コロナでワサワサしているうちにいつの間にか夏も過ぎ、ようやく過ごしやすい季節がやってきました。<br />とはいえ世間は涼しいはずなのに、はなままだけはいつまでも額からじっとりと汗が滲むのはなぜ？( ;´･ω･`)　はたまた寝ても覚めても常に疲れているのはなぜ？(´д｀|||)<br /><br />まったくこんなに顔から汗をかいた夏は生まれて初めてだ。それに大好きな山に出掛ける体力の自信もどこかに消えてしまっている。<br />うーむ、女性なら誰しも通らねばならない峠道、いつかは越えられることと信じてじっと耐える。<br />

棚田百選めぐり　☆千早赤阪村と明日香☆

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2020/10/03 - 2020/10/03

25位(同エリア115件中)

エリア

河南・太子(大阪)

来週の体力維持を考えながら、行ける範囲で秋を味わいたい。
出掛けるのがしんどい分、毎日地図とにらめっこ。地図を見ていると、はなままの地元から竹内街道を通って行けば、千早赤阪村は意外に近いことに気づいた。
そんなわけで、楠木正成公の活躍が語り継がれる千早赤阪村へ。
楠公生誕の地には、ささやかな記念館と小さな手作りみたいな道の駅があった。大和葛城山や金剛山の登山者が立ち寄るスポットらしい。近づくとカレーのいーい香りが立ち込める。人気メニューみたい。
だけどはなままコンビは外ランチの準備をしていたので、ベンチを借りてコンロとバウルーでホットサンドを焼いた。
今回はあいぼう持参の焼き鳥缶やキャベツ等を挟んでみたけど、キャベツの水気でちょっと味が薄くなったかな。サバ缶にカレーパウダーとかの方がいいかも。
YouTubeのへっぽこ登山ファンのはなままは、千早赤阪村の棚田を見てみたかったのです。
へっぽこ登山の梅雨のしとしと雨降る景色も素敵でした。
https://youtu.be/JgcK5gPAFtE
彼岸花は終盤ですが、稲は黄金色に実って、そろそろ刈り入れのシーズン。
ダイヤモンドトレイルのある金剛山系の大阪側は小さな面積の斜面に棚田のグラデーション。
盛りの頃なら彼岸花が見事だったろうな。
休憩中のご夫婦が絵になるわ。
向こう側に見えるのは、二上山だと思うけど、ここからだとピークが重なって一つに見える。
可愛らしいドングリ発見！楢の木があるんだね。
地元の家族連れがお散歩に来られています。

大阪側だとどうしても今時の建物が写り込むなぁ・・(´･ω･)。
山の中腹に赤阪城跡。
城跡前の広場には、ところどころで楠公が登場。
道路の反対側の眼下には美しい稲田が広がります。例年なら11月には棚田のライトアップがあるんですって。
こちらには南方面の山系も見えるんだけど、グラウンドのライトも入っちゃう。さすがに大阪は都会だね。
正成殿様からは様々なお達しが。
林の中で何かが転がり落ちる音がしたので振り向くと、いが栗がたくさん。
あれの中から栗を出すのがはなままの夢なんだよね。
今年は栗が豊作なのか、もう3回も食べた。しかも大粒なのだ！

この彼岸花はまだ綺麗に咲いてる！
想像してみたら、能登半島の棚田のライトアップも見てみたくなってきたわ。
遠景にはPLの塔と大阪の市内のビル群を望む。我らがハルカスも！はなままは大阪で生まれ育ち、20歳からは奈良県で暮らしている。今では奈良県民の年数の方が長くなったけれど。人生の中で過ごしてきた総時間数は大阪の方が圧倒的に長いので、やっぱりどうしてもこちら側への愛着が強いんだなぁ。
ドングリをお土産に。
だけど大阪にいる頃は、季節の移り変わりや自然、夜の暗闇等には全く関心もなく、奈良県に来て初めて夜の暗さや気温の変化、春の木々の芽吹き、花々の咲く季節、それに災害の怖さ等を知るようになった。
あの道を右に進むと竹内峠のもう一つ南側の水越トンネル経由で奈良県御所につながっている。トンネルの上には大和葛城山と金剛山。
ちなみに竹内街道は、飛鳥時代には天皇の移動に使われる大街道だった。唐や隋の国からの使者は堺の港から上陸して、まずは目の前の巨大な大仙古墳に圧倒され、そこから東へ竹内街道を通り飛鳥の都へ向かったのだ。
ライトアップがあれば見てみたいけど、今年は難しいのかな。
楠公が活躍するのは鎌倉時代のことで、太平記という物語になっていますが、まだたかだかニ時代前に生まれたはなままにはちょっと昔過ぎて詳しくわからない。城を守るため、岩や木、しまいには糞尿までも投げ落とす激戦だったそうだ。
そっかー。なりふり構わず戦うのって立派だわΣヽ(｀д´；)ﾉうおおおお！
実は「よーいどん！」の「あいちゃんの田舎暮らし」ファンのはなまま。今日は密かに、この前出ていた河南町の物件を見ることも目論んでいた。グルグル回ってみたけれど、残念ながら見つけられず(´*ω*`)。
あれはもう多分買い手がついたのだろう。
千早赤阪村はここまで。
こちらはまた別の日。
金剛山系の東側、奈良県明日香は稲渕の棚田へ。
奥明日香にある飛鳥川上流の小さな滝だ。春は桜がとても美しい。

あの小さな橋の下には飛鳥時代の恋人たちが行き来した飛び石がある。
楠公の時代から遡ること800年くらいかなー。明日香へ来たら、ここは必ず訪れてね。
大阪に比べると断然牧歌的。
明日香のことはよく書くので、よかったらこちらをご覧くださいね。

https://4travel.jp/travelogue/11065369

https://4travel.jp/travelogue/10604800
帰りに道の駅のジェラート屋さんへ。
物部氏のお屋敷があった甘橿丘(奈良盆地が一望！)、水落遺跡(何気ない石が並んでいるだけのようたけど、実は日本で最初の時計！)の側というザ・日本人の故郷真っ只中で。
ただただジェラートに舌鼓。今日はいちじくとあすかルビーのコラボ。グリーンピースというのがすごく気になったなぁ。何と組み合わせたら美味しいかな？と想像するのが楽しい(*´ڡ`●)。
☆オマケ☆
はなまま家近くでエレガントな白い彼岸花を見つけたよ。

はなままの峠道がハードなおかげで、コロナのしんどさが薄まったというなかなかビミョーな季節の移ろいでした。

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この旅行記へのコメント（3）

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琉球熱さん 2020/10/13 23:12:32

田んぼ

はなままさん、やっぱり田んぼの風景はホッとしますねー
稲田ってやっぱりキレイだ（バカ丸出しの元大臣じゃないよ）
最近、ほんとに里山の風景に魅かれるんですよ、年のせいかな～

ところで会津駒、ご紹介いただいた旅行記、なんと！今月じゃないですか！
確かにスゲー　今がまさにピークですね
晴れていたら発狂するな、私なら(笑)

でもねー、今シーズンも続々と終演のお知らせが・・・
もう近郊の低山狙うしかないかも

---------琉球熱--------

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tabinakanotaekoさん 2020/10/10 13:45:54

はじめまして

はなままさん、
はじめまして、tabinakanotaekoです。私の千早赤阪村にいいねをしてくださったので表敬訪問をいたしました。初めてのお名前なので興味津々でした。
はは～ん、ご自分の千早赤阪村編をアップされたので私のがひっついて出てきたのですね。
お陰で1ヶ月後の棚田の風景が見られました。稲刈りの時期の黄金色に彼岸花の色が加わり美しくて驚きました。来年、もう一度、10月に行こうと思いました。ありがとうございました。
　　　　　　taeko

はなままさんからの返信 2020/10/10 16:38:43

Re: はじめまして

こんにちは！

「たびなかのたえこ」さんとお読みするのですか？はじめまして(о´∀`о)。
万葉時代にありそうなお名前ですね。

千早赤阪村の棚田は初めてでしたので、季節によってどんなふうに変わるのかな？と拝見してみました。

いろんなところにお出かけのご様子ですね。これからよろしくお願いします！

はなまま(*^^*)

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