遠出・海外旅行のできないコロナ禍の中、車で片道6-7時間のメイン州でシーフード三昧ができることを耳にし、一泊二泊のロードトリップに出かけました。今年初めての（そして恐らく最後の）旅行です。<br />ウニのシーズンが9月から、また紅葉がちょうど一番美しい週末であろうことを見込んで計画しました。情報くださった周りの方とグーグル先生に感謝です。

紅葉とウニを求めてメインへ行こう！

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2020/10/10 - 2020/10/11

19位(同エリア47件中)

エリア

アメリカ

旅行の満足度: 5.0

観光: 5.0

ホテル: 5.0

グルメ: 5.0

ショッピング: 4.0

交通: 5.0

同行者: 友人

交通手段: 自転車

旅行の手配内容: 個別手配

深夜まで働いていたにも関わらず、遊びに行くとなると、朝が大の苦手なくせにサクッと起きられるのがいつも不思議。。。
8時には出発して北へ北へ。順調に進んで、ハートフォードを過ぎたWillingtonという街で最初の休憩。パーキングでの紅葉が綺麗で、先行き良い感じです。
11時過ぎ。最初の目的地であるマサチューセッツ州にあるワイナリー（Nashoba Valley Winery）に到着です。
ソーシャルディスタンスを保ちながら、池の周りのベンチで、大自然をおつまみに、ワイン片手にお喋りに花を咲かせています。
ここは人気のワイナリーのようで、1か月程前から、ピクニックランチができるテーブルは満席で予約できませんでした。
私たちは、ワインショップへ向かいます。
ショップの中は中々広くて、普通のワインに加え、梨、ブルーベリー、ラズベリー、梅等のワインも品ぞろえ多く売られていました。
Nashobaさんのワインレーベル。地元でのみ買えるのでしょうか。ワインのことはよく知りませんが、マサチューセッツ州はワイナリーが点在しているようです。
チョコレートやマグネット、グラス等のお土産も充実しています。
こんな感じにワイン棚がお店一杯にありました。
私はラズベリーのデザートワインをお土産に購入してみました。
See you later（またね～）の代わりにAlchol you later?!（後でお酒ね～？って感じでしょうか？）笑　
アメリカっぽい。
このワイナリー、お庭にブドウ畑が隣に広がっていると思っていたのに、実は広がっていたのはリンゴ畑。
多くのお客さんが、袋をお店の外で購入して、リンゴ畑へ。そうです、ほとんどの方が、ワインの購入ではなく、リンゴ狩りに来ていたのです。
時間があれば、リンゴ狩りしてみたかったんですが、私たちのお目当てはリンゴではなく、ウニです。
それにしても、綺麗なリンゴがたくさん落ちていました。美味しそう。
リンゴちゃんにうっとりしていて、時間を取られてしまいましたが、お目当てのウニをゲットする為に、先を急がねばなりません。
お昼はワイナリーのそばで見つけたカフェ（Bolton Bean）でラップサンドイッチをお持ち帰りしました。すごく人気なようで、事前のオーダーを取りに来ていた人もたくさん。
裏庭（裏山？）はこんな素敵なところで、またまた時間があればお散歩してみたかったです。
店内のテーブルは使えないようにされていたので、いいお天気の中、紅葉した木々の下でピクニックランチです。素敵ですね。
カフェの前にも、美しい紅葉がひろがっています。
だ・け・ど・私たちは時間がないので、急ぎます。
午後3時。工場が閉まる1時間前！念願のメイン州、ウニ工場に到着です！！
このウニ工場(ISF Tradingさん）は、日本人の方が経営されているようで、事前にお電話したら、社長さんがお電話にでて、親切に対応してくださいました。
ミョウバンが使われていない、本当に新鮮なウニがこんなにどっさり！これが$20だなんて。目がハート。
こちらの工場は、卸売りをされているそうですが、一般の方にもこのように分けてくださいます。中には塩水ウニを数十パック買っていく人もいるとか。
塩水ウニが詰められた発砲スチロールの後ろには、袋に入った大きなマグロがでーんと横たわっており、気にならないわけありません。
届いたばかりのような未開封だった新鮮なマグロの袋を開けて、ホテル泊まりの私たちの為に、お姉さんが一口大に切り分けてくださいました。
中トロでもいい？と上手な日本語で尋ねてくださいましたが、もちろん、いけないわけありません。
塩水ウニやマグロの他にも、たくさんのシーフードが買えます。私たちは明日の朝ご飯用に塩水ウニ、中トロ、大粒ホタテを購入しました。本当にこんなに安くていいの！？というくらい、新鮮な綺麗なシーフードが夢のような値段で買えちゃいました。
2階にある社員食堂のようなところでは、ウニ丼や海鮮丼も食べさせてくれるようです。
お目当ての塩水ウニをゲットできたので、一度ホテルにチェックインをしました。空港近くのホテルにしたので、ポートランドのダウンタウンにはUberを使って出ました。お目当てはシーフード・ディナー。
予約できたのは、大人気なお店の一つ、Scalesです。６,７時は満席で、私たちは5時からのスタートです。天井が高く、スッキリ素敵なレストランです。
自分達のテーブルを離れる時はマスク着用が義務づけられています。ニューノーマルですね。
お酒を飲まない私に、ウェイターさんはローカルドリンクである、Ginger Brew(
ジンジャー絞り?)というジンジャーエールをお勧めしてくださいました。生姜好きの私にはとっても美味しいドリンクでした。
風邪を引いた時に効きそうなくらい、ジンジャーパワー全開でした。
スターターはベイビークラムのから揚げです。タルタル・ソースとハラペーニョソースが付いていますが、どちらも美味！クラムのから揚げは初めていただきましたが、美味しいですね。
実はこの前に、3種類の生ガキを頂いたのですが（中くらいの大きさのが一番美味しかったです）、乾杯して飛びついてしまい、写真を撮ってないことに気が付いた時には、お皿も下げられた後でした・・・泣
続きまして、クラムチャウダーにムール貝の地元ビール煮です。
メイン州ポートランドにはブリュワリー（ビール工場）巡りができるほどビール作りが盛んなようです。
メインのムールは白に加え、オレンジのムールもありました。味の違いはよく分かりませんでした。
ムールを煮たスープっていうのは本当に美味しくて、持って帰ってパスタを作りたくなります。もちろん、パンをひたひたにしていただきました。
クラムチャウダーも濃厚でとてもいい味でした。
そして、メインはウェイターさんお勧め、ホタテのクリームソテーと、メイン名産のロブスターです。
このホタテ、レストランの入口の人が食べてて、気になって狙ってました。
大粒で、玉ねぎとクリームソースが絡んで美味しかったです。
ロブスターは爪が迫力ありますね。しっかりした身が美味しかったですが、見た目以上に身は少ない印象でした。
かなりお腹も一杯で、この夜はデザートなしです。
美味しいお食事を十分に堪能して終わった頃には8時過ぎでした。入口とドアの外にもずらっとお客さんがお待ちでした。
Scalesさん、また行きたいです！
あちこち素敵なレストランはあると思いますが、とってもおススメです。
ダウンタウンを散策する予定がお食事だけで終わってしまい、8時にはもうお店はどこも閉まっていました。お店からダウンタウンを10分位歩き、ピンクにライトアップされているシティホールに辿り着きました。なんとも・・・すごい色です。
この後は、まだ皆様、ホテルでワインを2本あけられてみました。その横で私はカモミールティーをいただいてお休みしました。
さて、翌朝です！じゃ～ん。
炊飯器とお米を持参して、ホテルで炊飯して、私たちの朝食の始まりです！！
塩水から取り出したウニと中トロ、ホタテとなんと豪華な朝食でしょうか。持参した、お醤油、ワサビとお味噌汁でいただきます。
（またまた、写真撮り忘れてしまいましたが、キッチン、冷蔵庫、電子レンジ、食器付きの便利なHilton Garden Inn Portland Airportはおススメです。）
どうですか、この新鮮な海鮮丼、伝わるでしょうか。あー、また食べたい。ウニに劣らず負けずホタテも中トロも美味しゅうございます。ISF Tradingさんが近くにあったら通いたいです。
海鮮丼を2杯いただいた後、今日はポートランドから30分ほど北に上ったところにある、L.L.Beanの本社に大きなブーツを見に行くことになりました。
お店かと思いきや、L.L.Bean村といった感じでバカでかいところでした。
見つけました！これこれ。
大きなブーツ。この写真が撮りたかったんです。
お天気はいいんですが、ダウンを着てちょうどいい12度くらい。
コロナの為、メイン館入場も人数制限をしているので、並んで待ちます。
小さなお子さんはブーツの下にもぐって写真を撮ってました。
このエリアは沼地が多く、このような底がゴムになっている靴が生まれたそうです。
ドアの取っ手もオールで、アウトドア！という感じです。
こちらがL.L.Bean村の敷地図。L.L.Bean好きさんには聖地でしょう。
もしアウトドアに目覚めたら、こちらに再度お伺いしたいと思います。
もう一つ、ショートブーツを発見。大きな方と違ってこちらはあまり写真を撮っている人もいなくて、人気ではないみたいです・・・
こちらも、パーキングの一角ですが、本当に綺麗に紅葉していました。
赤とグリーンが入り混じって青い空に映えます。
L.L.Beanの街、フリーポートは紅葉真っ只中で、ドライブするだけで紅葉をずーっと楽しめました。
こちらの木も見事ですね。
両日いい秋晴れで、赤、黄色、緑の入りみじった紅葉が楽しめたシーフード三昧の旅となり、コロナ禍の中、とても充実した3連休の週末となりました。
旅行ってやっぱりいいですね。