2015/10/05 - 2015/10/16
1113位(同エリア5693件中)
まさとしさん
ギリシャ。近年ヨーロッパ経済の情勢で頻繁に話題に上ることが多く、日本でのギリシャの話題はネガティブなものばかりだ。実際ギリシャは観光資源に恵まれたリゾート大国であり、経済が混乱している中でも依然として世界中からたくさんの旅行者がやってくる。こんな時期だからこそ報道されないギリシャの現状を自分の目で見てみたいと思う。
ギリシャは20年ぶりで1995年の7月にクレタ島とアテネ、テッサロニキを訪問している。当時の通貨はユーロではなくドラクマ。あらゆるものが激変しているはずだ。
10/5(月) 羽田(030) →QR813→ ドーハ(615/730) →QR201→ アテネ(1220)
アテネ/アンジェリキ宅
10/6(火) アテネ(コリントス運河、ミケーネ、ナフプリオ) アテネ/アンジェリキ宅
10/7(水) ピレウス(701)→Seajet→ミコノス(930)ミコノス
ミコノス/Morfoula's Studios
10/8(木) ミコノス(パラダイスビーチ)
ミコノスMorfoula's Studios
10/9(金) ミコノス(950)→Seajet→サントリーニ(1140)サントリーニ サントリーニ/VILLA KAMARI STAR
10/10(土) サントリーニ(イア、ボリケーノツアー)
サントリーニ/VILLA KAMARI STAR
10/11(日) サントリーニ(2120)→ANEK LINES→ミロス
ミロス/Heliotropio Studios & Apartments
10/12(月) ミロス
ミロス/Heliotropio Studios & Apartments
10/13(火) ミロス ミロス(1605)→Seajet→ピレウス(1915) アテネ/アンジェリキ宅
10/14(水) アテネ(市内)
アテネ/アンジェリキ宅
10/15(木) アテネ(1925) →QR204→ ドーハ(2345/150) →QR806→ (機内)
10/16(金) → 成田(1755)
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【10月4日(日)~5日(月)】
今回ギリシャへ同行するSと新宿駅周辺で待ち合わせ、その足で羽田空港行きのバスに乗り込んだ。羽田空港へは電車を乗り継いで行くよりバスので行った方が便利だ。また21時を過ぎたこの時間だと国内線の出発が終了しているからかバスは国際線ターミナルへ直行するようだ。とはいえ30分毎と本数が少なく混雑は激しい。バスはほぼ満席の状態で羽田空港へと向かった。新宿から首都高速中央環状線を経由して横羽線の空港西インターを下り、30分ほどで国際線ターミナルに到着した。 -
アテネへは0時30分発のカタール航空でドーハを経由して向かう事になる。チェックインカウンターはそこそこ行列ができていて待たされることになった。カタール航空を選んだのは価格最優先で総額約7万円とかなり安かった。スターアライアンスではないのでラウンジなど優先待遇は受けられないがマイルは25パーセントたまるおまけ付きだ。値段は安くても中東系の航空会社はサービスは質が高いので利用価値は高いように思う。
羽田から経由地のドーハまでは所要約11時間と案外時間がかかる。機材はB787と新しく機内食も悪くはない。 -
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到着前の機内食。
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翌朝6時過ぎにドーハ空港に着陸した。ここでアテネ行きに乗り継ぐことになる。
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ドーハのハマド国際空港は5年ほど前にも来ているが新空港が今年5月29日に運用を開始したばかりでターミナルビルは大きく設備は充実している。エミレーツ航空の本拠地・ドバイ国際空港と比べるとコンパクトなターミナルなので、乗り継ぎもしやすい。ただしラウンジに慣れていると空港であまりお金を使おうとは思わない。
ドーハを7時30分に出発。アテネまでは約5時間だ。機材は比較的大型のA330が使われているが乗客は少ないく機内はガラガラだ。 -
アテネ国際空港には12時20分に到着した。入国審査を受けて到着ロビーに出た。同行しているSの友人のアンジェリキに空港まで迎えに来てもらっている。
アテネ滞在中はアンジェリキの家に泊めてもらうことになっている。到着ロビーでアンジェリキの出迎えを受けた。彼女とはネットでのやりとりはあったが、顔を合わすのは初めてだ。 -
アンジェリキの車でアテネ市内へと向かった。
ヨーロッパは3週間ぶりだがアテネは20年ぶりだ。ギリシャはまだまだ真夏の気候で汗ばむ陽気だ。 -
アンジェリキの家はアテネ北西部の庶民的なエリアにあり間取りには十分な余裕がある。リビングも広い。
一度家に荷物を置かせてもらい、彼女の母親に挨拶した後、その足でスニオン岬へ向かうことになった。
スニオン岬はアテネの南東のアッティカ半島の先端にある岬でポセイドン神殿という保存状態のいい遺跡が残っている。青い海と白い建物の続くリゾート地帯を車で片道1時間以上かかる。 -
やがて人の住まない荒野を走りきりスニオン岬に到着した。
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海の青さと調和した白い遺跡。ずっと見ていても飽きない眺めだ。ここにはアテネからの日帰りツアーでの観光客が比較的多く、観光客は案外多い。
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スニオン岬の観光を終え、アテネのアクロポリスの丘が見えるカフェに行くことになった。アテネ中心部は交通制限があり、車のナンバープレートの末端の数字が偶数か奇数で制限されるらしい。アンジェリキの車は今日は中心部に入れないらしく、モナスティラキ広場から少し離れた場所に路駐して徒歩でむかった。
アクロポリスの丘を見上げながらモナスティラキ広場へむかった。ここはアテネ観光の中心地で洒落たカフェやレストランが軒を連ねる。周辺は観光客や地元の人でごった返している。ただシーズンは終盤を迎えているためかカフェは客の入っていない店も多い。 -
アテネの地下鉄。遺跡の中を走っている。
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夕暮れのモナスティラキ広場。
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モナスティラキ広場近くのカフェでアンジェリキの友人たちと会い、軽く食事を取ることにした。鶏肉の串焼き(スブラキ)を食べることにした。ケバブ、シャシリクなどイスラム圏でよく見る鶏肉の串焼きだ。ギリシャは食事に関して中東に近いものが多い。
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ライトアップされたアクロポリスの丘とパルテノン神殿。
アンジェリキの家には8時過ぎに戻ることにした。もう日は暮れてしまった。 -
モナスティラキ周辺は人が行き交う
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【10月6日(火)】
アテネ到着2日目。朝食はトーストをいただいた。 -
朝の散歩に出ることにした。家の周辺の通りには店も多い。カルフールもあり、食材も豊富だ。
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この日はアンジェリキとその友達と一緒にペロポネソス半島にある、ミケーネとナフプリオへ行くことになった。高速道路を飛ばし、まずペロポネソス半島への付け根にあるコリントス運河へ向かった。
ギリシャ本土とペロポネソス半島の地峡部分に掘られたコリントス運河はピレウスとイタリアを結ぶ近道で現在も海路の要所になっている。建設されたのは1893年とのこと。コリントス運河は個人的に最も来てみたかった場所だ。鮮やかな青い空と海に続く水路を絶壁の上から見下ろす。人工建造物にもかかわらず迫力がある風景になっている。 -
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ペロポネソス半島に入り、ミケーネへ向かった。
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ミケーネは古代ギリシア以前の文明で1872年にハインリッヒ・シュリーマンによって遺跡が発掘された。ミケーネの遺跡は獅子門、円形墳墓などが有名で、いずれも巨大な切り石を用いた建築だ。
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円形墳墓
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獅子門
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ミケーネを見学した後、ナフプリオへ向かった。ナフプリオは近代ギリシャの首都だった海岸線の歴史都市だ。
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街を背にそびえる岩山には城壁があり、迫力のある景観を堪能することができる。
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ナフプリオの街を散策。
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ここで昼食を食べることになった。スパゲティーを注文したがかなり量が多かった。夕食が食べられるか心配だ。
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再び街を散策。高台から眺める地中海。海には要塞も残っている。
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城壁を見上げる。
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食後、街を散策しながらアイスクリームを食べたりしつつ、カフェで長い時間くつろぐことになった。ナフプリオは人通りも少なく静かな街でのんびりできる。
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夕方アテネに戻り、一度アンジェリキの家に戻った。
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夜はアンジェリキの友人たちと再び合流し、アクロポリスの夜景が見えるレストランでワインを飲むことになった。本来ここで夕食を食べるつもりだったが昼に食べ過ぎたのでみんなあまり食欲がないようだ。
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アンジェリカの友人のこの人からミコノス情報を引き出したが、夏のハイシーズンの話がほとんどだった。
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結局家に戻ってきたのは日付が変わってからになった。明日は7時発の船でミコノス島へ向かうことになる。4時半には起きて5時半には家を出発しなくてはならない。
【10月7日(水)】
5時半に出発の準備を整えてアンジェリキにピレウスの港まで送ってもらうことになった。今日からエーゲ海の3つの島(ミコノス島、サントリーニ島、ミロス島)を回ることになるが、移動はすべてシージェットという船会社を利用することになる。シージェットはすべて高速艇による運行だ。港に着いたらシージェットの窓口で乗船券を受け取らなくてはならないので早めに到着したい。アンジェリキの家から港までは道が空いていたので20分ほどで到着した。ピレウスの港は巨大でシージェットの乗り場を探すのに少し苦労したが、何とか目的の船とチケットを受け取る場所を見つけることができた。 -
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7時発のミコノス島行きのシージェット。悪天候で欠航になることの多い船会社らしいが今日は問題なく運航されるようでひとまず安心だ。今後しばらくは天候は安定しているようなので欠航になる心配はしなくて良さそうだ。
シージェットの高速艇はスーパージェットというジェットフォイルで全席座席指定制だ。船内は満席で一応カフェテリアなどもある。とはいえフェリーのようにあまり船の中をうろうろすることはできない。船は定刻通りピレウスの港を出港した。まだ夜明けまで窓の外は真っ暗だ。 -
ミコノス島には3時間後の午前10時前に到着した。雲一つない天気で日差しは強く、波も穏やかだ。
ミコノス島では予約しておいた「Morfoula’s Studios」という宿の無料送迎サービスで宿泊先に向かった。 -
宿泊先の「Morfoula’s Studios」。
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「Morfoula’s Studios」は1泊44ユーロ(6000円)。ミコノスタウンの外れの高台になる宿で少し街の中心部から歩くことになるが部屋は広く、バルコニーからはエーゲ海が一望できる。
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ミコノスタウンの風車や大型客船も見下ろせる最高の眺めが広がっている。ここで2泊することになるがのんびりできそうだ。とにかくアテネではかなりハードに行程で疲れたのでこの島ではできるだけ何もせずにのんびり過ごしたい。幸いなことにミコノス島には街の中心部の町並み以外に見るべきものはあまりない。なのでゆっくりできそうだ。
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しばらくしてミコノスタウンの街に出ることにした。キクラデス諸島を象徴する白い町並みが広がる。
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街中はたくさんの観光客が行き交う。
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リトルベニスと呼ばれる海にせり出した家屋にはレストランが入っている。どこも高めだ。
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そしてミコノス島の風車は有名だ。しかし現在は風車としては機能していない。
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昼食はギリシャ風トースト。
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これも教会だ。(パラポルティアニ教会)
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ミコノスタウンのオールドポート。
10月上旬はシーズン終盤で観光客は少なくなっていると思ったが、まだまだ街中では観光客が行き交い活気がある。夏はもっと人であふれているのだろう。 -
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一歩路地裏に入ったらひっそりとしている。
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高台から見下ろすミコノスタウン。
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街中では絵画が売られている。しかしここミコノス島ではなくサントリーニ島の風景が多い気がしないでもない。サントリーニ島は次に向かう島だ。
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夕食はギリシャ料理のムサカなどを注文してみた。
海に面した雰囲気のいいレストランでの食事でけっこうな値段になってしまった。
毎回このような食事はできないので明日からまた質素に行きたい。場合によっては自炊だ。 -
リゾットとスパゲッティ。
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レストランから眺める夕日。
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ひきつづきレストランからの眺め。
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ミコノス島は暗くなってからの方が活気がある。白い街がライトアップされるのでいっそう眩しく感じる。
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【10月8日(木)】ミコノス島で迎えた朝。
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ホテルのバルコニーからの眺め。今日は雲が多い。
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昼過ぎのバスで島の裏にあるパラダイスビーチへ行くことにした。パラダイスビーチまではバスで15分。30分毎にバスがあり、アクセスしやすい。
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ビーチに着く頃には太陽が照りつけ、強烈な日差しが照りつける。でも太陽が雲に隠れると涼しくなる。ビーチの入り口。
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怪しい絵を見ながらビーチへ進む。
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パラダイスビーチは砂利の砂浜なので海は濁らない。なのので透明度は高い。午後の早い時間なので海水客もおらず閑散としている。
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夕方4時前にはバスでミコノスタウンに戻った。昨日は夕食にたくさん金を使ってしまったので今日は自炊となる。ホテルの部屋にはキッチンが完備しているのが救いだ。スパゲッティーを茹でて、たこの缶詰を混ぜるとなかなか美味い。
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ミコノス島には猫が多い。
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夕方は夕日を見に街へ出た。
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風車がある高台に上ってみた。
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夕暮れのオールドポート。
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リトルベニス。
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リトルベニス近くの風車。
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夕日を背にした風車。
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いろいろ歩き回ってみた。でも結局夕焼けはホテルのバルコニーからの眺めが最高だという結果になった。
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夜は再びミコノスタウンをブラブラすることになった。
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中国人の商店はここにもあった。
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【10月9日(金)】
今日は9時50分のシージェットでサントリーニ島へ向かうことになっている。今日は朝から雲一つない天気で風もなく爽やかだ。出発までの間、ミコノスタウンを散歩することにした。 -
まだ時間が早いので魚市場はまだ準備ができていないようだ。また昨日いたペリカンは見つけることはできなかった。
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見かけたペリカン。
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ミコノスタウンの教会。
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日本人観光客は見かけないが、両替屋に日本円がちゃんと表記されている。しかし左側のボードに並んでいるということは三流通貨扱いのようだ。
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サントリーニ島へのシージェットが発着するミコノスタウンのオールドポートへは9時半過ぎに宿の車で送迎してもらった。
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港ではすでにたくさんの人がサントリーニ島行きの船を待っていた。
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サントリーニ島へのシージェットは一昨日同様30分遅れで港に到着した。
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シージェットの座席。
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カフェテリアがあり軽食をとることができる。
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船は途中ナクソス島を経由してサントリーニ島へ向かった。ミコノス島まではほぼ満席だったが、ここからは席に余裕があるようだ。なので指定された席に座る必要はないようだ。
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サントリーニ島には12時半に到着。予定より1時間近く遅れたことになる。サントリーニ島は岸壁がそびえる岩山のてっぺんに雪が積もったように白い街が広がり、その景観は独特でずっと前から来てみたいと思っていた。それがいよいよ実現した。
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サントリーニ島に到着。
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シージェットが到着した港は島の中心であるフィラの街の下にあるオールドポートではなく、アティニオス港への到着となる。定期便はフェリーも含めすべてこの港からの発着になる。アティニオス港周辺にはレストランやレンタカー屋などが軒を連ね、船が到着する時間帯は賑やかだ。アティニオス港も崖の下にあり、ここからバスで崖の上までジグザグに上ることになる。
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サントリーニ島ではカマリという島の裏側にある地区の宿を予約している。アティニオス港からバスでフィラに出たあと、別のバスでカマリへ乗り継いだ。島内の観光地を回るバスの本数は多いのでレンタカーを借りる必要はなさそうだ。
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カマリの宿泊先はホテルディリノという宿だ。しかしチェックインしたのはホテルディリノと同経営らしい向かいのヴィラ・カマリ・スターという宿でここに泊まることになった。部屋は狭くキッチンなどもないのでミコノス島の宿より物足りない部分もある。でも値段も安いので仕方ない。ちなみに1泊31ユーロ(4200円)だ。
カマリから島の中心であるフィラまでのバスは本数も多く、ホテル周辺にはファーストフードやスーパーなどもあり、なにかと便利だ。ビーチも近く落ち着いた感じで居心地は良さそうだ。 -
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スブラキ(ギリシャ風串焼き)のファストフード店なら安く食事を済ますことができる。
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バス乗り場は宿のすぐ近くにある。少し部屋で休んだ後、サントリーニ島の中心であるフィラにバスで向かった。サントリーニ島は崖の上からの絶景がすばらしいエーゲ海を代表する景勝地だ。
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サントリーニ島・フィラにて。
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サントリーニ島・フィラにて。
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フィラの街は観光客が行き交う。ただミコノス島に比べて見るべき場所は少なく、見下ろす眺めがすべてだという感じだ。ミコノス島のように町歩きを楽しむこともできるが、エリアは限られている。今日は初日ということでフィラと少し北に位置するフィロステファニからの眺めを堪能することにした。
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夕焼けはフィラから眺めることにした。
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夕暮れのフィラの街中にて
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この島で結婚式を挙げるお上りさんが多いからか宝石屋が多い。
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中華料理屋は必ずある。
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日没後のフィラ。
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日が暮れた後、バスでカマリへ戻ることにした。夜はバスは30分に1本になるが時刻表通り運行されているので便利だ。カマリには遅くまで営業している店も多い。
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【10月10日(土)】
午前中は宿泊先があるカマリビーチで過ごすことにした。 -
早朝のカマリの街は誰も歩いていない。
今日の午後ボルケーノツアーに行こうと思い、カマリビーチの旅行代理店で申し込むことにした。ボルケーノツアーはサントリーニ島で最もメジャーな日帰りツアーだ。種類はいろいろあり、申し込んだのは一番安い3時間のツアーだ。もう少し長い時間のツアーだとフィラまで送迎も含まれているようだが、我々は自力でフィラまで行く必要があるようだ。ちなみに火山と温泉のツアーで18ユーロ(2480円)だ。 -
午前中は島の北端にあるイアの街へバスを乗り継いで向かった。
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イアの時計台。
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イアは夕日がきれいな場所で有名だが、町並みの白さを見学に行くには日中にも行っておく必要がある。
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イアではミコノス同様、風車が有名だ。
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今日は風もなく穏やかな天候で幸運だった。
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イアはフィラに比べて町並みが洗練されていて高級感がある。フィラより一層白い町並みはミコノス島のように町歩きが楽しめる。それに加えてフィラ同様、大海原を見下ろす大絶景を堪能することもできる。まさに地中海の究極の観光地と言っても過言ではない。一生に一度は来てみたい場所として取り上げられることも多い。
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太陽に照りつけられた白くまぶしいイアの町並みを見学した後バスでフィラに戻ることにした。
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ボルケーノツアーに参加するためフィラからケーブルカーでオールドポートへ下りることにした。ケーブルカーといっても小さなゴンドラ6両が数珠つなぎになった珍しいタイプだ。
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オールドポートの駅に到着。
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フィラの崖下にあるオールドポートは観光用の船とクルーズ船の上陸用として利用されている。
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ボルケーノツアーはフィラの崖の下にあるオールドポートを午後2時に出発する。このツアーは山を登ったり泳いだり体力を消耗する可能性があるので、船に乗る前にカフェテリアで腹ごなしをしておくことにした。
スブラキが安上がりだ。 -
ツアー用の木造船。
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午後2時発。雪が積もったように白い断崖絶壁の上にあるフィラの街を見上げながら木造の観光船でまず火山島へ向かった。
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サントリーニ島は火山でできた島で火口のある火山島を取り囲むような形をしている。火山島に上陸した後、火口の見える山頂までの登山となる。
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火山は一応活動しているらしいが火口から煙が見えるわけではなく、後方の島影など眺めは悪くないがいまいち。サントリーニ島は活火山でいつ噴火してもおかしくないのでこの場所は一応注意は必要だ。
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火山島山頂の標高は131メートル。
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一気に下山。再び船に乗り込む。真っ先に登ってすぐ下りてきたので出発までしばらく待つことになる。
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その後、海中に湧く温泉に移動した。入り江の奥の方に海面が茶色く濁った場所があり、そこの海底から温泉が湧いている。温泉では船は接岸できず、温泉に浸かりたい人は船から飛び込み、50メートルほど泳がなくてはならない。なのでこの温泉までたどるつける人は半数以下だ。
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とりあえず海に飛び込んだ。
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温泉まで泳ぐと海水は生暖かい。そして硫黄臭がする。ただそれだけだ。
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温泉からまた船に戻るまでまた100メートル以上泳がなくてはならない。
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こんな感じで3時間のツアーを終え、オールドポートに戻った。内容は単純だが結構充実した内容だった。
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オールドポートからはロバが通る坂道を上り、フィラの街へ戻った。オールドポートからフィラの街までは高低差300メートルあり、坂も急なのでこちらの方が火山島の登山よりはるかに体力を消耗する。
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フィラの街に戻り、このままバスで夕日を見るために再びイアの街に行こうと思ったが、今日は天気がよくないので断念することにした。
今日は山に登ったり、泳いだりで結構疲れた。バスでカマリに戻ることにした。
夕食は日本を出て初めての米を中華料理屋で食べることになった。注文したのは定番のチャーハンとワンタンスープ。そして野菜炒めも追加した。 -
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【10月11日(日)】
午前中はカマリのビーチでくつろいだ。今日は昨日よりも雲が厚く、風もけっこう強い。
10月中旬が近づき、季節の変わり目だということだろうか。 -
今日も朝は誰もいないビーチエリア。
11時過ぎにチェックアウトを済ませてバスでフィラへ向かった。バスは20分毎にあるが10分位遅れるので時刻表はあまり当てにならない。
フィラのバスターミナルに到着後、12時のバスでアティニオス港へ乗り継ごうと思ったら今日のシージェットは全便欠航でそれに連絡する12時のバスは運行中止になっていた。 -
これは困った。確かに今朝は厚い雲に覆われ風も強い。ここに来て船が運休とは。いつかはこの日が来るとは思っていたが、途方に暮れてしまった。
とりあえずミロス島への次の船がいつ出発するのか確認しなくてはならない。 -
バスターミナルの近くにノミコストラベルという旅行代理店があり、ここが船のチケットの総代理店になっていたのでスムーズにチケットの払い戻しを受けることができた。そしてミロス島へは今夜の9時20分にフェリーが出るようで、新たにチケットを発券してもらうことができた。ただミロス島へのフェリーは週1便だったらしく振り替えができてて幸運としかいえない。このフェリーがなければ最悪ミロス島はあきらめることになったかもしれない。一時は絶望したが、あまりにも手続きがスムーズに進んで拍子抜けしてしまった。
そんな感じでミロス島への足は確保できた。しかし夕方まで時間をもてあますことになった。街の中心の土産物屋で荷物を預かってもらえる場所があるようで向かった。フィラで夕方まで時間つぶさなくてはならない。今日のフィラの街は風も強く、あまり歩き回りたいとは思わない。 -
とりあえず街中のレストランで時間をつぶすことにした。
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2軒目のレストランへ。
一番安いギリシャコーヒーを注文。 -
結局この店でも長居してしまい食事などもして結構な出費になってしまった。
でも高速艇が値段の安いフェリーに格下げされたので運賃の差額がけっこう戻ってきた。
戻ってきたお金を時間つぶしの食事代に充てれば損失は最小限で済む。 -
サントリーニ島で三回目の夕暮れを迎えた。雲は多いが夕焼けはそれなりにきれいだった。
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20時に港へのバスが出港する。その前に預けた荷物を取りにむかった。この土産物屋で1個8ユーロで荷物を預けることができたが高い。
アティニオス港へバスで向かった。欠航になったシージェットの客も多いようでバスは満席の状態だ。 -
アティニオス港で待っていたらフェリーが定刻通りやってきた。大型フェリーは多少の悪天候では欠航にならない。岩場の向こうから突然現れた大型船は巨大だ。フェリーはANEK LINESという海運会社でサントリーニ島での停泊時間は30分ほどでその間にコンテナを積み込み、それが終わったら乗客が乗り込んだ。
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一番安いデッキクラスのチケットを購入したが広々としたラウンジなどを利用できる。やはり大型船は甲板の上やレストランなどうろうろでき、スペースに余裕があるのでかなり快適だ。少し揺れたがミロス島までの4時間もあっという間だった。ちなみに所要時間はシージェットの倍以上だ。
【10月12日(月)】
深夜2時前にミロス島のアダマス港に到着した。島に到着後、レンタカーを借りることができた。営業しているか心配だったが他の到着客が予約していたようでたまたま店が営業していたようだ。借りる車はマニュアル車でもよかったがあまり値段が変わらないのでオートマチック車にしたらプリウスだった。ハイブリッドカーを運転するのは初めてなので最初運転するのに手こずってしまう。 -
予約してある宿泊先はポロニアにある「Heliotropioスタジオアパート」だ。
ポロニアまでの道路は舗装整備されているので走るのは簡単だ。しかしポロニアに到着したものの宿の場所がわからない。深夜まで営業していた商店で宿に電話してもらい、ポロニアの交差点で宿の人と待ち合わせして宿にたどり着くことができた。到着した宿の部屋は広々していて快適だ。
予定では昨日の夕方に到着してのんびりしてるはずだったが、到着がずいぶん遅くなってしまった。もう時間は明け方4時過ぎだ。サントリーニ島で欠航を知ったときはどうなることかと思ったが、何がともあれミロス島に無事到着できてよかった。 -
ミロス島で朝を迎えた。写真は滞在先の宿。今日も風は強いが青空が広がっている。
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ミロス島で借りた車はプリウス。日本が誇るハイブリットカーのパイオニアだが、ヨーロッパではほとんど普及していない。そんな車がこのような離島で見られるのは意外だった。基本的にヨーロッパではガソリン車は不人気だ。
ハイブリットカーは本土ではあまりにも人気がなくてこの島に流されてきたのだろうか。 -
そんなプリウスを走らせ、まず最初に世界の絶景ビーチとして取り上げられるサラキニコビーチへ向かった。
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月面のような風景が印象的なビーチで岩場の入り江が池のようになっている。
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泳ぐには最適の場所だ。日差しがあると暖かいが風が吹くと寒い。
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ミロス島の中心都市は港があるアダマスだが、小高い丘に広がるプラカという街も家屋が密集しており、観光産業の中心都市で首都とされている。
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プラカは坂道に古き良きキクラデス諸島特有の白く塗られた伝統家屋が密集している。
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そして教会。眼下には青い海が広がる。ミコノスも昔はこんな感じだったのだろうか。観光客のいないひっそりしたプラカの街は静かで居心地がいい。
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プラカを散策しつつ、目にとまったレストランで昼食を取ることにした。
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ドルマデスや魚のフライ、ギリシャサラダを注文。観光客が利用するレストランだがメニューの値段はローカルプライスだ。とはいえ決して安くはないのだが。
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食事を終えて向かったのはプラカから近い漁村で「クリマ」という漁村だ。車で狭い道路を一気に下った。
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クリマは小さなビーチもある漁村で波打ち際まで家屋が迫る独特の風景が印象的だ。また小さなビーチもある。しかし人の気配がまったくない。波打ち際にたたずむ家屋は漁師のための作業場になっているようだ。これらの家屋はあまりにも海に近すぎて高潮など被害はないのか心配になってしまう。
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その後、島の南側に面した漁村で岸壁にせり出した教会が美しいフィロポタモスという漁村へ向かった。
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ここも青い海にマッチした岩場の白い建物が眩しく美しい。フィロポタモスはレストランなどもあり、ビーチでは観光客がくつろいでいた。
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フィロポタモスのビーチ。
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教会。
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フィロポタモスの港と漁師の作業場が入る家屋。
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宿泊先があるポロニアに戻る途中、パパフラガスというポイントに立ち寄った。
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パパフラガスは荒々しい岩場の崖が広がるポイントで岩場の下に隠れ家的なビーチがある。ビーチへは崖をロープを伝って下りる必要がある。
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写真は撮らなかったが崖の下に見えるビーチはゴミがたまり汚いので泳ぐには適さない感じだ。こんな感じでミロス島の何カ所かの名所をまわりポロニアへ戻ってきた。車があると自由自在に動けるので便利だ。
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夕食は自炊することになった。しかしポロニアのスーパーは今日(月曜日)は営業していなかったので、車で15分ほど走ったプラカに近い街のカルフールへ買い出しすることにした。ミロス島はバスの本数はきわめて少ない。車がないと身動きが取れない。写真は宿の屋上からの夕焼け。
【10月13日(火)】
明け方から風の吹き付ける音が部屋の中まで聞こえてくる。今日は雲のない快晴だが風が強いのが気になる。朝起きてからアテネ(ピレウス)へ戻るシージェットは欠航なのではとあきらめモードだ。欠航の場合、明日の飛行機でもいいが、今夜の宿泊代とレンタカー代が余分にかかってくる。 -
不安な面持ちでアダマス港に行ってみた。チケットの代理店である「Riva」で確認したらシージェットは通常運行とのことで一安心。
アテネには予定通り、今日戻れそうだ。ミロス島の滞在は少し短くなってしまったが、結果オーライだ。シージェットは午前中サントリーニへも運行されるようで港周辺では出発客が多く目につく。この船が夕方サントリーニ島からミロス島に戻ってくることになる。 -
せっかく来たのでアダマスの街を散策。
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一度宿に戻り、出発の準備をして12時にチェックアウトを済ませた。海沿いの広い部屋と見晴らしのいい屋上がある快適な宿だったが滞在時間が短くなってしまったのは残念だ。
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今日はまず入り江にカラフルな家屋と小舟が浮かぶマンドラキという漁村に向かった。ここも小さな入り江に波打ち際まで家屋が迫り、何ともいえない独特の風景に感動さえ覚える。クリマ然り波打ち際まで家屋が迫る漁村の風景はミロス島独特なのか。このような場所があることを全く知らずにこの島まで来たのでこの風景を見たときは衝撃的だった。そして感激した。
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マンドラキの教会。
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マンドラキの漁村と漁師。
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マンドラキを離れプラカへ向かった。その途中にあった街の時計塔。
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前方にプラカの丘が見えてきた。
ミロス島はパリのルーブル美術館に展示されている「ミロのビーナス」が発見された場所でもある。ミロス島では発見された場所を示す看板があるだけだ。でもこの島に来た以上その場所に行っておく必要はある。発見された場所はプラカに近いカタコンベ(地下墓地)の近くにあるらしい。
その近くに円形劇場の遺跡もあるようだが、けっこう歩かなくてはならないようで行くのは断念した。 -
ミロのヴィーナスが発見された場所だという標識。
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ミロス島キクラデス諸島で最も大きな島のひとつだ。しかし島の大部分は未舗装の悪路で普通の車ではアクセスできない。なので島全体を観光する場合はシープを借りるか海からのアクセスとなる。今回は比較的道路が整備された島の一部のみの観光となったが十分満足のいく内容となった。
レンタカー返却のためガソリンを給油した。値段は1リッター1.65ユーロ(227円)。離島と言うこともあるがヨーロッパ諸国に比べても高めだ。ドイツなら180円くらいだろう。 -
出発まで時間があるので空港の方にある崖の下のビーチに行くことにした。インドのバルカラみたいな隠れ家ビーチで目の前にはプラカの丘とアダマスの港が見渡せる。広くて開放感のあるいい雰囲気のビーチだ。エーゲ海の島では砂利のビーチが多かったが、ここはきめ細かい砂のビーチだ。
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17時前に港町アダマスへ戻ることにした。
時刻表では16時発のピレウス行きのシージェットだが1時間遅れという表示が船会社の総代理店「Riva」に表示されていた。その時間に合わせてレンタカーを返却することにした。しかし17時になってもシージェットは現れない。 -
結果として定刻より2時間遅れでミロス島に姿を現した。
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ピレウスには21時過ぎに到着。所要時間が予定より長かったように思う。波が高いからスピードを落としていたのかもしれない。
港までアンジェリキに迎えに来てもらっている。船はかなり遅れるのでおよその到着時間を彼女自身に船会社に確認してもらうように伝えてあったが、そこそこ待ってもらったのは確かで申し訳ない気分だ。ピレウス港からアンジェリキの家までは車で20分ほどだ。
家に着いたらもう夜10時過ぎ。疲れたので今日はもう寝るだけだ。 -
【10月14日(水)】
8時起床。今日は遠出はしないのでのんびりアテネで過ごしたい。デルフィに行く予定だったが、遺跡は飽きてきた。
アンジェリキにトーストを焼いてもらった。そしてギリシャコーヒーの朝食。 -
昼前に車でアクロポリスの丘周辺へ向かった。モナスティラキ広場のハッピートレインという機関車型のバスに乗り、アクロポリスを一周して周辺の雰囲気を眺めることにした。
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結局今回はアクロポリスの丘に上ることはなかった。アテネ滞在中は頻繁にパルテノン神殿を見上げていたので今回は入場料を払ってまで丘に登る気はない。
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パルテノン神殿は保存状態が悪いので近くで見るとあまりきれいではなかったと20年前感じた記憶がある。実際今回も修復作業用の足場だらけだ。
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ハッピートレインという機関車型のバスに乗って驚いたのはその小回りの良さだ。アテネの旧市街であるプラカ地区の狭い通りをどこにもぶつからずにぐんぐん進む。景色よりも乗り物の動きに驚いてしまった。
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シンタグマ広場でバスを乗り換え、新市街のゼウス神殿の方にも行くことにした。バスの乗車券は時間内なら乗り放題のようだ。
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アテネの路面電車。
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なにやらデモが行われていた。パキスタンっぽい国旗と国に帰れというプラカードが見えるが目的はわからずじまいだ。
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屋外劇場。
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アテネ市内から後方にリカヴィトスの丘。
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ハッピートレイン。
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その後、シンタグマ広場のマクドナルドに入ってみた。マクドナルドはギリシャにたくさんあったが経済危機で多くの店舗が撤退してしまったようだ。今ではシンタグマ広場など限られた場所にあるだけだ。アンジェリキそう教わってギリシャに来て初めて経済危機の真っ只中だと意識させられた。とはいえその少なくなったマクドナルドは大繁盛している。
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その隣にはギリシャでチェーン展開していてミコノス島にもあったエヴェレスト。
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日本のキャラクターの怪しい風船を売る物売り。
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アンジェリキの友人たちと待ち合わせカフェでくつろぐことにした。パブリックカフェという商業施設の屋上のカフェでシンタグマ広場と国会議事堂が一望できる。ここで長時間過ごすことになった。
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夕食はギリシャ料理のクリマタリアという店に連れて行ってもらった。道中からアクロポリスの丘を見上げる。
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ギリシャ料理店「クリマタリア」。
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ギリシャサラダやムサカを始めたくさんの料理を堪能させてもらった。
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ギリシャサラダ。
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ちょっと中華風のプレート。
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ドイツで食べたシュバイネハクセのような豚のすね肉のローストも出てきた。ドイツ同様かなりのボリュームだ。
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食事を終えた後、アンジェリキとは別行動で地下鉄と徒歩でアンジェリキの家まで帰ることにした。
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モナスティラキ広場を経てシンタグマ駅から最寄りの駅まで地下鉄を利用し、ここから30分以上歩くことになる。
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地下鉄アギオス・アントニオス駅。
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一帯は庶民的な住宅街なのでギリシャの日常を感じることができる。1ユーロショップなるものも存在する。
近くのスーパーに寄ったりして家に戻った。アンジェリキもすぐに戻ってきた。 -
【10月15日(木)~16日(金)】
帰国の日。今日も朝食のトーストを作ってもらい、荷物をまとめて10時過ぎに家を出発した。使わせてもらった部屋。 -
最終日の今日はアテネの北にあるマラトンに向かった。高速道路を北へ向かう。
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高速道路を1時間ほど走った山の中のダム湖に到着した。このダム湖はマラトンレイクというらしい。マラソンは暑苦しい遺跡の街かと思ったが、風光明媚で落ち着ける。また日差しは強いが風が強く日陰は寒い位だ。南欧ギリシャもいよいよ夏が終わったのだと感じる。
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アテネまでマラソンの42キロなのかと思ったら31キロしかないようだ。
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マラトン。
その後マラトンのビーチへ向かった。ここで再び時間をつぶし、マラトンからアテネ国際空港に直行した。 -
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アンジェリキの見送りを受けて出発ロビーへ向かった。アテネでは4泊もさせてもらい、移動はすべて車まで港までも送り迎えしてもらい、とてもお世話になった。
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カタール航空はアテネに二本飛んでいるようだ。19時25分発のカタール航空。機材は小さいエアバスA320型機でガラガラだった往路とは違いほぼ満席だ。
ドーハまでは4時間ほど。西へかなり移動したがアテネとの時差はない。
ドーハでは2時間ほどの乗り継ぎ時間だ。スムーズに待ち時間それほどなく成田行きに乗り継いだ。
成田までは11時間。帰りも深夜便のため眠りにつける。なので所要時間の長さは気にならない。成田まではあっという間だった。
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