木札。<br />この木札に書かれているように、金剛三昧院は「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産の一つとして、2004年に世界文化遺産に登録。高野山にある世界登録証3枚のうち1枚がある。

    表門の左側に立てかけられてる木札。
    この木札に書かれているように、金剛三昧院は「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産の一つとして、2004年に世界文化遺産に登録。高野山にある世界登録証3枚のうち1枚がある。

  • 表門の右側には銅鑼。これは今の名誉住職さんがいずぞかのお土産物として購入されたものらしく、昔からあったものではないらしい。

    表門の右側には銅鑼。これは今の名誉住職さんがいずぞかのお土産物として購入されたものらしく、昔からあったものではないらしい。

  • 表門の上部。「毘張尊」と書かれている。

    表門の上部。「毘張尊」と書かれている。

  • 表門の上部に飾られていたしめ縄。

    表門の上部に飾られていたしめ縄。

  • 表門の中で出迎える「こうやくん」。高野山のゆるキャラらしい。この日は特別拝観日の案内が張り出されていた。拝観料は500円(2020.09時点)。宿坊への宿泊客は、拝観料無くチェックアウトまで何度でも見学させてもらえる。

    表門の中で出迎える「こうやくん」。高野山のゆるキャラらしい。この日は特別拝観日の案内が張り出されていた。拝観料は500円(2020.09時点)。宿坊への宿泊客は、拝観料無くチェックアウトまで何度でも見学させてもらえる。

  • 表門。裏側から。

    表門。裏側から。

  • 表門の中に重要文化財指定の鐘楼がある。

    表門の中に重要文化財指定の鐘楼がある。

  • 金剛三昧院の境内。正面が本堂。本堂の左側には天然記念物の大石楠花。右側は本坊・客殿・庫裏(台所)。宿坊へのチェックインはこちらで行った。

    金剛三昧院の境内。正面が本堂。本堂の左側には天然記念物の大石楠花。右側は本坊・客殿・庫裏(台所)。宿坊へのチェックインはこちらで行った。

  • 多宝塔。国宝。<br />金剛三昧院の境内に入ってすぐ左側に、ポツンと立っている。1223年、北条政子が源頼朝の逝去に伴い創建。約800年の歴史がある。大津の石山寺にある多宝塔に次ぎ、日本で2番目に古い多宝塔。

    多宝塔。国宝。
    金剛三昧院の境内に入ってすぐ左側に、ポツンと立っている。1223年、北条政子が源頼朝の逝去に伴い創建。約800年の歴史がある。大津の石山寺にある多宝塔に次ぎ、日本で2番目に古い多宝塔。

  • 多宝塔の正面。<br />内部は見学できないが、重要文化財の五智如来像が鎮座している。正面の木戸が開かれるのは年1回だけらしく、そこで中のお供えものが交換される。当然、古いお供物はカビカビで凄いことになってるらしい。外観から2階建てのように見えるが、この多宝塔に2階は無いらしい。

    多宝塔の正面。
    内部は見学できないが、重要文化財の五智如来像が鎮座している。正面の木戸が開かれるのは年1回だけらしく、そこで中のお供えものが交換される。当然、古いお供物はカビカビで凄いことになってるらしい。外観から2階建てのように見えるが、この多宝塔に2階は無いらしい。

  • 本坊・客殿・庫裏。<br />法要を行う広間、客間、台所などがある。大広間には1400年代に描かれた重要文化財の金地著色梅花雉子図(襖絵)など、文化財がある。宿坊のチェックインはこの右側。建物の外から中にいるお寺の方に尋ねると対応してくれる。

    本坊・客殿・庫裏。
    法要を行う広間、客間、台所などがある。大広間には1400年代に描かれた重要文化財の金地著色梅花雉子図(襖絵)など、文化財がある。宿坊のチェックインはこの右側。建物の外から中にいるお寺の方に尋ねると対応してくれる。

  • 本坊入り口。土足厳禁。中に入る時は左にある下駄箱で靴を脱いでから。見た目から気付きにくいのか、土足で入ろうとされてる方も目撃。

    本坊入り口。土足厳禁。中に入る時は左にある下駄箱で靴を脱いでから。見た目から気付きにくいのか、土足で入ろうとされてる方も目撃。

  • 本坊入口左側、大広間の前にある階段。<br />こちらは神様の通り道なので、ここに腰掛けたりしたら罰当たり。

    本坊入口左側、大広間の前にある階段。
    こちらは神様の通り道なので、ここに腰掛けたりしたら罰当たり。

  • 山の方からアナグマがやってきたり、ムササビが飛んできたりするらしい。障子にところどころ見られる穴は、そういった動物たちが開けていったものだとか。ムササビが障子をぶち破って入ってくることもあるらしい。

    山の方からアナグマがやってきたり、ムササビが飛んできたりするらしい。障子にところどころ見られる穴は、そういった動物たちが開けていったものだとか。ムササビが障子をぶち破って入ってくることもあるらしい。

  • 本坊から位牌堂と本堂へと続く廊下。<br /><br />&quot;朝のお勤め&quot;は位牌堂の中で毎朝6:30より開始。宿坊の宿泊客は任意で参加可能。朝起きるのがツラい人は、朝食が運ばれてくる7時まで部屋でゆっくりしていてもいい。宿坊宿泊者の我々が&quot;朝のお勤め&quot;ですることは、位牌堂に並べられている椅子に座りながら、ご住職と僧侶の皆さんが読経されてる姿を、約30分ほど後ろで静かに聞いているだけ。読経のクライマックスの最中に、位牌堂と本堂の内部をお寺の方の案内でざっと見学させてもらえる。その見学の後にご住職の法話を聞き、部屋に戻ると朝食。日中に本堂や位牌堂の中までは見学することはできなかったので、この点でも&quot;朝のお勤め&quot;に参加しておいて良かった。<br /><br />&quot;阿字観体験&quot;の方は、阿字観体験付きの宿泊プランで予約していれば受けられる。今回、実は別のプラン(多宝塔説明付きのプラン)で申し込んでいたのだけれど、結論から言えばこの阿字観を体験させてもらうことができた。予約サイトでの説明の感じでは、セットになっていないプランでも申し込めば頼めそうな書き方ではあったので、予約時の備考欄に阿字観体験や写経体験など、欲を出した希望を書いたのだけれど、お寺からの返事は特に貰えずにいた。宿泊の1週間ぐらい前に、心配になってお寺に直接電話して尋ねたところ、その電話では予約時の希望が通っているのかの確認は取れず。また電話では阿字観や写経の受け付けもしておらず、当日チェックイン時に確認するよう伝えられた。宿泊予定日までの残り日数も少なかったので予約の取り直しもできず、チェックイン時に確認したところ、予約時の希望は全く通じていないことがわかった。あらためて阿字観体験や写経の体験をお願いしたところ、阿字観は「住職次第」ということでその時点では確約までは得られず。写経の方は人数超過のため受けられず。あまり期待せずにいたところ、3日目の朝に阿字観へ参加させてもらえることを2日目の朝に伝えられた。ご住職と調整していただいた様子。<br />ということで、「阿字観はまず体験しておきたい」という人は、予約時からセットになっているプランで申し込んでいた方が良い。が、それでも法要の都合でキャンセルになることもあるらしいので、この場合は諦めるしかないけれど。<br /><br />&quot;阿字観&quot;はいわゆる瞑想のこと。朝の8時から始まり、体験時間は30分から1時間程度だったと思う。梵字の「阿」の字に向かって足を組み、鼻で息を吸って口から「あー」と唱えながら息を吐き出す。これの繰り返し。やり過ぎるとトランス状態になることもあるらしいので、しっかりとした資格を持つご住職の指導の下で行われる必要がある。束の間の体験ではあったけれど、心身が清められレフレッシュできた感じがした。&quot;阿字観&quot;の後のご住職とのフリートークも、貴重なお話が聞けて面白かった。

    本坊から位牌堂と本堂へと続く廊下。

    "朝のお勤め"は位牌堂の中で毎朝6:30より開始。宿坊の宿泊客は任意で参加可能。朝起きるのがツラい人は、朝食が運ばれてくる7時まで部屋でゆっくりしていてもいい。宿坊宿泊者の我々が"朝のお勤め"ですることは、位牌堂に並べられている椅子に座りながら、ご住職と僧侶の皆さんが読経されてる姿を、約30分ほど後ろで静かに聞いているだけ。読経のクライマックスの最中に、位牌堂と本堂の内部をお寺の方の案内でざっと見学させてもらえる。その見学の後にご住職の法話を聞き、部屋に戻ると朝食。日中に本堂や位牌堂の中までは見学することはできなかったので、この点でも"朝のお勤め"に参加しておいて良かった。

    "阿字観体験"の方は、阿字観体験付きの宿泊プランで予約していれば受けられる。今回、実は別のプラン(多宝塔説明付きのプラン)で申し込んでいたのだけれど、結論から言えばこの阿字観を体験させてもらうことができた。予約サイトでの説明の感じでは、セットになっていないプランでも申し込めば頼めそうな書き方ではあったので、予約時の備考欄に阿字観体験や写経体験など、欲を出した希望を書いたのだけれど、お寺からの返事は特に貰えずにいた。宿泊の1週間ぐらい前に、心配になってお寺に直接電話して尋ねたところ、その電話では予約時の希望が通っているのかの確認は取れず。また電話では阿字観や写経の受け付けもしておらず、当日チェックイン時に確認するよう伝えられた。宿泊予定日までの残り日数も少なかったので予約の取り直しもできず、チェックイン時に確認したところ、予約時の希望は全く通じていないことがわかった。あらためて阿字観体験や写経の体験をお願いしたところ、阿字観は「住職次第」ということでその時点では確約までは得られず。写経の方は人数超過のため受けられず。あまり期待せずにいたところ、3日目の朝に阿字観へ参加させてもらえることを2日目の朝に伝えられた。ご住職と調整していただいた様子。
    ということで、「阿字観はまず体験しておきたい」という人は、予約時からセットになっているプランで申し込んでいた方が良い。が、それでも法要の都合でキャンセルになることもあるらしいので、この場合は諦めるしかないけれど。

    "阿字観"はいわゆる瞑想のこと。朝の8時から始まり、体験時間は30分から1時間程度だったと思う。梵字の「阿」の字に向かって足を組み、鼻で息を吸って口から「あー」と唱えながら息を吐き出す。これの繰り返し。やり過ぎるとトランス状態になることもあるらしいので、しっかりとした資格を持つご住職の指導の下で行われる必要がある。束の間の体験ではあったけれど、心身が清められレフレッシュできた感じがした。"阿字観"の後のご住職とのフリートークも、貴重なお話が聞けて面白かった。

  • 本堂。<br />ご本尊は愛染明王。運慶作の像がある。外からも窓越しに薄らと覗けるけれど、普段、内部は暗くなってるので良く見えない。朝のお勤めの参加した時に間近で拝見させてもらうことができた。<br />

    本堂。
    ご本尊は愛染明王。運慶作の像がある。外からも窓越しに薄らと覗けるけれど、普段、内部は暗くなってるので良く見えない。朝のお勤めの参加した時に間近で拝見させてもらうことができた。

  • 御神木の六本杉。

    御神木の六本杉。

  • 経殿。1223年建立。ご神木の裏にある校倉作りの建物。弘法大師空海の書物など、寺院伝わる経典などが収蔵されている。重要文化財。

    経殿。1223年建立。ご神木の裏にある校倉作りの建物。弘法大師空海の書物など、寺院伝わる経典などが収蔵されている。重要文化財。

  • 四所明神社。経殿の少し上にある。隠れた場所にありながら、何かがいる気配を感じさせる。

    四所明神社。経殿の少し上にある。隠れた場所にありながら、何かがいる気配を感じさせる。

  • 四所明神社。重要文化財。

    四所明神社。重要文化財。

  • 宿坊<br />山門を出た正面にある。今回は設備の良い新館の方に宿泊。

    宿坊
    山門を出た正面にある。今回は設備の良い新館の方に宿泊。

  • 宿坊&quot;新館&quot;の客室。<br />こちらのお部屋にはトイレとお風呂が付いている。大浴場、というほど広くはないけれど、そちらは夜9時には閉じられてしまうため、一般の旅館以上に利便性有り。トイレも清潔感有り、全体的に海外の方にも勧められるお部屋と感じた。ただ、部屋の鍵が内鍵のみのため、部屋を出る時は鍵が閉められないのが難点。あと新館は<br />WiFiが使えるということだったが、何でか接続できなかった。

    宿坊"新館"の客室。
    こちらのお部屋にはトイレとお風呂が付いている。大浴場、というほど広くはないけれど、そちらは夜9時には閉じられてしまうため、一般の旅館以上に利便性有り。トイレも清潔感有り、全体的に海外の方にも勧められるお部屋と感じた。ただ、部屋の鍵が内鍵のみのため、部屋を出る時は鍵が閉められないのが難点。あと新館は
    WiFiが使えるということだったが、何でか接続できなかった。

  • 宿坊&quot;新館&quot;客室の広縁。<br />部屋から見えるのは中庭。中庭を挟んだ対面にも客室があり。

    宿坊"新館"客室の広縁。
    部屋から見えるのは中庭。中庭を挟んだ対面にも客室があり。

  • 客室に置いてあったお菓子「みろく石」。<br />奥の院に祠にある弥勒石をモチーフにしたお饅頭。本物の弥勒石は触れると弥勒菩薩のご利益があり、さらに片手で持ち上げられると願いが叶うと言われている。

    客室に置いてあったお菓子「みろく石」。
    奥の院に祠にある弥勒石をモチーフにしたお饅頭。本物の弥勒石は触れると弥勒菩薩のご利益があり、さらに片手で持ち上げられると願いが叶うと言われている。

  • 銘菓「みろく石」を割ってみたところ。中は餡子が詰まっている。

    銘菓「みろく石」を割ってみたところ。中は餡子が詰まっている。

  • 仏教マンガ、護摩木などが置いてあった。

    仏教マンガ、護摩木などが置いてあった。

  • 食事は精進料理。<br />朝夕共にお部屋にお膳が運び込まれ、畳の上にお膳が並べられる。肉料理や乳製品のような動物性の食材は使われていない。

    食事は精進料理。
    朝夕共にお部屋にお膳が運び込まれ、畳の上にお膳が並べられる。肉料理や乳製品のような動物性の食材は使われていない。

  • 一泊目夕食、一膳目。<br />胡麻豆腐、黒豆。天ぷらはえのき、しめじ、えのきと生姜、椎茸、ピーマン。

    一泊目夕食、一膳目。
    胡麻豆腐、黒豆。天ぷらはえのき、しめじ、えのきと生姜、椎茸、ピーマン。

  • 一泊目夕食、二膳目。<br />茄子田楽、煮物など。フルーツは柿。柿の表面には包丁で筋があしらってあり、シナモンか何かがかけられていた。一見焼き菓子に見えたほど。

    一泊目夕食、二膳目。
    茄子田楽、煮物など。フルーツは柿。柿の表面には包丁で筋があしらってあり、シナモンか何かがかけられていた。一見焼き菓子に見えたほど。

  • 二泊目夕食、一膳目。<br />胡麻豆腐、煮豆、天ぷら。胡麻豆腐は抹茶のものに。近くに有名な濱田屋さんがあるのでそちらのものかな?

    二泊目夕食、一膳目。
    胡麻豆腐、煮豆、天ぷら。胡麻豆腐は抹茶のものに。近くに有名な濱田屋さんがあるのでそちらのものかな?

  • 二泊目夕食、二膳目。<br />シメジやエノキが入った湯豆腐。茄子の煮物など。フルーツは梨。夕食は17:30に配膳され、18:30には片付けと共に布団を敷きに来られる。あまりゆっくり食べてはいられない。

    二泊目夕食、二膳目。
    シメジやエノキが入った湯豆腐。茄子の煮物など。フルーツは梨。夕食は17:30に配膳され、18:30には片付けと共に布団を敷きに来られる。あまりゆっくり食べてはいられない。

  • 朝食。<br />一泊目も二泊目も内容的にはだいたい同じ。<br />メインはがんも。男性はボリューム的に少し足りないかも。

    朝食。
    一泊目も二泊目も内容的にはだいたい同じ。
    メインはがんも。男性はボリューム的に少し足りないかも。

  • 金剛三昧院の近くにある町中華、ミッチー。<br />高野山を微塵も意識しなてないような店名。二日目のお昼にこちらでラーメンとチャーハンを頂いた。朝夕と精進料理なので、やはり昼には違うものが食べたくなる。

    金剛三昧院の近くにある町中華、ミッチー。
    高野山を微塵も意識しなてないような店名。二日目のお昼にこちらでラーメンとチャーハンを頂いた。朝夕と精進料理なので、やはり昼には違うものが食べたくなる。

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