Go to にのって、日本の果てまで行ってやるぅ　5. 唐津、嬉野温泉　(佐賀県)

2020/10/22 - 2020/10/22

大分から唐津までは、高速道路で直行しました。
九州の大きい町は、走りにくくて苦手です。東北の方が、ずっと走りやすい。
ある時、都市人口を比較してみて、その理由が判明しました。単に、九州は、人口が多い町が多いから、走りにくいのです(笑)。

シニアになっても、長距離ドライブは、そう疲れず楽しめてますが、車の多いところは、苦手になってきました。

それゆえ、九州の北半分では、あまり走りたくなく、町から町へは、高速道路で直行して、連泊の間じゅう、車をホテルの駐車場に留め置いたまま、というパターンが常態化してきました。

唐津の宿に、ランチタイムぐらいに到着し、ガラガラの駐車場で、もっとも便利そうな位置を確保して、ウォーキングをしました。この宿では、金曜日にフレンチのレストランを予約しているので、ランチは軽く。

今回のGo to トラベルのキャンペーンでは、宿にチェックインした時に、料金の15%分の、地域共通クーポンを受け取るのですが、エリアは、近隣都道府県と広く取ってくれているのですが、利用期間が、宿に滞在中となってます。それゆえ、1泊ぐらいだと、やたら使いにくいです。
酒飲みの人なら、食事の時のお酒代で、簡単に使えますが、下戸な私には、それができないから、素泊まりで予約して、ホテルのレストランで食べるのが、もっとも簡単に使える方法です。

でも、食事付きで予約すると、料金も上がるから、クーポンもたくさんゲットできて、でもそれを使うのに苦労するのです。

大分のシティホテルでは、まず、到着時に、ホテルのレストランで利用できましたけど、ランチメニューが安いと、消化し切れず。幸い、二日目のレストランは、ホテル内のレストランですから、クーポンが使えて、そこでやっと消費できました。三日目のレストランは、個人経営のレストランですから、クーポンが使える確率は、かなり低くなります。

土産物をよく買う人なら、土産店でも使えますが、私のように、土産はほとんど買わず、そんな消費は、旅費に回す、というタイプの人は苦労します。

ただ、現時点で知ったのは、コンビニエンスストアとか、イオンやゆめマートのような大型店舗は、クーポン利用可能になっているようです。あと、ドラッグストアや家電店の多くも、利用可能のようです。

ただし、千円クーポンは、お釣りが出ないだけではなく、千円以上の消費をした時しか使えないようで、コンビニで千円使うのは、けっこう厄介です(笑)。

とはいえ、予約時の35%の割引に、クーポン利用で、さらに15%の割引ですから、合計で半額になり、圧倒的なお得感があります。

おかげで、今回の旅では、2週間たった今でも、いつものパターンのガストやジョイフルには、まだお世話になってないまま、という記録的な事態です。

でも、レストランを探して予約する、という手間がかかってくるので、オタオタしていると、クーポンの消費に振り回されてしまいますので、事前にしっかり、どこでどう使うかをイメージしていくのが良さそうです。

エリア 唐津・虹の松原(佐賀)

唐津城です。
ぐるりと水に囲まれた立地なのですが、南側には、松浦川があり、この唐津城の横から海へと流れ込んでます。
宿からは、河口の橋を渡り、松浦川の下流を二つの橋を渡る形で、ずんずんと水辺の散歩ができます。

唐津城の丘からの景色です。

虹の松原が続いてます。
海辺も散歩しましたけど、風が強いんです。
それゆえの松林の必要性なのでしょうか。

唐津城の入り口までは歩きましたが、中には入らずです。
マスクをして階段を上るのは、しんどいし・・・

部屋は、広々してますけど、壁は薄かったです(笑)。

金曜土曜の2泊ですが、やっぱり土曜日は、パツパツの満室満席のようで、金曜日の夜に、宿のレストランを予約しました。

この宿は、和食とフレンチのレストランがあるのですが、和食はたぶんバイキングなのかしら。日本人には圧倒的に刺身、和食、バイキングが人気ですよね。
私は、コロナの今は、バイキングは避けてます。刺身は食べられないし。
で、フレンチなわけですが、な、な、なんと、金曜日の夜は、でっかいレストランに、お客は私だけ。
なので、景色のベストな席を用意してくれました。

夕暮れが始まりました。

右のほうに唐津城のライトアップが見えます。レストランのスタッフによると、ふだんは、白い色の照明だそうですが、コロナの終息の祈るを込めて、青い色の照明にしているそうです。

デザートまで、のんびりと食事させていただきました。
この翌日の土曜日は、もうパツパツの満席だそうで、私の部屋は、レストランの真下だったようで、土曜日は、壁も天井も少し薄いようで、ドタンバタンと音がひっきりなしに聞こえてました。
それにバタバタと走る音も良くしてましたから、そうとうな忙しさだったようです。
やはり、Go to キャンペーンの週末の混雑は、覚悟した方が良さそうです。

連泊の二日目の朝、また、早朝の早駆けに出かけました。
が、ここ「風の見える丘公園」はハズレでした(笑)。
この橋の景色が見える程度で、風が吹いているだけでした。

で、走っている時に目に入った、波戸岬に行ってみます。
最近、グーグルマップの利用法で活用しているのが、地図を航空写真モードに変えて、そのスポットの駐車場が、広いキャパがあるのか否かをチェックして、そこに行くかどうかを決める方法です。
広い駐車場が見えたので、行ってみました。

最近、あちこちに増えている「恋人の聖地」、ここにもありました

波戸岬、北西の端っこ、となってます。
けど、地図見ても、端っことは思えないのですが、「日本の果てまで行ってやる」という旅行記に合わせての写真です。

波戸岬はグッドでした。遊歩道もあり、そこそこ見所もあり、いい散歩ができました

こちらは、虹の松原の海辺です。
遠浅の海に、波が寄せてます。
浜辺も湿っているので、まあまあ歩きやすいです

リッチなホテルやなぁ、と近寄ってみたら、特別養護老人ホームでした。
うーん、こういう素敵な特養もあるんですね。
あと数年したら、そろそろ特養の検索でも始めようかしら。

唐津から、嬉野温泉まで、やばいことに日曜日の移動になりました。
九州の北部で、福岡からGo to の波に乗って、大量の車が押し寄せて来るんやろうなぁ、と悩ましいです。
で、ちょっと遠回りになるけど、立ち寄ったのが、イオン佐賀大和ショッピングセンターでした。北海道や東北に比べて、九州のイオンはイマイチで、イオンシネマの検索で、面積の広いイオンを検索したりするんですが、あんまりいいのがないんですよね。あるのは、立ち入りたくない福岡県で、その他の県では、佐賀と熊本の2店舗にしか、イオンシネマがない。
イオンシネマ検索から見つけた佐賀大和のイオン、うっかり反対側の端っこに、車を止めたら、シネマは、イオンと建物が別で、そこまで往復したら、いいウォーキングになりました(笑)。
そして、鬼滅の刃の上映回数が日に20回もあることを知って、なんでそこまで、絶大な人気があるのか、不思議で不思議で仕方がないです。
どうせ、見たい映画はなく、見てもいい映画もないだろうと、諦め半分の心地で、ただただ暇つぶしに、シネマの建物まで歩いたのですが、「スパイの妻」を見つけました。これって、ベネチア銀熊賞の映画ですよね。
おかげで、11時半からの2時間という、バッチリのタイミングでそこそこの映画を楽しめました。
ただし、これも、さすがの日曜日、座席は半分だけ利用する方式でしたが、その半分の座席は満席。
私のすぐ前のおじさんは、病気なのか癖なのかわかりませんが、30秒ごとに、うむうむと声を出すわ、2時間の上映中、咳き込む人が3人はいるわ、2時間トイレを我慢できない人がこれまた2人はいるわと、やっぱり日曜日の映画館も、できれば近寄りたくないと思いました。
でも、映画が面白かったので、ヨシとしましょう。

で、手前の写真からは、嬉野温泉ですが、これまた宿に車を置いてから、ウォーキングしました。轟の滝公園です。
川はあまり美しくはなかったけど、川沿いに遊歩道を作っていて、そこそこ楽しめました。

この石のパターンは、高千穂峡の遊歩道で見たのと同じです。

そして、この滝のあり方は、東洋のナイアガラ、曽木の滝でびっくりしたパターンですが、岩肌をいく筋もの滝が這い、橋や遊歩道で、その滝を下からも上からも眺められます。

嬉野温泉は、お湯もいいし、この宿は、イタリアンの食事が美味しいです。

ワインリストには、フランチャコルタや、バローロなどがあり、また、この右端のボトルは、バルサミコ・ビアンコ。白いのがあるんですね。
味は、バルサミコより弱い目で、少し甘いです。白ワインから作られたものらしいです。
オリーブオイルも、私の好きな緑色系で、たっぷりパンにつけた食べました。カロリーが怖いけど。

フェトチーネ。量が少なくて、カロリー的には、安心です。

この人気の宿は、日曜日の夜も満室満席のようで、このすぐ隣の、レストランのメインのスペースは、人の話し声で、居酒屋状態でした(笑)。
一人利用の私を気遣ったくださったのか、半時間予約時間のズレた組みのスペースで、ほとんど食事が終わるまで、一人でゆっくり食べれました。お心遣い、ありがとうございます。

朝食は、朝一の7時にしたら、二組だけで、メインのスペースです。
7時半と8時が混むようで、この辺り、皆さんの動きを掴んで、時間をずらすのがいいようです。年寄りが多いから、朝一が多いかと思いましたが、ここはお湯が自慢だから、7時半になるんでしょうね

庭の景色を見ながらの朝食。

部屋からは、この山の景色に癒されます。

川沿いの散歩道。両岸をつなぐ飛び石の真ん中からの写真です。

豊玉姫神社。
ナマズに願をかけると、美肌になるそうで、私もしっかり祈ってきました。

瑞光寺の山門。

桜、なのかしら。儚げに咲いてました

山門の仁王さん。

シーボルトの足湯

シーボルトの湯。建物が洋風の公衆浴場です

ホテルのレストラン、ランチ営業もしてました。

この旅行記へのコメント （2）

• ケロさん 2020/11/05 13:18:36

  こんにちは

  私はつい先日、「武雄温泉楼門」にある「殿様の湯」に入ってきました。嬉野温泉も宿泊候補地で迷いましたが、移動が楽な武雄温泉にしました。

  まりあさん からの返信 2020/11/06 19:30:26

  RE: こんにちは

  コメントをありがとうございます。
  
  確かに、嬉野温泉は、電車でのアクセスが難しいんですよね。
  私は、車ですから、特に不自由はないですが、ふと、友人を誘おうかしら、と考えた時に、電車の駅が遠いことを悟りました。
  刺身が食べられない私は、この宿は、イタリアンの食事といいお湯を提供してくれる大好きな宿の一つになってます。
  
  行楽シーズンとなり、渋滞をよけながら、旅を続けていきます。
  
  
  まりあ