オーロラを見に北欧へ（３）トルニオ・ハパランダの国境を越えてフィンランドからスウェーデンへ

2020/11/18 - 2020/11/19

フィンランドから陸上の国境越えでスウェーデンに入国しました。
普段は国境に何もないのですが、コロナ対策のために、検問が行われています。
日本人は両国とも観光目的の入国が許可されていますから、徒歩で国境を超えることができました。

エリア スウェーデン

• 旅行の満足度: 5.0

まずロバニエミからケミまでフィンランド国鉄に乗ります。
反対側に機関車がついていて、こちら側は運転席だけ。

ロヴァニエミ駅 駅

１等のユーレイルパスを持っていたので、Ekstra席に乗れます。
事前に予約してませんでしたが、車掌にユーレイルパスを見せれば大丈夫。

イスは２等と同じですけど、２人席を１人で占拠できます。
そして、ドリンク飲み放題。

風景は北海道みたいな感じ。フィンランド国鉄自体が、ロゴといい色といい、JR北海道みたいです。

ただ、川は広いですね。

そしてケミ駅。この辺は、どこも無人駅です。
ロバニエミの観光案内所で、「駅員はどこにいるのか？」と聞いたら、「ヘルシンキ位の都会じゃないといない」と言われました。

隣に喫茶店があります。フィンランドの駅は、どこもこんな感じでしょうかね。駅は無人で、喫茶店やレストラン併設。

ケミ駅の待合室。自動券売機があります。そこはロバニエミと同じ。

駅を出てまっすぐ歩くと、バスステーションが見えてきます。
ここからバス乗車です。
こちらは売店位ありそうでしたが、まだ開店時間前でターミナルが閉まってました。

このバスでトルニオまで行きます。結構大きいバス。
バスは数社走っていて、スウェーデンのハパランダまで直接入る便と、トルニオまでの便があるようです。
こちらは、多分もともとスウェーデンには入らないバス。
このバスはユーレイルパスは使えません。車内でクレジットカードで料金を払いました。
ユーレイルパスで無料になるのは、Net-matkat社のバスだけのようです。70番のハパランダ行きなら、間違いなく無料で乗れます。

乗車時に運転手に「スウェーデン国境に一番近いバス停」と頼んでおきました。
駐車禁止の標識の上にある看板が、バス停の印。
正面にハパランダのバスステーションが見えていますが、国境で検問をやっています。
普段ならここはフリーパスです。

今回の旅行の目的はiPhoneを買うこと。だから、まだ国境は越えずに近くのショッピングセンターに行きます。
スウェーデンよりフィンランドの方が安いので、できればフィンランドで買いたい。

真ん中の建物がショッピングセンターです。ここにiPhoneを扱う電器屋があることは、調査済み。

で、やっぱり欲しいモデルのiPhoneの在庫はありませんでした。
ショッピングセンターの反対側に来ると、スウェーデン側のバスステーションが見えます。では、国境を越えてここに行きましょう。

ショッピングセンターの前に70番ケミ行きのバスが止まっています。
普段だとこのバスはスウェーデン側のハパランダバスステーション発着ですが、今は国境を越えられないので、このショッピングセンター前発着に変更されています。

国境の検問まで歩いて戻ったのですが、歩行者は200m先と言われました。国境線には柵が。普段は何もないんでしょうけどね。

仕方なく歩いてショッピングセンターに戻ります。

雪の中、大変な思いをしてショッピングセンターの裏側に戻ってきました。さっき建物の中から写真を撮った場所です。ここが歩行者用の検問所。フィンランドからスウェーデンに入る人はノーチェックでした。真ん中のライトがついている車の中に多分フィンランドの国境検査員がいますが、車から人は出てきませんでした。

無事、フィンランドに入国。ハパランダバスステーションに着きました。

観光案内所は空っぽです。壁の時計はスウェーデン時間とフィンランド時間の２つのものがあります。時差が１時間ありますので、乗り継ぎの時には間違えないように。

ハパランダ トルニオ バスステーション バス系

本当は付近をうろうろしたかったんだけど、雪が降ってて寒かったから、外には出ずに食事を取ることにしました。

バスステーション内にレストランが一軒。何故かインド人経営のカレーと寿司の店。
寿司は食べたくないから、カレーを食べます。

ハパランダ寿司＆インディアン アジア料理

「スープを取っていい」と言われたから取りに行くと、みそ汁。
サッポロ一番みそラーメンのスープみたいな味。

カレーは、普通でした。ナンがレンジで温めただけみたいな感じで、すぐ冷たくなって、そこは残念。

ルレオまでのバスが来ました。結構大きい。
このバスもユーレイルパスで乗れます。

ルレオのバスステーション。結構立派です。

そこから１～２分歩いて、ルレオ駅。
スウェーデンの駅も、フィンランドと同じで地方は無人化されているようです。
中にレストランが併設されていて、時間潰しには使えます。
コーヒーだけ頼みました。

ここからキルナまではオーフォート鉄道。スウェーデン国鉄とは別会社です。
キルナで取れる鉄鉱石輸送で儲かっているからか、車両はきれい。Wi-Fiも使えます。

ストックホルム行きのスウェーデン国鉄夜行列車も止まっていました。
こちらの車両は汚いですね。

そしてキルナ到着。中心部にあるバスステーション行きの連絡バスが待っています。
このバスは無料。

バスステーションから歩いてホテルに向かいました。

キルナ駅 駅