東北２０２０夏旅行記　【９】仙台

2020/07/22 - 2020/07/25

本来ならば東京五輪開幕の2020年7月4連休ですが、世界中に広がる新型コロナウィルス感染拡大によって五輪中止。そのコロナウィルス、一時期国内では感染が収まっていましたが、この7月になって再び感染者が全国的に拡大してきました。旅行断念することも考えましたがせっかくの貴重な4連休なので、公共の交通手段は控えてマイカーで宮城県を中心に東北を廻ることにしました。
今回は松島を始め三陸海岸を多く巡りました。前日の天気予報に反して最初の3日間は実に良い晴天に恵まれました。日本三景の一つ松島は無論、初めて訪問する宮城県側および岩手県南部の三陸海岸の景色も青空の下、最高の光景が見られました。また久しぶりに訪れた中尊寺もスケールの大きさを見せつけられました。そして初めて訪れる白石城も美しい天守閣を見ることができました。

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スケジュール

　7月22日　自宅－（自家用車）松島観光－大高森観光－松島　[松島泊]
　7月23日　松島－石巻観光－女川観光－南三陸観光－気仙沼観光－
大船渡観光－厳美渓　[厳美渓泊]
★7月24日　厳美渓観光－平泉観光－猊鼻渓観光－仙台　[仙台泊]
★7月25日　仙台観光－白石観光－自宅

エリア 仙台(宮城)

• 旅行の満足度: 3.5

猊鼻渓で営業時間短縮のため舟下りができずわずかな滞在時間で後にして、仙台に向かいます。猊鼻渓から平泉に戻って東北自動車道に乗ります。時刻は16時頃です。

岩手県と宮城県境付近は森林の中走ります。

最初のS.Aで休憩します。

東北自動車道で約1時間後、降りる仙台宮城I.Cに近づいてきました。平泉から仙台は距離がありますが、東北自動車道では1時間ほどで行けます。

17時45分頃、仙台のホテルにチェックインします。場所はJR仙台駅からメトロで1駅の広瀬通駅の地上を上がると目の前にあります。仙台駅からも歩ける距離です。レセプションで検温を受けます。

チェックインして30分ほど休憩後、ホテルから徒歩約10分にある有名牛タン店へ。仙台の名物と言えば何と言っても牛タンですね。ちょっと密が気になりますが、味は最高です！

コロナ感染のため、連休中の仙台の繁華街にもかかわらず人はまばらです。

19時台でそのままホテルに戻るのももったいないので、仙台駅へ行きます。車なので明日仙台市内のお土産屋に行けるかどうかわかりません。仙台駅でお土産を買いに行こうと思います。

アーケード通りもまばらです。

先ほどの牛タン店がある国分町付近からJR仙台駅まで歩くとさすがに時間がかかります。20分以上かかったでしょうか。駅地下でお土産コーナーはまだ開いていました。色々あってどれを買うか迷いましたが、何と言ってもずんだ餅は前回買ったときに超美味しかったので、ずんだ餅は2種類買ってしまいました。

駅ビル3Fに牛タン通りとすし通りがあります。ここに牛タン店とすし店が乱立しています。

仙台に来たからには牛タンだけではなく寿司も食べたくなりました。昨日訪れた気仙沼産のネタです。牛タン食べた後なので量は少なめで高級ネタを。お世辞抜きで本当に美味しかったです。大トロ何て絶品です。
仙台駅からホテルへは歩けますが雨が降ってきたのでメトロを利用しました。21時過ぎにホテルに戻りました。
こうしてこの日は厳美渓、平泉、猊鼻渓ちょこっと観光後、仙台へ移動しました。明日最終日は仙台市内と白石を観光して帰宅します。

7月25日

旅行最終日は仙台市内と白石を観光して帰宅します。

朝7時15分頃、ホテルで朝食を摂ります。メニューは少ないながらもバイキング形式で、カレーまでありました。仙台の繁華街で一人部屋で奇麗でバイキングの朝食付きながら6,000円なのでお得な気分です。

ホテルチェックアウト後、仙台市の郊外にある瑞鳳殿を観光します。瑞鳳殿を訪れるのは初めてです。朝8時半過ぎ、瑞鳳殿の駐車場に到着。駐車場から入口まで写真のように巨大な松の木の中を歩きます。瑞巌寺といい中尊寺といい、東北の寺院は建物の周りは松の木並木があるのが特徴なのでしょうか。

瑞鳳殿は初めて訪問します。仙台駅から離れているので行きにくい面もありました。今日はあいにく旅行最終日にして雨です。

さらに階段があります。瑞鳳殿の境内も広大ですね。瑞巌寺、中尊寺にしても東北の寺院の境内は広大です。チケット売り場までも結構歩きますが、その途中の風景も良いです。

そして長い上り坂の階段です。

ようやくチケット売り場に到着です。瑞鳳殿は伊達政宗が亡くなった1636年の翌年に遺命により造営された霊屋です。

瑞鳳殿の入口です。涅槃門です。

門をくぐってからの裏側の涅槃門です。艶やかな扉の装飾で美しいですね！

そしてこれが本殿の門でしょうか。この門も上部の金箔の装飾と赤い窓が美しいですね！

そして瑞鳳殿です！何という美しい霊屋でしょうか！超感動します！

第2次世界大戦で焼失して1979年に再建、2001年に修築されました。

本殿に近づきます。一層艶やかで超美しいですね！絶句してしまいます！

最後の扉をくぐって、本殿の間近へ。日光東照宮に似た装飾、艶やかさも負けていませんね！

京都とはまた違った装飾の歴史建造物ですね！再建とはいえ、江戸時代初期としては物凄い霊廟ですね！絶句してしまいます！

特に上部は日光東照宮に似ていて、引けを取らない素晴らしい装飾です！

雨模様で光の当たり方も良くないですが、それでも何の言葉も出ないほど美しい霊屋です！これほど美しい霊廟は初めてですね！

資料館ですが時間の都合上、残念ながら今日はパスします。

斜めから見た涅槃門です。これもいい光景ですね！

弔魂碑。幕末維新の戊辰戦争で亡くなった仙台藩や米沢藩の兵士を弔う塔です。

瑞鳳殿以外にもいくつかの霊屋があります。

これも門越しに金箔など艶やかな装飾が見えます。門をくぐるのが楽しみです。

感仙殿です。政宗の息子で2代目仙台藩主、忠宗の霊屋です。これも日の当たり方が余り良くないですが、何という艶やかで美しい霊屋でしょうか！絶句します！

本当に言葉が出ないほど超美しくて感動します！

右側にもう一つの霊屋、善応殿があります。3代藩主綱宗の霊屋です。

間近で善応殿。何という美しい壁、天井の装飾品でしょうか！仙台にこれほど美しい歴史建造物が瑞鳳殿含めて３つもあるとは！

ズームアップすると、金箔の装飾が一層美しいですね！感仙殿と共に絶句してしまいます！

3つの霊屋の他に、妙雲界廟という9代藩主、11代藩主夫妻の霊廟があります。

一通り見どころを見て駐車場に戻ります。それにしても3つの霊屋にはビックリ！本当に絶句するほど美しく感動しました！

駐車場に戻る途中、名前はわかりませんが寺院があったので立ち寄ります。

中々趣のある寺院ですね。

約1時間、瑞鳳殿に滞在しました。

車から青葉城跡近くを撮影。天気が良ければ青葉城跡に立ち寄ってもいいですが、あいにくの天気なので城跡ですので今回はパスします。

次は大崎八幡宮です。これも伊達政宗の命により当時の名工を招いて造営した社殿です。

松島の瑞巌寺、先ほどの瑞鳳殿といい、政宗の遺命によって豪華絢爛な建物が結構あるのですね。

ここも入口から社殿まで長い参道と階段があります。

御社殿の手前、長床という建物です。

メッセージの山ですね。

長床を通過して御社殿の境内へ。

天井の金箔の装飾が美しいですね。右半分は今は非公開でしょうか。

斜めから御社殿を眺めても美しい景観ですね！

反対の斜め側から見ても素晴らしい景観です！

時刻は午前10時15分頃。これにて仙台での観光は終了です。

帰りはもちろん東北自動車道で首都圏に戻りますが、ついでに白石に立ち寄ります。仙台と白石の間にある菅生S.Aで休憩を取ります。ここでも仙台や松島の名産がいっぱい売っています。この後、最後の観光地の白石へ。旅行記【１０】へ続く。