秋のウラジオストック旅

2018/10/09 - 2018/10/09

10月にウラジオストックを二泊三日で旅行してきました。日本から三時間ほどで行けるヨーロッパ。とても気に入りました！今回はそのレポートです。
表紙の写真は中央駅に向かう途中にあったどなたかの胸像。こういったモニュメントが多いのが旧社会主義国だなと思った次第。

エリア ウラジオストック(ロシア)

成田空港から、オーロラ航空にてウラジオストックに飛びます。小型のプロペラ機です。

成田国際空港 空港

これが機内。特にボロッちいとかそんなことはありません。が、後程トイレに立って、その狭さに閉口しました。立つのがやっとなんですよ。身体の不自由な方は、自分の乗る機種を確認し、トイレ対策を万全にしておくことをお勧めします。

成田国際空港 空港

飛行中、軽食はなくドリンクのみでした。
結構振動音がうるさかったので、気になる方は耳栓を持っていくとよいかも。

さて、そうこうしているうちにウラジオストック空港に到着しました。

ウラジオストック国際空港 (VVO) 空港

これが外から見たところ。近代的でカッコいい。

ウラジオストック国際空港 (VVO) 空港

空港からタクシーに乗り込みます。
空港にあるカウンターでタクシーを頼み、料金を払うとこのような領収書をくれ、タクシーの番号を教えてもらえます。これを持って外へ行き、自分が乗り込むタクシーの番号を探します。といっても、だいたいタクシーの運転手が探しに来てくれるみたいなので、まあ心配することはないと思います。

タクシーに乗り込んで、さあ出発。行先をプリントしたものとかを見せると運転手もすぐ理解してくれます。
ちなみに、荷物を運んでくれようが何しようが、別にチップを払う必要はありません。すべて最初に支払った料金に含まれています。

今夜のお宿であるヴラド・マリンインに到着したころには、すっかり日が暮れていました。空港から中心街まで、小一時間はかかったと思います。

ウラド マリン イン ホテル

私がこの日予約したのは、バストイレ共同のツインルーム。部屋はブルーでまとめられたキレイなものでした。

ウラド マリン イン ホテル

このようなアメニティもあります。
でも…ここ、カプセルホテルも併設しているのですが、問題はここを多く利用している韓国人の若い子たちでした。とにかく騒ぐ…。共同キッチンでも夜遅くまで騒ぐ。
加えて、共用バストイレですが、電灯のスイッチが外に付いているため、通りがかりの方に何気なく消されてしまうと本当に真っ暗になってしまい、手も足も出ません。シャワー中に電気を消されてしまった私は悲惨な目に遭いました。豆懐中電灯みたいなものを持って入るといいかもしれません。

ウラド マリン イン ホテル

ホテルに荷物を置いて、とりあえず外に出ます。
噴水通りを歩いてみました。夜八時近く。すでに閉まっている店もありましたが、まだまだ人通りは多かったです。ベンチに座って、おしゃべりしたり、近くのファストフード店などから調達した食べ物やドリンクなどを楽しんでいる方が多かったですね。

噴水通り 散歩・街歩き

私も夕食がまだなのでお腹がペコペコです。この８minutという大衆食堂でいただくことにしました。

今風でオシャレなんだけど、一方で旧ソ連的な雰囲気も醸し出している大衆食堂です。

モニターでは、ソ連時代のドラマやなんかを放映しています。これがなんともノスタルジックでよい。大げさな時代劇とか。言葉がわからなくても楽しめると思います。

こちらはバーカウンター。料理もバーの飲み物も支払いは同じレジで。バーの飲み物を注文すると、レジの女性がバー担当の方に何かを言いつけていました。すると、バー担当が注文の品を用意する。私はその品をもらって席につきました。

この日のメニュー。野菜の煮込みと、マヨネーズあえのサラダ。そして冷え冷えのビール。マヨネーズはロシア人の好物なんですよね。
ビールが美味しかった！けど、ロシアのビールではなかったのが残念。

さらにブラブラ歩いてバスターミナルのある広場に来ました。ここの広場に面して、クローバーハウスというショッピングセンターがあります。

クローバーハウス ショッピングセンター

クローバーハウスでは、地下スーパーのフレッシュ２５がお勧め。お土産が手ごろな値段で調達できます。
これはお酒のコーナー。日本では手に入りにくいカフカスのお酒も置いてあります。ただし、お酒の販売は夜10時までです。それ以降はこのコーナーは立入禁止になります。

フレッシュ25 スーパー・コンビニ

お総菜コーナーも充実しています。レストランに行く手間やコストを省きたい方は要チェックです。手軽にロシアングルメが楽しめます。

フレッシュ25 スーパー・コンビニ

それ以外にも、ロシア人が日常的に買う食料品やなんかがとても充実しています。値段もお手頃なのでお土産にお勧めです。

フレッシュ25 スーパー・コンビニ

お菓子や蜂蜜類も充実。
ただ、ここも、韓国人旅行者がすごく多くて、レジには長蛇の列が出来ていました。加えてロシア人のレジは、日本人みたいにてきぱきしていません。なかなか支払いが終わらない…。
このスーパーは24時間営業なので、朝早くに行くとほとんど人がおらず、楽に買い物が出来ます。弾丸旅行で時間を効率的に使いたい方は、朝に訪れてみてはいかがでしょうか。
私はこの時は買い物をあきらめ、疲れたことだし、とりあえずホテルに戻ることにしました。買い物は明日！

フレッシュ25 スーパー・コンビニ

翌朝。ウラド・マリンインの共有キッチンにて。ウォーターサーバーがあるので、重たいミネラルウォーターのボトルを買う必要がありませんでした。アイロンもこの部屋にありました。

ウラド マリン イン ホテル

キッチンのカウンター席。窓からの眺めは良かったです。

ウラド マリン イン ホテル

早速ウラジオストックの散策を開始！朝日の当たる建物。日本から三時間ほどで、ここはもうヨーロッパの風景でした。

この旅行記へのコメント （2）

• harusuさん 2021/10/05 12:55:03

  10月のウラジオストック

  ディアーヌさん はじめまして。(^○^)　
  
  一部のロシア都市への入国に簡易電子ピザが設定されたので以前から行きたかった『ウラジオストック』で、タマネギ頭のロシア正教会を見て、ボルシチを食べる希望があったのですが、コロナウイルス（COVID-19）の蔓延で2年以上もどっ～こにも出かけていません。(>_<)
  10月のこの時期のディアーヌさんのウラジオストック旅行記を拝見しながら、色々と妄想して気を休めています。参考になり、ありがとうございます。
  これからも、お邪魔します！
  　by harusu

  ディアーヌさん からの返信 2021/10/05 20:27:46

  ありがとうございます

  harusu様、はじめまして。ご覧いただき有難うございます(^^)
  
  私もこの2年間、全く海外に行くことが出来ません。それどころか国内もあまり移動できない状況です。
  こういう時こそレッツ・妄想でございます。私もharusu様のマルタ旅行記を拝見させていただき、20年ほど前に訪れたマルタの風景を懐かしく思い出しました。解放的な格好のマルタ人が闊歩する一方で、慎み深い修道服に身を包んだ修道女や修道士をしばしば見かけたのを覚えています。また行きたいです。
  また、トルコにも訪れたことがおありなのですね。これも嬉しく思いました。私も、トルコが大好きなんですよ！
  一方はカトリック、一方はイスラムの国ですが、どちらも共通しているのがネコ大国だということですね。やはり猫は世界を超越した存在なのです、たぶん(^_-)-☆
  このような思いを抱かせていただき、私こそお礼を申し上げます。
  
  また自由に旅行できるようになったら、ぜひウラジオストクにも訪れてみてください。
  優美なヨーロッパ建築が並ぶ一方で、共産趣味な建築物・オブジェ・塑像などが楽しめる素晴らしい所です。
  美味しい物も沢山ありますが、私のお勧めはアイスクリームです。それもその辺の雑貨屋の店頭のケースにある、一番安い（確か３０〜５０円ぐらい）の、いかにもソビエトなアイスクリーム。カップの中にまん丸くアイスクリームが入ってるものです。美味しいんですよ、これが。
  そして素晴らしいことに、ウラジオストクもネコが自由に行動する所なのですよ(^-^)
  
  harusu様が、楽しい旅を常に続けられますようお祈りしております。