ボルネオ島の端っこで大トラブル

2020/08/28 - 2020/08/30

2020年8月、一度目のCMCOでマレーシア国内であれば他州への移動が可能な時期にKLからサバ州のコタキナバル、そしてボルネオ島の端っこ、"Tip of Borneo"へ行ってきました。

端っこである事以外は特に何もない場所であることは分かっていたのでとにかくゆっくり、のんびりしようと思ってレンタカーを借りて一人島の端っこへ向かいましたが。。。

エリア コタキナバル(マレーシア)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: レンタカー タクシー 徒歩 飛行機
• 航空会社: エアアジア
• 旅行の手配内容: 個別手配

旅の始まりはいつもKLIA2。いつもじゃないけどほとんどKLIA2。

Priority Passで入れるプレミアムラウンジは営業時間も短縮し、ご飯もメニューから選ぶシステムに変更されてました。

注文したのはナシレマ。地球の歩き方の表記ではナシ・ルマッ。


夜8時過ぎの便だったのでコタキナバルに着いてからはGrabでホテルに直行＆就寝。

翌日はホテル近くで朝ごはん

＠Yee Fung Laksa

朝から活気があります。

ここのラクサはクリーミーでコクがあって、途中でカラマンシーを絞って爽やかさもプラスされ本当に美味しかった！KLにあったら通いたい味。

快晴！

レンタカーは昼から借りる予定なのでしばし散歩。

普段海から離れてるから海の街はいいねぇ。

魚市場も見たかったけど外からマーケットをぶらっと見ただけ。。。

そういやこの日はマレーシアの建国記念日だった気がします。

レンタカー屋さんが来る前にお昼を食べたくて、あと下着を忘れたのでそれを買いに大きなモールへ行ってみました。

ふと入ったモールの食堂が海を見渡せるロケーションにあったのでここでランチ。

なんにしようかな。。。

ホッケンミーとローストダック。

景色は抜群、味はイマイチ。バランスが良い。

Facebookで見つけたレンタカー屋さんにホテルの前まで車を持ってきてもらい、いざ出発！

コタキナバルから約３時間かけてボルネオ島の一番端っこまで向かいます。

高速道路はないけど幹線道路なので信号も少なく、渋滞もあまり無かったので快適な道中でした。

Tip of Borneoのちょい手前にある宿に到着！

そしてその目の前に広がるビーチ！きれい！

サッカーしてる地元の子供

ただすでに日も差し掛かっていたのでビーチはこれぐらいにしてTip of Borneo、ボルネオの端っこに夕日を見に行くことにします。

宿から車を走らせること約１分でTip of Borneoに到着！

久しぶりに観光地に来て久しぶりにこういうの見た気がします。

Tip of Borneo！

少し雲がかってるけど夕日が見れるかな？

崖下に降りることができたのでもちろん降りてみました。

足元は岩場に泥が積もっていてすべりやすく、目の前で豪快にコケている人もいたので気をつけねば、と思っていたら。。。



やってしまいました。思いっきりコケました。左肩を強打して息ができないぐらい痛くてこれは完全に骨が折れたな、と確信。

周りの観光客に心配されながら、意地で最後に夕日の写真を撮って、痛みをこらえて宿へ。

さて困ったことにここはTip of Borneo、そうボルネオ島の端っこ。

救急車も、タクシーも、呼んでもいつ来るか分からない。宿の人によると最寄りの町クダッに公立病院があって緊急対応をしているそうなので自力で向かいます。

左腕は使い物にならないので右手一本で３０分ほどドライブして病院へ。

先生に見てもらってレントゲン技師を呼んでもらい、やっぱり骨折と判明。


とりあえずこの日はギプスで左肩を固めてもらい、またまた右手一本で宿に戻ります。病院まで車を運転して来た、明日コタキナバルまで３時間運転して帰る、と言ったときの、聞かなかったことにすると決めた先生の無表情な顔は忘れませんｗ　

でもこの先生はKLに帰ってからもWhatsAppで肩の状態を確認する為に連絡してくれたりして本当に感謝してます。

本当は2泊する予定だったけど1泊で切り上げて翌朝すぐにコタキナバル空港まで3時間かけて右手一本で運転して戻り、KLまでのフライトの日程変更をして帰宅しました。

KLに戻って2日後に大きな病院で改めて先生に診てもらい、さらに3日後に入院、翌日に手術しました。

本当に幸運だったのがクレジットカードの海外旅行保険がまだ有効だったこと。これで手術費、入院費、さらには手術後のリハビリ、病院までの交通費も全てカバーされます。

手術から約4か月経ち、まだ完治はしてませんが週2回のリハビリのおかげで肩の可動域もずいぶんと広がりました。

なんとか保険の切れる2月末までに完治しなければ！


そんな訳で人生最大の旅行トラブルでした。