ツレが、金沢から足を伸ばせる距離の温泉を探し、敦賀の「トンネル温泉」を見つけました。<br />せっかくのGo to トラベルなので一番お高い宿を検索して決めたのですが、「トンネル温泉」って、ここひとつだけだったみたいな、、、💦

Go to トラベルで行く金沢・敦賀　ー敦賀編ー

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2020/09/30 - 2020/10/02

81位(同エリア198件中)

エリア

美浜・三方五湖周辺(福井)

今日は金沢から敦賀に向かいます。
急ぐ旅ではないので、東尋坊に寄っていこうか？と高速を下りて一般道を進みます。
途中、一面の蕎麦畑でした。
偶然、道路脇の水族館の看板を見て、先ずはそちらに向かいました。
「越前松島水族館」何だかのどかな感じの建物ですねぇ。

越前松島水族館動物園・水族館
入館して、、最初にマンボウのお出迎え。
続いて福井の海の魚たち。タイ、ヒラマサ、カンパチ、、、私、魚屋にいるのかな？美味しそうだなぁ！
勿論、アフリカやアマゾンの魚もいました。
ペンギン館に、人気のカワウソ館。カエルや亀、クラゲ、何故かフラミンゴ、、。
田舎の小さな水族館だと思っていましたが、想像以上にひと通りの水生生物が見られました。
エイやサメなどに触れたり(勿論、安全に配慮してあります)、磯遊びができたり、子供たちが楽しめる工夫がたくさんありました。
広い敷地に次々と新しい館を建て増していったみたいで、あっちへ行ったり、こっちへ来たり、、、アザラシプールは見そびれました💦
お決まりのイルカショーもありました。
最前列で見ていた修学旅行の中学生たちは、ずいぶん飛沫を浴びたみたいですよ。
最後にイワシの群れが泳ぐ海洋大水槽を見て、水族館にお別れです。
東尋坊に近づいたものの、有料駐車場のしつこい呼込みにうんざりして、「写真やサスペンスドラマで見たから、もういいや！」とパス💢

敦賀インターで高速を下り、山道を上り、「敦賀トンネル温泉北国グランドホテル」に到着。
せっかくの温泉なのに、宿はここだけみたいです。周りには老人福祉施設がいくつかあって、多分♨️を引いているのでしょうね。

敦賀トンネル温泉　北国グランドホテル宿・ホテル
"いかにも昔ながらの仲居さん"にお茶を淹れてもらいながら、色々話を聞きました。敦賀は今、新幹線と高速道路の工事が入っているので、工事関係者がポチポチ泊まっていること。それで女湯は私ひとりの独占とか、、。

バブルの頃を彷彿とさせる温泉旅館です。お部屋は広いし内装も凝っていますが、メンテナンスに手がまわらないのかあちこち老朽化が目立ちます。コロナだけが原因ではないみたいで、地方はかなり疲弊しています。

温泉に浸かっている間にお布団を敷いてもらい、お部屋は二日間ずっとこんな感じでした。
この宿では夕食だけをお願いしてあります。
今日はお昼抜きだったので、早めに6時に食事です。昔、社員旅行で宴会をしたような大広間に、グループ毎のテーブルが並べられています。見渡したところ食事の準備は全部で6人分。"宿泊のみ"の客もいるのでしょうが、寂しい限りです。

お鍋は白魚の柳川。ドジョウより柔らかくて食べやすく、美味しかったです！
朝食無しで朝ゆっくりしてからやって来たのは、仲居さんから聞いた近所の見どころ、海沿いの「赤煉瓦倉庫」。宿から車で10分です。
ここでも修学旅行生に遭遇。コロナは相変わらずですが、世の中は少しずつ動き出しているようですね。💕

敦賀赤レンガ倉庫名所・史跡

入口のある南棟はレストラン館、続いて奥の北棟がジオラマ館で、こちらは入場料￥400。
ジオラマ、凄いです！！
昭和の敦賀の街を再現してあるそうですが、細かい所までよく作り込んであります。ジオラマがとても大きいので、外側にしか近づけないのが残念。
敦賀の歴史を紹介するビデオ上映もありました。

明治時代に日本海側で初めて鉄道が通った街で、敦賀港で欧亜国際連絡船に乗り換えれば、ウラジオストクからシベリア鉄道でヨーロッパまで行けたそうです。青函連絡船(還暦過ぎの人しか分からないかな?)の国際版ですね。
あの時代に、東京から米原、敦賀、ウラジオストク経由でパリまでの切符が買えたそうです。
杉原千畝がビザを発給して救ったユダヤ人達も、ここ敦賀港に渡ってきたそうです。
昔の敦賀は凄かったんだ！！
さて、もう一度ドライブです。
日本3大松原のひとつ、気比の松原を通り抜け、レインボーラインを上り、三方五湖へやってきたのですが、、、残念、雨が降っています。この天気では山頂まで登ってもねぇ、、。

三方五湖自然・景勝地
パーキングからの眺め。雲が多いけれど、雰囲気は解るでしょうか？
これだけ山地と湖が入り組んでいるのは、リアス式海岸と同じようにして出来た地形でしょうか。
あちらの方は、お天気良さそうですが、、、少しは見えたから良しとしましょう。
今日は朝食抜きなので、そろそろお腹が減ってきました。レストランを見つけましょう。
レインボーラインを下りて直ぐの所にあったレストラン、「ドライブインよしだ」。
車がいっぱい停まっています。バイクもいっぱい！有名店らしいです。運良くパーキングスペースがあったので、私達もウェイティングリストに名前を書いて、密にならない様に気を付けながら順番を待ちます。イカ丼が名物のようです。

ドライブインよしだグルメ・レストラン
奥まで客席のある結構大きなレストランだったので、それほど待たずに席に案内されました。
ここはやっぱり、名物のイカ丼！（ツレはゲソ揚げ付セット）
イカ、とろろ、大葉、海苔、鶉の卵に特製ダレがかかっていて、美味しいし、ボリューム満点。朝食抜きだったので完食！　
レストランからの眺め。五湖のひとつ、水月湖に面しています。
食事も場所も良くて、バイクでツーリングしている人達の聖地になっているのも分かります。
宿に戻るにはまだ時間があります。美浜原発のPRセンターに行ってみましょう。
実は私の卒業研究は放射線に関係していました。「ピリジンジカルボン酸ジエチルエステルのメタノール溶液へのコバルト60照射による化学反応」(うろ覚えなので多分、、)　資料に放射線照射してもらうために、先輩に連れられ群馬県新町の原子力研究所に通った時に、一般公開していない内部の見学をさせてもらったこともありました。そんな訳で、「原子力」とか聞くと、親近感が湧いちゃうのです。😅

写真は、1/3縮尺の原子炉容器。意外と小さいのですね！

美浜原子力PRセンター名所・史跡

写真の外側いっぱいのドームが、原子炉格納容器。
真ん中の赤いパイプがある辺りが原子炉容器。
こんなに大きさが違うのですね。フクシマのテレビ報道で何度もイラストを見ましたが、格納容器内にこんなにたくさん装置があったとは知りませんでした！
廃炉作業は大変です、、💦
PRセンターから橋を渡った先に、原発はあります。半島の先の先、出島の様な所でした。
宿に戻って、3階の客室からの眺めです。昼間見たジオラマを思い出します。

実は今夜は十五夜だったのですが、窓は敦賀湾を向いていて北向き、満月を見そびれました。😓
今夜の夕飯。左の鍋は鯛しゃぶ。右は陶板焼き、牛肉があります！
ウワァ、肉は何日振りでしょうか？　天麩羅もフライも、みんな魚介類でしたからねぇ～！

明日は帰宅。美味しい刺し身を食べるために金沢・敦賀に来たツレですが、「ソースカツ丼が食べたい。」と言い始めています。
帰り道、最初の1時間はツレが運転しました。
北陸道から米原JCTで名神に、小牧JCTで中央道へ。そろそろSAに寄って、食事にしましょう。
虎渓山PA。フードコートでソースカツ丼を賞味！
私の認識ではソースカツ丼は名古屋の名物ですが、米原、敦賀と北上すれば近いのでしょうか？敦賀でも名物のようでした。

4時過ぎに無事帰宅。
夜、お風呂で気が付きました。アクセル・ブレーキを踏んでいた右足と、何もしなかった左足、足首の太さが違うのです！
私ももうじき高齢者。もう、こんな無茶な旅行はしません。これからは新幹線か、飛行機で、、、

虎渓山パーキングエリア道の駅