西吉野へ行こう　柿の実の紅葉だ

2020/11/18 - 2020/11/18

　昨年も一昨年もこの時期に西吉野へ出掛けています。目的は柿を買いに行くことですが、今年はCoronaに柿渋が効くとの奈良県立大学の話題（その後は音沙汰無し）もありことさらその気にもなります。同行者が御所の一言さんに用事があるというので、愚僧は千年以上生命を育んでいるという公孫樹の下で暫し待機。

エリア 五條(奈良)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

蘇った公孫樹は逞しさが増した

　　少しロングで撮影すると、さすがは葛城山は千古の公孫樹も呑み込まんばかりでした。
少しバックで見ると千古の公孫樹も葛城山のほんの一部

一言主神社

　枯れかかったこともありましたが、樹医の手厚い看護で蘇りました。

　芋を買った山麓バイパス沿いの道の駅

　道の駅で薩摩芋を購入。家で焼くとこれが結構上手かった。

　焼き芋は孫に大受け

　五新線は宙へ向かって走る様です。

　天誅組でも「首都」になりかけました。彼らが襲撃した代官所跡。

さて、山麓バイパスを最後まで走ると五條市の中心部に出ます。
市内散策もよしですが直進して吉野川を渡り五新線と云われた幻の鉄路沿いに10分も走り、再び吉野川を渡るとそこは柿の山やま。夜間ライトアップすると燃える山にも見えそう。

　柿のトンネルも

　柿の山を右に左に見て暫く走ると選果場です。山と積まれて、と想像すると大いなる外れ。大量の柿は既にトラックに積み込まれて出荷された跡。残る少々難ものを我々庶民は安く手にすることができるわけです。十数個入りが痛み具合により３００円から５００円で販売されています。全部で十袋程度購入しても２０００円少々という買い物です。柿を買うだけと言えばガソリン等を計算すると安いものでは無いですが、序でに気分転換が出来たと思えば安い買い物です。

　さて、この辺りで休息と云えば賀名生皇居跡です。途中のコンビニで購入したお握りを駐車場で戴き暫し散策。少し雰囲気が違うと思うが、何がどうのこうのとは分からないまま、皇居跡へ行くと、レストランに変身でした。ランチ、喫茶そしてディナーもと書かれていますが、この手のものにあまりか関心が無いので見ている振りして何も覚えていません。大阪城内にレストランが出来るのですから、南朝の皇居跡に同様の施設が出来てもおかしくはありません。
　菊の紋入りの瓦です。

　南朝３代云々と言うが、書くと長くなり間違いも生じますので看板写真でご勘弁をお願いします。
　賀名生の里説明板

　皇居跡説明板

　皇居跡掲額

　今はのれんが掛かっています

　堀さんという方がお持ちとか

　五條市営の賀名生里資料館

　帰路御所市でお酒をと思い葛城酒蔵へ立ち寄るも休日。今月末にお招きしてある賓客用と正月用のお酒にと考えていたが当てが外れました。百楽門と云いますが、幾らでも時間があるので又の機会にしましょう。