2020/09/18 - 2020/09/22
26254位(同エリア54766件中)
古川大輔さん
もう止める列車も無いのに、頑張り続けているように見える、浦臼駅、新十津川方面のATS地上子・・・
2020年9月21日(月)
路線名:函館本線
列車名:特急ライラック13号
札幌発→旭川行き
使用車両:※789系1000番台
所属区所:札幌運転所
乗車区間:札幌→滝川
当日実際の発着時刻
札幌 11:00.10発
岩見沢 11:25.15着 11:25.55発
美唄 11:35.55着 11:36.30発
砂川 11:47.15着 11:47.50発
滝川 11:52.50着
一般路線バス
北海道中央バス滝川営業所
路線系統:滝川浦臼線
滝川駅前 12:35発
浦臼駅前 13:12着
同上
浦臼駅前 16:00発
滝川駅前 16:38着
路線名:函館本線
列車名:特急ライラック34号
旭川発→札幌行き
使用車両:789系0番台
所属区所:札幌運転所
乗車区間:滝川→札幌
当日実際の発着時刻
滝川 17:03.00発
砂川 17:08.10着 17:08.35発
美唄 17:19.15着 17:20.00発
岩見沢 17:29.50着 17:30.25発
札幌 17:57.00着
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JRイン札幌駅南口さんのお部屋、ここに来るだけでも十二分に北海道、大満足の一スポットになっています。弾丸ツアーのときは、まさにこちらが目的地、後は、いつも見ている函館や札幌の町だけで十分です。
時間にゆとりがある時は、それとなく北海道に思いを馳せる場所でもあります。明日はどっちの方へ向かおうかな!?結局、札幌駅のホームに立ってから決まることも多いです。
何度も行った場所に行くもよし、ちょっと頑張って一足伸ばすもよし・・・ -
JRイン札幌駅南口のオリジナル朝食、本日は唐揚げ定食をチョイスいたしました!
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駅に向かう道すがら、そういえば、札沼線廃止の話題が出ていたな・・・と思い出し・・・
コロナ真っ只中、寂しい最後を迎えることになってしまった札沼線の北海道医療大学~新十津川間、もう列車は見られなくとも、面影を見に行ってみよう!
廃線区間の中で、札幌から列車とバスを乗り継いで手軽に行けるのは「浦臼」、滝川駅で函館本線と北海道中央バス滝川浦臼線を乗り継いで向かいます。
札沼線は、札幌から小樽、函館方面へ一駅進んだ桑園駅から分岐し、新十津川方面に向かう路線なので、列車が走っていた頃とは対照的な方向に進みます。北海道は広く、また、形からもわかるように、位置関係も非常に複雑です。
とりあえずスピード重視で、自由席特急券を購入、乗る列車は「ライラック」でしたが・・・
突如、案内放送が・・・
「使用する車両の不具合により、車両が変更になります・・・」
ある程度、想像できましたが、ピンチヒッターは、いつも「カムイ」や「すずらん」で運用されている789系1000番台です。 -
ライラックの0番台とこちらの1000番台は車体の形も性能も共通、「ライラック」と「カムイ」は運転区間、速度、停車駅全て同じなので、鉄オタとして感じるインパクトは薄めですが、花の名前にふさわしい0番台のやさしい緑のイメージに対し、シャープなイメージのある1000番台が「ライラック」として走るというギャップが、なかなかイケてます!
しかしながら、編成やサービス面での仕様が異なり、最大の違いは、1000番台にはグリーン車がない・・・普通にはあり得ないプレミアムな事件でしたが、グリーン車で快適移動を楽しみにしていた人たちには、残念な事だったでしょう。 -
いつになく引き締まった「ライラック」の顔!?
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側面表示器
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いつ乗車しても、それなりに混雑する「ライラック」「カムイ」、この日もほぼ満席に近い状態で、得意の立席でした。
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ひょんな事から、プチレアな鉄旅を満喫、滝川駅からは北海道中央バス滝川浦臼線に乗って、浦臼駅にやってきました。
広い北海道ですが、バスはどこでもそれなりに、程好い時間帯に運行されていて感心します。しかし本数は少ないので、予め時刻を調べていないと数時間、待ちぼうけになるので注意!
(自分のように、待たされるのが趣味の人も、最終便の時間くらいは把握しておきましょう) -
駅舎には、「ふれあいステーション」という名前がつけられ、ネットで話題のとおり歯医者さんが入っていました。当日は休診日でした。
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駅舎というより、街角の公民館とかのような雰囲気です。
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残念ながら、ホームのみ立ち入り禁止でした。
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それなりに町の中なので、帰りは列車に乗って帰ろう!などと、つい考えそうになります。その選択肢自体がないのが不思議です。
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線路内人立ち入り(汗)
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駅舎と反対側、かつて引き込み線と貨物駅があったスペースより、ホームを撮影、本当に、こうして写真なんか撮っていて良いのだろうか・・・
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ついこの間まで、普通に列車が走っていたので、まだまだ、軌道はきれいです。
「ほぃぃぃぃぃ~んっ!」て、後ろから警笛を鳴らされそう(汗) -
標識のみ撤去された踏切、しかし機能はまだ生きていると思われます。
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もう運転士さんが確認することもないであろう標識や信号、まだそれに気付かず、列車を待ち続けているように見えます。
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混乱を避けるため、ホームの各種案内表記は撤去されましたが、北海道医療大学方面、新十津川方面、各ワンマン乗車位置を示していたと思われる柱のみが残っています。
本当に、ここまでにならなければならなかったのか!?と、考えてしまいます。 -
一度、無くしてしまった鉄路を、再び復活させることは難しくなります。鉄道という貴重な財産を、時代の流れ、利益といった目先の理由だけで簡単になきものにしてしまうのは、あまりにも残念です。それこそ、何だかわからないことに消えている国のお金のごく一部で、助けられぬものか!?そんなに莫大な負担とは思えません。メンテナンスや人件費を最小限にするなら、例え一日一本でも走れば十分、利用する側が自己責任にて、時刻を把握していればいいだけで、無くなるよりは遥かに良いはずです。お金をきちんと支払い、ルールを守れば、運転免許のように欠陥事項もなく、誰もが平等に利用できるのです。
身体障害や年齢など、さまざまな事情で車に乗れない人にとって、公共交通の衰退は、人生のドロップアウトにすら繋がりかねない、重大な問題です。
一方、現実問題として、鉄道事業者にとっては商売である以上、儲からないのに、巨額の維持費を費やして、自らの首を絞め続ける訳にもいきません。JR北海道は今後、新幹線の開業もひかえており、現状は、儲かる札幌都市圏の輸送に専念して、少しでも稼ぎたいところです。利益になる線区に徹底的にお金をかけ、人員を集中配置のうえ万全な体制を整えれば、十分な安全管理を行った上で、再びスピードアップなどのサービス向上を行う選択肢も出てきます。鉄道の将来を考える上で、これも非常に大切な課題です。 -
そういう意味では、利用されないのに、いざ無くなるとなると、とたんに反対運動が起こることに対しても、コレまた何とも言い知れぬ理不尽さを感じてしまいます。アレだコレだと難しいことを議論する前に、皆で協力して列車を利用し、ライフラインとしての公共交通を維持することも、平等な社会を形成するための初歩段階だと思います。
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もちろん、どんなに苦境にあろうとも、例え不便を強いられたとしても、私の北海道大好きには変わりありませんっ!
今後さらに、熱いプロポーズを続けます。
そして、公共交通ファンとして、必要とする者として、さすらいながらも、JR北海道を応援します。
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