スイス&フランス（パリ）一人旅 vol.4 ～パリ前編～

2008/05/24 - 2008/06/01

2008年5月24日から6月1日までの9日間、スイスとフランス（パリ）を列車で回る旅をしました。
旅の前半はスイスで4泊してアルプス山岳地方のハイキング、後半のフランスではパリで3泊して街歩きをメインに楽しみました。。。
旅行の前日までは仕事で泊りの出張。出張から帰った夜から荷造りの始まりです。「持って行く物リスト」はちゃんと手帳に書き込んであるので、手帳を見ながら忘れ物がないように旅行カバンに放り込むだけ。今回は、フイルムカメラのみでの撮影に挑戦しました。空港のＸ線検査が気になりますが、一枚一枚じっくりとフイルムカメラで撮影するのは、その緊張感があっていいものです。
PENTAX LX, PENTAX FA 31mm F1.8AL Limited, FUJI RVP F
ASAHI PENTAX MX, PENTAX FA 77mm F1.8 Limited, PENTAX-M 135mm F3.5, FUJI RVP F
RICOH GR1, FUJI RXP

エリア パリ(フランス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

旅の5日目。初めて乗るTGVでスイスのジュネーブからパリへ移動中。。。
ジュネーブを出発して国境を越えフランスのリヨン辺りまでは在来線をそれなりのスピードで走ります。リヨンからパリまではフランスの田園風景を爆走。2等座席を利用したのですが日本の新幹線より前後の座席のピッチがかなり狭かった。

TGV乗車時のメモ。。
Genève 29.05.08 dep 16:14 TGV 6576, GP Z Paris-Gare-de-Lyon arr 19:43 Duration: 3:29; runs Days of operation

午後8時頃にパリリヨン駅に到着。鉄骨を組んだ梁の天井から差し込む光がとても素敵。
駅で早速クレジットカードでユーロを下ろそうとしても機械が見当たりません。しかたがないので去年のオーストリア旅行で余っていた30ユーロから切符を買いました。やっと切符を買うことができたので、よく分からないパリの地下鉄に乗ってホテルに向かいます。

途中一度電車を乗り換えてホテル近くの駅で下車。カルチェラタンの中心リュクサンブール公園の直ぐ近くのホテルを探しながら歩きます。

薄暗くなったカルチェラタンの通り。もうすぐホテルに到着かな～。

午後9時過ぎにホテルに到着。こんな時間でもまだ明るい初夏のパリ。

パリの夕焼け。。。ホテルの窓からは夕焼けにエッフェル塔のシルエットが綺麗に浮び上がって見えました。この日はホテルの近くのカフェレストランでパリで最初の晩御飯。　おやすみなさい～。

旅の6日目です。
さあ、今日から明々後日の午後まで、写真を撮りながらのパリの街歩きを楽しみます。パリの街歩きの１日目はエッフェル塔から凱旋門を経由して、シャンゼリゼ大通りからコンコルド広場へいたる定番コースを歩いてみます。そして木曜日の今日はオルセー美術館の夜間会館日なので、そのまま夜の9時近くまでオルセー美術館でゆっくりと鑑賞することにします。

写真はホテルの窓から見るパリの朝の風景。。。遠くにモンパルナスタワーの四角いビルが見えている。

パリのストリートに面して立つ建物はパリの歴史そのものを見せつけてくれる。

サンシュピルス教会の外観。　狭い道路を通勤（？）の車が結構なスピードで通りを走り抜ける。

ロダン美術館。ここでミュージアムパス（パリとパリ郊外にある６０カ所の美術館や史跡などで有効なフリーパス券）を買って中に入ります。

ロダン美術館の２階の窓からの景色。ここからもモンパルナスタワーが見えているー。

タンギー爺さん。ロダンのコレクションだったゴッホの絵です。背景には浮世絵が書かれていてゴッホのジャポニズムがよく現れている。

美術館の庭にはロダンの彫刻を引き立てるように綺麗なバラが咲いていた。

肝心の彫刻の写真が無くてゴメンナサイ。。

通りの鉄柱。。わたしにはとても綺麗な薔薇の花束のように見えました。

アンバリッドにやってきました。
1676年にルイ14世によって建てられた廃兵院（傷ついた退役軍人のための施設）。

アンバリッドの中庭を取り囲む回廊の石柱が作り出す光と影のパターン。

ドームの地下にはナポレオンの棺が安置されている。その周りでは12体の女神像が棺を見守っている。 羨まし～い。

アンバリッドの教会にあるパイプオルガン。窓からの明りに照らされて柔らかな銀色に輝いている。

開店間近のカフェ。

シャンドマルス公園から望むエッフェル塔のお姿。。。　街歩き開始から4時間。やっとエッフェル塔に到着です。

これから塔の階段を登ってパリの街を見下ろしてみます。
エッフェル塔の展望所は3層になっていて、2層まではエレベーターだけでなく階段でも登ることができます。鉄の梁に囲まれた階段を登ってゆくと、パリの街の景色も少しずつ変わってゆく。

エッフェル塔の歴史。。。1889年パリ万国博覧会のために建てられて20年後には解体が決まっていた。その後無線塔として生き残ることが決まり取り壊しを免れた。

エッフェル塔からの遠景。。。　左手遠くに見える丘がモンマルトルの丘。丘の上に建つのはサクレクール寺院。

エッフェル塔からの遠景。。。　エトワール凱旋門とロータリーを中心に放射状に延びる12本の通り。

エッフェル塔からの遠景。。。　セーヌ川の下流の方向を眺めた景色。

エッフェル塔から降りてきました。
写真はエッフェル塔とシャイヨ宮を結ぶイエナ橋を渡り川の対岸から見た景色。

メトロのエントランス。　この古いメトロの入り口はその時代の様式を取り入れたアールヌボーのデザイン。

シャンゼリゼ大通りから見たエトワール凱旋門。。　ナポレオンがこの門をくぐったのは彼の死後だった。

凱旋門の門の中央に埋め込まれたプレートに足跡を残してみた。

凱旋門からの遠景。。

凱旋門からの遠景。。。　シャンゼリゼ大通り。全長3ｋｍのパリ観光のスポット。凱旋門を下りたらコンコルド広場まで続く通りを歩きます。

セーヌ川と観光船。橋の上だけでなくアーチの中も通れる面白い作りの橋を渡って、川の対岸のオルセー美術館を目指します。

セーヌ川に架かる橋の中央から下流を眺めた景色。。　川をいろんな船が頻繁に行き交っている。

オルセー美術館にやってきました。
パリ万博開催に合わせて作られた駅だったものが、今は美術館として使われています。　建物をよく見ると確かに駅の造りになっている。。。

ゴッホの絵。。　ヨーロッパでは野外学習をしている子ども達の姿をあちこちで見かけます。今日は美術館で絵の勉強かな？

パリでの夕食。。。　ホテルに戻った後、近くのレストランに行ってみました。サーモンパスタ、パン、ワイン、デザートのチョコムース、コーヒーで34.5ユーロ。6千円近く。美味しかった～。＼(^o^)／ 　だけど高かった～。 (>_<)。

スイス&フランス（パリ）一人旅 vol.5 に続きます。