私家版「北Qヲタク旅 2020」

2020/12/05 - 2020/12/08

12月5日‐8日の日程で、
トレンドのGoToキャンペーン、1000円レンタカー、みんなの九州きっぷを利用して、
佐賀から長崎、福岡、そして、私のみ大分と北部５県を駆け足で回りました。
私的な事ですが、佐賀は昨年から行く事を念願しておりました。
九州新幹線も、今回ようやくデビューと自分にとっては印象が深い旅となりました。
第三波の最中の旅行と結果的にはなってしまいました。
心持、閑散としていた印象もあります。
マスク、消毒用アルコールの携帯など最低限の用心はしたつもりではあります。
それでも、不謹慎だと思われる方は、お読みにならない事をお勧めします。

なお、自分のすまほのレンズに傷がついているので、
それで撮った写真は白くぼけています。
申し訳ありません。

表紙は私的な最大の目的地、佐賀の６５６広場です。

エリア 佐賀市(佐賀)

まず、長い前書きになる事をお詫びします。

GoToトラベルを上手に使われている皆さんの旅行記を読んで羨ましくりました。
やっかんでいるだけでは、誰にも何のプラスにもならないので自分も使う事にしました。
誕生日を地元の上級と中級の間のホテルに宿泊して、
勿論アマチュアですが、物書きの真似がしたくて缶詰を演じてなんちゃって原稿書きをしました。
千円単位の部分の支払いはスポンサー任せという情けなさ丸出しでした。
日の丸のついたクーポン券で翌昼の食事をしました。
祝い酒は自腹で500円払っています。
みみっちい話ですね、
誕生日当日にはスポンサー様からお誘いがあって、
東京の少し高いホテルに泊まりました。
GoToか地域何とか券のお蔭で銀座のビルにある高いお店で島根料理の昼食を楽しんでいます。
その後も、東京のチェーン店ホテル２軒で恩恵に預かりました。
間抜けでガサツなオッサンなので危険な事極まりないでしょう。
その時に、九州旅行のプランを実行する事に、そのスポンサー様と話がまとまりました。
ツアーと列車の予約をその日にしました。
とはいえ、ツアー代金と着いてからの列車の切符代金分くらいは自分が負担した、とは思いますが…。


２０１９年の後半から佐賀に行きたい、とうわ言のように口にしていました。
金があれば、地佐賀の女性デュオの年越しライブに出掛けていたと思います。
６月にコロナが終息していれば、
結局はオンラインで実施された７周年コンサートに無理して行っていたでしょう。
見にくい言い訳だが、解散したこのユニットの片割れのＣＤを買いました。
貧乏でケチな自分が新作のＣＤを買うのは１０年以上、いや２０年位ぶりになるでしょうか。
自慢にもならない藩士ですが…。
１年以上、you〇ubeで観るだけだだったので気が咎めた、それだけの事実です。
ささやか過ぎる埋め合わせに過ぎません。
ローカルではなく、全国区の歌手でもこのレベルに達している歌唱力を持っている人間は多くはないでしょう。
聖地の１つに行く、それが今回の旅の１つの目的でした。
勿論、それだけが旅の全てではありません。
佐賀空港で降りれば１日１０００円（税込み）でレンタカーが借りられる事もありました。
これは相棒がネットで探しました。
勿論、自分の方も恩恵を被れる立場です。
４トラでも紹介されている方がいました。
２人以上、事前予約という条件になります。
もう１つ、みんなの九州きっぷというのが使えます。
こちらは私が４トラの旅行記を読んで知りました。
九州北部土日５０００円（税込み、しつこく書きます）で、
新幹線（博多-熊本）特急乗り放題というのはどう考えてもお得です。
自分が書くまでもありませんが、コスパ意識丸出しです。
出発３日前まで予約をしなければいけない事は、その’鉄道系’’トラベラー様のページで知りました。
後述するが、刷り込みなのか、無意識の内に行動をパクっています。
…ゴメンナサイ。
抗議が来たらブログを取り下げる位の事はします。
当然、その前に相手にもされないと高をくくっていますが。
最初の宿泊地は鳥栖にしました。
GoToのツアーには１泊つけなければいけない、という事を
実は知りませんでした。
４トラをやっていない相方から聞かされて初めて知った、
返す返すもみっともない話です。

７月に北海道・道東に出掛けた旅行では観光になり過ぎた、
そんな意味もない反省を持ちました。
（地元民が美味しく楽しく飲み食いする店に行きたい）
そんな贅沢な願望が出てきました。
（トレンドのgotoの恩恵も被りたい）
やっぱり、コスパ、でしょうか。
軽い鬱になったのでフレキシビリティなどありません。
今回は、自分では、
フラグを取る、ミッションをこなす旅にしました。
それを以下に挙げます。

・gotoの恩恵を受ける。
・余り乗れないレガシーキャリアの飛行機に乗り快適なホテルに泊まる旅をする。
・みんなの九州きっぷ北九州版で５０００円で電車に乗って自由に行き来する。
・出来れば、佐賀、長崎、熊本、福岡、大分の５県に足跡を残す。
・現地の方達も行く店で美味しく飲み食いする。
・２４時間１０００円のレンタカーを使う。
・１９８４年の時点で存在していた’西海市’を感じる。
・ネットで地元出身の助産師シンガーが紹介していた佐世保の高級和食店に行く。
・佐賀競馬場に行く。
・前出の地元デュオが毎週歌って踊っていた、佐賀の６５６広場に行く。
・去年、生きる元気をくれた、熊本の喫茶店を再訪する。
・同じ熊本の、行きそびれた種田正一ゆかりの寺に行く。
・久留米の珈琲の美味しいカフェに行く。
・４年前に行った別府の温泉に入る。
・福岡空港で、森伊蔵を原価に近い値段で飲む。

ささやかな目的です。
といって、同時に贅沢でもあるかも知れません。
真面目に、この厳しい時期を生きている人達には申し訳ないが達成できました。
他人の金も使って余禄まで得た気もします。
申し訳ない話です。羽田では、ラウンジに入りました。
相方についていった恩恵です。
朝７時１５分出発のせいか、空いていました。

搭乗する時、通路を歩いていて、こんな写真も撮ります。
人気もあり、尊敬できるトラベラーの方が紹介しているお弁当が運ばれていました。
行きの飛行機は個人的に愛着があるÅ-３２０でした。
レガシーキャリアなので、
エンターテインメントは充実していまいした。
通路側席を取ってもらったのですが、
残りの２席は空席でした。
羽田‐新千歳は確か１時間半なのに、
２時間掛かるのが意外に感じましたが…。

佐賀空港を降り、レンタカー店に行きます。
地元のお菓子とお茶のペットボトルが入った箱を貰いました。
写真には取り損ねました…。
箱はケーキ屋さんで２個買った時にくれる物を思い浮かべて下さい。
最初から予定をしていない余禄の恩恵を受けます。

そのレンタカーでドライブ中に、
「柑橘系が獲れない土地で育ったから食べたくなるんだよ」
相棒がそんな台詞を口にしました。
「佐賀美人か」
みかんのブランドを即答しました。
運転していた方は驚いたみたいです。
「何で知ってるの？（真面目に調べ物をしないお前が）」
「ローカルタレントのツイッターで昨日観た」
正直に返事をして呆れさせました。
情けないが事実でした。

空港から目指したのは旧・西海市でした。
現在の西海市ではありません。
それが答えです。
…気取ってますね。
Wikiによると西海市は２００５年に誕生していますが、
１９８２年には既に架空の場所として小説に登場しています。

といって、その前に朝から何も食べていません。
ます、同行者が以前使ったという、ちゃんぽん屋に入りました。
駅近、ガード下にあるこの店です。
（混む店なので１２時以前には入りたい）
という事で、急いで来ました。
美味しくて安いお店です。

出て来たのはこちらです。
８００円でした。

さて、次に’旧・西海市’を訪ねました。
「お前がその直感をバッターに使っていたら」
「クラウン・ライターは江川を指名しなかったかも知れない。」
自分にとって、この小説で最も印象に残る台詞です。
小説の作者の、
競輪で座る席、２０１９年の年末にその方が獲った大きい車券の話、
その買い方の話、趣味のポケＧｏの話、
文学賞受賞の知らせをどこで受けたか、などなど。

マスターからそんな話を伺いました。
その席に座って写真に映りました。
ありがとうございました。

コーヒーサイフォンがカウンターにあったので、
それで淹れたと思いますが、
店の中を見るのと話を聞くのに夢中で見ていませんでした。
情けない話です。

注文したジャンボコーヒー、６５０円（税込み）です。

店に居る時に、同行者から、
「行くの？」
訊かれました。
和食の店へ、という事ですが
たまたま懐には幾許の金があったので、
「後は野となれ山となれ、というより野山に成り果てた人生だから」
’アクセル’を踏みました。
これから先、佐世保に行く可能性は余り高くはありません。
１２時半過ぎに、クソ忙しいであろう和食店に電話を掛けました。
無礼極まりない話です。
呼び出し音が鳴り続けました。
誰も出ません。
数秒後に掛け直すとつながりました。
落ち着いた女性の声でした。
「２時位、一人なんですけど開いてますか」
「２時には閉店ですから」
ちゃんぽんを食べていたので、
出来るだけ後ろに引っ張りたかったのですが、
そうは言えません。
「じゃあ、１時半に」
「かつき膳と箱膳は売り切れでチキン南蛮と、それプラス刺身付きの定食でしたら出来ます」
「刺身付きの定食で」
「お電話番号は」
コールバックがあるのかと泡を食いました。
「友達の電話からかけてますが、この番号です」
情けないオッサンです。

アーケードを散歩します。
腹減らしの運動、のつもりでした。
別の喫茶店の前で菓子を売っています。
ぽるととその林檎入りを２個ずつ買いました。

観ませんでしたが、
近所ではこんな展覧会もありました。

車のナビで店の場所を検索しましたが、
さっき入った喫茶店と目と鼻の先にありました。

カウンター席に通されました。
テーブルには朱塗りのお盆が敷かれています。
貧乏生活をしているので、それだけでパニックになります。
「予約のキャンセルがあったので、かつき膳と箱膳も出来ますが」
割烹着、着物の女将らしい方から言われました。
緊張さらに上がりました。
カウンターの向こうではご主人のように見受けられる方が料理をしています。
ちゃんぽんを食べていなかったらかつき膳ですが、
箱膳をオーダーしました。
「ご飯は大中小とありますが」
「小で」
間髪いれずに答えました。
料理をしているご主人を見ながらメニューをめくります。
（こんな忙しく働いている時に電話の呼び出し音を鳴らし続けたのか）
冷や汗が服の下でダラリ…です。
その服とは２日間着っぱなしの「うまたせん君」の黄色いロゴが入った白いトレーナーでした。
隣に置いてあるのは、
ヨレたイナリワンの黒い、裏地一枚の薄い黒のコート…。
大井のファン感で４年前に買った物です。
どう考えても、この店にそぐいません。
離れたテーブル席には妙齢の女性が２組くらい居ました。
地元民で、それなりのレベルの生活をしてそうな…。
（どうしよ）
パニクって居るのに、
メニューに盃１杯が３８０円という文字を見付けました。
（これ、良いなあ）

女将がカウンターに来て、
「お飲み物は？」
「この盃１杯を」
ちなみに、ほうじ茶はすでに置かれいます。
「銘柄は？」
訊かれたので、
「地酒の純米酒を」
何様だよ…我ながら。
一升瓶を２本持ってきて貰って説明をして頂きました。
冷や汗ダラダラでしたが。

箱膳はヒラスの刺身を始め牛肉の煮物、海老など、です。
イカレタたスマホで撮りましたが、
実物は彩も鮮やかです。
「ヒラスというのはこの地方の呼び方でヒラマサの事です」
説明を受けました。
チビリチビリ飲みながら食べるにはベストな物でした。
勘定は１７１０円だった、と思います。
（安いな）
更に申し訳ない事に女将が外まで見送りに来てくれました。

乗りませんでしたが、
こちらは松浦鉄道の萌えキャラです。

駅まで歩きます。
焼き物ツアーを車でしている相方とは有田駅で待ち合わせ、です。
佐世保から有田までどう行くか、情けない話だが知りませんでした。
翌日から特急乗り放題の切符を使えますが、
この日はその切符がないので、
当然ケチ臭く鈍行に乗ります。
乗車券を買います。
suicaというよりICカードが使えませんでした。
その時は九州がそういう文化圏だと思いました。

有田駅です。

駅で車に乗り込み、次は佐賀競馬場を目指します。
高速を使いました。
私の方は初見参です。
この日は１０００円のレンタカー＋鳥栖泊りでした。
宿泊先からは、車で２０分程度だった、でしょうか。
当然といえば当然かも、ですが駐車料金も無料でした。
駅からの無料送迎バスもありませんし、
最終バスの時刻もナイターには合わせていませんから、
車の方が断然行き易いと感じました。
こちらは専門誌は無料のＰＤＦダウンロードでお安く済ませました。
おちょこ１杯だが、酒を引っ掛けて馬券が当たる可能性は、
普段以上に低くなります。
１月の川崎に行って以来のの久々の現場でした。
目の前に馬が居る、紙の馬券が買える、
久々の体験です。
それはそれで幸せな現実、です。
現在の私は熱心な競馬ファンではありませんが、
コロナ以前は毎月１回程度は競馬場通いはしていました。
それでも、１年近いブランクのせいで、ただただポカンとしていました。
年齢の割に情けない話です。
自分が撮った写真を見て、
普通に生で競馬を観て馬券が買える幸福を初めて感じました。
軽い言葉にすれば、コロナあるある、かも知れません。

翌日の話ですが、
「佐賀競馬場、入場できたんですか？」
「ネットで確認して、３０００人までは入れるって書いてあったからそこまでいく事はないか、と」
「３０００人って言ったら、佐賀県民全員が行かないといけませんからね」
私がそう言った訳ではありません、念のため。

同上です。

レースのシーンです。

同上です。

この日は、鳥栖駅と宿泊したホテルに近いお店で飲みました。
１部屋貸し切りで、美味しく、お安く飲み食いしました。
電子クーポンで更に安く済ませました。

食べた物の一部です。

その後、駅前のファ○マで肉まんを１個買いました。
小腹が空いていた、というのもあるが、
「九州では買うと酢醤油が付いてくる」
という事実を経験したかったせいです。
これは１０月に’卒業’した、
熊本のローカルアイドルがyou〇ube配信で言っていて初めて知った事実です。

２日目最初の行き先は、その熊本でした。
熊本が北九州に分類されるとは思い辛いのですが、
みんなの九州きっぷではその範疇に入ります。

新鳥栖駅前のレンタカー店で車を返し、
この日から２日間は「みんなの九州きっぷ」で鉄道利用です。
実は新幹線に乗るのは20年振りくらいいなります。
下田で親戚の集まりがあり、
「踊り子」がない時間に動かなければいけませんでした。
その時「こだま」に乗った記憶があります。
それ以来になる、でしょうか。
九州新幹線は今回がデビューになりました。
車内放送が流れます。
「いい日旅立ち」のメロディーと共に。
私自身は、リアルタイムでは山口○恵ですが、
個人的に親しみを感じるのは鬼○ちひろの方です。
この九州の宮崎・日南市の出身でもあります。
彼女の脆さと裏腹の個性がある歌声が好きです。
ミーハーである事と年齢は別の話、と居直ります。
我ながら偉そうだな、ここでも…。
申し訳ありません。

熊本駅から、店の最寄りの通町筋までは市電を使えます。
結構混んではいましたが、suicaを使えました。

こちらの形式の車両に乗りましたが、
乗ったのは違う番号でした。

昨年も１２月に訪れている店を再訪しました。
私個人の感想ですが、その時、
大袈裟に言えば、生きる希望のような物を頂きました。
是非、もう一度、そんな思いがありました。

店に入ったのは午前１０時くらいだったでしょうか。
お客さんはいませんでした。
テキパキと歯切れが良く、４人席に案内されました。
店の前のアーケードの中では長い行列がありました。
（パチンコ店の開店待ちか、このコロナの中で）

答えは店の中で聞くことになりました。
「１万円で１３０００円使える券を売り出すんだから並ぶよね、酒煙草もＯＫで。
おつりは出ないというけれど」
次に入って来てカウンター席に座った男性が店主と話をします。
地元の常連という感じの方でした。
この後、やはり地元の方らしい、小母さん、
そして、旅行者のカップルが入って来ました。
人気のお店です。
ここえは写真を撮りませんでしたが、
私はカレーのモーニングを頂きました。
コーヒーには冷えた生クリームが付きます。
去年は飲み損ねた〆の昆布茶のサービスも受けました。

お店の看板です。

この日最初に行った店で’ユニット’を解散しました。
私は行き損ねた種田正一ゆかりの地に徒歩で向かいました。
得度して’耕畝’の名前を受けた報恩寺です。
歩いて１５分位だったでしょうか。
国道３号線を北上します。
単に写真に撮っただけ、ですが。

報恩寺の門です。

境内にあった句碑です。

帰りは水道町まで歩くのもかったるいのでバスで移動しました。
数分待ちで来る事になっていたので。
計画なし、場当たりですね。

熊本から何処へ。

こちらは熊本駅の新幹線改札の中にあります。
他の方も撮影していました。

行き先は久留米です。
みんなの九州きっぷだと、
こういう使い方も懐を気にせずに出来ます。
こちらは出発前から計画していていました。

専門店で１杯、珈琲を。
人づてに名前を聞いていました。
福岡市にもこのお店はありますが、こちらが発祥の地なので良いか、と考えました。
名前は知ってたのに、デリカッセンのカウンターで、
「珈琲はどこで注文するんですか」
とボケをかましました。
メニューには７種類のストレートコーヒーありました。
３種類が浅煎り、４種類が深煎りでした。
現在の好みでは浅煎りしか選択肢はない。
その中からエチオピアをオーダーしました。
１杯４５０円です。
（馬鹿に安いな）
店内は撮影はしていませんが、
カウンターの後ろに大きな焙煎機がありました。
（富士機械だろうな）
カウンターがオープンなので抽出している様子が見えます。
チラリと横目で行儀悪く覗くと、
カリタの１５５のペーパードリップで落としていました。
偉そうですが、驚きはしませんでした。
この店を教えてくれた人がカリタのウェーブを使っていたので。
それで自分も使うようになったのですが…。
（しかし、我ながら嫌な客だな）
胡散臭い以外の表現はあてはまりません。
周囲には地元民らしい若い女性２人連れと個人のお客さんが居ました。
都合の良い事に、１テーブルずつ余裕がありました。
それはともかく、
大き目の荷物を向かいの椅子を置いたむさいオッサンは、
店の雰囲気を…。
珈琲が来る間、とつおいつ、
（次に久留米に来る事はあるのか）
そう自問自答しました。
「もう１杯、ニカラグアをテイクアウトで」
カウンターのお姉さんの所に戻り追加注文をしました。
金銭的な負担も大した額ではありません。
結局しくじりますが、注文のタイミングに頭を使いました。
なりはともかく’カップテイスター’丸出しです。
実際した事もそれに近かったでしょうか。
店を出る時に、淹れてくれた、感じが良い若い女性の店員から、
「如何でしたか？」
訊かれました。
追い知った、と御座なりに返事をするのも失礼です。
パニクります。
「香りがユルイような」
「頑張ります」
表現を間違いました。
「いや、そうじゃなくて」
「優しい香りの珈琲ですね」
「そう言わなきゃしけませんでした」
頭を下げました。
テイクアウトした、ニカラグアは、
店内でガラスのカップに入ってきたエチオピアと比べると、
ハッキリとした印象でした。
（ああ、ここでも表現がおかしいな…）
まぁ、美味しく２はいの珈琲を頂きました。

久留米駅までの帰りはバスに乗りました。
時間の都合が丁度合いました。
アナログ人間なので、停留所の時刻表を見ただけですが。
西鉄バスの運転手は女性でした。
最近、各地で増えてはいますが、
私のような世代だと「おっ」と感じます。
偏見ですね。

駅に着き、紙コップで２杯目の珈琲をすすりながら、
目的地の佐賀をこの日にするか、翌日にするか考えます。話が少し前後しますが、次に乗った列車の中で撮りました。
テイクアウトした珈琲です。

列車内です。
慌てて撮った普段にもましてひどい写真です。

新鳥栖駅で頂いた九州のポケット時刻表を見ました。
（「ゆふいんの森」というのを使えれば１本前の特急に乗れるな）
みどりの窓口で、カウンターの女性職員に、
その電車の指定に乗れるか訊きました。
「大丈夫ですよ。博多までですか？」
「いや、鳥栖まで」
「１区間ですね」
「ハイ、どうせ明日まで６回も指定しないんで」
余計な一言でした。
「間に合いますか？」
私は気が小さい性質です。
「５分あるので間に合いますよ」新鳥栖駅で頂いた九州のポケット時刻表を見ました。
（「ゆふいんの森」というのを使えれば１本前の特急に乗れるな）
みどりの窓口で、カウンターの女性職員に、
その電車の指定に乗れるか訊きました。
「大丈夫ですよ。博多までですか？」
「いや、鳥栖まで」
「１区間ですね」
「ハイ、どうせ明日まで６回も指定しないんで」
余計な一言でした。
「間に合いますか？」
私は気が小さい性質です。
「５分あるので間に合いますよ」

こちらは列車内で撮りました。

巨匠デザインの列車に乗りたかったのではなくて、
単に佐賀行きのフラグを今日中に取りたくて乗りました。
今朝まで居た鳥栖に着きました。
’九州のクロスロード’という、
キャッチフレーズを持つ場所のようです。

乗り換え３分で、この特急が来ました。
やはり巨匠デザインには興味がないので、後ろの「みどり」に。
単に観光地のハウステンボス行きより佐世保行きの方が空いていそう、
それだけの理由です。
（この乗り換え、４トラで似たようなのを見た記憶があるぞ？）
真似をしたつもりはないのですが、結果的にそうなりました。
あちらは乗り鉄のプロ、
それに比べてこちらは場当たり丸出しですが。

特急を細かく刻んで、降りたのは佐賀駅です。
土曜日の日中という時刻のせいか、
駅周辺はひっそりしていました。
学校が駅周辺に多いので、
平日はそこそこ人が居る、とも思います。

佐賀では何処へ。
ここです。
駅の観光案内ところで地図を頂きました。
アナログ続く、です。
２０分くらい歩いたでしょうか。
見慣れた風景が現れました。
実際行くのは初めてなのに…。
去年一昨年辺りのライブ映像をとっかえひっかえ観ている、そんな理由です。
写真を壁紙にしてライブ映像を観終わった後にブラウザを閉じると同じ場所の画像がまた現れる。
そんな、しょうもない現実を経験したい為にここを訪れたのかも知れません。

１２月のイベントスケジュールです。
目的は達成しました。

「越えてゆけ重ねた時を、越えてゆけその寂しさを」
誰も居なければ歌おうとしたのはナイショにしたい話です。
地元の男性が作った曲です。
やはり、地元の女性ユニットが歌っています。
動画でしか見聴きしていませんが、
見てくれも可愛い上に抜群の歌唱力です。
ダンスも迫力があります。
２０２０年の６月に、１人が’脱退’しました。
２０代後半で新たなステップに進む事が理由だったと思います。
断っておきますが、別に２人が仲違いした訳ではありません。
ツイッターが、交流がある事を伝えてくれています。
ハロウィーンの時にキョンシーの衣装を使いまわししていたので…。

後に発信された情報を元に考えると、
１人が出産した１ヵ月位後になる。
もう１人の方が子供の顔を見に訪れたのでしょうか。
まだ出産を発表していない片方は、
コスプレをツイートして’時間を稼いだ’のだと思います。
オメデトウ。
といって、ショボいyou〇ube上のファンにしか過ぎないませんが。
この旅で初めて行った競馬場についての話ですが、
「攻め馬１５も２０もこなしてウダツが上がらなくて、
兄貴が佐賀でリーディングジョッキーになっていて，
佐賀に帰ろうかと考えていた時期もありましたよ。
でも、ここで帰ったら負け犬になってしまう。
それで頑張りましたよ」
そう言った、東京。大井の伝説の騎手も居ます。
その一方で、
「私、デビューする前は、
お金貯めて東京に行って活動しようと軽く考えていました。
でも、東京に行っていたら挫折してただろうな、と思います。
ひょんな事から歌ってみなって薦められて２人で歌い始めて、
佐賀で皆さんから暖かく迎えて貰えて、
県外からお客さんにも来て頂きました」
そう謙虚に話す歌手も居ます。
改めて書くまでもないが、皆さん、才能も努力もして確固たる実績もあります。
私は腐れ外道ですが、
彼らに頭を下げ尊敬するだけの最低限の礼儀だけは残しているつもりです。
そして、久留米のカフェのオーナーやその人が一時期居た店のマスターも…。
才能もない負け犬が、そんな現実を感じに行ったのでしょうか。
他人には意味は全くないが自分には貴重な体験でした。
そんな真面目な話ではありませんね。
自分が如何に情けない人間か思い知らされただけでもあります。
こっちはただ歩いて写真を取って、消費していただけ、ですから。

佐賀の予定を１日繰り上げたのは翌日別府に向かう為でした。
クズ鉄レベルの乗り鉄＋温泉日帰り入浴、をしよう、と。

そこだけで佐賀から帰るのも気が引けたので、
本日３店、４杯目の珈琲を頂きます。
自宅でもその程度の量は毎日普通に飲んでいます。
こちらも店内は若い女性が多かった印象です。
こちらの珈琲はホットでも美味しいのですが、
深煎り、ラテとかアイスで持ち味が出るタイプの味だと感じました。
女性スタッフがペーパードリップで抽出していました。

フリーWiFiを使ってネットにつなぐと、
相棒からメールが来ていました。
「遅くなって、予定より１本後ろの電車になった」と。
何の事はありません。
私が今から乗ろうとしている特急「かもめ」でした。
’電車の中で待ち合わせとは…）
みんなの九州きっぷの力、でもあります。

写真を撮り損ねたので、
待ち時間に撮ったものを載せます。

この車両も他のトラベラーの方が時々上げていらっしゃるような…。

７分だか遅れました。

止まっているときに車内で暇つぶしに…。

前の日に佐賀空港に着いて佐世保に出て鳥栖に泊まって、
この日は熊本、佐賀を経由して長崎に泊まるとは、
九州をなめている、と言われても仕方がありません。
２日目は、熊本、長崎、島原とこの日の宿泊先には迷いました。
最終的には前日に決めたのですが、
昨年熊本に泊まっているし、
島原は事前の手続きが必要という事で、
消去法で長崎に収まりました。
長崎の宿泊はこちらのホテルでした。
不勉強で聞いた事がない名前、と罰当たりの感想を持ちましたが、
’高齢者割引’に引っ掛かる年齢だったので、
場所と広さの割に安いと感じて、
「ここにするか」
安直に決めました。

長崎では時間を優先して車に乗りました。
タクシーの運転手さんに行き先のホテルを告げると、
一瞬の迷いもなく走り出しました。
ビジネスホテルの名前だけで分かるのか、一瞬不安でした。
ホテルも運転手も馬鹿にしていた、と思いました。
スミマセン。

良い部屋でした。

長崎では結局はしご酒になりました。
思案橋横丁です。

どうすりゃいいのか、とは迷いませんでした。

相棒ご贔屓の居酒屋評論家推奨の大衆割烹が１軒目でした。
畳の隣の席では地元の家族が楽しく夕食を取っていて、
店員の女性と話をしていました。
箸の使い方やらラグビークラブの話をしていました。
幼稚園くらいの男女２人の子供と両親でした。
何か嬉しくなりました。

食べた物、その１です。

その２です。

その３です。
以下は略します。

美味しく頂きました。

２軒目、というより次の１杯は自分１人で行きました。
泊まったホテルのバーです。

ハッピーアワーなので１杯５００円で飲めます。
このオレンジ色のカクテルはスクリュードライバーでした。
税金とサービス料は別なのかと思ったら込み、でした。
えらくリーズナブルです。
味も雰囲気も’洗練’という言葉が似合いました。

次は再び思案橋へ。

２人で思案橋のおでんやへ向かいました。
こちらも居酒屋評論家推奨の店です。
櫻正宗の熱燗を飲みます。
話している内に、来た理由を聞かれました。
同行者が居酒屋評論家の名前を出しました。
「今日３組目ですよ。最初のお客さんは横浜から、とおっしゃってましたね」
女将さんは、そう答えました。
その評論家の贈答品であるという、
青色の箱入りの焼き物を持ってきてくれて、
相方が写真に撮りました。

つまみは軽くしました。

勢いがついて、雑居ビルにあるバーに出掛けました。

競馬の話になりました。
私のオーバーのせいです。
「小倉競馬にお客さんとバスツアーの計画があったんですけどね…」
残念な事にコロナで中止になったそうです。
小倉競馬場は入場できなかった時期でした。
「眼鏡橋には行かれましたか」
駄弁をふるいました。
「眼鏡橋より思案橋です」
ありゃまぁ、ですね。

次の店はその店で伺ったバーへ。
こちらは店主の年齢が少し高くて、落ち着いた雰囲気でした。
同じビルの１フロア上にあります。
一回、外に出て、呼吸を整えてから伺いました。
止まったホテルが、
「昔はホリデイイン、アメリカの技術者が泊まる為のホテルでした」
道理で落ち着いた雰囲気で、
ベッドも大きくて、マットの具合も良く、部屋も広かった訳です。
長崎の造船と言えば、あの客船の話題にもなりますが、
赤字覚悟の受注だったそうです。
明るい話題では、
４年後にはロープウェイとサッカースタジアムができるそうです。
書いている１２月アタマの時点では、Ｊ１を狙える順位のようです。

頼んだカクテルです。
ジントニックだったか、少し記憶が曖昧です。

翌朝は路面電車で長崎駅まで１人で出ました。
こちらもsuicaを使えた記憶があります。
車窓から見ると、風情がありそうな町並みでした。
ダークツーリズム的なコメントかも知れませんが、
全て戦後作られた建物、でしょうか。

長崎駅前電停です。

旧駅舎と思われる建物を横に見て、
新しい駅のホームへ急ぎます。
結構歩きます。
そのせいもあって、乗る列車の写真を撮り損ねました。
段取りが悪いですね。

「かもめ」は途中までは単線を走りますが、
下り列車の遅れの影響でこちらも遅れていました。
博多でタイトな乗り継ぎをするつもりだったので焦りましたが。
鳥栖で「ゆふいんの森」に乗り換えようか一瞬迷ったが止めました。
結果的には正解でした。
水害の影響で豊後森止まり、だと後から知りました。
貧乏でケチなので、
みんなの九州きっぷを受け取る時に、
九州限定のポケット時刻表をタダで頂きました。
その時刻表では豊肥線が途中で途切れていて、
久大本線は通じていましたが、
１２月現在では逆になっていました。

レンタカー店で貰ったお菓子のうちの２個とうれしの茶、
そいて、長崎で買ったぽるとを社内で食べました。
「かもめ」は空いていました。

時刻表に記されていた、
1057博多発の白いソニックはありませんでした。
といって、真面目な乗り鉄ではないので、
次の特急で行けば良いだけのことです。
博多で20分、最初の’振り子’の疲れを取りました。
軟弱なので、ストレッチタイムです。
それをめくりながら電車の中で次に乗る電車を決めます。
泥縄ではあるが楽しい作業でもあります。
「かもめ」より「ソニック」は混んでいた。
ピッチが広い席があったので、
そこに動きました。
この話も同じ人の４トラで見た記憶があります。
６Ｄに座りましたが、フットレストに足が届かないという情けない経験をしました。
小倉駅の手前で今年の悲惨な現実を思い出させる看板が窓の外に見えました。
我ながらダークな人間です。
少し薄めて書くが、
「新型コロナウイルス」が「ワールドワイド」に広がった。
２０２０年はそんな年になってしまいました。
そんな事を考えていたら、
小倉駅で進行方向が逆になりました。
事前には知りませんでした。
クズ鉄丸出しですね。
足元は広い一方で、
一気に窓割が悪くなるというしっぺ返しを受けました。
当初予定いていた列車よりも停車駅の数が多いので、
別府到着は３０分遅くなりました。

こちらはソニック車内です。
４トラで話題のねずみさん、です。
倒錯疑惑が深まりますが、写真和私が撮ったものです。
だから、下手糞です。

中津でオールグリーン車の「３６＋３」のお出迎えをする太鼓の準備が見えました。
その列車も撮り損ねています。
まぁ、単に北九州の西の端から東の端に無意味に動く事しか目的がなかったので、
別に影響はありません、と居直ります。

別府に着きました。

’振り子’疲れが蓄積されたので、
別府では４年前に訪れた温泉に再び浸かりました。

その間、近場で珈琲を飲んで身体の火照りを鎮めます。

どちらの温泉とは書きませんが、
身体にお絵描きがある方を見掛けたので、
ちょっとブルブル震えました。
自分の行動がガサツなので、怖い体験をするかも…、と。

その後、やはり4年前に買った海苔巻きを再び買いました。

１か所目の温泉です。
入浴料は２００円です。

あつ湯に入りました。
お客さんが居ない時間に脱衣場からパチリ。

珈琲店です。
マシンでセルフサービスです。
３００円でした。

２ヵ所目の温泉です。
こちらも駅近です。
入浴料は２５０円でした。

こちらで海苔巻きを買いました。
食べやすいように切ってあります。
割り箸もついていました。４２０円でした。

駅の階下にあるお店です。

２０２０年に日本で流行したアニメの絵が描かれている青い特急車両を撮って暇つぶしをしました。
後ろの喫茶室の中から同じ事をしている人がいて、慌てて避けました。

★に余りがあるので、
別府駅のみどりの窓口で、
「1511の特急の指定席で回りが空いてそうな、出来ればＤ席を」
呑気にそんな事をのたまったら。
「15時20分発ですが」
と言われた上に、
「指定席は全て満席になっております」
（普段特急に乗り付けない方が、みんなの九州きっぷを使って乗るに違いない）
…この私のように。

どうせする事がないので、
ホームに出て列車を待つ事にしました。
数分前には
ホームにはこの列車が居ました。
暇なので撮っただけです。
経験値を増やすのにこっちに乗っても良かったかも…恐らく満席だったでしょう。

海苔巻きを買いましたが、
乗車率が高く、ひっそりした車内で食べる事はためらわれました。
缶ビールも何となく飲み辛い雰囲気でした。
席を回転させた小倉で、
乗ってきた小父さんが缶のハイボールを開けたので、
それに便乗して飲み始めました。

博多に戻ってくると、
何の事はありません。
別府駅で見掛けたアニメの列車に自分が乗っていたようです。
現実を知らない癖に、
このキャラが’しのぶ’であることは知っていました。
自慢にもならなりませんが。
熊本のボーカルユニットの一員が、
ライブでこのキャラのコスプレをしながら歌っている動画を観たせいです。
インチキなヲタ活も世間の常識を得るには少しは役に立つかも知れません。
勉強する気があれば、行きの飛行機で出来ましたが…。
斜め前に座った小学生らしい子供が、
機内エンターテインメントで、
このアニメを観ていたのが嫌が上にも視線に入りましたから。

’スコア稼ぎ（には熊本を新幹線で往復すれば、
１時間ちょいで１万円は延びたでしょうが、
根性がないオッサンは振り子６時間でギブアップでした。

博多到着です。

泊まるホテルは祇園にありました。
同行者が決めました。
少し高級なビジネスホテルチェーンです。
盛り場から少し距離があるので落ち着いていました。
この日はシングル２室でした。
私はもう１ランク下でもよかったのですが…。
地下鉄で１駅だが歩いて行きました。

ホテルに着くと、
「札幌に雰囲気が似た町だな」
異口同音に同じ意見が出ました。
幹線道路の道幅が広い、という事。
駅から少し離れるとビジネス街になって、
休日の人通りが極端に少なくなる事。
そんな感じ、がです。
北海道各地へは札幌からダイレクトに行けるのと同じように、
九州各地へは博多かららダイレクトに行ける現実があるようにも感じました。
結果的には変化をつけましたが、
当初は福岡市に２泊しようか、とも計画していました。
この日は福岡マラソンがあったらしいのですが、
コロナのせいで縮小された開催だったと思います。
インバウンド観光客も居ません。
という事で、こちらは簡単に安くホテルを取れる、という恩恵に預かった訳でもありますが、
今回泊まったどこのホテルも客が多くは無かった気はします。
私が改めて書く事でもありませんが、
旅行業界に関しては、デフレ時代に戻った印象もあります。
泊まる立場とは逆になりますが、早く元に戻って欲しい、といった所でしょう。

この旅行最後の晩は、こちらで水炊きになりました。
店は任せました。
ホテルから歩いて数分です。
私は大衆的なもつ鍋でも良かったのですが、勿論美味しく頂きました。
人気の店のようですが、１時間位なら大丈夫という事だったみたいです。
早い時間に長っ尻しないで飲めば、
人気店の直前予約でも何とかなる、
それがwithコロナ時代の特性かも知れません。
店の方は大変でしょうが…。

１鍋目。

コースに入っています。
２回目の肉です。
上のつみれは夕陽を表現していると説明を受けました。

野菜は後に入れます。

〆の麺は追加しました。

上品で美味しく頂きました。

最終日は、先に相棒が帰ったので’おひとりさま’です。
天神まで散歩するという、ショボい観光をしました。

あ午前中なので心持ち静かです。

昨日買った海苔巻きを食べた後に、
２４時間営業のこの店を見つけて２回目の朝食です。
私の想像と違って後払いでした。

どこかで聞いた事があるゴボ天うどんです。
コロナ除けにネギと天かすは予め入れて頂く、という選択をしました。
コシがないという話の福岡のうどんでしたが、
私はそうは感じませんでした。
歯と顎が弱いせいでしょうか。
関東人なので、スープが透明に近い色なのに逆に驚きました。
おでんもありました。
後から来た客が向かい合わせのテーブル席に座っているのを見ましたが、
個数を自己申告して店員が伝票に記入するのを初めて知りました。

都心から近い福岡の空港へは地下鉄で。

空港の制限区域内で、人気の「森伊蔵」が格安が飲めるというのを、
旅好きな人のブログで読んだので、
飲むことにしました。
１００ml５０９円でした。
家族旅行で行った鹿児島で飲んだという相方の話では、
「ロックで飲むのが絶対お薦め」
というのでそうしました。
芋焼酎という感じはしなくて、
まろやかでスパスパ飲め飲めました。
「もう多分飲めないと思うから」
ブルースカイのお姉さんに無駄口を叩いて、
午前１１時台にお代わりしました。
空港のターミナルはひっそりした印象がありました。

Ｂ－７８７で、こちらも３席を独占しました。

行きの羽田で見た、
気トラベラーさんの原稿に出てくる崎陽軒のシウマイを、
自分も食べたくなりました。
他人任せが最後まで続きます。
地元に帰る「高速バスが出発する、
東京駅の八重洲口の地下商店街に売っていました。
別の店で缶入りのハイボールを買いました。
ソニックで通路向こう斜め前に座ったオジサンが飲んでいた物です。
福岡で飲んだ森伊蔵の勢いのせいです。
高速バスの中でで食べようとしたら、
テーブルがなかったので、
自宅に戻って食べるという粋ではない現実になりました。


締まらない結末です。
お読み頂いた方が居たら、
有難うございました。

最後にコロナの早期の終息を祈ります。