コロナ下の昨今、一人さすらうトラベラーを、いつも笑顔で迎えて下さる、ホテルスタッフ様、交通事業関係者様、飲食店関係者様に、心より御礼申し上げます。<br /><br />私は酒自体は大好物ながら、元々飲み歩くようなタイプではないので、基本的には、買ったものをホテルの部屋で食べるだけで十分です。テイクアウトや駅弁など、地元の美味しいものを静かに楽しむ方法はたくさんあります。<br />これ以上、トラベラーが後ろめたい思いをせずに済むよう、せめて出先では基本、ステイ・ホテルを楽しみましょう。<br />そんな中ですが、各地域の情勢を鑑みつつ、永いお付き合いのある一部店舗さんでのみ、静かに外食を楽しんでいます。実質、お世話になっているホテルさんが直営または関係するお店と朝食会場に限っていますが、唯一、例外が、こちらの「もりっしゅ」さんです。<br />駅の二階で、風当たりのよい吹き抜けに面している立地、寒い季節でも、快適性よりも感染対策を優先し、自動ドアをこまめに解放状態にしていること、多客時も空いている状態程度の収容に留めるなど、非常に保守的に運営しています。さすがは福島魂！実直さがこのような部分にも現れます。<br />ホテルや交通機関でも同様、逆にこちらが発信源とならぬよう、常時アルコールを持参し、飲む瞬間、食べる瞬間以外はマスクをかけるといった対策を行うことの方が重要です。一秒でも気を抜いたら、たちまち憎きコロナキンの思う壺です。<br /><br />私の父親は生粋の会津人で、親戚も皆、典型的な東北人、陽気で人情味があり、上部だけの社交辞令ではなく本当に人を思いやる優しさに溢れています。<br />一方で、子供のように一途に夢を追い続け、何かで人より劣るとなれば負けん気が大爆発し、納得するまで命をかけてもがき苦しむ篤い部分もあります。個人的なイメージですが、中島みゆきさんがTOKIOに提供した「本日、未熟者」という歌が、まさに現代の会津人の意地と根性そのものです。<br />手段を選んで賢く勝つより、裸一貫、勝負して負けろ！わかった振りをして、中途半端に上手く生きるなら、この腹を切る覚悟でも完璧を目指せ！、誰言うともなく、私もそう教わってきました。その正直さゆえ、会津には悲しい歴史もありますが、会津藩や白虎隊の精神を、現代の会津人もしっかり受け継いでいます。

もりっしゅS-PAL郡山さんで、故郷、福島を堪能する旅

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2020/12/11 - 2020/12/13

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#鉄道

古川大輔さん

コロナ下の昨今、一人さすらうトラベラーを、いつも笑顔で迎えて下さる、ホテルスタッフ様、交通事業関係者様、飲食店関係者様に、心より御礼申し上げます。

私は酒自体は大好物ながら、元々飲み歩くようなタイプではないので、基本的には、買ったものをホテルの部屋で食べるだけで十分です。テイクアウトや駅弁など、地元の美味しいものを静かに楽しむ方法はたくさんあります。
これ以上、トラベラーが後ろめたい思いをせずに済むよう、せめて出先では基本、ステイ・ホテルを楽しみましょう。
そんな中ですが、各地域の情勢を鑑みつつ、永いお付き合いのある一部店舗さんでのみ、静かに外食を楽しんでいます。実質、お世話になっているホテルさんが直営または関係するお店と朝食会場に限っていますが、唯一、例外が、こちらの「もりっしゅ」さんです。
駅の二階で、風当たりのよい吹き抜けに面している立地、寒い季節でも、快適性よりも感染対策を優先し、自動ドアをこまめに解放状態にしていること、多客時も空いている状態程度の収容に留めるなど、非常に保守的に運営しています。さすがは福島魂！実直さがこのような部分にも現れます。
ホテルや交通機関でも同様、逆にこちらが発信源とならぬよう、常時アルコールを持参し、飲む瞬間、食べる瞬間以外はマスクをかけるといった対策を行うことの方が重要です。一秒でも気を抜いたら、たちまち憎きコロナキンの思う壺です。

私の父親は生粋の会津人で、親戚も皆、典型的な東北人、陽気で人情味があり、上部だけの社交辞令ではなく本当に人を思いやる優しさに溢れています。
一方で、子供のように一途に夢を追い続け、何かで人より劣るとなれば負けん気が大爆発し、納得するまで命をかけてもがき苦しむ篤い部分もあります。個人的なイメージですが、中島みゆきさんがTOKIOに提供した「本日、未熟者」という歌が、まさに現代の会津人の意地と根性そのものです。
手段を選んで賢く勝つより、裸一貫、勝負して負けろ！わかった振りをして、中途半端に上手く生きるなら、この腹を切る覚悟でも完璧を目指せ！、誰言うともなく、私もそう教わってきました。その正直さゆえ、会津には悲しい歴史もありますが、会津藩や白虎隊の精神を、現代の会津人もしっかり受け継いでいます。

エリア

郡山(福島)

田村市に本年(2020年)11月にオープンしたクラフトビールの醸造所「ホップガーデンブルワリー」さんの開業記念クラフトビールで乾杯！最近のお気に入りです。

スタイル:インディアン・ペール・エール
アルコール度数:6％
今日は、人気の定番メニュー「伊達鶏の唐揚げ定食」
何もかもが、地元福島産、山と、畑と、茅葺き屋根の風景を連想させる郷土料理の数々・・・懐かしさに涙ものです。
東北と言えば、どこへ行っても豊富な食と酒が自慢ですが、これ程レパートリーが豊富なのは、福島がトップクラスではないでしょうか。
スタッフの皆さんは、幼い頃から馴染みの福島弁で話しかけてくれます。この言葉がいつでも聞ける場所に身を置きたいですね。
以前もご紹介しているかも！？ですが、この「さくらもつ煮込み」は、会津の郷土料理です。いや・・・でしたね。
ばあちゃん家で大量に並んでいたのは、やっぱり定番の「馬刺し」だったので、恥ずかしながら「もりっしゅ」さんを知ってから初めて知りました。
目にも旨い！こういうモノも・・・
旧型車両の急激な淘汰により消滅しつつある、列車の側面サボ、さらに鉄道写真の展示もあります。
磐越西線を力走する、在りし日の新津運輸区、キハ40形気動車の写真！
GV-E400形の投入により、本年(2020年)3月をもって磐越西線、信越本線、羽越本線の運用を離脱、残る只見線の運用からも、同年7月をもって離脱し、実質、淘汰されてしまいました。
こちらは只見線のキハ40形、郡山総合車両センター所属の編成で、最近、小湊鉄道へのお引っ越しで話題になりました。
只見線も現在は、郡山総合車両センターのキハE120形、並びに、上記路線運用へのGV-E400形投入により余剰となった新津運輸区のキハ110形に置き換えられてしまいました。
磐越西線を走行する「四季島」

SL会津只見号(只見線)
SLばんえつ物語(磐越西線)
喜多方駅のホーロー看板・・・というのも、喜多方駅は、郡山駅で東北本線から分岐し、新潟県の新津駅に至る「磐越西線」の重要な中間拠点駅で、当駅を境に郡山方面が仙台支社管轄で交流電化区間、新津方面が新潟支社管轄で非電化区間になります。
一部の電車列車が、郡山から喜多方まで直通しますが、途中の会津若松駅で方向転換をしなければならないため、実質は気動車列車が新津(新潟)～会津若松間、電車列車が会津若松～郡山間で運用されます。
ここは団体さんの個室スペースですが、この日は空いていたので撮影させていただきました。ありがとうございます。人がいなく、扉が開いている時は、カウンター席などからチラ見しながら、福島の味を噛み締めています。