2020/10/01 - 2020/10/02
61位(同エリア1034件中)
sio爺さん
3月の北陸旅行キャンセル以来、今年初の旅行がようやく10月に実現した。行先はやはり感染数が少ないところということで東北を選んだ。東北でまず浮かぶのは山寺だ。今年は仕事の関係で松尾芭蕉を取り上げおり、芭蕉の遺した作品の奥深さを改めて感じているので、芭蕉と関わりの深い山寺に是非行ってみようと思った。そして旅行計画作成で改めて気付いたのは、仙台空港から山形は意外と近いということだ。そこで次の目的地は、山寺参拝後はそのまま山形にとどまり、翌日は蔵王のお釜に行くことにした。尚、カメラを今年1月に買い替え、ようやく旅行での活躍の場がきた。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- レンタカー ANAグループ
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当初10月2日(金)のANA朝イチ便を予約していたが減便の連絡が来たので止む無く2便を予約したところ、それも減便になった。さすがにこれでは話にならないので前日の夕方に出発することにした。
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今回の旅行はレンタカー移動が中心だが、空港到着が日没後で土地勘のないところの運転は恐ろしいので、仙台空港から仙台駅まではアクセス線を利用した。
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仙台駅に到着、アクセス線はあまり混雑していなかった。
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仙台駅ではやはりここに来てしまった。地酒自販機だ。ちょっとゆっくりしたかったが、まだホテルにも行ってないし同行者(妻)の厳しい視線があるので、画像左の「虎哉 大吟醸」だけにした。【SーPAL仙台の藤原屋】(11,22追記)
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ホテルは法華クラブ仙台、駅からは少し歩くが、
まあ許容範囲だ。 -
部屋は落ち着いたツインルーム
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これは朝のロビー、パンフレットなどを頂いた。
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朝食には、笹かまぼこや牛タンカレーの他、仙台麩の卵とじや牛たんそぼろ煮などの郷土料理があり、仙台麩と牛たんそぼろ煮がとても気に入った。
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画像右側は芋煮でこれは美味。左側は手前の味噌で自作のみそ汁ができる。
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これは朝のホテル外観、さあ山寺に向かって元気に出発だ。
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今回はオリックスレンタカーで、車種はヴィッツだ。仙台からは国道48号線で山形に向かった。
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道の駅:天童温泉で休憩。
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山寺ふもとの駐車場に車を置いて、この橋を渡って山寺に向かう。
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日枝神社の登山口
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根本中堂が見えてきた
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根本中堂に到着
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根本中堂、斜め横からの外観
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芭蕉と弟子の曾良の像
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日枝神社が見えてきた。さっきの日枝神社登山口の鳥居をくぐって昇ると、ここに出るんだろうな
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修学旅行生と思われる高校生が大勢いて、写真を撮りにくかった。
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宝物館
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念仏堂:江戸時代の始めに再建されたそうだ
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鐘楼
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念仏堂と鐘楼の位置関係
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立石寺山門:ここから奥之院までの石段は800余段、
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既に通ってきた登山口からは1015段の石段が続く。
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途中には数十メートルの岩の上に立つ堂塔や樹林があり、石段を一段、二段と登ることにより煩悩が消滅するという信仰があるということだ
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「修行者の参道」看板:参道で一番狭いところは14センチの四寸道ということだ。
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もう少し登っていくと、こういう所があり、これが四寸道だろう。
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「修行者の参道」看板のあたりでかなり足に疲労がきていたが、頑張って登るしかない。
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上を見ても良い眺めだ。
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ようやく、せみ塚に辿り着いたが、この時点で足の疲労はピークに達していた。前回訪問は震災の年だったので2011年。その時はこんなに足にこなかったのに、やはり9年の歳月はボディにダメージを与えていたか?
おっと、ここで芭蕉翁の大事な一句を
「閑かさや 岩にしみ入る せみの声」 -
弥陀洞:看板の説明によると、長い歳月の風雨が直立した岩を削り、阿弥陀如来の姿を削りだしたということだ。
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仁王門
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説明の看板によると、嘉永元年(1848)に再建された門で、左右に安置された仁王尊像は運慶の弟子たちの作といわれ、邪心を持つ人は登ってはいけないと、睨みつけているそうだ。それにも気づかず、登ってしまった。
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そのまま道なりに進むと、開山堂がみえてきた
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石段と開山堂
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左に見える小さなお堂は納経堂
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納経堂をアップで。納経堂は山内で最も古い建物で、県指定文化財ということだ
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五大堂は、立石寺を開いた慈覚大師のお堂で江戸時代末期の再建、大師の木造の尊像が安置されているということだ。
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透かし彫りが凄い造りになっているのも頷ける
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開山堂から更に登っていくと
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ついに、五大堂に出る
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五大堂からの景観
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五大堂からの景観
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JR山寺駅で、仙山線の上下線がすれ違うところだ
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五大堂からの景観を撮影したので、今度は外観を撮影しようと思ったら、小学生の大集団が続々とやってきて、外観撮影はできなかった。
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奥之院を目指して更に歩くと、宝珠山中性院が鎮座して、
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長寿を授ける佛さまである「おびんづるさま」(なでぼとけ)がいらっしゃった。「ぼけ封じ」という言葉に強く惹かれ、ぼけ防止をお願いしてきた。
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最上義光(よしあき)公御霊屋
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ついにここまでたどり着いた。後は画像に見える」石段を昇れば、右側が奥之院で左側に大仏殿が鎮座している。
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こちらが奥之院ともいわれる如法堂で、慈覚大師が中国で修行中に持ち歩いた阿弥陀如来と多宝如来を本尊としているそうだ。
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右が奥之院で、左が大仏殿
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大仏殿には像高5メートルの金色の阿弥陀如来が安置されているが、撮影不可だった。
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後は真っすぐ下山しようと思ったが、この標識の小さな赤い文字「重文」に惹かれて行ってみた。
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この石段を登っていく
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どうやら、ここにありそうだ
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木製の木箱に収められている朱色に見えるのが、国重要文化財の指定を受けた三重塔だ。「模型ではありません」と書いてある。
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建立は永正18年(1519)室町時代末期というから、現存するだけでも凄いことだと思う。
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三重塔のすぐ左に華蔵院があった
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あとはそのまま降りていき、山寺参拝は無事終了。
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