2020/11/15 - 2020/11/18
27位(同エリア67件中)
mom Kさん
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今年は島が多いなあ。・・・20代の隠岐の島から数えてみた。
指の数では足りない。自分でもびっくり。島旅派でもない。
なのについに24番目喜界島へ行く。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- レンタカー スカイマーク JRローカル 私鉄 Peach
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- エアトリ
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-
関西空港国際線ロビー偵察。
夏は、無人のロビー、電灯も消し、「夜の校舎」みたいだった。
10月は、ジャカルタ行と中国3都市への飛行表示。開いているカウンターは一つ。関西国際空港 空港
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11月15日現在。おおー、ようやくパリへですかあ。
カウンターに20人ほど並んでいるが、渡航の華やぎが感じられない。在仏邦人一家だろうか。小学生ぐらいの男の子に、見送りに来ている祖父母らしい人が声をかけていた。 -
1時間55分で奄美空港着。トランジットタイム4時間余。
バスで5分ほどの田中一村美術館へ。
前回は若冲に似た作風の絵に立ち止まり、
今回は文人画のような絵と彼の写真に見惚れる。
バスで空港に戻り、ミキでエネルギー補給。奄美空港 空港
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「こちらですよう」というように地上員の方が搭乗に向かう乗客に手を振り続けてくれています。
飛行機は真正面に一機だけ。 -
これが、乗降口。なんだか乗船気分。
機長さんですか。「足ブラン」に、にっこりしてしまう。 -
飛行時間は、わずか13分。上がったと思ったら、「これより着陸態勢にはいります。」のアナウンスがあり。
かわいい空港に到着。喜界空港 空港
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午後5時、西南位置する島の日差しは、まだ高い。
道路から港を見下ろしたら、お魚をさばいている人が見えた。
「写真撮らせていただいていいですか」と声かけしたら、たくさんお話してくださった。
「これは、ここではバラハタ。」アラの種類と聞いて、熱帯魚が一転おいしく見えてくる。
問わず語りが続きます。
「昭和13年生まれ・・。中学出てからずっと船に乗ってるよ。」
エツ!ということは。・・・信じられない。
話し方、身体のキレ、肌の張り、ぜーったい見えない。
なぜ、なぜ、なぜ。
「朝ごはん何を召し上がりますか?」
伺って納得。うーん・・・
「お好きな食べ物は?」とさらに尋ねてみたら、
「好き嫌いはない。なんでも食べる!」ときっぱり。
また手の指の太さとハリを見つめる。
惚れ惚れ。
感心しきりの私に
「1こ上の先輩二人も漁師だよ。今日も(漁に)出とったよ。」 -
かつて島一番の繁華街だったという集落に向かう。
漁師さんとの余韻は続く。忘れないようにお話をメモする。
「朝ごはんは、ヨーグルトと納豆とキャベツのサラダに・・・リンゴとバナナ。前は食べられなかったトマト。(ここで顔を上げて、にこっとされたな)時々パン焼いて。昼はべんと、御飯一合に、作ってもらったおかず。二日分の時は二合だね。(日をまたぐ漁を今も?!)夜は家族と一緒のもん。」
「昔は米も作っていたけど、今はない。(島は)全部サトウキビだね。」
「子どもんころ。中学校3つあったよ。今は一つ。前はそれでも二クラスあってね。にぎやかだったよ。今は店も空港のあたりだけだね・・・。」 -
住んでおられる様子無し。この昔スタイルのおうちはここだけだった。
現在の屋根も低く、防風も兼ねてか、建物も隠れている。 -
ホテル売店で売られていた三線。6000円。
沖縄のそれとは異なり、ツメではなく、棒のようなバチで弾くようだ。
蚊取り線香の缶の響き、聴いてみたい。喜界第一ホテル 宿・ホテル
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島については何も知らない。空港にも案内所はなかった。
前夕予約できた空港前のレンタカー屋さんに行ってみるが、地図はない。
で、教えてもらったところが、喜界島観光物産協会。歩いてなどとんでもないという内陸エリアらしい。案内所が不便なところ??
”災い転じて福となす”
職員I子さん、M子さんにお会いできました。難問を解決していただいた上、行きたかった製糖工場へも「電話しておいた方がいいですよ。」と、さっさとコンタクトをしてくださって。
欲しかった地図もトレッキング用を入手。親身さがうれしくて、お写真を。でいつものお仕事モードにポーズをとっていただく。(本サイト掲載楽しみに待っていただいています)
惚れ惚れ第二弾ゆいカフェ グルメ・レストラン
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標高203メートル。島のてっぺんを目指す。
「蝶道」・・・初めて知る名称。
この島は、石灰岩で構成。毎年2ミリ隆起している。 -
この辺りがてっぺんかなあ。
ここは、夏です。百之台国立公園 公園・植物園
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空港側と反対側。ということは・・・西?
今太陽は東側で、、。
まだこの島の方向がつかめない。
左手見下ろす。 -
右手見下ろす。
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隠れベンチがてっぺんに
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さっきから気になる。北海道で見た蕗を思い出す大きさ。なんだかおいしそうだ。
(あとで島人にたずねたら、やはりおいしいそうだ。) -
ここがシュガーロードですか。
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近づくと、三人の旅行者らしい方々が写真を撮っています。
いいなあ。
写してもらいました。
私は「飛行機」になります。シュガーロード 名所・史跡
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「飛んでみたら」と勧められて、これ。
彼らはこのショットに奮闘。このポーズの理由を教えてくれました。
今年で4度目の来島と神奈川からのお二人。
秋田からの青年が「可愛い!」と、ほめてくださいました。
わが人生一番のナイスショットかも。年賀状はこれだな。
ありがとうございます。
良い旅を! -
サトウキビ畑の中にバス停。
「実久」は読めます。加計呂麻「実久ブルー」がよみがえる。
彼の地と関係あるのだろうか。
この後、点在する可愛いバス停が気になって気になって。 -
午前11時。バス停から見えるサトウキビ畑。
あっ、またレンタカーのドア開けっぱなして来た。 -
私、こういうお店で買い物したい人。
冷蔵棚の玄米ミキ発見。水分補給。 -
娘さんが接客してくれました。お父さんの代でお菓子を始められたこと。
今日はご先祖様行事の日らしいこと。それで昨日の飛行機もほぼ満席。今朝の空港はお迎え人が多かったのだ。
落雁に似たお供え用お菓子、今春亡くなった叔父へのお土産に購入。
裏手に見えた「山口製菓」さんの工場。稼働真っ最中の音。 -
早町漁港で釣り糸を垂れている人発見。
そばに体長15センチほどの魚1匹。
聞くと「丸鯵]
それにしてもゼイゴがないなあ。
そこに新たに登場した男性。いきなり、
「みかん、持って行き。」袋から次々に取り出してくれるので、ストップをかけました。
わがふるさとも、こんな場合「一つ」という単位はありません。
「家に勝手になってる島ミカン。奄美に持って行けば、高いよう。」
ありがとうございます。
一つはとうとう3日後の帰宅まで同行、惜しくてまだ食べられない。
みずみずしさと香り高く不思議なお味。貴重な美味しさ。
舌が惚れ惚れ。 -
早町の郵便局から山手に入ってすぐのはずが2度通り過ぎる。
後方はサトウキビ畑。
お約束の時間まであと5分。
前のトラクター倉庫から工場を眺める。
風もない。音もない。心空っぽ。 -
有機栽培「喜界島製糖工場」
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背より高いサトウキビを手で入れて絞っていく機械。
重労働は想像を超える。 -
手前でろ過し、灰汁を取り、向こうのプール状鍋で煮詰めていく。
こげないように細心の注意で混ぜ続ける根気とカンのいる手作業。
サトウキビによって、焚き上げる時間は変化。
「いいサトウキビは、作業も違ってくるし、いい仕上がりです。」
「砂糖を作るんなら、サトウキビも作らないとと師匠に言われ、サトウキビも作っているんです。」 -
最後の段階。練り上げる。
-
この時、壁を見上げて、一目ぼれ。
「写させてもらっていいですか。」
カッコよすぎる。
お留守でほッ。
ポスター制作者は鹿児島のデザイナーさんと。 -
次の目的地「阿伝」に向かおうとしたら、道路標識で目を留めて、寄り道。
ソテツは300年でもこの大きさなんですか。 -
右手に異なる幹が、つながって。1本かどうかも不明形状。
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周回路から見晴らしが開けたところ。
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阿伝集落
ここも当然独り占めです。
手入れの良く行き届いた保存。
注意書き看板すらない清々しさ。
案内板などもないのがいいなあ。 -
塀をめぐらした中が広い。石垣島の殿内を想起。
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ぐるり反対側から中を。
石垣の空いているところは2か所。
集落内でこんなに広い空間はここだけ。
建物の後がない。残骸すらない。片づけたあとのような無さ。 -
漆喰でつないだような石垣発見。右に歩を進めると、
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無人のおうち。
ハブにも注意して、ここまで。 -
海岸道路にもどろうと異なる道に進んだら、ようやく
舗装していない道。うれしくてうれしくて、眺める。
足裏に感じる。 -
この前、土の道を歩いたのはどこだったろう。
山道でないところと言えば、、、、思いつかない。 -
これかあ。港でいただいたおミカン。
伸び放題、生り放題。サンゴの石垣(阿伝集落) 名所・史跡
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旅人の勝手な言い分だと思いますが、この道は永遠にこのままで。
あああ・・・うっとり。サンゴの石垣(阿伝集落) 名所・史跡
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喜界島観光出発地点「観光物産協会」にもどりました。
真貴子さんたちにお礼と報告。
「とーってもカッコイイポスターに会えました。」
彼女たちはもちろんご存知でした。
お二人おすすめの「ゆいカフェ」で遅めのランチ。このトロピカルな色(一見グレープジュース?)のお茶にお味もほれぼれ。
「そら豆茶」?
食後は、花良治ミカンジュース。ミルキーなミカン色が珍しい。
大きなグラスでたっぷり。この時期に来島でよかった。ゆいカフェ グルメ・レストラン
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レンタカー返却時間まであと4時間。
島土周囲48キロ、道路周囲38キロ。
突端まで行ってみよう。 -
サトウキビ畑のようやく見ないところ。
灌木とサンゴの砂と石ころだけ。 -
この木はなんだろう。
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運転中、道端から、くちばしの長い、ペリカンのような大きな鳥が飛び立つ。
-
サンゴ礁の島。白い砂。
「平家の落人上陸。三年間暮らした後、源氏の追っ手を恐れ、主力200余名はさらに別の島へ。」
掲示板が、小さな湾の中に立てられていた。
残る平家人、どんな決断?漕ぎ出す平家人、どんな決心?
私なら残る。 -
5時10分、レンタカーを返却。
少し先にあるという「ふくり」というショッピングセンターまで歩く。
入り口横にこの部屋。おばあさん二人、カップドリンクを手にまったりしている。
いいなあ。
店内で引き立てコーヒーマシンで購入して戻ってみたら、誰もいなくなっていた。
窓際のカウンターでしみじみしていたら、夕暮れが始まった。
そこへリサイクル(写真右下がコーナー)空き缶持参のおじいさん、
「電気付けたらいいよ。」、とスイッチをして出て行かれた。 -
最後の夜は、カメラ女性おすすめ店で、おすすめメニュー「夜光貝」のお刺身。
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島の公共交通「喜界バス」
昨日のドライブでバス停小屋観察にはまって、あちこちの時刻表を見てみると
案外便数が多い。
「乗り降り自由」と車体に書いている。
いいなあ。サトウキビ畑でも手を挙げれば乗せてくれるんだ。喜界空港 空港
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ホテルから空港へ送ってもらっているとき、ドライバーさんが
話していた喫茶店「シリアス」。
昨夕気が付かなかった。向かいが「ふくり」だというのに。シリアス グルメ・レストラン
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先客島人ミドル年代7名。闖入者の私など目も留めず、お話に夢中。
おかげで私はカウンターの端っこで、心ゆくまであっちもこっちも見渡して。
あれは、スピーカー!?シリアス グルメ・レストラン
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置かれている雑誌は「天然生活」と「暮らしの手帖」
最後は、島のお花と女主人のエプロンにホレボレ。
名瀬の末廣市場入り口店頭の黒砂糖袋に「喜界島」・「喜界島」・「喜界島」。
全部「喜界島」
どこにある? キ カ イ ジ マ
その名の響きに魅かれてやってきました。
ありがとう喜界島。
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この旅行記へのコメント (2)
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- mom Kさん 2020/11/21 07:04:23
- あのとき
- かれらの撮影が終わるのを待って、カメラを構えていた女性にお願いしました。すぐに寝っ転がったら、後ろで「さすが関西の人やねえ」という青年の声がしました。飛行機気分に浸りたかったのに。終わってお礼を言ったら、女性が、「飛んでみたら」と言ってくれました。それまでずっと見ていたもうひとりの年配男性が、「飛ぶ撮影」の意味を私が知らないと気づいてくれました。話してくれました。
<yarusouさんへのお返事>「うれしいです。」
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- yarusouさん 2020/11/20 21:33:23
- ボクも飛行機になりたいぃぃぃーッ!!
- う~ん…、確かに飛んでる写真もカワユイけど、
個人的には道路で飛行機の写真が格好良いなぁ!?と。
いつかマネしても良いですか?
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